ニキビができてしまうのは水分の不足といわれる2つの原因とは!?

ニキビができてしまうのは、皮脂の毛穴詰まりが根本にありますが、水分の不足もニキビを作ってしまう原因になる場合もあります。
皮脂は脂なのでニキビを作ることは誰もが知っている原因ですが、水分とニキビにはどんな関係性があるのか!?
その原因や水が与えるニキビへの働きなどをまとめました。
水分といってもコーヒーやお茶もあります。
ニキビができてしまう原因に水分不足があるなら、水分ならどれでもいいのでしょうか!?
あなたが気になってることはありますか?
水分を不足を防ぐことはニキビができにくい肌作りにつながる
私たちの肌のトラブルといえば、ニキビ・しみ・シワ・黒ずみなど様々な現象がありますが、これらの肌のトラブルの8割近くもが水分不足とまでいわれているようです。
ということは、ニキビの水分不足を防ぐことでニキビができにくいような体作りをするというものです。
水がニキビにもたらす働きには納得できるものばかりです。
ニキビや肌トラブルの水分との関係性
私たちの体の水分の量は成人なら約60%~65%といわれています。
そんな水分が不足してしまうと体には様々な影響がでますが、肌にも大きく影響してきます。
肌と水分との関係は切ってもきれない間柄で、ニキビと水分との関係性も深いところでつながっています。
水は私たちの肌には大きな役割を果たしてくれています。
さて、水が肌に与える働きにはどんなものが考えられるでしょうか。
水分不足から肌荒れに
体に充分な水分が摂りこまれないと、新陳代謝が悪くなってしまうためニキビや大人ニキビの吹き出物ができやすい肌になってしまう可能性があります。
水分をしっかり摂りこめば、肌のトラブルを防ぐ肌作りができます。
水分不足から小じわが
水分が不足してしまうことで、細胞内の水分量が減ってしまうことから、皮下組織が収縮を起こして縮んでしまい、結果的に小じわなどの原因をつくります。
水が肌に与える働きの中でも、小じわにも大きな働きをしてくれるんですね。
水分不足→便秘になることで肌荒れやニキビが
水分が不足してしまうと、便秘になってしまい、肌荒れやニキビの原因をつくることになります。
便秘に関しては、水の働きはかなり大きなものです。
便は本来なら外に排出されるべきもの。
いつまでも腸の中に留まっている状態は、私たちの体にいろんな影響を与えます。
ニキビが水分の不足で出来てしまう2つの原因!?
ニキビが水分が不足することでできてしまう原因には、大きく分けて2つあげられるかもしれません。
水分不足になることで老廃物が排出しにくい
ニキビがよくできてしまうという人は、肌の天然のバリア機能が壊れてしまった可能性ももちろんありますが、他に考えられる原因の一つとして、水分が不足してしまったことで、体の中の血液がドロドロの状態になっていることがあげられます。
水分が不足してしまうと、血液中の本来なら排出される老廃物が多くなってしまい、ドロドロの状態に陥る傾向にあるようです。
肌には栄養素が必要です。その栄養素は血液にのって全身に行き届きます。
ところが、血液がドロドロでスムーズに流れていないと栄養素が届かなくなります。栄養素が届かなくなれば、体の免疫力が落ちてしまい、ニキビができやすくなってしまうわけなんです。
↓
血液がドロドロ
↓
老廃物が溜まる
↓
栄養素が肌に届かない
↓
免疫力が低下
↓
ニキビが発生しやすくなる
また、水分が不足してしまうと、外に排出されるべき老廃物などが体に留まってしまうため、ますますニキビが発生しやすい状況をつくってしまいます。
水の働きには、血液の粘度をおさえる働きもあり、血液を滑らかにすることができれば、代謝も上がり老廃物は尿や汗などで外に排出を促されることになります。
水分不足から便秘になりニキビができやすくなる
便秘からニキビができやすくなることは広く知られていますよね。
栄養素を吸収している腸が便秘などで調子が悪くなると、必要な栄養素は、全身に行き渡りません。
そのために、肌の健康が損なわれてしまうことでニキビや肌荒れを起こしやすくなります。
便秘の原因には、運動不足や消化が悪い食べ物を食べたこと、そして水分が不足していることなどがあげられます。
腸の中で、ずっと停滞したままの便は水分が少ない状態になっています。
この環境のままでずっと過ごしていることは、まさに劣悪な環境になります。
その腸の中では、悪玉菌が繁殖しやすい環境になっています。
そうすると、ダイレクトに皮膚が敏感になって、免疫系統にも影響すると考えられるようです。
さらに、悪玉菌は有害なガスを発生させるようです。この有害なガスが血液にのっていくようです。
↓
悪玉菌が増えてしまう
↓
皮膚が敏感に反応
↓
ニキビができやすい
しっかり水分と摂り入れることで便秘を回避して、ニキビを作らないようにするという大切さがわかりますよね。
また、便秘というと、何日もお通じがないことを便秘と思っていませんか?
