大根足ってなに!?その8つの原因と改善方法10選!

大根足はどんな洋服を着ても目立ってしまってコンプレックスで悩むパーツです。「とにかく足痩せしたい!」「ムチムチした足をすっきりしたい!」と思う方は多いですよね。
いくらダイエットしても下半身の太さは変わらないのでと大根足をあきらめている人も多いようですが、大根足は改善できないわけではありません。
確かに部分痩せは難しいといわれていますが、毎日ちょっとした努力を重ねていくと大根足は改善されます。そこで、この記事では大根足の改善法について紹介していきます。
あなたが気になってることはありますか?
大根足とは!?
大根足というとマイナスイメージでしかありませんが、ずっと昔、大根足は褒め言葉だったようで、白くてすらっとした足のことを大根足といっていたようです。
現在の大根足は「不格好な女性の足」を表現する言葉に使われます。「不格好」というのはブサイクということです。
つまり、足が白くて太くてむっちりとしてブサイクな足のことを大根足といいます。
大根足はスカートを履いてもパンツを履いてもどうしても人の目に触れるので、足が痩せてくれないとスカートもパンツもなかなかオシャレに着こなせないという悩みになります。
大根足の8つの原因は!?
大根足になってしまう原因は単に太っているからということだけではありません。
大根足に大きく関わっているのは、生活習慣や姿勢などの日常の動作や行動です。
それらすべてを見ていくと大根足の原因は8つあげられそうです。
自分の大根足の原因は何なのか参考にしてみてください。
①むくみからくる大根足
一日の終わりに靴を履き替えたりブーツを履いたりすると「きつい!」と感じる経験を持っている方も多いと思います。
足のむくみは、体の外に排出されなかった余分な水分や老廃物でむくみもなってしまったものです。
重力のせいで余分な水分は下へ下へと溜まってふくらはぎが張ります。
ふくらはぎは第二の心臓といわれていて、重力のせいで下に流れてくる水分を上へ上へと戻すポンプの役割をしてくれます。
ところが、このポンプ機能は運動不足などでふくらはぎの筋力が衰えてしまうとうまく働いてくれません。そのためより水分が溜まりやすい状況を作りむっちりとした大根足を作ります。
②普段の姿勢
座っているときや歩いている時に、猫背になったり背中が丸くなったりO脚など姿勢が悪い人も大根足になりやすいです。
姿勢が悪いと背骨や骨盤が正しい位置から歪んでいき、骨や関節で体重を支えるようになってきます。
そうなると、何か動作を起こした時に本来動くはずの筋肉が使われずに周囲に脂肪がついてきます。
姿勢が悪い人は下半身全般に太りやすいようです。
③立ち方と歩き方の重心がかかとに偏っている
普段立っている時にまっすぐ立たずにどちらからに傾いていたり、歩いている時に足の指を浮かせて歩く「浮き指」の人は足が太くなる傾向にあります。
これは、立っているときや歩いているときに重心がかかとに偏ってしまって体が不安定になるからです。その不安定な状態を安定させようと、すねやふくらはぎや太ももなどに負担をかかり余分な筋肉が発達して足が太くなります。
さらにその発達した筋肉が疲れないように脂肪を蓄えるという悪循環も生まれてますます大根足が定着します。
待ち合わせなど立っている状態のときにどちらか一方に体が傾いていることはありませんか。
立っているときはどうしても自分が楽な姿勢で上体を保とうとするので骨盤が歪んでしまったり、逆に骨盤の歪みで変な姿勢になるときもあります。たったこれだけの動作が癖になると大根足の原因になります。
④運動で鍛えた筋肉で大根足に
特に部活などで筋肉が鍛えられていた状況だった人が、運動をやめることによって筋肉が落ち、筋肉が落ちたことで代謝が悪くなり大根足になる人もいます。
脂肪燃焼される運動をやめてしまうと代謝が下がって、足についた脂肪を燃焼する力もなくなってきます。
また、筋肉が凝り固まるとその筋肉の周りについている脂肪や老廃物が排出されずに下半身太りを引き起こします。
⑤肥満からくる大根足
肥満のためにダイエットしても、ふくらはぎはいつまでたってもむっちりしたままでいるのは、脂肪の沈着による肥満のためです。とはいっても、ふくらはぎが大根足になるのは体全体の肥満よりもむくみが原因であることが大きいともいわれています。つまり、運動不足により筋肉が不足して脂肪がふくらはぎを太くしているということです。
肥満になるとふくらはぎのポンプ機能が働かずにむくみと一緒に脂肪もつきやすくなります。
また、運動をせずにダイエットしても逆に大根足が目立つので注意してください。
