ムラなく好みの黒さに!日サロの上手な焼き方

紫外線だの日焼けだのといっても、やっぱり夏は小麦色の肌が似合いますよね。また、白い肌だと日焼けで単に真っ赤になって終わってしまうこともあって、キレイな小麦色の肌に憧れる方も多いでしょう。
そんな時は、日サロがおすすめです。ただ、日サロで注意したいのは色のムラ焼け。全身ムラなくきれいな小麦色にするには、日サロの上手な焼き方があります。
そこで、ムラなく自分の好みに黒く焼く方法を紹介します。また、日サロは焼く方法によっては皮膚がむけたりシミになったりすることもあります。そんなことにならないためのコツについてもまとめました。
あなたが気になってることはありますか?
初めての方へ!日サロの流れ
まず、初めて日サロに行く場合は、受付時に初めてであることを伝えておきましょう。お店によっては、その人その人に合わせたマシンを提案してくれます。
その前に、日サロは誰もが利用できるわけではなく、下記に該当する方は注意が必要です。
●紫外線アレルギーを持っている人
●飲酒している人
●体調を崩している人
●妊娠中の人
●16歳未満
●皮膚や目に何らかの障害を持つ人
●太陽で日焼けした直後
などとなっています。
紫外線アレルギーを持つ人は、日サロに行くことはそうそうないと思いますが、体調を崩している人は、念のため日サロのスタッフに確認はしておいたほうがいいです。
日焼けをした直後は、ヤケド日焼けなので3日以上を空けて、その上で肌の状態の確認が必要です。また、日サロ前に、柑橘類の果汁などは肌につけたりしないでください。
柑橘類に含まれているソラレンという成分が、紫外線の感受性を高めてしまうからです。
では、日サロの焼き方の流れをみていきましょう。
1.最初に全裸になりますが、事前にシャワーでしっかり汗や汚れを落としておきす。そして、専用のタンニングジェルをムラのないように塗ります。これは、光沢で紫外線を受けやすくして、ムラのないように焼きくためです。
2.ゆっくりとマシンに入ります。手動ベッドタイプなら上タブを閉めましょう。タンニングランプは直視するのはNGです!タンニング中は目を閉じておきます。
3.そのまま時間を置き体を焼きます。
4.タンニングが終わったら、シャワー室でジェルを洗い流します。
5.タンニング後は、水分が不足している状態なので十分に保湿を行ってください。
これが、日サロの基本的な流れです。
準備する物は!?
初めて日サロを利用する場合、何か持って行った方がいいのか気になりますよね。
日焼けサロンを利用する場合、準備するものはほぼないです。
日焼けサロンのほとんどは、日焼けマシンのある部屋が完全個室になっています。そこにシャワールームとメイクルームが完備されていて、シャワーを浴びる際に必要なバスタオルなどもほとんど用意されています。
日焼けジェルや保湿用のクリームもあるのでたいていは手ぶらで行けるはずです。ただ、日サロの中には、必要な物が用意されていない店もあるかもしれないので、予約時の電話で聞いておきましょう。
日焼けジェルなどは、完備されたものではなく、持参したものを使うことも可能なところもあります。
日サロでのキレイな焼き方!時間や回数、強さの目安
日焼けする時間などの焼き方の目安ですが、自然の太陽でも日サロでも、どのぐらいで日焼けするかなどの反応は個人差があります。
元々体の色が色黒か色白か、日焼けをするとすぐに黒くなるタイプなのか、日焼けすると真っ赤になってしまうタイプか、普段の生活でどのぐらい太陽に当たることが多いかなど、様々な要素によって時間や回数や強さが異なります。
なので、どのぐらいの時間を焼けばいいのかについては、日サロのスタッフに相談すれば、適切なアドバイスがもらえるはずです。
ただ、日サロは時間によって料金が違うので、商売からいくと多い時間を勧められる心配もありますよね。
そこで、日サロでキレイな焼き方のおよその目安としての時間や回数、強さについて紹介します。
1.下地作りの目安
いきなり小麦色を目指してディープな日焼けでは、キレイな焼き方に程遠くなってしまいます。その為、本焼きする前に下地作りとして焼きます。
強さは、まず、弱い出力からスタートします。日焼けサロンの中で、出力が一番弱いマシンで約15分~20分程度焼きます。日サロでのメニューの中でこの時間帯が一番短い時間帯として設定されているはずです。ただ、人によっては、15分~20分の最短の時間でも肌がヒリヒリする場合もあるので、そんなヒリヒリを感じたらそれで止めたほうがいいです。
その後は、肌の状態を落ち着かせるために、最低でも2日以上空けてから再度同じことを2回~3回ほど繰り返してください。これが下地作りです。キレイに焼くにはある程度時間が必要です。
