いちご鼻の治し方とは!?簡単に綿棒とオイルだけで解消!?

毎日鏡を見て気になるのが鼻の黒ずみや角栓などは汚れがわかるいちご鼻。
メイクをすればするほどいちご鼻が目立つので苦戦している方も多いでしょう。
いちご鼻は正しい治し方でケアしないと、逆にいちご鼻を目立たせて悪化させてしまうので注意しなければなりません。
そこで、この記事ではいちご鼻の治し方といちご鼻にしないための予防方法などを調べました。
そもそもいちご鼻と呼ばれる原因はどこにあるのでしょうか?
あなたが気になってることはありますか?
いちご鼻ってなに?
「いちご鼻」は、鼻の広範囲にわたる毛穴に「古い角質」や「皮脂」が詰まりそれが酸化して、見た目がまるで果物の「いちご」の表面のブツブツに見える鼻のことをいいます。
いちご鼻というと何だか可愛らしい呼び方ですが、現実ではとても喜んでいられる状態ではないです。
それも顔の中心にあるので余計に目立ってしまうのでメイクするときに必死になって取り除こうとして、間違った治し方を繰り返すとますます毛穴に汚れが溜まるという悪循環を起こしやすいです。
いちご鼻ができてしまう5つの原因
さて、毎日洗顔もしているのにいったいなぜいちご鼻になってしまうのでしょうか。
いちご鼻になる原因は大きく分けると5つあげられるようです。
①毛穴の角栓が酸化するから
いちご鼻になってしまう原因の一つは、毛穴の角栓が酸化することで黒くなってしまうからです。
鼻は皮脂分泌が多い部分なので角栓がたまりやすいという特徴があります。
角栓は時間が経つと酸化して黒いブツブツに変わります。
鼻の周囲は空気の抵抗を受けやすいパーツなのでどうしても角栓が詰まってからすぐに黒ずんでしまうという部分でもあります。
角栓は時間と共に硬くなってきて洗顔するだけでは取り除けなくなっていきます。
②メイクの残りが皮脂と混ざり合って詰まっている
いちご鼻の原因としてメイクもあげられます。
角栓はほとんどが皮脂の塊と思っている方も多いかと思いますが、実は、毛穴の角栓の7割は古い角質からできています。
そこにメイクなどをすると、タンパク質でもある古い角質とメイクの残りが混ざって毛穴をふさいで角栓になります。
そのため、いちご鼻を隠そうとしてメイクのせても、反対に角栓に上塗りするだけになってしまい目立つようになってしまうんですね。
③肌が引っ張られて毛穴の広がってしまう
肌は加齢ともにたるんできたりシワになったりしますが、皮膚がたるんでくれば当然毛穴も引っ張られて広がっていくことになります。
つまり重力で肌が縦に広がっていけば、毛穴も縦に開きやすくなるということです。
そのため、年齢がいけばいくほど、どんどんいちご鼻が目立ってきます。
毛穴が広がればそこに皮脂やメイクの油分、古い角質などがどんどん詰まっていきます。
いちご鼻は年齢と共に開きやすくなるので、普通のケアだけでは追い付きません。
④皮脂分泌が角質と混ざり合う
鼻の部分は皮脂分泌が活発です。
皮脂が過剰に分泌されれば確実と混ざり合って毛穴に詰まりいちご鼻を作ります。
皮脂の分泌は肌が脂性肌の人に多いと思われがちですが、実は肌が乾燥することでも皮脂が過剰に分泌されます。
というのは、乾燥することで減っていく水分を何とか守ろうとして過剰に皮脂が分泌される働きがあるからです。ということは、乾燥させておくこともいちご鼻の原因になってしまいます。
⑤ターンオーバーの乱れの原因
私たちの肌は、自らの力で新しく生まれ変われるような機能があります。
肌が生まれ変わるときには、古い角質は剥がれ落ちるような仕組みになっています。
この生まれ変わりをターンオーバーと呼びます。
ターンオーバーの速度(肌の生まれ変わりの速度)は、体のパーツによって異なりますが個人差も大きく作用します。
一般的には10代~20代なら20日~28日の周期でターンオーバーが行われるといわれています。
さらに、年齢と共に新陳代謝が低下してくるために、30代~40代になれば45日程度もかかると考えられています。
いちご鼻になってしまうのはこのターンオーバーの周期の乱れも一つの原因といわれています。
例えば、夜更かしをする習慣があると、ゴールデンタイムを逃すことになるのでターンオーバーの周期が乱れます。
また、日焼けもターンオーバーを乱す原因になります。
毛穴にはターンオーバーで剥がれ落ちた角質も詰まっています。
そのためターンオーバーもいちご鼻の原因になるわけです。
簡単にできるいちご鼻の解消法とは?