便秘といわれる現象はそれだけではありません。
何らかの原因で腸の動きが悪くなって、水分が少ない便になっているのも、また便秘といえそうなんです。便秘解消には水の働きは大きなものですよね。
水分ってコーヒーやお茶でもいいの?
水分は水分でも、コーヒーやお茶には水分だけではなくカフェインも含まれていますよね。
コーヒーやお茶を飲むとトイレが近くなるといった現象を感じる方も多いですが、もともと私たちの体には、カフェインを体の外へ排出しようとする働きが備わっています。
なので、コーヒーやお茶を飲むとトイレが近くなるといった傾向にあるわけです。
これが利尿作用です。
利尿作用があれば、体の老廃物などを外に排出されるので、ニキビに良さそうですが、実はそうではないんです。
確かに、コーヒーやお茶には利尿作用があるものの、老廃物だけではなく、必要な水分までも外に排出してしまうんです。
そのため、水分の不足を補うには、コーヒーやお茶はおすすめできないんです。
適度な水分を体に残すなら、やっぱり普通の水がニキビの原因となる水分の不足を防ぐことにつながります。
ニキビのためにどのぐらいの水分量が必要?
ニキビに与える水の働きがわかってきましたが、かといってとにかく水分を摂ればいいと、ガンガン水を飲んだからいいというものでもありません。
一度に、大量の水分を摂ってしまうと、逆にニキビをできやすくしたり悪化させることにつながる可能性もあるからです。
たくさんの量の水を一度に摂り入れてしまうと、胃液が薄まってしまい胃に負担がかかってしまう可能性があります。そうなると、消化不良を起こしてしまいニキビにはよくありません。
人体には、一日1.5リットルから2リットルの水分が必要といわれています。
250mlの水なら6杯から8杯ぐらいです。
ニキビのための水分補給は、1回の水の量と水の摂り方にも注意しましょう。
□1回の摂取量は250mlが適度
□250mlの水を数回に分けて飲む
□冷水ではなく常温の水を摂り入れる
□飲むタイミングは、寝起きや食事の時。またはお風呂上りに水を摂り入れる。特に、寝起きのタイミングは、空腹なことから、空腹状態で水分を摂るのは大腸を刺激し、便秘やニキビを防いだり肌のトーンを上げたりします。
250mlの水をがぶ飲みしてしまうと、胃液が薄まるだけではなく単にトイレが近くなるというだけなので、ニキビの水分の不足を補うためという理由からかけ離れて、本来の水の働きを導くことにはなりません。
まとめ
ニキビと水分の深い関係性がわかっていただけたかと思いますが、そもそも肌の潤いの水分量は、水を飲むことで摂り入れているのか、気になる方も多いんじゃないでしょうか。
確かに肌の天然のバリア機能の働きを促すには、肌の水分量が大切ですが口から摂り入れる水分よりも、肌の水分量を高めるのは直接肌を保湿してあげることが潤いにつながるようです。
肌にはやっぱり保湿成分がたっぷり入ったケア用品が必要ということになります。
体の中から水分を摂り、肌の外からもしっかり保湿することで肌の潤いを保つことになります。
肌の潤いを守るには乾燥肌も脂性肌でも保湿成分の高いスキンケア用品は欠かせませんよ。
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