引越しでの宅急便の転送手続きのやり方と注意したい転送条件!

引越しをするときに注意したいのがインターネット通販などで注文した宅急便の荷物やゆうパックが前の旧住所に送られてしまうことです。
引越しの際に郵便物から宅急便の転送手続きをしておかないと、前の旧住所に入った入居者の人のところに宅急便が届いてしまうことになります。
こんなことにならないように転送サービスがある業者には宅急便の転送手続きをしておきましょう。
あなたが気になってることはありますか?
転送サービスは郵便局とクロネコヤマトのみ!佐川急便は注意が必要!
転送サービスは引越しをしたときに使える便利なサービスで事前に申し込んでおけば、前の住所に届く宅急便の荷物を引越し先の新しい住所に無料で転送をしてくれるものです。
そこでよく使われる業者の郵便局のゆうパック・クロネコヤマトの宅急便・佐川急便の宅急便の転送についてまとめました。
宅急便の転送の条件や転送できるものが限られているものもあるので注意が必要なことと、佐川急便には宅急便の転送サービスがないため発送後の宅急便があるならネットで届け先の住所を変更する必要があります。
郵便局での転送手続きのやり方
郵便局での宅急便の転送サービスは郵便物だけではなく、ゆうパックでの宅急便の転送にも使えるサービスです。
引越しの際に郵便局に住所変更届を出すと、引越し前の旧住所に届くゆうパックや郵便物はすべて引越した先の新住所に転送してもらう場合、料金はかからず無料で転送してもらえます。引越す前であっても引越した後からでも届出ができます。
郵便物やゆうパックの転送手続きのやり方
郵便局での荷物の転送手続きのやり方は3つあります。
1.郵便局の窓口に直接出向いて住所変更をする
2.郵便局の窓口で住所変更届の用紙をもらって後日郵便ポストに投函する
3.インターネットで住所変更する
郵便局の窓口に直接出向いて住所変更をする
郵便局の窓口で直接住所変更届を出すときは、、
☑転送開始の希望日
☑旧住所
☑新住所
☑転居者の氏名
などを記入します。
1度の申し込みで家族6人分まで登録が可能です。
<転送手続きに必要なもの>
☑免許証や保険証などの本人とわかるもの(前の住所がわかるもの)
郵便ポストに投函するやり方
先ほど紹介した住所変更届の用紙を郵便局の窓口でもらって後日郵便ポストに投函するやり方です。
一度郵便局の窓口に住所変更届の用紙をもらいに行く必要があるので、二度手間ですが時間がないときには使えます。切手は必要ありません。
インターネットで住所変更するやり方
郵便局のサイトにはインターネットで転居届ができる「e転居」という無料のサービスがあります。
この登録をすることで荷物の転送サービスが利用できます。e転居での手続きのやり方は、
完了後に登録したメールアドレスに「半角英数字10ケタ」の転居届受付番号が届きます。この番号を入力すればいつでも転居届の受付情報をみることができます。
郵便物の転送期間
☑ゆうパックや郵便物の転送期間:住所変更届をした日から1年間
*転送開始を希望する日から1年間ではありません。
また転送期間を延長することも可能です。
転送延長のやり方は住所変更届を出した日から1年が経過してからもう一度同じ手続きをするだけです。
このやり方で再度1年間の転送延長をしてくれます。
クロネコヤマトでの転送手続きのやり方
クロネコヤマトの宅急便の荷物でも引越し先の新しい住所に自動転送をしてくれる「宅急便転居転送サービス」があります。
ただし、宅急便の荷物の転送サービスを利用するには注意点や条件があります!!
クロネコヤマトの宅配便転居転送サービスの条件
☑郵便局で転居届が完了していること。
☑転送してくれるサービスは宅急便の荷物だけです!
