まぶたのたるみを解消する厳選13の方法と3つの原因とは!?

まぶたのたるみは、疲れているように見えたり老けて見えたりしますよね。
自分では「これってたるみ?」とたるみがどうかわからなくても、アイメイクが何となくやりづらくなったように感じたら、まぶたのたるみがかなり進んでいる可能性もあります。
まぶたは触るとわかるように薄いですよね。とてもデリケートな部分です。
皮が薄いまぶたのたるみは放っておくとたるみが進みます。
まぶたのたるみは、正しいケアやメイク方法で解消することができます。
そこで、この記事ではまぶたの原因と解消法についてまとめました。
あなたが気になってることはありますか?
まぶたのたるみの3つの原因
まぶたのたるみには大まかに分けてみると3つの原因があります。
①老化によるもの
まぶたのたるみは皮膚のたるみです。つまり、加齢によって顔のあちこちがたるむのと同じで老化現象の一つともいえます。
肌は、紫外線の影響や加齢によって、肌の奥底に存在している肌の弾力などを保つコラーゲンやヒアルロン酸が確実に減少していきます。
肌は弾力がなくなれば重力にさからえずにたるんできます。まぶたも同じく重力にさからえずにたるみになっていきます。
そんな薄いまぶたなので、20代や30代の方でも加齢や疲れ、生活習慣などによってはたるみが見えてくるのはめずらしくありません。
②乾燥によるもの
乾燥と目のたるみは無関係に見えそうですが、深いところで密接に関わっています。
皮膚が乾燥すると潤いがなくなりハリも失います。
まぶたは、皮脂腺が少なく特に皮が薄い部分は、もともとハリや弾力をキープするのが難しいパーツです。
私たちのまばたきは、1分間で約15回、1日で約15,000回しているといわれていますが、せわしなく動くまばたきと、紫外線やアイメイクなどの刺激でまぶたはダメージを受けています。
この動き続けるまばたきは目が乾燥しやすいといわれています。さらに、まぶたは血行やリンパが滞りやすく老廃物や脂肪が蓄積されやすくむくみやすい部分でもあります。
③まぶたの筋力の低下によるもの
まぶたを上に持ち上げる筋力が低下することでもまぶたがたるみます。
これもまた加齢によって筋肉が衰えることも原因の一つですが、若い方でもたるみになるのは、一日中スマホやパソコンの画面を無表情で見ていると、顔の筋肉自体を使う機会がなくなってしまうことが原因になります。
特に、目の周囲の筋肉を支えているのが眼輪筋ですが、眼輪筋が衰えるとまぶたがゆるんでたるみの原因になります。
また、目は、開くときに額の筋肉を使っています。
そのため、ある研究によると、額の筋肉が衰えると、額のシワが増えることとまぶたにたるみが出ることがわかっているようです。
まぶたのたるみのチェック方法
さて、自分のまぶたのたるみは始まっているのか、年相応のまぶたかなのかをチェックしてみましょう。
チェック方法はとても簡単です。
上まぶたの真ん中あたりの皮膚を、親指と人差し指で薄く5秒間ほどつまんでみてください。
5秒経過したらパッと離します。このときにどの程度の時間で皮膚が戻るかで現在のたるみのレベルがわかります。
✔皮膚のたるみが1秒~2秒ほど残って元に戻った→30代
✔皮膚のたるみが3秒~4秒ほど残って元に戻った→40代
✔皮膚のたるみが5秒~6秒ほど残って元に戻った→50代
✔皮膚のたるみが7秒~8秒ほど残って元に戻った→60代
まぶたのたるみを解消する13の方法
まぶたのたるみチェックで皮膚が戻るまで時間がかかった人は要注意です。まぶたのたるみをそのままにしておくと確実にたるみがひどくなります。そこで、まぶたのたるみを解消する13の方法を紹介します。
まぶたのたるみを解消する方法は難しくはありません。
普段の生活にちょっとしたことをプラスすることでまぶたのたるみはまだまだ解消することはできます。
①まぶたの運動をする
まぶたの運動することは目の周りの筋肉の衰えを防ぎたるみを解消することができます。
目のたるみには、まず、目の筋力を回復させることが基本です。
また、スマホなどをじっと見続けていることが多い方は、よく笑ったりして表情筋もしっかり使うようにしてみてください。
(1) ウインクエクササイズをする
1.人差し指を頬骨の上にのせて軽く押さえておきます。この状態でウインクをします。
2.左右どちらも頬骨の上に乗せてウインクすると、ウインクが弱くなる目がわかります
3.ウインクが弱くなるほうの目は衰えている証拠になるのでたるみやすいです。弱くなる側の目を重点的に多めにウインクして鍛えましょう。
(2) まぶたを閉じて眉だけ動かすエクササイズ
1.顔をまっすぐにして正面を向いて、目をぎりぎり細目にします。