いちご鼻ができる原因は、年齢によるものでも皮脂や角質による毛穴の汚れであることは確実です。
いちご鼻の治し方は、この皮脂や角質による毛穴の汚れを防ぐ方法を取り入れるのが正しい治し方です。
それを踏まえて家で簡単にできるいちご鼻の解消法から、皮膚科で治していく方法を紹介します。
①綿棒にオイルを染みこませて解消する方法
綿棒とオイルを使ったいちご鼻の治し方は、今ちょっとした話題にもなっているいちご鼻の治し方で、綿棒にオイルを染みこませてマッサージするものです。
毛穴は皮脂なのでオリーブオイルでどんな効果があるのか疑問に思う方もいるんじゃないでしょうか。
その理由は、硬くなっている角栓をオリーブオイルが柔らかくしてくれるので角栓を取り除きやするからです。
角栓は硬くなっているので洗顔だけで落とすのは無理です。
そこで、オリーブオイルを使って角栓を柔らかくしながら取り除いていきます。
綿棒なしでオリーブオイルのみでもいちご鼻を解消する効果はありますが、綿棒を使った方がやりやすいです。
(1)まずは、洗顔をして肌を清潔にして保湿をしておきます。
(2)オリーブオイルを綿棒に染みこませます。
(3)力を入れずに綿棒で鼻をまんべんなくコロコロころがしてみたり、なでるようにしてみたりしながらマッサージしていきます。すべりが悪いときには保湿クリームを鼻に塗ってください。
(4)角栓の横をギュッと押し出すようにして押します。
(5)がんこな角栓は、綿棒を二つもってはさんで押します。
皮膚が赤くなるようなら力の入れすぎかもしれません。
綿棒とオリーブオイルでやる方法は、とても簡単にできるので一度試してみてはいかがでしょうか。
②蒸しタオルを使った正しい洗顔方法
毛穴の角栓がまだうっすらとわかる程度の初期状態のいちご鼻の治し方は、正しい洗顔で解消することができます。
それは、蒸しタオルを使った洗顔方法です。
洗顔前に蒸しタオルをすることで角栓を取りやすくしてから洗顔するものです。
1.まずは、蒸しタオルを用意します。蒸しタオルは水を含ませたタオルを電子レンジで500Wなら40秒ほど温めると適度な蒸しタオルになります。
2.洗顔をする前に、鼻の部分に蒸しタオルを数分載せておきます。こうすることで毛穴が開くようになり洗顔することで汚れが取れやすくなります。
3.洗顔するときには泡をしっかり立てます。
4.手のひらで洗うのではなく、泡で顔を優しくくるくると回すようにして洗います。この時に角栓を落とすようにゴシゴシ洗うと肌に刺激になってトラブルの原因になります。肌と手の間に泡を挟ませるようにして、あくまでも泡で肌を洗う感覚で洗っていきます。
5.最後は水できれいにすすぎますが、泡で洗ったときよりも2倍以上長めにすすぐようにします。洗い残しがあるのは正しい洗顔とはいえません。また、すすぐときに冷蔵庫で冷やした水を使うと肌が引き締まるので毛穴の開きを一時的でも防ぐことができます。
6.タオルで押さえるようにして拭
すすぎが終わったらタオルで拭きますが、正しいやり方はタオルで肌を抑えて水分をとるようにします。
ゴシゴシこすらないように注意しましょう。
7.最後は保湿をして仕上げます。
洗顔後のいちご鼻には保湿は必須!
洗顔後のいちご鼻には保湿は必須です。
いちご鼻の治し方をいくら試しても保湿がしっかりされていないとまたいちご鼻ができやすい状態になります。
毛穴の角栓ケアとして蒸しタオルをして角栓ケアをした後は、肌の角質層は水分が不足している状態になっています。
皮脂はどうしても悪いイメージしかありませんが、実は、皮脂にも役目があるからこそ存在しています。
皮脂には肌細胞の水分が蒸発するのを防いだり、毛穴の奥に雑菌が入らないような働きをしています。
ところが、いちご鼻をケアするために行う洗顔の後は皮脂が洗い流されるため、角質層の水分不足を補うためには保湿が必要です。
正しい洗顔を終えた後は、保湿クリームなどを肌に浸透させるようにして、少しでも肌の水分蒸発を防ぐようにしましょう。
洗顔後の保湿には、クリーム系やオールインワンゲルなどが適しています。
蒸しタオルの代わりに鼻ラップもおすすめ
蒸しタオルの代わりに鼻をラップで包んで毛穴を開く方法もおすすめです。
これは、半身浴をしながら鼻をラップで包んでおく方法です。
ラップで鼻を包むことで汗をかきやすくなり毛穴が開きます。
鼻ラップ前は蒸しタオルのときと同じくメイクを落としてから始めます。
メイクが少しでも残った状態で鼻ラップしてしまうと、開いた毛穴にメイクの汚れが落ちてしまうので必ずきれいにメイクを落としてください。
