目の下や周りのブツブツの3つの種類の原因と対策方法

目元はデリケートな部分なのでブツブツができたり何かできものができて悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
目の下にできるブツブツには、3つの種類があります。
どんなにケアしても治らなかったり、悪化してしまったという方はケア方法が間違っている可能性もあります。
目元は、一番目に付く場所でもあるので正しいケアしてならないように予防しましょう!
この記事では目の下のブツブツの原因や対策についてまとめました。
あなたが気になってることはありますか?
目の下のブツブツの3つの種類の特徴と原因
目の下にブツブツには3つの種類があり、それぞれ特徴もあります。
どのような特徴があり、どうしてできてしまうのでしょうか?!種類や原因についてご紹介します!
白いブツブツは稗粒腫
稗粒腫 は、子供や女性に多いと言われています。1~3 mmの大きさで、角質が溜まることによってできるそうです。
目の周りは皮膚が薄く毛穴の数も少ないことから角質の逃げ道がなくなり、目の周りに出来やすいと言われています。
特に、痒みなどの症状もなく放っておいても良いそうです。
黄色のブツブツは汗管腫
汗管腫は、1~5mmの大きさで複数できることもあり水滴のような形になる場合もあるそうです。
稗粒腫と同じで目の周りにできることが多く、特に痒みや痛みもないので体に害を及ぼすことはありません。
汗管腫ができる理由は、はっきりとわかっていませんが、汗を出すエクリン腺が増えることや遺伝的なことがあげられます。
イボ
汗管腫や 稗粒腫のほかに 尋常性疣贅や扁平疣贅などの可能性もあります。
ヒトパピローマウイルスなどに感染してしまったことが原因と言われ、イボを引っ掻いたりしてしまうと増えてしまうこともあるようです。
稗粒腫の場合の治す方法
稗粒腫は、にきびが治った後ややけどの後にもできる可能性があるそうです。
明確な原因や予防法はわかっていませんが、稗粒腫は放っておいても問題はないそうです。
気になる場合は皮膚科などで取り除くことも可能です。皮膚科での治療は保険もきくので、1,000円前後で治療が行えるそうです。
皮膚科で治療をする
稗粒腫ができる理由はわかっていませんが、子供から高齢者まで男女関係なくでてしまうことがあるようです。
稗粒腫は、一度の治療で全部取り除くことができ、皮膚科や形成外科で受けることができます。
保険も適用され病院にもよりますが、1500円前後で受診することができます。
針治療
稗粒腫に針で穴を開け、角質を取り除く方法です。
麻酔をする皮膚科もありますが、ほとんどが麻酔をせずに行う場所が多いので、チクッとした痛みを伴う場合があります。
レーザー治療
稗粒腫にレーザーで穴を開けて膿みを出す方法です。
レーザー治療は傷が残りにくい方法で個人差はありますが、一週間ほどで赤みも消えるそうです。
化粧も一週間ほどてできるそうですが、必ず医師に確認をとり行うことをおすすめします!
液体窒素で焼く治療
完全に取り除くことはできませんが、減らすことができます。
マイナス190℃の液体窒素につけた綿棒を稗粒腫に当てて細胞を壊します。
治療後は、色素沈着が起こり、完全に消えるまでは半年から1年かかる場合もあるそうです。液体窒素での治療は跡が残る可能性もあります。
ケミカルピーリングをする
ケミカルピーリングは、古い角質を剥がすという方法ですが、 稗粒腫にも効果があるのでしょうか?
ピーリングによって稗粒腫が治るかははっきりとわかっていませんが、治りやすくなる可能性はあると言われています。
ピーリングをすれば、古い角質がはがれ落ち皮膚の生まれ変わりを正常にしてくれます。
稗粒腫を治すためにケミカルピーリングを行う場所は少ないそうです。
汗管腫の場合の治す方法
汗管腫ができる理由は、はっきりとわかっていませんが脂質や糖質など偏った食事をしているとできる可能性があると言われています。
汗管腫ができないように予防するには、肉料理やお菓子、インスタント食品などはなるべく控え野菜や豆腐などを中心とした食事を摂ることをおすすめします!
