引越しのキャンセルは電話で何て言う?上手な4つのキャンセル理由!

引っ越しの業者を選んで、いったん契約はしたけど、金額が大きいので他の業者の見積のほうが安かった場合、できるならキャンセルして安い業者と契約したいですよね。
でも、すでに段ボールを受け取っていたりすれば、キャンセルの電話もしにくいです。
引き留められる場合もあります。こんなときは、何と言ってキャンセルしたらいいんでしょうか??
あなたが気になってることはありますか?
キャンセルの電話トークはやむを得ない理由でスムーズにいく!
引っ越しの業者にキャンセルの電話をするときには、営業担当者の電話番号ではなく、代表電話に連絡します。
代表電話のほうがまだスムーズにいきます。
例え営業マンがいい人だったとしてもここは、お金には代えられません。
すでに段ボールなどを受け取っていた場合も注意が必要です。
段ボールや梱包資材は買取、もしくは返却になりそうです。
また、無料でもらった段ボールや梱包資材には意味がありそうなので注意が必要です。
さらにキャンセル料はいつから発生してどのぐらいの料金をとられるのかも知っておきたいですよね。
①契約したけどキャンセルしたい場合どうする?
契約したけどキャンセルしたい場合は、次の二つのことに注意します!
☑キャンセルの電話は営業担当者ではなく代表の電話番号へ
☑キャンセルの電話は日中にする!
契約をスムーズにキャンセルに持ち込むには、営業の担当者の電話番号ではなく、業者の代表電話に連絡しましょう。
キャンセルがしにくい理由は、せっかく足を運んでくれたのに、引っ越しの依頼をしないでキャンセルしてしまうという申し訳なさが先に立って、営業担当者との電話でのキャンセルは気まずい思いをしてしまうからです。
営業担当者が電話に出れば、いくら理由を言っても営業トークに言い負かされて、結局キャンセルができなくなる可能性もあります。
代表の電話に出るのはたいてい事務の女性の方で、キャンセルをしてもほとんどが機械的に処理するだけです。
キャンセルの理由も、それほど深く聞いてはきません。
事務の女性がいる時間は、遅くなっても17時~18時くらいまでです。
事務員さんが帰れば次に電話に出るのは帰社してくる営業担当の人たちです。
なので、キャンセルの電話はなるべくなら、日中にするのがおすすめです!
②引っ越しのキャンセル理由は何て言えばいい?
前の章で電話番号と電話するタイミングがうまくいけば、だいたいはスムーズにキャンセルになるはずです。
もし、電話するタイミングで営業担当の人に電話がつながってしまったり、キャンセル理由を話すことになったら、キャンセルの理由は次の4つのどれかにすればたいていは普通にキャンセルできるでしょう。
キャンセル理由その1
☑不動産会社に紹介されることになってそちらの業者を使うことになった。
「不動産会社や大家さんとは、今後も付き合いが続いていくために、しかたなくそちらに決めました。」と言い切ります。
あくまで自分としては契約のままでいきたかったが、断らざるを得ない状況になってしまった!というニュアンスが含まれているので、営業担当の人もしつこく食い下がるわけにはいかないはずです。
キャンセル理由その2
☑両親と付き合いがある引越し業者を使うことになってしまった。
両親ではなく、親戚や知人を出せば、「最初からそこに頼め」ということになってしまうので両親が・・という言葉で仕方なくキャンセルせざるを得ないというのを強調して押し切りましょう。
キャンセル理由その3
☑会社が指定する引越し業者を使うことになった。
「会社からの指示」となれば、営業担当者も無理強いはできません。
キャンセル理由その4
☑不足の事態が起きて引っ越ししないことになった。引っ越しを取りやめた。
一番キャンセルしやすい文句が「引っ越しが自体がなくなった」という理由です。
引っ越しが取りやめになってしまった理由については、詳しくいう必要もありませんが、引っ越しするつもりが、不測の事態が起こってしまいキャンセルしたいということが伝わればOKです。
多少の演出も必要にはなってきますが、それ以上はしつこくは聞いてこないでしょう。
③引っ越しをキャンセルしたら段ボールは返すの?
