頬のたるみの9つの原因を知って最適に改善する11の方法!!

何気なくガラスにうつる自分の顔を見て「なんか・・私老けた!?」とガクゼンとするような経験ってありませんか?
それは、頬のたるみが顔を老けさせたりしているかもしれません。
頬がたるむと実年齢よりも老けて見られてしまいます。かといって、頬のたるみは加齢だけが原因でありません。
年齢だからと諦めるにはまだまだ早すぎるんです。
この記事では頬のたるみのチェック法からたるみの原因、そして頬のたるみの改善について紹介します。
あなたが気になってることはありますか?
頬のたるみをチェックする方法
頬にたるみがあると、まず「ほうれい線が」できるようになって「口角」が下がります。
これは、頬の表情筋などの筋肉が衰えてきているからです。
そこで、自分の頬のたるみが始まっているのかチェックする方法を紹介します。
①頬の表情筋をチェックする方法
1.まず鏡の前で上の歯の前歯を中心にした8本の歯が見えるぐらい口角を上げてください。
2.口角を上げたら舌を出して「上下」と「左右」に動かしてみてください。
舌を出している状態で口角はどうなっていますか?
口角が上がったままでいられるようならセーフです。
もし、口角が下がってしまうなら頬の表情筋などの筋肉の力が衰えている可能性があります。
②頬のたるみでおこる症状
頬のたるみは徐々に始まっていきます。
その頬のたるみで起こる症状は、
・頬の毛穴が広がって目立つようになってきた
・口角が下がったような気がする
・顔全体が大きくなったように感じる
・顔の輪郭がぼやけてきたように感じる
頬の毛穴が広がるというのは、重力で頬が縦にたるむために毛穴も縦に広がって目立つようになります。
頬がたるむ9つの原因
頬がたるむのはほとんど加齢のせいと思っていませんか?
実は、頬のたるみは加齢だけではなく様々な原因があって頬がたるみます。
その頬のたるみの原因を大まかに分けると9つの原因があります。
①加齢によるもの
まず、加齢によって頬がたるむのは誰もが知っていることですが、なぜたるむのかというと肌の弾力をキープするコラーゲンは年齢と共に減少していくことが一つの要因です。
その量は50代になると20代の約半分ほどになるといわれています。さらに、加齢によってコラーゲンの質さえも悪くなってしまうようです。
②紫外線によるもの
頬のたるみが加齢によるものと若い人は油断してしまいがちですが、頬のたるみは紫外線の影響でもたるみます。
紫外線は「UVA」・「UVB」・「UV-C」の3つに分類されていますが、この中でコラーゲンが存在している肌の真皮層までに届いてしまうのが「UVA」です。もちろんUVBもシミの原因といわれています。
このUVAは、じわじわと肌の奥深くに浸透してコラーゲンを破壊して、たるみやシワなどの老化現象を引き起こす原因となります。
③普段の姿勢が悪い
意外に思われるかもしれませんが、実は普段の姿勢が悪いと頬のたるみにつながります。
スマホやパソコンをするときに楽な姿勢をとろうとして自然に猫背になってしまう方が多いです。
背中を丸くした猫背状態でアゴが突き出ている姿勢は、体の歪みを引き起こしますが、姿勢が悪い状態が続くと長い時間頬が下に伸びる力を加えてしまうためますますたるみを加速させてしまいます。
また、ずっとスマホを見ていると無表情のままで顔の筋肉を使わないのも頬のたるみの原因の一つです。
④顔のむくみによるもの
頬のたるみは顔にむくみが出る人も注意です。
むくみは余分な水分が排出されずにむくみますが、水分が多いと肌が重くなって重力のまま頬がたるみます。
⑤顔の筋肉や頭皮のコリによるもの
顔の筋肉や頭皮を触ってみてください。コリコリとして固くなっていませんか。
顔の筋肉や頭皮が固くなってコリがあるとうまく表情筋が鍛えられません。そもそも頭皮と顔の皮膚はつながっています。当然頭皮が凝っていると頬の筋肉にも影響します。
顔の筋肉はむくみにもつながるので、顔や頭皮のコリはばかにできません。
⑥顔にお肉がついている
顔のお肉がついている頬は、年齢を重ねていくと頬の脂肪が重りとなって皮膚が伸びそのままたるみの原因となることがあります。
今はよくても加齢と共に少しずつ皮膚が下がってほうれい線ができるようになります。
⑦口呼吸をしている
口が乾燥している方は、無意識に口呼吸をしている可能性があります。口呼吸がクセになっていると頬のたるみの原因になります。
いつもポカーンと口を開けていると、頬の筋肉などがあまり使われません。
筋肉が使われないと鍛えられることも少なく筋肉が衰えて少しずつ頬にたるみが見えてきます。
⑧急に痩せたため
体型を元に戻そうとしたりしてきついダイエットをして急に痩せると頬がたるみます。