しかし、できてしまった汗管腫にはどのような治療法があるのでしょうか?!
皮膚科で治療をする
汗管腫は悪性化するものではないので治療する必要はないと言われていますが、美容上の悩みになる可能性があり元の肌に戻す治療法はありません。
最近炭酸ガスレーザーという治療法を行う皮膚科があるようですが瘢痕が残ってしまったりと満足できる状態にできない可能性もあるようです。
炭酸ガスレーザーと高周波の治療法についてご紹介します!
炭酸ガスレーザー(汗管腫)
炭酸ガスレーザーでの治療は、汗管腫ができている部分を削るので傷が深く、元の状態に戻るまでには1週間ほどかかるそうです。
1週間経っても傷や赤みは残ってしまう場合もあります。
高周波
汗管腫1つ1つに針を刺し、針から高周波を照射するという治療法です。
効果はすぐには現れず1ヶ月ほどかかるそうです。治療後は、しばらく赤みが残ってしまう可能性もあります。
塗り薬のアダパレン
汗管腫を皮膚科で治療するときは、炭酸ガスレーザーを多く用いられるそうですがニキビの治療に用いられるアダパレンという塗り薬が効果的という報告が上がっているそうです。
アダパレンという塗り薬は、主に毛穴治療、小じわ、キメを整えるために使われる薬で、毛穴の角化を抑えニキビをできにくくする効果が期待できます。
イボの場合の治す方法
良性のイボは治療しなくてもよいそうですが、尋常性疣贅などのウイルス性の場合は放置してしまうと他の部分に広がってしまう可能性があるので自分で判断せずに、病院で診断してもらうことをおすすめします。
最近では、液体窒素による治療法が用いられるそうですが、ウイルス性のイボの場合は効果がある治療法は見つかっていないそうです。
皮膚科で治療する
イボを治すには、皮膚科や美容クリニックに通う方法、市販の薬で治療する方法、民間療法など様々な治療法があります。
自己判断でケアしてしまうと悪化してしまう可能性もあるので病院で診てもらうことをおすすめします。
今回は、レーザー治療、液体窒素での治療、内服薬での治療についてご紹介します!
炭酸ガスレーザー(イボ)
イボを丸ごと取り除くという方法もあります。イボの部分だけを取り除くので傷跡も残りにくく個人差はありますが、あまり痛みがないのが特徴です。取り除く時も出血が少なくてすむ治療法です。
液体窒素療法
液体窒素でイボを焼いてしまうという治療法は昔から用いられていました。低温火傷を起こし除去するという方法なので人によって強い痛みを生じる場合もあります。
イボはウイルスが皮膚の奥まで侵入し根を張ってできることが多いので表面は治ったとしてもまた再発する可能性もあります。傷口が他のウイルスに感染しないよう治療後はしっかりケアする必要があります。
治療は個人差がありますが、3か月から1年ほど通院する必要があります。
ヨクイニン
内服薬で除去するという方法もあり、効果が期待できる内服薬にはヨクイニンというものがあります。
日本ではハトムギとして親しまれていたもので、青年性扁平疣贅というものに処方されていた薬です。
ヨクイニンには、タンパク質やビタミン、カルシウム、カリウム、鉄などが多く含まれており、イボの治療に効果があるだけでなく免疫力向上、吹き出物にも効果が期待できるそうです。
炭酸ガスレーザーや液体窒素療法と違って痛みは伴いませんが、効果を実感できるまでには時間がかかるそうです。
目の下にブツブツを作らない7つの予防法
目の下にブツブツができてしまうと治療するのにお金や時間もかかってしまい、治療法によっては痛みを伴うものもあります。
ブツブツができる前に予防できることは予防してできないようにしましょう!
1.洗顔の方法を見直して余分な皮脂や汚れを落とす
洗顔は肌トラブルを起こさないために一番大切な予防法です。毎日洗顔しているけどブツブツができたり、肌トラブルを起こしている人は間違ったケアをしている可能性があります。
間違ったケアや汚れが落ち切れていないと毛穴の奥にある袋にどんどん溜まっていってしまい、稗粒種ができやすくなってしまいます。毎日ケアすることはもちろんですが、清潔に肌を保つために週に1回程度のピーリングをプラスしてみてはいかがでしょうか?!