脂肪は、上半身よりも下半身に6倍も溜め込みやすいといわれていて、ダイエットで上半身が単純に痩せても下半身は変わらないので余計に大根足が目立つんです。
⑥1日長い時間座りっぱなしの生活
むくみは、運動不足でふくらはぎのポンプ機能が衰えてくるものですが、激しい運動をしなくてもちょっと歩くだけでもふくらはぎの刺激になります。
ところが、長時間同じ姿勢のままずっと座っているようなデスクワークの人は、ふくらはぎを動かすことがないのでそんな毎日を繰り返しているふくらはぎはますますむくんで、慢性化して大根足を定着させます。
⑦足に合わないヒールの靴
普段、ほとんど高いヒールばかり履いる人も要注意です。
ヒールが高い靴を履き続けるのも大根足の原因になります。
ヒールで歩くとどうしても上体が不安定になり、バランスをとろうと無意識に余計な筋肉が働いて、ついてほしい部分に筋肉がつかなくなります。そして余分な部分に筋肉がつくようになります。
さらに、ヒールのある靴はふくらはぎの筋肉の伸び縮みをさせないので、むくみやすくシシャモのような大根足を作ってしまいます。
⑧体の慢性的な冷え
体が冷えると血行が悪くなり血の巡りがスムーズにいかなくなります。
体の余分な水分や老廃物は血管を流れていますが、冷えで血行が悪くなれば当然排出されるはずの余分な水分や老廃物の溜まりやすい状態になります。
そうすると、ふくらはぎ部分にむくみが発生しやすくなります。
慢性的な冷えを感じている方で足が太っていたり、むくみやすいのは冷えを疑ったほうがいいかもしれません。
大根足解消法10選!
大根足になってしまう原因を見ると、肥満や脂肪よりもむしろむくみや普段の生活に原因があることがわかっていただけたかと思います。
大根足の解消法は、大根足の原因から厳選すると10挙げることができます。
ダイエットをやる前に下記の10コの大根足解消法を試していきましょう。
①食生活を変えて大根足を改善
大根足を解消するには食生活も大切です。
脂肪分や糖分の多い食品を控えて野菜を多く摂ります。
肥満=大根足ではありませんが、やはりカロリーは適度にするのが理想的です。
足のむくみで大根足になる人は塩分の摂り過ぎは厳禁です。塩分は血行やリンパの流れを滞らせます。
また、水分を摂るときにはスムーズに体内に循環させるために、コップ1杯の水をゆっくり飲むかこまめに水分を摂るようにしましょう。
②適度な有酸素運動で大根足を改善
大根足になったふくらはぎは、適度な運動で筋肉が伸び縮みをするとポンプ機能が働きむくみにくくなります。
また、脂肪によって大根足になっているのは適度に筋肉を鍛えていないからです。有酸素運動はウォーキングや軽いジョギングでも十分です。
歩く時間がないときには、いつも利用する駅から次の駅まで歩くだけでも違います。
これだけを続けるだけでふくらはぎや太ももに適度な負荷がかかり足痩せの効果が期待できます。
ウォーキングは1日5分~10分程度で、速度は歩きながら話すとやや息が切れるほどの速足で歩きましょう。
③正しい立ち方・歩き方で大根足を改善
大根足を改善するには普段の立ち方や歩き方を意識してみてください。
正しい立ち方と歩き方を癖にすると足も引き締まります。
正しい立ち方と歩き方は、頭・肩・骨盤、そしてかかとまでが一直線になるようにしましょう。
頭から足元まで棒一本が通っているようなイメージで体をまっすぐにするように意識します。
歩く時には胸を張って腰から歩くようにしてみてください。
立っている時にもできる限り胸を張り猫背にならないようにします。
正しい立ち方と歩き方を癖にするとふくらはぎだけではなく、太ももの出っ張りにも効果が期待できます。
また、歩く時にはやや速足で歩くことを意識するだけでも効果が期待できます。
歩く時には、かかとから足を下ろし後ろ足で地面を蹴る時にはつま先で蹴るようにします。
言葉にするとわかりにくいですが、モデルさんが歩くように腰から足を動かすようにするとかかとから足を下ろしやすくなります。
④できるだけヒールの低い靴を履いて大根足を改善
高いヒールはオシャレですが、毎日履いていると重心をとろうとして余計なところに筋肉がついて大根足が改善されにくいです。
仕事でヒールの高い靴を履かなければならない方は、オフィスではかかとの低い靴に履き替えるか、せめて休日はヒールを履かないなど工夫をしましょう。
ヒールが当たり前の足になってしまうと、余分な筋肉がついてその周りに脂肪もつきやすくなります。
また、靴は自分の足のサイズに合うものを履くようにしましょう。
オフィスでずっと座っているデスクワークの仕事の場合は、1時間に5分でもいいので席を離れて少し歩いてください。たった5分でもふくらはぎの筋肉を使うことになり大根足解消につながります。