太っていたときの皮膚が痩せることによって伸びて頬のたるみとなるからです。
特に、食事制限などのダイエットをして急激に痩せると、新陳代謝が落ちて筋肉が衰えるようになります。
急に痩せて頬のたるみが出始めるとほうれい線なども深くなることもあるので要注意です。
⑨甘いものを食べ過ぎたため
女性は甘いものが大好きですが甘いものも食べ過ぎる人も要注意です。甘いものを食べ過ぎるのも頬のたるみの原因になります。
甘いものを取ると「AGE(終末糖化物質)」溜まりやすく、細胞が糖化すると老化が早まるといわれています。
頬のたるみを改善してリフトアップする11の方法
頬のたるみは気づいてからでもまだ改善してリフトアップすることはできます。
深くほうれい線が刻まれる前に対処しましょう。
頬のたるみを改善する方法は大まかに11の方法があります。
①リンパマッサージをしてむくみをとる
1.手の指でカギ型を作って、人差し指を頬骨の下あたりからフェイスラインまで下に流します。
2.今度はフェイスラインに流したものを、耳の下あたりまで手のひらで流していきます。
3.最後は、耳下腺まで流したものを手のひらで首の下に流すようにします。片方だけやって鏡で比較すると改善されているのがわかります。動画を参考にしながらやってみてください。
②顔の表情筋を鍛える運動をする
頬のたるみの解消・改善には、まず顔の表情筋を鍛えることも必要です。
ここでは二つの表情筋を鍛える運動を紹介します。
(1) 口回し運動をする
口回し運動は、口周りの筋肉を鍛えるのに効果的で、実際ほうれい線が消えたという方もいるようです。
やり方は、舌を口の中で動かしてアゴやほうれい線の筋肉を刺激して鍛えるものです。
1.口は閉じたままで舌を動かして運動します。
2.下を歯の外側の歯茎をなぞるようにして左から右に回してください。これを20回やります。
3.今度は右から左へ逆方向に20回回します。これを1日3回行いますが食後がいいようです。
(2) あいうえお運動をする
あいうえお運動は、顎の下にある「顎下骨筋」と呼ばれる筋肉を鍛えてたるみを改善するものです。
顎の筋肉がたるんでくると、顔全体の筋肉を支えようとする力が弱くなって頬のたるみの原因につながります。
1.まず、「あ」を言う時に大げさなほど大きく口を開けて10秒間「あ」と言ってください。
2.「い」は、同じく10秒間「い」と言いますが、このときは思いっきり横に口を引きます。
3.「う」は、できる限り口をすぼめて10秒間行います。
4.「え」も横いっぱいに引いて10秒間行います。
5.「お」は、鼻の下が伸びるぐらい大げさに10秒間言いましょう。
コツは、どの言葉も大げさなぐらい口を動かします。
③よく噛んで食べる
ダイエットするには、ゆっくり噛んで食べることが効果的とされていますが、頬のたるみもよく噛んで食べると、口や顎の周りの筋肉が鍛えられます。
柔らかいものでも固いものでも1口食べたものを30回~50回は噛んで食べることで、口輪筋を鍛えることとダイエット効果が得られるというメリットもあります。
よく噛んで食べると唾液の分泌が活発になり虫歯予防にもなるといわれています。
④ツボ押しをする
顔全体のたるみやしわ、そしてむくみにも有効とされるツボがあります。
ツボ押しをすることで頬のたるみ予防と改善が期待できます。
それぞれのツボを押してゆっくり圧をかけます。3秒ほど押したら離してを5回ほど繰り返しましょう。
救後(きゅうご)
目尻の斜め下で触ると骨にくぼみがあります。
四白(しはく)
下まぶたの真ん中の下(瞳孔の真ん中の下)から1.5cmほど下にあります。
迎香(げいこう)
小鼻のすぐ脇にあります。
地倉(ちそう)
口角のちょうど真横です。
⑤普段の姿勢に気をつける
先ほどの紹介したいように普段の姿勢で猫背になっている人は、前かがみになることで前に重心がかかり頬が下にたるむようになります。
デスクワークしているときも歩いているときも背筋をまっすぐにすることが大切です。
姿勢を気をつけると頬のたるみの解消だけではなく、肩の筋肉をほぐす効果や体のゆがみも改善されやすいです。
⑥ほほのたるみに効果がある食べ物を食べる
ほほのたるみに効果があるとされる食べ物が「白ゴマ油」です。
茶色のゴマ油は香りも良く食欲をかきてたてる香りですが、白ゴマ油は色が無色で香りなどはありません。
白ゴマ油は、アーユルヴェーダなどにも使用されているオイルで、抗酸化作用やデトックスの効果が高いことで知られています。
さらに、抗酸化作用の高いゴマリグナンが通常のゴマ油よりも多く含有されていて、頬のたるみだけではなく口臭予防にも効果があるようです。
ゴマ油は加熱するのが効果的です。そこで、白ゴマ油のうがい方法を紹介します。
◇白ゴマ油でうがい◇
用意するもの
