かかとのひび割れが痛い!!11つのケア方法と7つの原因とは!?

かかとのひび割れはどうして起こるのでしょうか?
ストッキングが伝線してしまう、歩くと痛いなど女性にとっては大きな悩みですよね?
そんな悩みを解消するために、かかとのひび割れの7つの原因と11のケア方法について解説していきます。
あなたが気になってることはありますか?
かかとのひび割れの7つの原因
ひび割れにならないために原因は知っておくべきです。
①古い角質が溜まって起こるひび割れ
乾燥が続いたり外部からの刺激などで角質はどんどん溜まっていきます。
皮膚の生まれ変わりがちゃんとできていれば古い角質は剥がれ落ち新しい皮膚へと変わっていきます。
足はもともと新陳代謝が悪くなりやすく、ストレスや年齢などによって肌の再生が上手くできなくなり角質は徐々に溜まっていってしまいます。
角質が溜まっていくと、皮膚は固くなりどんなにクリームなどでケアしようとしても浸透しないのでひび割れを起こしてしまいます。
②乾燥によるひび割れ
乾燥しやすい冬は要注意です。とくに足は乾燥しやすいといわれる場所です。
冬場は、エアコン、こたつ、ストーブを付ける機会が増えると思いますが、そういった暖房器具によって肌が乾燥しひび割れの原因になるので毎日のケアが大切になります。
③冷え性によるひび割れ
体が冷えると血行が悪くなり、皮膚の生まれ変わりが正常に行われなくなり肌のガサガサが治らなくなり、最終的にはひび割れが起きてしまいます。
④代謝の低下によるひび割れ
新陳代謝が悪くなると古い角質が残ったままになり皮膚の生まれ変わりができなくなります。
どんどん角質が厚くなりひび割れの原因となっています。
⑤裸足で歩くことによるひび割れ
素足のままフローリングやカーペットを歩くと足の油分や水分が吸い取られてしまうのでカサカサの原因になります。
靴下を履いているからと安心してはいけません。
靴下を履いていても特に乾燥する季節はすぐにカサカサになってしまうので、毎日保湿してあげることが大切です。
⑥外からの刺激によるひび割れ
足の裏は歩いたり、立っているだけでも全体重がかかり刺激を受けています。
サンダルを履いたり紫外線に当たる事も原因の一つとして考えられています。
外部刺激から皮膚を守ろうとどんどん角質が厚くなりひび割れが起きてしまいます。
⑦水虫など雑菌によるひび割れ
全然ひび割れが治らないという人は水虫の可能性があります。
かかとに水虫ができるの?と思う人も居ると思いますが、水虫はかかとにもできるそうです。
普通のガサガサと似ているので自分で判断はできないそうです。一度皮膚科に行くことをおすすめします。
痛いかかとのひび割れの為の11のケア方法
保湿をする はちみつ、オリーブオイル
はちみつには、保湿効果があると言われていますが角質を柔らかくする効果もあるそうです。
オリーブオイルにも保湿効果が期待できるのでダブルの効果でかかとのひび割れを改善できると言われています。
お風呂上りに小さじ1杯のはちみつを塗り、その上からオリーブオイルで保護します。
落ちないように靴下を履いて放置すればかかとに潤いを与えることができます。
かかとをマッサージする
ビタミン系のクリームを使ってマッサージするとより効果が期待できます。
マッサージ方法
1:クリームをふくらはぎからひざ下全体にたっぷり塗って包み込むように手に平で3秒間温めます。温めることによって血行が良くなります。
2:両手で膝裏をつかんで親指で3~5回押して刺激を与えます。
3:両手で足首をつかみます。内側のくるぶしの横を親指で3回程押します。片足を両手で包むようにもって3往復ひざ下まで引き下げます。
4:クリームをかかとにたっぷりと塗って温めます。
5:足の裏を両手の親指で刺激していきます。
6:足付け根から指先に向かってひとつづつほぐしていきます。優しくマッサージし爪の両側まで刺激を与えます。
7:クリームを付けたまま靴下をして保護します。靴下を履くことでかかとを保湿してくれます。
サランラップでケア
サランラップで本当にかかとのひび割れは治るのでしょうか?
