ホクロって増えるの!?ホクロが多い人の6つの原因とは!?

顔や体のあちこちにできるほくろ。
できる場所によっては、勘弁してよ!っと思ってしまう人もいるのではないでしょうか?
特に顔にできるほくろは気になりますよね。
女性の場合、ほくろのせいでコンプレックスを持ってしまっている人もいるほど。
そんなほくろですが、今回の記事ではほくろについて
・ほくろには先天性と後天性がある
・ほくろが多い人の原因
・病気の原因のほくろ
・ほくろの予防方
・ほくろの消し方
などについてご紹介します。
あなたが気になってることはありますか?
「先天性」と「後天性」のほくろがある
ほくろには生まれたときからある先天性のものと、大人になるまでの過程でできた後天性のものがあります。
ほくろは何個からが多いの?
ほくろが多いといわれている人にとっては、ほくろが少しでもできてしまうと気になって仕方ないでしょう。
では、ほくろは何個からが多いといわれるのか気になりますよね。
ほくろは、大きいものだけでなく小さいものもあり、体全体にできるため合わせると意外にたくさんあるようです。
ただ、できやすいのは紫外線を真面に浴びる顔、手、足でしょう。
特に、日に焼けしやすい人ならほくろできやすいといわれています。
何個からが多いかというと、一箇所に固まって大きなほくろができていると数個でも多く感じてしまいます。
例えば、顔の頬にまとめて5~6個くらいできていても多いように感じますが、背中や足に5~6個できていてもあまり多いとは思いませんよね。
ほくろはできる場所によっても数の多さの感じ方は変わってくるようですね。
ほくろが多い人の6つの原因
ほくろが多い人と少ない人がいますが、どうしてなのでしょう?
「ほくろの数を数えると増える」なんて噂もありますが、ほくろは何らかの原因で増えるようなのです。
次はほくろが多い原因について説明します。
原因1.遺伝によるもの
ほくろは色素性母斑、母斑細胞母斑といわれ紫外線などによる色素沈着が主な原因のようです。
生まれたての赤ちゃんが両親と同じところに同じようなほくろがある遺伝的なものもあります。
遺伝とほくろの関係は、確かな根拠は見つかっていないようですが、遺伝的にほくろができやすい体質というのはあるようです。
例えば、紫外線を吸収しやすくメラニンが生成されやすい人は大人になったらほくろが急激に増え場合もあると言われております。
原因2.紫外線によるもの
ほくろは紫外線によりメラノサイトがメラニンを生成します。
ご存知メラニンは色素沈着をおこしてしまうとシミやソバカスの元凶になるといわれていますよね。
ほくろも紫外線を大量に浴びてしまうと、色素沈着してしまい増えてしまうこともあるようなのです。
もともと日焼けしやすくシミやソバカスになりやすい体質の人は、ほくろもできやすく放っておくと増えてしまうこともあるようです。
原因3.外部から刺激によるもの
ほくろが多い人は、外部からの刺激が原因となることもあります。
例えば、ニキビや吹き出物を潰してしまいそこから細菌が入り、膿んだりすると跡が残ることがありますよね。
そこがシミになり、やがてほくろになってしまうこともあるようです。
ニキビ跡がいつの間にかほくろになっていた……。なんてこと経験ありませんか?
また、引っ掻き傷や擦り傷のかさぶたを無理にめくってしまい跡が残ることでももほくろの原因になることも。
原因4.生活習慣の乱れやストレスによるもの
ほくろと生活習慣の乱れやストレスなんて関係あるの?