なべ、温度計
1.鍋に白ゴマ油をいれて火をかけ温度計で計って100度まで熱します。それ以上熱があがらないようにします。
2.火からおろしたら冷まします。
3.十分冷めたら大さじ1ほどすくって口に含んでください。
4.口の中にいれたら、浸透するようにゆっくり口の中で5分ほどうがいします。
最後は、排水溝に流さずにビニール袋に吐き出して捨てます。1日一回、夜寝る前がおすすめになります。
⑦化粧水やクリームで保湿をする
頬のたるみを改善してリフトアップするには、マッサージや筋肉を鍛える方法も大切ですが、スキンケアで使っている化粧水やクリームでの保湿もとても重要です。
ここ数年、リフトアップのための保湿効果の高い化粧水やクリームがたくさん販売されています。
企業も、頬のたるみやシワなどの老化現象をより深く研究して、引っ張り上げる力を作るためにコラーゲンやエラスチンが配合された化粧品やクリームなどを開発しています。
保湿というと肌をしっとりさせるだけと思っている方も多いようですが、保湿効果の高い化粧水やクリームは肌に浸透するため、肌の深層部のコラーゲンを補助してくれます。
肌が潤いを取り戻すとハリが戻ってきて肌が柔らかくなり、結果的に頬のたるみを改善してくれます。できれば、頬のたるみが気になる前から保湿を欠かさずに予防しておくことも大切です。
⑧ローラーを使う
一時期流行した肌の上でコロコロ転がすローラーも頬のたるみの改善には有効です。
100均で購入できるローラーはプラスチック製ですが、顔の血行を良くしてリンパを流すことで頬のたるみの改善にはつながるのでおすすめです。使う時にはクリームを顔に塗って滑りをよくしてから使ってください。
また、ローラーを使うときには肌を蒸しタオルで温めておくとより効果的なことと、終わった後は十分な保湿が必要です。
100均のローラーでも続けることで効果は期待できます。
⑨美顔器を使う
美顔器のローラーは、エステサロンなどでも使用される「ラジオ波」で肌の気になる部分に転がすもので、失いつつある肌のハリを取り戻してくれる効果も期待できる美顔ローラーです。
なかなか鍛えにくい表情筋に直接さようするEMSが搭載されています。
EMSは肌の表面からでは届きにくい深層筋にも働きかけるので、忙しくて顔マッサージなどの時間をとれない人にも簡単に表情筋を鍛えられるのでおすすめです。
⑩エステサロンに通う
ここまではセルフでの頬のたるみの改善方法を紹介しましたが、すぐにでもたるみを改善したいならエステサロンに行くのも一つの方法です。
エステサロンなら頬のたるみだけではなくシワの解消なども期待できます。
エステサロンでの施術はコースによって料金が異なります。
1回で16,000円前後~で、初回のみの限定で少し割引がある場合もあります。
⑪美容外科に行く
最近プチ整形で美容外科を訪れる人が急増していて人気になっているようですが、美容外科でのリフトアップも即効性があることから施術する人が増えています。
こちらもコースによって料金が異なります。
特にクリニックによって料金体系が違うことと使う薬剤によっても料金に差が出ます。
一般的な例としてヒアルロン酸の注入やボトックス(ボツリヌス)でおおよそ30,000円ぐらいから100,000円ほどです
まとめ
肌のたるみに目がいってしまいますが、肌のたるみは乾燥も深く関わっています。
肌が乾燥することで肌の細胞が衰えてそれがたるみやシワを作る原因になります。
では、ここで紹介した大事なポイントをまとめました。
✅頬のたるみのチェック
・チェック方法で口角が下がったら筋肉が衰えている
・ほうれい線
・頬の毛穴が縦に目立つ
・口角が下がってきた
・顔全体が大きくなった
・フェイスラインがぼやけてきた
✅頬がたるむ9つの原因
・コラーゲンが減少
・紫外線UVAがコラーゲンを破壊
・猫背で前かがみになると頬がたるむ
・顔のむくみ
・頭皮や頬のコリ
・頬の脂肪が重りになっている
・口呼吸をするクセ
・痩せて新陳代謝が落ちた
・甘いものは老化が早まる
✅頬のたるみ改善の11の方法
・頬骨の下→フェイスライン→耳の下→首筋に流すマッサージ
・表情筋は歯茎をなぞるように20回
・あいうえお運動は大げさなほど口を動かす
・食べる時には30回~50回噛む
・ツボはゆっくり圧をかけて3秒ほど押したら話し手を繰り返す
・姿勢はまっすぐにする
・白ゴマ油は頬のたるみを改善
・保湿することでたるみを防ぐ
・100均のローラーでも効果的
・美顔器は簡単に表情筋を鍛えられる
・エステは1回16,000円前後から
・ヒアルロン酸、ボトックスは30,000円ぐらいから
頬のたるみは見て見ぬふりをしているうちにどんどんたるみます。
毎日のちょっとした努力で老け顔は防ぐことはできますよ。