普段目に付きやすい首や顔、手などは入念にケアしている人も多いですが、かかとは目につきにくいのでちゃんとケアしている人は少ないようです。
かかとは皮脂の量が少なく乾燥しやすい場所と言われているので、毎日のケアが必要な場所になります。かかとガサガサは、酷くなるとひび割れを起こしてしまいます。
エステなどでも使われるほどラップの保湿や保温効果は期待できるそうです。サランラップをする前にクリームを塗ります。
ワセリンや高保湿クリームなどがありますが、より効果を期待したい方は尿素配合のクリームはよいそうです。ない方はハンドクリームでも代用できます。
尿素配合のクリームは、少し高めですが硬くなってしまった角質を柔らかくする効果が高いのでおすすめのクリームです。
サランラップケアの方法
クリームを塗った後にサランラップを巻いて5~10分程放置します。
ラップがとれてしまうようなら靴下を履くことをおすすめします。
週に3.4回行うことで、かかとのひび割れを改善できる可能性があります。
簡単にできるのでストレスなく続けることができます。
軽石で角質ケアをする
軽石を使って硬くなった皮膚を削るという方法です。お風呂で体を温めて皮膚をふやけさせてから使うことをおすすめします。
軽石をお湯につけて水分を含ませます。硬くなった部分と水虫の部分を優しくこすってあげます。
お風呂で使用している場合は、皮膚がふやけているのであまり強くこすりすぎると皮膚がめくれてしまう可能性があります。
市販のクリームをぬる ワセリン
ワセリンと保湿クリームを併用して使うことと、正しく塗るだけでより高い効果が期待できます。
~正しく保湿する方法~
1:古い角質、汚れを落とす
かかとを温め、皮膚を柔らかくした後軽石で優しくこすり角質を落とします。入浴してしっかりとガサガサ部分を温め柔らかくする。
2:水分をしっかりふき取り、保湿クリームを塗る
お風呂から上がった後、水分をしっかり拭き取らないと保湿クリームを塗っても全体に行き届かなくて効果が半減してしまうのでしっかり拭き取ります。保湿クリームは温めると浸透しやすいと言われているので、しっかりと手の平で温めてたっぷりと塗ります。
3:ワセリンを塗る
ワセリンはべたべたし、少しでも伸びるので少しずつ塗っていきます。うすく塗るだけで効果があります。
4:ラップで保護
保湿クリームとワセリンを塗った後は、乾燥しないようラップで保護します。強く巻きすぎると血行が悪くなるので、足首がちゃんと動くくらいのゆとりをもって巻く。より効果を発揮させるためには、ラップの上から靴下を履きます。
5:靴下を履いたままねる
短い時間で保湿成分は浸透しないのでそのまま寝ることで朝にはしっとりしているはずです。寝ている間に保湿クリームとワセリンの成分が行き届くのでガサガサが予防できる可能性があります。
こういった保湿をしても良くならない場合は水虫など別の原因も考えられるので一度皮膚科で見てもらうことをおすすめします。
かかとのひび割れに効果のある成分
かかとのひび割れにはどのような成分のクリームが効果があるのでしょうか?気になりますよね?どんな成分が良いのか調べてみました。
乾燥するという事は、かかとの油分や水分がなくなっていることが原因として考えられるので、油分の多い天然由来のオイル、ワセリン、グリセリン、シアバター配合のクリームなどがおすすめです。
その他に、皮膚科を受診すると尿素入りのクリームを処方されることが多いようです。天然の保湿成分で硬くなった角質を溶かしガサガサ部分を柔らかくしてくれる効果が期待できます。
長期間使い続けると逆に肌を傷つけてしまう恐れがあるので症状が落ち着いたら使用をやめることをおすすめします。
スクラブで磨く
スクラブって何?という方も居ますが、古くなった角質を研磨する方法です。
角質が分厚くなる前に少しずつ磨いていくと肌がなめらかになりひび割れ予防になります。
スクラブは、粒子の大きさで肌に与える刺激も違うと言われていますが、顔用のものではなくかかと、ひじ、膝用を使う方が良いそうです。
スクラブを選ぶときは、保湿成分が入っているものを選んだほうがより高い効果が期待できます。
ピーリングをする
かかとのピーリングって何なんでしょうか?
酸性の薬をかかとに塗り古い角質を取り除き皮膚の生まれ変わりを正常にするという方法です。
ターンオーバーが上手くいかないとどんどん角質が溜まり、皮膚が分厚くなってしまいます。
ピーリング剤を1週間程塗り続けると、硬くなった皮膚がキレイに剥けてツルツルのかかとになります。
体を温めて血行を良くする
女性は冷え性の人が多いので特に冬場は血行が悪くなっている可能性があるので注意が必要です。
血行が悪くなると老廃物が溜まりやすくなり、栄養をいくらとっても身体全体に行き届かなくなります。
冷え性の方は、お風呂でゆっくり温まったりストレッチなどをして体を温めることをおすすめします。
クッション性がいい靴を履く
硬い靴やサイズの合っていない靴を履いているとひび割れの原因となっている可能性があります。
クッション性のある靴に厚めのインソールを入れることで皮膚が固くなるのを防ぐことができます。
靴下を履く
寝ている間も足は乾燥してしまいます。足を圧迫するような靴下は逆に血行を悪くし、逆効果になるのでゆったりとした保湿効果のある靴下を履くことをおすすめします。
保湿効果のあるクリームを塗って靴下を履いて寝れば朝にはかかとが柔らかくなっているのでひび割れ防止に繋がります。
食生活の改善
かかとのひび割れは、食生活も関わっています。
ダイエットで炭水化物やたんぱく質を抜いている人も多いようですが、体の体温を保つためには必要な栄養素なので食事制限をするダイエットはあまりおすすめできません。
ビタミンB群、ビタミンC郡が不足すると冷え性になりやすいと言われています。ビタミン類は、果物や緑黄色野菜に含まれており冷え性改善のために摂ってほしい栄養素です。
ビタミンEも冷え性改善には欠かすことのできない栄養素ですが、不足しがちな栄養素なのでサプリメントを利用することをおすすめします。食材には、魚卵、魚介類などに含まれているそうです。
こういった栄養素を毎日バランスよく摂ることが大切です。
水虫や雑菌のかかとのひび割れの時は
水虫や雑菌が原因の場合は普通のひび割れとちがってケアする方法は変わるのでしょうか?