1.サランラップを小鼻が包める程度の大きさに切ります。
2.鼻の穴はふさがずにサランラップで包んでください。
3.この状態で半身浴をします。お湯の温度は38度~40度程度が適温です。入浴時間は20分~30分にします。これはあくまで目安なので、自分が汗をかいて気持ちが良くなる温度と時間にしてください。
4.あとは先ほどの洗顔方法を行い、最後に保湿をします。
③ひどくなったいちご鼻は皮膚科やクリニック
いちご鼻をいろんな治し方で頑張ってみても、いちご鼻ががんこに居座り続けどうにもならないようなら、皮膚科やクリニックなどでも治すことができます。
最近では、皮膚科でも美容クリニックと同じ機材をそろえているところもあるので、美容クリニックの敷居が高いと感じるなら皮膚科が気軽でいいかもしれません。
気になる費用ですが、鼻だけの毛穴ケアなら6000円~30,000円程度します。
鼻だけではなく顔全体になると12,500円~55,000円程度とかなり差があります。
いちご鼻の3つの予防法
ここまでいちご鼻の治し方を中心に自宅で出来るケアから皮膚科やクリニックまで紹介してきましたが、いくらいちご鼻の治し方を頑張っても、鼻の角栓を作ってしまう原因を改善しないとまた繰り返しいちご鼻に悩まされます。
いちご鼻の予防法は生活を見直すことが大切です。
①バランスの摂れた食事
普段から糖分を多く含んでいるお菓子やスイーツ、ファーストフードから揚げ物などを好んで食べている人は皮脂の分泌量が多くなります。
これらの食べ物は血中の中性脂肪値が高いことから過剰に皮脂の分泌が多くなります。
食事はバランスの摂れた食事をするように心がけましょう。中でも、ビタミンは積極的に摂ることをおすすめします。
ビタミンAには肌を健康に保つ働きがありますが、ビタミンAと若返りのビタミンEを同時に取り入れることで、いちご鼻の予防にはかなり期待できるといわれています。
また、美白効果のビタミンCも積極的に摂り入れましょう。ビタミンCには過剰に分泌する皮脂を抑えるはたらきがあります。いちご鼻の予防には効果があるといわれています。
日頃の食事ではビタミンを摂り切れないならサプリメントでも補うこともおすすめです。
②ストレスはためずに適度に発散
実は、ストレスといちご鼻には関係があります。
ストレスをためると皮脂が過剰に分泌されているといわれているので、ストレスは角栓を作る原因の一つです。
私たちはストレスを感じてしまうとストレスに対抗しようとホルモン分泌を促すようになっています。
ホルモンが分泌されると皮脂の分泌量が増えます。だからストレスがニキビを作ってしまうんです。
ストレスを溜めないように適度に発散するか、自宅でリラックスできる方法を知っておくこともいちご鼻の予防法につながります。
また、心身の疲れもいちご鼻を作ってしまう原因になるので、疲れをためずにリフレッシュする方法なども考えてみましょう。
③生活習慣の見直しが大切
いちご鼻は、毎日生活している中で毛穴に皮脂や汚れがどんどん溜まって凹凸になっている状態です。
寝不足や不規則な生活は肌の生まれ変わりの邪魔をします。
また、お酒を飲み過ぎたり、喫煙もいちご鼻の原因を作ります。
便秘がちな方も注意が必要です。便秘になると肌にダイレクトに影響が出ます。
日々の食事に食物繊維(野菜・わかめ・こんにゃく・こんぶなど)を摂るなどして便秘を改善するようにしましょう。
毎日の生活習慣を見直していくことはいちご鼻だけではなく、顔全体の肌にもいい影響を与えます。
まとめ
いちご鼻は毎日の生活でも防ぐことは十分できます。
いちご鼻だけではなく肌に良い影響を与えるような生活を意識してみましょう。
では、この記事で紹介した内容のポイントを下記にまとめました。
✅いちご鼻は古い角質や皮脂が溜まったもの
✅メイクの油分も角栓になる
✅加齢と共に毛穴が広がる
✅鼻は皮脂分泌が活発
✅ターンオーバーの乱れがいちご鼻に
✅いちご鼻の治し方
・オイルを使って角栓を柔らかくして除去
・洗顔前に蒸しタオルをする
・蒸しタオルの代わりに鼻ラップもおすすめ
・洗顔後は保湿が必須
・悪化したいちご鼻は皮膚科やクリニック
✅いちご鼻の予防法
・甘い物や揚げ物を控えてる
・ビタミンA・ビタミンE・ビタミンCを積極的に摂る
・ストレスは溜めない
・規則正しい生活を心がける
いちご鼻を気にするとすぐその場で何とかしようと、毛抜きなどや毛穴パックなどを使ってしまいますが肌のダメージも考えた方が良さそうです。
正しい治し方でいちご鼻を治してもその後のアフタケアをしっかりすればいちご鼻を繰り返すことも防げますよ。