2.上記の状態で、眉を上に上げます。この時に息を止めずに自然な呼吸をしながら10秒ほどキープします。
3.今度は、目尻に人差し指をあて目頭には中指を置いてピースを作ります。このまま黒目を上に上げてできる限り白目をむくようにします。この状態で10秒ほどキープします。
②顔のリンパマッサージをする
顔のリンパマッサージをすることで血行がよくなりリンパの流れがスムーズになると、まぶたのたるみの解消につながります。
顔のリンパマッサージは、頬のたるみや顔色も良くなるのでぜひやってみてください。
2.次は、耳の下を5回ほどさすります。
3.今度は、こめかみ部分に指を移動させて5回さすります。
4.続いて、口角から耳の下を5回さすります。
5.次は、小鼻の横に移動して小鼻の横から耳下へ5回さすります。
6.次は、眉下からこみめかみを5回さすります。
7.今度は、額の中心部分からこめかみへと5回さすります。
8.最後に、こめかみから右下→鎖骨へと5回さすってリンパを流して終了です。
③朝晩に深呼吸をする
まぶたのたるみを解消につなげるためにも朝晩深呼吸をするようにしましょう。
呼吸が浅くなるのが当たり前になっていると、皮膚の再生や余分な有害物質などや老廃物の排出力が弱まってしまいます。
目の周りは老廃物が滞りやすいパーツなのでゆっくり深呼吸をすることで、脳が安定してストレスが軽減されると同時にまぶたのたるみが改善されやすくなります。
まぶたのたるみの解消につながるとされる呼吸法は、鼻からゆっくり5秒かけて息を吸って、そのまま10秒ほど息を止めておきます。
その後は、ゆっくり10秒~15秒かけて息を口から吐き出します。
最後、息を吐き出すときには体のいらないものを全部吐き出だすようなイメージで吐き出しましょう。
この流れを5分ほど続けてみてください。
④ツボ押しをする
2.今度は、目尻の斜め下にあるツボの「救後(きゅうご)」を通って、目尻に向かって軽くはじくように5回押してください。(強くおさないでください)
3.続いて、目の下の骨のすぐ上にある「承泣(しょうきゅう)」を押します。
4.今度は、眉に指を移動させて親指の腹で眉の真ん中の下にある「魚腰(ぎょこう)」を押し上げるように20回揉みます。
5.次は、目尻の約1cm外側のくぼみにある「瞳子髎(どうしりょう)」のツボを人差し指の腹で軽く押します。
*どのツボも軽くやさしく押しましょう。
⑤保湿をしっかりする
目のたるみ解消には筋力の力をつけることと、皮膚の真皮部分まで保湿して潤いを補給することのこの2つが重要なポイントです。
保湿が十分なら皮膚にハリが戻るのでたるみが解消されやすくなります。
筋肉にアプローチするマッサージやツボを刺激するだけではなく、保湿成分配合のクリームなどで土台である肌を保湿することでハリが戻ってきます。
⑥まぶたのたるみ専用の化粧品を使う
顔の保湿と同時にやっておきたいのがアイクリームを使った目の周りのケアです。
実は、目の周りの皮膚は薄いだけではなく水溶性の美容液がなかなか浸透しにくいという特徴もあります。
なので、まぶたのたるみ解消には目元専用のアイクリームの併用をおすすめします。
アイクリームは浸透力の高い目元の化粧品なのでまぶたの潤いには欠かせません。
また、美容器を持っている方もいるかもしれませんが、まぶたの部分はとてもデリケートなので注意してください。
(1) アイクリームの選び方
アイクリームの選び方は3つのポイントに注目して選びましょう。
◆保湿力の効果が高い◆
保湿力が高いアイクリームなら、長時間潤いをキープすることも可能です。
◆肌そのものの機能に働きかけるエイジングケア成分配合◆
アイメイクは、年齢が出やすい目元のトラブルを研究して開発されているため、エイジングケア成分配合のものがおすすめです。
◆肌にしっとりなじみやすい◆
アイクリームは、伸びが良く滑りがスムーズなものを選ぶと、よりしっとりと肌になじみます。
⑦発酵食品を食べる
発酵食品には、ビタミン・ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれているので美容効果が高いといわれています。
発酵食品自体は菌の力を借りて発酵していきます。そのときに分子が小さくなるためより皮膚に浸透しやすく吸収率が高まるといわれているので、浸透しにくいまぶたのたるみ解消には効果的です。
発酵食品は体の内側から肌の改善へとつながっていくので積極的に食べましょう。また、逆にまぶたのたるみを招くのが砂糖です。
できるだけ砂糖は控えるようにしましょう。
◆主な発酵食品◆
主な発酵食品は、納豆・鰹節・味噌・漬物などです。どれも食事のときに摂り入れやすい食品ばかりです。