水虫や雑菌のひび割れの見分け方
素人では水虫かどうか見分けるのは難しいといわれています。
かかとの角質が厚くなり白い粉を吹いた状態の場合は水虫の可能性があります。
ほとんどかゆみはないと言われています。
どんなにケアしてもカサカサが治らず皮膚科にいったところ水虫と診断された方は少なくないようです。
水虫や雑菌のかかとのひび割れのケア方法
水虫のかたは常に足を清潔に保つ必要があります。
家族に水虫の人がいたら、タオルやスリッパなど同じものを使うことによって感染してしまうので注意が必要です。
温泉などにいったときに水虫の人が使った足ふきマットを知らずに使っていればそれで感染している可能性もあります。
市販の薬を使う
市販で売られている薬には、液体タイプ、軟膏タイプ、クリームタイプ、パウダースプレータイプの薬があり水虫の大きさなどによって使い分けることができます。
液体タイプ
浸透力が良いので、乾燥タイプの水虫におすすめです。
でも、液体タイプにはアルコールが含まれているものもあるので、ジュクジュク水虫や明らかに傷がある場合は、しみて逆にかぶれの原因になることがあるので、そういった水虫の場合にはおすすめできません。
軟膏タイプ
刺激が少ないので、ジュクジュクした水虫にはおすすめのタイプです。
皮膚の保護作用が高いといわれ、油分も多いのでカサカサ水虫にもおすすめです。
クリームタイプ
ベタベタ感があまりなくどんな症状にも使いやすいタイプです。
皮膚が剥けている、水膨れなどにはおすすめできますが傷が酷い場合は悪化する可能性がありのであまりおすすめできません。
パウダースプレータイプ
症状があるところに直接スプレーするだけなので手も汚れず使えます。カサカサタイプの水虫より湿り気のある水虫におすすめです。
清潔で乾燥した状態を保つ
かかとのひび割れは乾燥によって起こる場合もありますが、水虫の時は違います。
清潔で乾燥した状態にしておくのがよいと言われています。
毎日足をキレイな状態に保ちしっかりと乾燥させ靴下を履きます。
汗や雨 などで濡れてそのままの状態にしておくと雑菌が繁殖し悪化させてしまいます。
皮膚科で受診する
塗り薬や内服薬が処方されるそうです。完治するまでは、個人差はありますが3ヶ月ほどかかります。
良くなったからといって勝手に治療をやめると逆に悪化してしまうこともあるので医師が完治したというまでは治療を続けるようにしてください。
まとめ
今回は、かかとのひび割れについて調べてきました。
かかとのひび割れは歩くのもつらいし、ストッキングが伝線したりと嫌ですよね?
最後にもう一度かかとひび割れの原因とケアについてまとめてみます。
☑かかとのひび割れの7つの原因
・皮膚の生まれ変わりが正常に行われないとかかとが乾燥しひび割れの原因になる
・かかとのひび割れは乾燥によって起こる
・血行が悪くなりひび割れが起こる
・新陳代謝が悪くなりひび割れが起こる
・素足であるくと足の油分がとられる
・サンダル、紫外線など外部からの刺激が原因
・雑菌繁殖によるひび割れ
☑痛いかかとのひび割れの為の11のケア方法
・はちみつには保湿効果があり、オリーブオイルとのW効果で期待大。
・マッサージによって硬い皮膚が柔らかくなる
・保湿クリームなどを塗った後にラップで保護する
・硬くなった角質を軽石で落とす
・ワセリンと保湿クリームを正しく塗る
・古くなった角質を削る
・薬を塗って古い角質を落とす
・血行を良くし冷え性改善
・自分に合った靴を履く
・靴下を履いて乾燥対策
・食生活をよくすることで乾燥を防ぐ
☑水虫や雑菌のかかとのひび割れの時は
・水虫と乾燥によるひび割れは素人には見分けがつかない
・水虫のタイプによって薬を使いわける
・水虫は乾燥した状態で、いつも清潔に保つ
・皮膚科で内服薬を処方してもらう
かかとのひび割れには、乾燥以外に水虫が雑菌などによるひび割れの可能性もあります。
保湿をしっかりしているのになかなかひび割れが改善しないという方は別の原因があるかもしれないので皮膚科にいくことをおすすめします。