☑段ボールや梱包資材は買取するか返却
☑返却する場合は、送料は自分持ち(*送料は安くない・使った場合返却できない)
引っ越し業者と契約すると、引っ越しで使う梱包資材や段ボールを届けてくれます。
引っ越しをキャンセルしたら、段ボールは、見積書に書いてある金額で買取か、引越し業者へ返すかです。
<標準引越運送約款>の規約によれば、ガムテープなどの梱包資材や段ボールなどは、付帯されていたサービスとなるので、引っ越しをキャンセルした場合はキャンセル料金とは別に段ボールや梱包資材をお客に請求することが可能とされているようです。
もし、そのまま買取なら、見積金額に書かれている料金で支払います。
また、返却する場合でも、段ボールは大きさもありますが重さもあります。
そのため、料金はあまり安くはありません。だいたい数千円程度かかると思っておいた方がよさそうです。
それと、ガムテープなどをちょっと使ってしまったら返却できなくなってしまう可能性もあるので注意しましょう。
④段ボールは無料でもらったのに返さないといけないの?
引っ越し業者によっては、段ボールなどを無料で提供してくれるサービスもあるので、お客にはメリットがありますよね。
引っ越しには段ボールは欠かせません。
実は、お客にとってはメリットのある無料の段ボールですが、この無料の段ボールがデメリットになるのがキャンセルが発生した時のようです。
この無料の段ボールや梱包資材は、物理的に引っ越し自体をキャンセルしづらくしてしまうんです。
無料の段ボールや梱包資材は、キャンセルさせないための秘策にもなっているわけです。
なので、無料であってもキャンセルするなら、やはり段ボールから梱包資材は返却するか買い取りするしかないかもしれません。
⑤引っ越しのキャンセル料は?
まず、契約のキャンセルには、早めに電話をすることをおすすめします。
引っ越しのキャンセル料は、前の章で紹介した<標準引越運送約款>の規約によって決められています。
☑引っ越し前々日より前のキャンセルならば、キャンセル料は発生しない
キャンセル料が発生するのは次の場合です⇩⇩⇩
☑引っ越し前日のキャンセル料(延期含):引っ越し料金の10%以内
☑引っ越し当日のキャンセル料(延期含):引っ越し料金の20%以内
引っ越しの規約では、キャンセルだけではなく、引っ越しを延期することになってもキャンセル料がかかるので注意してください。
⑥引っ越し業者によっては規約により手数料が発生することも!
引っ越し業者によっては、規約により段ボールや梱包資材などを引き上げる際に、段ボールの料金と手数料が発生することもあります。
手数料は数千円程度になるようですが、段ボールや梱包資材と合わせれば、結構な値段になるかもしれません。
基本は引っ越し業者を決めるまでは、段ボールはもらわないのが一番です!
⑦段ボールもらった後のお金のかからない返却方法!
電話でキャンセルを申し出てうまくいったら、今度はもらった段ボールをどうするかですが、うまい方法があります。
引っ越しをキャンセルして他の業者の見積もりをとる際に、条件の一つとして前の引越し業者の段ボールを返却するという項目を付け加えます。
そうすれば、引っ越しを依頼した実際の業者がキャンセルした引っ越し業者の段ボールを代わりに返却してくれることもあるんです。
実は、こういったことは引っ越し業界では珍しいことではないようです。
まとめ
引っ越しは本当にお金がかかります。
なるべくキャンセルしないようにするには、見積一括サイトなどを利用して、複数の引越し業者の見積もりをするのがおすすめです。
複数の見積もりを見れば、どこが安くて、どんなサービスがあるのか一目瞭然なので、キャンセルなんてことになることもそうそうありません。
引っ越しは新たな出発。
気持ちのいい引っ越しをしましょう。