⑧アイメイクリムーバーを使って化粧を落とす
まぶたのたるみ解消には、専用のアイメイクリムーバーを使うことをおすすめします。
まぶたのたるみは、アイメイクを落とそうとしてこすりすぎてしまうと肌にダメージが入ってハリを失いたるみにつながります。
アイメイクは、メイク落としではなくアイメイク専用のリムーバーを使うのがベストです。
アイクリメイク専用のリムーバーなので余計な力を入れずにキレイにアイメイクを落とすことができて落とし残しも避けられます。
⑨ホットタオルで目を温める
目の疲れをとるときにホットタオルをのせると気持ちがいいですが、ホットタオルでのケアもまぶたのたるみの解消になります。
ホットタオルでまぶたの血行が良くなるので本来の肌の力を回復させてハリをもたらします。
小さめのタオルを濡らしてレンジで30秒ほど温めたら粗熱を取って目元にのせてください。
目元の緊張もとれてリラックスできます。
⑩こすりすぎないようにする
まぶたの周囲は皮膚が薄いのでとてもデリケートです。
アイメイクを取ろうとして摩擦で肌を刺激したり、目のかゆみでこすったりすることは目元周辺のトラブルの元になります。
こすりすぎると乾燥を招いたりハリを失うことにつながってしまいます。
まぶたのたるみが進まないように目元周辺のケアはやさしくが基本です。
もう一つ大切なことは、アイメイクするときにあまり皮膚を引っ張らないようにしましょう。
こんな何気ない行動が毎日繰り返されると皮膚が伸びてしまうことになり兼ねません。
⑪アイプチやアイテープをしない
まぶたにたるみが出てくると奥二重や一重に見えてしまうことで、アイプチやアイテープを使っている方もいるようですが、実は、目をぱっちりさせようとアイプチやアイテープを使いすぎるとまぶたが垂れてシワが増えるといわれています。
これはアイプチやアイテープを使いすぎることで、まぶたの皮が伸びたりすることでたるみを招くようです。
若いうちからアイプチやアイテープを毎日使っている人は、しっかりまぶたのケアをしていかないと早くたるみがきてしまう可能性もあります。
⑫美容液使う
まぶたのたるみや頬のたるみは、年齢や疲れが出てしまう部分なので私たち女性にとっては悩みのあるパーツです。
そんな悩みに答えるように、肌に浸透しやすく潤いをキープしてくれる美容液がたくさん出ています。
保湿やハリを取り戻す美容液には、保湿成分となるセラミドやコラーゲンなどがたっぷり配合されているものが多く、美容液を使っていない肌と、美容液を日常で使っている肌とでは肌の明るさから潤いにいたるまでかなり差が出ます。
また、美容液のスゴイところは、肌奥の真皮層にまでアプローチするものなので、肌本来の力をバックアップするので引き締め効果なども期待できます。
美容液は、まぶたのたるみに気づく前から使っておきたいケア用品です。
⑬美容整形をする
まぶたのたるみがかなり進んでいるなら美容整形も一つの選択肢になります。
美容整形でのまぶたのたるみの解消法は、埋没法で二重の幅を広げる施術・まぶたの皮膚を切除する施術・眉毛の下の皮膚を切開する施術などがあります。
◇埋没法◇
ダウンタイムは数日から1週間程度で傷などは残らないようです。
費用は、1万円~10万円ほど。ただし、一生ではなく平均すると3年~5年ほどでゆるんでくるといわれています。
◇まぶたの皮膚を切開する方法◇
傷はそれほど目立ちにくくダウンタイムは1週間程度です。
費用は、病院によっていろいろですが相場は32万円程。
一度施術すると5年以上はもつようですが、年齢が進むとまたたるみが見えてきます。
◇眉毛の下の皮膚を切開する方法◇
眉毛の下の皮膚を切開する方法もダウンタイムは1週間程度で傷はまぶたを切開するよりも少し気になる場合もあるようです。
費用の相場は約33万円前後で、再びたるみが見えてくるまでは5年以上のようです。
まとめ
顔と頭皮は一枚の皮膚でつながっています。
まぶたのツボ押しなどと一緒に頭皮を5本の指で軽くマッサージをすると血行の流れもよりスムーズになります。
では、この記事で紹介した大切なポイントを復習しましょう。
✅リンパの流れをスムーズにさせることでハリが戻る
✅浸透しにくいまぶたの皮膚にはアイクリームを使う
✅肌の奥底に浸透する美容液を活用する
肌の乾燥などは、皮が剥けてくるので気にしている方も多いと思います。
肌の乾燥は、皮膚表面だけではなくたるみまで引き起こすのはまず間違いありません。
乾燥によってハリが失われることを放置しているとどんどん老化は進むといえます。
たるみは「たるみが始まって」からではなく、年齢に合わせて美容液などもプラスしていきながらたるみを予防していきましょう。