乾燥肌の毛穴落ちは化粧下地選びがポイント!下地選びの5つのポイント

きれいにファンデーションを塗ったのに「ファンデーションが毛穴落ちしてる!」、「夕方になると毛穴がポツポツ見える!」なんていう経験はありませんか?乾燥肌なのになぜか毛穴の凹凸が目立って気になりますよね。
この記事ではそんな乾燥肌の毛穴落ちしてしまう肌について調べました。
乾燥肌の毛穴落ちはファンデーション前の化粧下地がポイントです。
あなたが気になってることはありますか?
乾燥肌の毛穴落ちと下地について
夕方になると毛穴がポツポツ目立ってくるのは化粧崩れと思いがちですが、実は化粧崩れではなく、朝にメイクしたときのファンデーションの毛穴落ちと同じなんです。
こんな毛穴落ちについてほとんどは諦めている方もいらっしゃるかもしれませんが、どうにもならないわけではなんです。
穴落ちをあらかじめ防ぐ方法があります。
乾燥肌の化粧後の毛穴落ち
乾燥した肌の毛穴落ちは、ファンデーションを塗ったときに、毛穴部分にファンデーションが入り込んで平たんの部分との差が出て凹凸になることです。
ファンデーションで毛穴を隠すどころか、反対にファンデーションで毛穴を目立たせていることになります。
毛穴落ちは、ファンデーションが毛穴に詰まって目立ったり、時間が経過するとファンデーションが落ちかけているのに、毛穴部分にファンデーションだけが落ち込んでいるので点々とした毛穴が余計に目立つことです。
この現象を解消するには、化粧崩れを防ぐことと毛穴を目立たせないようにすることが対処法になります。ファンデーションをつけた時点で毛穴落ちするようなら化粧前の下地やスキンケアを正しいものを選ぶことなんです。
下地はメイクのベースです。ベースだからこそ下地にはこだわりをもったほうがいいかもしれません。
乾燥肌の毛穴と化粧下地の役割
化粧下地はベースメイクで使う化粧のつきを良くしてくれるもの、化粧崩れをしにくくするものという脇役の印象がありますよね。実は化粧下地は脇役というよりもベースメイクには欠かせないアイテムの一つです。
化粧下地があるからこそファンデーションのノリが良くなります。だからこそ、毛穴の凹凸はファンデーションでカバーするのではなく、化粧下地でカバーするというのが正解なんです。化粧下地を塗ることで毛穴落ちがなく肌表面が滑らかになってファンデーションの薄付きも可能にしてくれるんです。
もう一つ化粧下地には役割があります。乾燥肌で開いた毛穴にファンデーションが詰まらないように、先に化粧下地を塗ることで毛穴落ちを防いでくれます。他にも紫外線や外的な刺激から肌を守ってくれているのは化粧下地です。
乾燥肌の毛穴ケアのための下地の選び方
さて、化粧下地が単なる脇役ではなく重要なポイントになることはわかっていただけたんじゃないでしょうか。
そこで、乾燥肌の毛穴落ちを防ぐ正しい化粧下地を選ぶポイントを紹介します。
化粧下地にはいろんな種類がありますが毛穴の開きや毛穴落ちが気になる方は次の5つのポイントをおさえた化粧下地を選びましょう。
①油分が少ないタイプの下地
下地に油分が多く含まれているということは、海面活性剤が含まれているということになります。乾燥肌の人には敏感肌の人も多いですよね。
界面活性剤が肌への刺激となって乾燥を悪化させてしまう可能性もあるので油分が少ないタイプの下地を選びましょう。肌が乾燥するとたるみになって皮膚が伸び毛穴や毛穴落ちが目立つようになります。
②UV効果はあまり高いものではない下地
夏の紫外線が最も強い時期にはUV効果が高い下地が魅力的で肌のトラブルを考えると安心です。ところが、UV効果の高い下地はクレンジングでは落としにくいというデメリットがあり、それが毛穴に皮脂が残ったりと肌の負担になります。
乾燥肌の人はUV効果の強すぎない肌に優しいタイプの化粧下地を選んだほうが無難です。SPF値にするとSPF20前後で、PA値は+が2個ぐらいまでにしておきましょう。
③保湿成分が配合されている下地
乾燥肌には保湿が必要です。乾燥肌の毛穴は水分が足りなくなってくることで毛穴が目立ってくると考えられます。化粧下地にも保湿成分が配合されている化粧下地を選びましょう。
保湿成分には<セラミド>・<コラーゲン>・<ヒアルロン酸>・<レシチン>の表示があるものを参考にしてみましょう。
④毛穴対策にはシリコン系の下地
乾燥肌の毛穴落ちや開きを目立って悩みになっているなら化粧下地はシリコン系の化粧下地がおすすめです。シリコン系の化粧下地の特徴は、毛穴を埋めてカバーするという機能ではかなり優れているので、ファンデーションをつけたときに凹凸のない滑らかな肌を実現してくれます。毛穴をカバーする機能の高さで毛穴レス下地とも呼ばれているようです。