正しい洗顔は、1日に何回も顔を洗う人は何度も洗顔料を使わずに1回にする、ゴシゴシ顔を洗わない、しっかりと泡を立ててから洗う、ぬるま湯でしっかりとすすぐことが大切です。1日に何度も洗顔料を使って洗ってしまうと必要な皮脂まで落としてしまい肌を乾燥させる原因になってしまいます。
2.しっかり保湿をする
洗顔やピーリングでしっかりケアしてもそのままにしていれば乾燥し、皮脂の過剰分泌で毛穴が詰まってしまいます。そうならないために、しっかりと保湿する必要があります。
毛穴にしっかりと化粧水を浸透させ、乳液やクリームで潤いを閉じ込める必要があります。保湿成分が入っているものを選ぶことも大切ですが、ビタミンCは毛穴を引き締め皮脂の過剰分泌を抑える効果も期待できることからビタミンC配合にものもおすすめです。
3.ピーリングを定期的にする
ピーリングは、古い角質を取り除き皮膚の生まれ変わりを正常にするという方法です。
やりすぎてしまうと肌に刺激を与えすぎてしまい肌がボロボロになってしまう可能性があります。
ピーリングを行う人は4つのことを守って行いましょう!
1.夜行う
朝は肌が敏感になっているので洗顔料で肌に刺激を与えてしまう可能性があるので夜行うことをおすすめします。
2.日焼けをしない
ピーリングを行った後の肌は皮膚が剥がれ落ちている状態なので、外部の刺激から肌を守れないのでシミやそばかすなどができる原因になるので紫外線を浴びない様にしましょう!
3.保湿をしっかりと行う
ピーリングを行った後の肌を水分が不足している可能性があるので、化粧水や乳液でしっかりと保湿することが大切です。
4.頻繁にピーリングを行わない
ピーリングは、角質を剥がし、溶かして、削り取るという方法なので毎日行ってしまうと刺激を与えすぎてしまうので肌がボロボロになってしまう可能性があります。10日に1回や1週間に1回を目安に行うことをおすすめします!
4.ビタミンB,A6、Cが含まれている食材を食べる
目の下にブツブツができないようにするためには、皮膚の生まれ変わりを正常に行えるようにしなくてはなりません。そのために、効果的なものがビタミンCです。ビタミンC以外にもビタミンBやビタミンA6も効果的です。
ビタミンCには、果物類、ほうれん草、イモ類、ビタミンBにはレバー、バナナ、大豆製品、ビタミンAにはレバー、緑黄色野菜、ウナギなどがあります。
5.油物は控える
油物のほかに辛い物や糖質の多い物などを食べていると、皮脂の分泌量が多くなってしまい毛穴につまる原因になるので注意が必要です。
6.紫外線対策をしっかりする
乾燥は目の下のブツブツ以外にもさまざまな肌トラブルを引き起こす原因になります。
乾燥によって皮膚の生まれ変わりが正常に行えなくなってしまうのでサングラスなどで紫外線対策することをおすすめします。
7.化粧を濃くしないようにする
シミやそばかすなど肌にできたものを隠そうとついつい化粧が濃くなってしまう人もいるのではないでしょうか?
化粧が濃くなってしまうと落とすときに、ゴシゴシ洗ってしまう原因になり肌に刺激を与えてしまうことにもなるので薄めの化粧を心がけましょう!
まとめ
しっかり目元をケアしているのに目元にブツブツできてしまったという人は、間違ったケアをしている可能性があるので正しいケア方法を行いましょう!もう一度今回の記事についてご紹介します!
☑自己判断せず皮膚科で治療する
☑ブツブツの種類によって治療法が異なる
☑ニキビ治療に使われるヨクイニンも効果的
☑しっかりとした洗顔が予防に繋がる
☑乾燥しないように保湿をしっかり行う
☑古い角質をピーリングで剥がす
☑ターンオーバーを促す食べ物を食べる
☑乾燥を防ぐため紫外線対策をしっかり行う
☑薄めの化粧を心がける
出来てしまってから治すには、時間もお金もかかってしまうのでできないようにしっかりとケアしましょう!