そんなふうに思う人も多いかもしれませんが、実はほくろは生活習慣の乱れやストレスにとても弱いのです。
乱れた生活をしたりストレスをためてしまうと、お肌のターンオーバーのサイクルに乱れが生じてしまいます。
通常お肌のターンオーバー は1カ月から1カ月半くらいのものです。そのときにシミや角質、ニキビ肌もリセットされ新しい皮膚に生まれかわります。
ほくろも同じこと。
まだ薄いほくろなら、お肌が規則正しくターンオーバーをくりかえしているうちに薄くなり無くなる可能性も十分期待できるのです。
原因5.ホルモンバランスの乱れによるもの
女性の場合ホルモンバランスを崩しやすく、そのことが原因でほくろが一気に増えしまうことがあります。
ホルモンバランスが乱れやすい生理前や妊娠中、更年期年齢の女性はお肌の再生機能などが弱ってしまいます。
そのため、ホルモンバランスが乱れやすい時期は、メラニンが色素沈着しやすくほくろやシミができやすくなってしまいます。
原因6.ストレスによるもの
ストレスによってほくろが急激に増えることもあります。
ストレスは自律神経のバランスを崩してしまいます。
イライラしたり、悩みごとあったりすると夜中に交感神経が活発になりすぎてしまいます。
本来、副交感神経に切り替わらる夜なのに、交感神経か活発になると睡眠不足になり寝ている間に行われるお肌の新陳代謝ができなくなってしまいます。
新陳代謝が低下すると、お肌の再生機能が低下してしまいシミやほくろが消えずに残ってしまいます。
なんだか、最近ほくろが増えてきたかも?!と思うのは、体の中に溜まり過ぎてるストレスのせいかもしれませんよね。
病気の可能性があるほくろ
ただのほくろだと思っていたら、実は怖い病気だった……。なんてことも!
そんな病気の可能性があるほくろについてご紹介します。
メラノーマとほくろの違い
メラノーマとは、皮膚ガンの一種で悪性黒色腫ともよばれている怖い病気です。
メラノーマは皮膚の色素であるメラニンを生成するメラノサイトという細胞がガン化したものです。メラノーマの厄介なところは、体のあちこちにできることです。顔はもちろん、爪や鼻の穴、肛門までできる恐ろしい皮膚ガンです。
メラノーマもほくろのように茶色や黒い色をしているため、見分け方を知っておくと良いですよね。
メラノーマとほくろの一番の違いは形です。
ほくろは左右対称なのに対して、メラノーマは左右非対称です。輪郭がギザギザと滲んだようになっているのもメラノーマの特徴なのです。
色も黒や褐色が混ざりあいグラデーションのようになっています。それに比べ、ほくろの色は茶褐色や黒などどちらかといえば単色です。
メラノーマは大きさは6ミリ以上と大きいものもあるようです。
ほくろが多いと乳がんのリスクが高まる!?
ほくろが多いことでなりやすい病気があるという噂があるのですが本当でしょうか?
ほくろが多いとなるリスクが高いといわれているのは女性特有の病気である乳がんです。
海外で調査した結果ほくろが多い女性は乳がんになっている人が多かったということから、ほくろと乳がんが女性ホルモンが関係しているかもしれないということが言われています。
確かに、女性ホルモンが多くなる妊娠中にほくろが増える人もいますよね。
食生活の欧米化などから、体格の大きな女性が増えたり女性ホルモンの分泌量が多くなる傾向もあり、ほくろが多い=乳がんと言われているのでしょう。
ほくろが増えない為の4つの対策
できれば増えたくないほくろ。
その為には自分でできるケア方法を試してみましょう。
対策1.紫外線対策をする
紫外線を浴びすぎてしまうとメラニンが色素沈着を起こしてしまいます。
そこで紫外線対策をしっかりすることが大切です。
・帽子や日傘を使う
・紫外線が強い時間帯の外出を避けるようにする
・紫外線を浴びたらローションパックやスチーマーなどで保湿をする
・美白効果があるビタミンなどのサプリメントを使う
など、紫外線からお肌を守りほくろが増えるのを防ぐよう心がけましょう。
対策2.バランスの良い食事をする
ほくろが増えない為には食生活も大切です。
お肌に良い効果をあたえてくれる栄養素が入ったものを食べるようにしましょう。
皮膚粘膜の再生に良いと言われているビタミンAはもちろん、骨、筋肉、髪、皮膚などをつくるビタミン類、美肌効果や免疫力があると言われるビタミンCがバランス良く入っている食事をすることもほくろが増えないコツと言われております。
対策3.スキンケアでターンオーバーを促す