また、シリコン系の下地は、皮脂をブロックしてくれる作用もあるので、毛穴落ちだけではなく化粧を崩れにくくしてくれる女性には嬉しい効果も期待できます。
シリコン系の下地は毛穴の悩みを持っている人のための化粧下地といってもいいほど、毛穴落ちや毛穴の開きを解決してくれる化粧下地です。シリコン系の化粧下地を使ってファンデーションを重ねることで化粧のノリも持ちも良くなりパーフェクトな肌が演出できます。
シリコン系の化粧下地は毛穴を悪化させるという一部の説があったようですが、この点については各メーカーの研究結果ではそのような事実はないと結論付けているようです。
⑤乾燥肌が心配な方はオーガニックの下地
乾燥肌の中でも敏感な肌を持っている方におすすめなのは、オーガニックの化粧下地です。
オーガニック製品の下地には、紫外線吸収剤が入っていないので低刺激の化粧下地なので敏感な肌の人には安心して使用できます。
コスメの中には添加物が入っているものも多いため、肌に負担がかかるといわれていますが、オーガニックはそのような心配が少ないといわれています。
また、オーガニック製品は、使うことでスキンケアに頼らなくても強い肌作りができるといわれています。なので、肌のトラブルがおきにくく肌の老化を遅らせることも可能といわれています。
乾燥肌の毛穴ケアと同時に肌に優しいものを使いたいなら、オーガニックの下地がいいかもしれません。
乾燥肌の毛穴の開きや毛穴落ちの対策
乾燥肌の毛穴開きや毛穴落ちの対策は下地だけを選んだからそれで終わりではありません。
ここからは乾燥肌の毛穴の開きや毛穴落ちの5つの対策を紹介します。
①化粧下地と日焼け止め
日焼け止めと化粧下地を別々に使っている人も多いですよね。日焼け止めと化粧下地はどちらを先に塗っていますか。
化粧下地と日焼け止めを塗る時には、最初に塗るのは日焼け止めです。化粧下地はファンデーションのノリを良くするためのベースなので、化粧下地とファンデーションは密接にすることが基本です。
日焼け止めを塗った後にファンデーションを塗ると化粧崩れになりやすくなります。化粧崩れになれば毛穴の開きが目立つようになりますよ。
②乾燥肌の毛穴と化粧下地の使い方
お化粧をするときにスキンケアをして日焼け止めを塗り下地をつけてファンデーションを塗りますが、この一連の流れを単に塗り重ねるようにやっていませんか。
まず、日焼け止めを塗った後は、日焼け止めのクリームが肌に馴染むまで待ってから、下地を塗りすこし肌に定着してから→ファンデーションというふうに塗っていきましょう。
肌に馴染んでからファンデーションを塗って行かないと日焼け止めや化粧下地がカスのようにポロポロ取れることがあります。
③乾燥肌の毛穴にはセラミド
セラミドはすでに私たちの皮膚の角質層の中に存在している大切な保湿成分です。セラミドをすでにたっぷりあるならその人は乾燥肌ではないということになります。
せっかく私たちの肌の奥に存在しているセラミドですが、年齢と共に減少してしまう他にも、紫外線にあたってしまったり、洗顔でゴシゴシ洗ったり肌をこすっただけでも流れ出してしまうんです。
セラミドは体の中で作られて水分量を貯蓄してくれている成分ですが、流れ出すスピードが速ければセラミドが作られても追いつきません。そこで、セラミドが流れ出さないように次の4つのことに注意しましょう。
☑洗顔料はよく泡立ててホイップ状にしてあること
たくさん泡を作ったから良いというものではなく、ホイップクリームのような質の良い泡を立てて洗顔することが大切なんです。洗顔時間は1分以内にで終えましょう。それ以上は肌に負担がかかります。
☑セラミド配合の化粧水や美容液などを使うこと
乾燥肌の人の毛穴開きや毛穴落ちには、セラミド配合された化粧水や美容液がおすすめです。化粧水でも原液でもどんなタイプのものでも大丈夫です。それぞれの配合成分もしっかりチェックしましょう。
☑肌へ浸透させたら美容液などで閉じ込める
セラミドをしっかり肌に浸透させたら、保湿効果の高いクリームや美容液でセラミドが流れ出さないように閉じ込めます。肌に水分を浸透させても蒸発してしまうので蒸発しないように保湿効果のある美容液などで蓋をしてしまいます。
☑紫外線でセラミドが流れ出さないようにする
紫外線はしわやそばかすや毛穴の開きや詰まりなど、さまざまなトラブルを起こします。紫外線対策は日焼け止めだけではなく、日傘をしたり防止をかぶったりサングラスをするなどして、徹底的に紫外線対策をしましょう!