※メール便は対象外なので注意してください!オークション宅急便・往復宅急便・ゴルフやスキー・空港宅急便は転送サービスの利用はできません
☑法人・団体は利用できません。
☑個人の方でも、転送できない配達先もあります。それが次の場合です。
※会社の住所への転送・出張先や旅行先の住所など・入院先の住所など・海外への引越し先は、転送してくれません。
上記の理由で転送できないものは発送通知が前の旧住所にきます。
その場合追跡番号で追跡して今どこに宅急便の荷物があるのかを調べて、営業所に連絡して新しい住所に送ってもらいます。
クロネコヤマトの宅急便転居転送サービスのやり方
クロネコヤマトの宅急便転居転送サービスのやり方は2つです。どちらの方法もまずは「仮申込書」を提出してから、「本申込書」が送られてきて登録という形になります。
1.仮申込書を営業所からもらうが、セールスドライバーさんにもってきてもらうという形になります。
2.仮申込書をインターネットで申し込む
セールスドライバーに持ってきてもらうやり方
営業所が近くなら自分で取りにいきますが、セールスドライバーさんに自宅に届けてもらうときは、フリーダイヤルに電話します。
☑フリーダイヤル:0120-01-9625
インターネットでの申し込みのやり方
クロネコヤマトの宅急便転居転送サービスをインターネットで申し込む場合はクロネコメンバーに登録する必要があります。
(1)クロネコのIDを作成します。
(2)仮申込をします。
(3)<転居転送サービスの本申込書>の往復ハガキがいったん旧住所に送付されて、新しい住所に転送される形で送付されてきます。(郵便局に転送手続きが完了している必要あり)
(4)本申込が完了すれば、登録完了されましたという文章が送付されてきます。これで手続きは完了です。
クロネコヤマトで転送してくれる期間
☑宅急便に荷物を自動転送してくれる期間:1年間
ただし宅急便の荷物の転送を1年以上希望している場合は、郵便局の転送延長の手続きをして、もう一度クロネコヤマトに転居転送の申し込みをすれば転送の延長が可能です。
佐川急便での転送手続きのやり方
佐川急便の宅急便には、新しい住所への荷物の転送サービスのようなものはありません。引越し前後のネットショッピングには注意が必要です。ただし、発送後に住所変更ができるやり方があります。
佐川急便の宅急便を新住所に宅配してもらえるやり方
佐川急便の宅急便では転送サービスがないので次のことに注意して、新しい住所に荷物を宅配してもらえるようにするしかありません。
☑宅急便の荷物受取の方法を営業所での受け取りにする
☑引越した後の新住所に荷物が宅配されるように、宅急便の受取の日程を指定して調整する
☑引越し前の3週間ほどは、通信販売などは利用せずに注文時期をずらして注文する
☑利用するネットショッピングサイトで、新しい住所に変更する
もっとも確実なのは引越しが近づいているなら通信販売を利用しないようにするしかありません。
発送後の宅急便を新しい住所に転送させるやり方
発送後の宅急便の荷物を新しい住所に転送するやり方は、佐川急便のサイトでできる、荷物の追跡画面で、宅急便の荷物の配送先の変更をする方法です。
佐川急便の荷物追跡サービスは、佐川急便のホームページ上にある<荷物問合せサービス>の画面で、追跡番号を入力すると現在の配達状況がわかります。その画面で新住所に変更ができます。
☑発送後宅配便が前の旧住所に届いた場合、新住所に転送するというサービスが佐川急便にはないので、受け取り人が違っていれば、荷物は発送元に戻される仕組みになっているため注意が必要です!
その他の宅配業者の転送について
転送サービスをやっている宅急便の業者はほとんどなく、郵便局とクロネコヤマトに限られているのが現状のようです。
西濃運輸や福山通運に関しても宅急便の転送サービスなどは存在しません。
どちらの業者も前の旧住所に配送された場合荷主に確認して引越し先の新住所に転送する流れになっているようです。
まとめ
引越し前後でのネットショッピングなどについては、早めに注文するか、遅くするか、引越しのタイミングを考えて注文したほうが無難です。郵便局への住所変更は必ずしておきましょう。
ゆうパックだけではなく郵便物はいつ誰から届くかわかりません。届出しておけば郵便物も安心です。