⑤お風呂で体を温めて大根足を改善
お風呂で体を温めると血行の流れが良くなり体内の循環も改善され筋肉がほぐれやすくなります。
特に冷えからくるむくみの方は、お風呂の時間を有効に使いましょう。
お風呂の中でふくらはぎをもみほぐすとより効果が高いとされています。お風呂の温度は38度~40度ぐらいが適温です。
また、お風呂だけでは一時的に温まるだけになるので、冷えの改善が期待されるサプリメントもおすすめです。
サプリメントには体に良い成分も配合されていることも多く、冷えだけではなく何となく体の調子が悪いときにも役立ちます。
⑥足を高くして寝て大根足の改善
家でくつろいでいるときやテレビを見ているときなど、足の下にクッションなどを置いて足を高くするのも大根足の改善になります。
これは下半身に滞っている血流を上へ戻しやすくなるからです。
大根足には血液の循環を良くするのも改善につながります。
これなら夜寝る前にもできるので毎日続けやすいです。
⑦マッサージで大根足を改善
ふくらはぎがしっかりポンプ機能を果たすには筋肉の伸び縮みが必要です。このふくらはぎの働きを促すのがマッサージです。
ふくらはぎのマッサージは両手を使って抑えたり軽く雑巾を絞るようにしてマッサージします。
ふくらはぎのマッサージはむくみで大根足になってしまった足でなくても、脂肪や筋肉で大根足になった脚でも効果が期待できて細くなりやすくなります。
マッサージはふくらはぎにとって必要なケアです。これも毎日続けるようにしましょう。
⑧温湿布で大根足を改善
意外に思うかもしれませんが、大根足には御湿布で温めることも効果があります。
一日の終わりに足がむくんで張っているときには温湿布を貼って血流を良くしてあげるとむくみが解消されます。
温湿布を貼るとリラックスして下半身全体が暖まりお風呂に入れない日なども試してみてください。
⑨エステを利用して大根足を改善
大根足の改善はマッサージしたり温湿布をしたりととても毎日は無理!という方はエステを利用するのも一つの方法です。
もちろんお金はかかりますがエステ施術後は足のむくみが解消されてすっきりするようです。
エステでは下半身を集中的にマッサージして揉みほぐしてくれるので、かなり大根足解消には効果が期待されます。
⑩着圧タイツを利用して大根足を改善
最近話題になっている着圧タイツ。
着圧タイツを着用するだけでむくみが原因の大根足が改善されると評判になっています。
着圧タイツを履いたまま就寝したり履いた状態でスクワットしたり、さらに履いたまま半身浴をする方もいるようです。
着圧タイツはむくみだけではなく冷えの解消にも効果があるといわれているようです。
着圧タイツを着用すると血流の流れが正常になり冷えが改善されるようです。
着圧タイツは同じ姿勢でずっと座っているようなときにおこりやすい下肢静脈瘤の予防にも期待できます。
下肢静脈瘤は、血管が部分的に張れ上がったりする状態のことをいいます。
同じ姿勢でずっと座り続けると足の血行が悪くなってふくらはぎに血流が滞ります。そして静脈を膨張させてしまうんです。
着圧タイツは下半身太りだけではなく骨盤の歪みが気になる人にもおススメなので一つぐらいは持っておくといいですよ。
履くだけで美脚になれる!!当サイトおすすめ着圧タイツこちら☟☟
まとめ
大根足はまさに部分痩せしにくい部分であるといえますが、大根足は本格的なダイエットをするよりも、適度な運動とむくみを解消するだけで十分改善されます。
では、この記事で紹介した内容のポイントをまとめました。
✅大根足の8つの原因
・運動不足で筋肉が衰えむくみになった
・姿勢が悪いと下半身全般に太りやすい
・重心がかかとに偏っている
・運動をやめると代謝が落ちる
・肥満で脂肪が沈着する
・長時間座りっぱなしで大根足が慢性化
・ヒールは筋肉の伸び縮みを防いでしまう
・冷えで血流が悪化しむくみになる
✅大根足解消法10選
・脂肪分・糖分・塩分過多を控える。水はゆっくり飲む
・ウォーキングは1日5分~10分程度やや息切れする速さ
・立ち方や歩き方は胸を張る
・できる限りヒールは低めにする
・毎日体を温める
・足を高くして血液の循環を改善
・マッサージはふくらはぎには必要なケア
・足のむくみは温湿布
・エステで集中マッサージ
・着圧タイツは冷えも改善
ずっと立ちっぱなしの人はふくらはぎの筋肉が使われていないのでむくみやすいです。
立っている状態で、かかとだけを上に上げたり下げたりの上げ下ろしをするだけでむくみが改善が期待されます。
休憩時間には足を椅子の上に乗せて血流を良くしてあげましょう。