ターンオーバーが遅くなるとほくろやシミ、ソバカスが目立ってきます。
乾燥を防ぎ血行がよくなるように、正しいスキンケアをしましょう。
・リンパマッサージをする
・スチーマーや、タオルパックで保湿力を高める
など、手軽に行えるスキンケアをすることで、ターンオーバーを促すことができます。
対策4.運動や入浴で代謝を上げる
お肌のターンオーバーを潤滑にする為には、スキンケアの他に運動や入浴も効果的と言われております。
運動や入浴は血行が良くなり、汗をかいて老廃物を排出するにはもってこいの方法です。
また、ストレス解消にもなるため運動や入浴を取り入れることはおススメですね。
ほくろを消す6つの方法
「こんなところにほくろが……。」「ほくろを消したい!」
ほくろが多い人はそのように思うのは当然ですよね。
次は、ほくろを消す6つの方法をご紹介します。
消す方法1.ひまし油+重曹=カソーダで除去する
ひまし油はキャスターオイルともよ呼ばれ、トウゴマから抽出されたオイルです。
リップクリームや石けんなどに含まれています。
ひまし油に重曹を合わせることでできるカソーダはほくろ、シミ、イボなどがとれるとのことでも知られています。
ひまし油+重症で作るカソーダ―は、ほくろにカソーダをつけてかさぶたのようにしてから剥がす方法です。
意外にキレイにほくろがとれるカソーダ―ですが、他の皮膚についてしまって乾燥する人もいるようなので、ほくろだけに少量つけるようにしましょう。
消す方法2.ほくろ専用クリームを使う
ほくろをとるには、ほくろ専用クリームというものもあります。
ほくろを溶かしてとるイメージのほくろ専用クリーム。
1日5回~6回程度塗って1日でほくろがとれるというクリームですが、あまり認知はされていません。
けれど、効果は期待できるようです。
ほくろクリームは自分で手軽にほくろ除去ができるため先ずは、小さなほくろで試してみても良いかもしれませんね。
消す方法3.もぐさ(お灸)をする
昔ながらのもぐさでのお灸方法もほくろを除去する効果があるといわれています。
もぐさはヨモギの葉っぱの繊毛に、薬草を混ぜ作られたものです。
もぐさでのほくろの除去は、ほくろにもぐさを乗せて線香で火をつけます。
じんわり熱くなったところでもぐさをとります。
もぐさによるほくろ除去は、ほくろ部分が軽い火傷のようになりかさぶたができて、ほくろがポロリとれる仕組みです。
もぐさでのほくろ除去では、上手くほくろの上にもぐさが乗らず周りの皮膚も火傷してしまいシミになることもあるため注意が必要です。
消す方法4.ケミカルピーリング
シミ、ソバカス、イボなどをとるときにも使われる方法がケミカルピーリングです。
クスリをほくろ部分に塗ってほくろを除去する方法ですが、ケミカルピーリングは皮膚科や専門医に行ってもらいます。
消す方法5.レーザー治療をする
皮膚科や専門医のところでおこなうことができるほくろ除去方法はレーザー治療です。
レーザー治療は、炭酸ガスレーザーで細胞の中の水分を蒸発させてシミやほくろを除去方法で出血も少なく手軽な方法なので広く用いられてる方法ですね。
跡も残りにくいので、顔などではレーザー治療が一般的です。
消す方法6.ほくろ除去手術
レーザーメス除去と同じくほくろを削りとるほくろの除去手術。
ほくろの除去手術では、電気メスを使われます。
レーザーメスとは違い、大きなほくろや盛り上がっているほくろも除去できるのが電気メスでの除去手術です。
手術というと怖いイメージがありがちですが、レーザー除去と同じような意味合いなんですね。
ほくろがあることでずっとコンプレックスを抱いている人は、思い切ってほくろの除去手術を受けてみるのも良いかもしれません。
根が深いほくろは専門医でなければキレイにとることができず、時間が経つとまた、ほくろができてしまうこともあるようです。
そのため、ほくろ除去手術は必ず専門医などで行うようにしましょう。
まとめ
色んなところにできるほくろ。
ほくろが全く無い人はいないかもしれませんが、あまり多いと心配になりますよね。
今回の記事では、
✅ほくろは紫外線、刺激、ストレスやホルモンバランスが乱れでできやすい
✅ほくろと皮膚がんメラノーマとの違い
✅ほくろの多さと乳がんのリスク
✅ほくろを減らす為には生活習慣を整える生活をする
✅ほくろ除去にはカソーダ、クリーム、ケミカルピーリング、レーザーや手術での除去
などについてご紹介しました。
ほくろはコンプレックスになることもあるため悩んだら専門の機関で相談してすることをオススメします。