④毛穴としわ・そばかすをケアするスキンケア用品
乾燥肌の毛穴落ちや毛穴の開きは、年齢によるものもありますが保湿成分が不足して肌がたるんでひっぱられるので毛穴が開いてしまいます。皮膚が引っ張られればしわにもなります。
また、乾燥肌の毛穴対策は、紫外線にあたることでセラミドが流出してしまうことになります。スキンケアの商品を選ぶときには、毛穴やしわ、そしてそばかすをもケアしてくれる化粧水を選ぶようにしましょう。毛穴やしわやそばかすの肌トラブルを考えると、スキンケアを選ぶ時のポイントを押さえて選びましょう。
☑肌にたっぷりと水分が補給できる
☑化粧水から与えられた水分をしっかり長時間放水できる
☑肌の表面だけではなく奥にまで浸透して、内側からしわやそばかすの対策ができる
特に、肌の保湿効果や長時間保水してくれるスキンケアはやっぱりセラミドです。本来私たちが持っているはずのセラミドですが、流出しているならそれを補うようなスキンケアを選ぶようにしましょう。
セラミドの保湿・保水効果は肌の奥にまで浸透させることができることから、毛穴の開きや毛穴落ち、しわやそばかすにも効果が期待できます。
⑤乾燥肌の毛穴と赤みの肌 について
乾燥肌で毛穴の開きと同時に肌が赤いことが悩みになってしまう方もいますよね。乾燥肌がひどいと赤いぶつぶつになる人もいます。
乾燥肌の毛穴と赤い肌のトラブルには、ひどくなるとかゆみがあったり、肌の角質がボロボロに破壊されて肌の表面がもろくなることもあります。
そのために、外からの刺激に敏感に反応するようです。
乾燥肌で赤い肌になる人のスキンケアの基本は
☑なるべく刺激をあたえないこと
☑肌が自ら再生する能力を高めてあげること
☑無添加であること
に尽きます。
そこで洗顔料やスキンケア製品は低刺激のものを選ぶようにしましょう。
保湿だけを目的にしたもので無添加であることとシンプルで自然由来のスキンケア用品がおすすめです。
そして肌が赤いトラブルでも保湿成分のセラミドが配合されているかも重要な基準になります。
しっかり保湿して肌が再生する力が高まるまで、できるかぎりメイクは控えた方がいいかもしれません。もしくは、ナチュラルなメイクにするようにして肌の負担を少なくするように心がけましょう。
まとめ
毛穴落ちや毛穴開きはオイリー肌特有のものかと思っていたら乾燥肌でも水分が足りないことで毛穴が目立つんですね。
今回この記事で紹介した内容を下記にまとめました。
・乾燥肌の毛穴落ちはファンデーションではカバーできないこと
・乾燥肌の毛穴落ちは化粧下地がポイントであること
・化粧下地は油分が少ないタイプを選ぶこと
・毛穴落ちを防ぐならUV効果はあまり高くない下地を選ぶこと
・下地を選ぶ際は保湿成分が配合されているもの
・毛穴対策にはシリコン系の下地が目立ちにくい
・敏感肌の人はオーガニックの化粧下地がおすすめ
・化粧下地と日焼け止めは、日焼け止めを先に塗ること
・日焼け止めクリームを塗ったら馴染むまで待ってから下地を塗ること
・私たちの肌の中にはセラミドがすでに存在していること
・セラミドを流出させないよう洗顔料はホイップ状にすること
・化粧水や美容液はセラミド配合のものにすること
・セラミドが流出しないようにしっかり美容液で閉じ込めること
・毛穴・しわ・そばかすのスキンケアは長時間保湿してくれる成分を選ぶこと
・肌の表面だけではなく奥からも浸透してくれるスキンケアを選ぶこと
・赤い肌には低刺激で無添加、自然由来のスキンケアにすること
鏡で毛穴落ちをしている修正するのにすごく時間がかかりますよね。
もう毛穴に悩まない肌になれるように今回記事で紹介したことを参考にしてみてくださいね。