一気に小麦色の肌を求めると皮がむけたり日焼けの症状が出てしまいます。この時点では、目標の色にはならないかもしれませんが、まずはじっくり下地作りからスタートしましょう。
仮に、リゾート地への旅行のためにあらかじめ焼いておきたい程度ならこれで大丈夫です。ただし、リゾート地へ行くための日サロは、2日以上開けて肌の状態が落ち着いてから現地に行くようなスケジュールを立てるようにしましょう。
2.本焼きの目安
さて、週1回や月に1回などで日焼けの下地ができたら、次は本焼きです。
本焼きの焼き方は、自分の好みの色に応じて調整していきます。
顔を重点的に日焼けしたい人は、週1くらいのペースがおすすめです。ここまでくると、下地である程度の紫外線照射の強さにも耐えられる状態になっています。あとは、これをキープするために定期的に日サロに通います。
3.顔の上手な焼き方
日サロには、マシンによっては、紫外線が顔の部分に当たらないような仕組みになっているものもありますが、顔専用のマシンを用意しているお店も多いです。
顔専用のマシンは、三面鏡のように照射部分が顔に向けて照射するもので座って焼くことができます。顔は、体に比べると新陳代謝が活発なので、実は、日焼けが冷めやすい部分でもあります。その為、顔だけを焼けるようなマシンを用意しているわけです。
顔の上手な焼き方は、ムラ焼けにしないようにすることです。コツとしては、顔に髪がかかってしまうとムラになりがちなので、髪にターバンなどを巻いて髪が落ちてこないような工夫をしましょう。男性の場合は、ひげにも注意が必要です。
日サロのマシンの種類や選び方
日サロでの焼き方には、マシン選びもあります。
日サロのマシンの選び方ですが、日サロのマシンは大まかに分けると2種類あります。
ベッドタイプとステンディングタイプです。
どちらを選んでもムラができないように体勢を変えたり腕を上げるなどします。
ベッドタイプとステンディングタイプもキレイに焼けますが、しいて言えば寝るタイプは体が楽です。
1.ベッドタイプ
日サロ専用サロンには、横にゴロンと寝て日焼けができるベッドタイプが多いです。
ベッドタイプは、楽ですがコロコロ体勢を変えながらムラなく焼けるように工夫が必要です。
2.スタンディングタイプ
スパやスポーツジムなどはステンディングタイプが多いようです。
スタンディングタイプで、360度照射可能のマシンなら体勢を変えるなどは必要ありません。ただ、体の側面や腕や足の内側部分は陰になるので、意識して腕を上げたりガニマタになるなどしてムラがでないようにします。
スタンディングタイプは、20分~30分ほど経ち続ける必要があるので少し苦痛を感じる人もいるかもしれません。
日サロで焼く際のコツや注意点
日サロで体を焼く際にはコツや注意点があります。
コツや注意点を知っておくとよりキレイに仕上がりますよ。
1.化粧を落としておく
日サロで全身ムラなく焼くには化粧は落としておきます。香水などもしないようにしましょう。
もし、スッピンで家を出るのが苦痛なら、日サロによってはお店でお化粧を落とすこともできます。
2.コンタクト、アクセサリーをすべて外す
日サロで日焼けをする際の注意点は、コンタクトやアクセサリーをすべて外すことです。
特にコンタクトは、日サロによって乾燥するので、ドライアイになったりカピカピになるので目を傷つける恐れがあります。
また、ついつい忘れてしまうのがピアスです。金属製ポストは、高温になって危険です。必ず外してください。
3.オイルやジェルをキレイにムラなく塗る
日焼けサロンにあるオイルやジェルを塗るときには、全身にムラができないように隈なくしっかり塗りましょう。
オイルやジェルがうまく塗れていないと、焼け具合に差が出てムラになってしまいます。また、汗を拭くときには、ゴシゴシ吹かずにポンポンと軽く叩くようにして拭き取るようにすると、焼き上がりに影響が出にくいです。
4.こまめに体勢を変えて焼く
日サロのベットタイプのマシンで全身をキレイに焼くには、体勢を変えて焼くのがキレイな焼き方の基本です。
横になって焼くタイプのマシンなら、仰向け・うつ伏せ、そして左右の側面をムラなく焼くように体勢を変えて焼きましょう。ムラがないように焼く目安としては、時間の配分をうつ伏せと仰向けがそれぞれ40%。左右の側面をそれぞれ10%程度がベストです。
例えば、20分の日焼けなら、うつ伏せと仰向けはそれぞれ8分、そして体の側面は2分ずつ焼くようになります。それと、アゴの下などは焼けにくい部分なので、意識して時々アゴを上げたりするようにします。
5.メントール成分が入ってない化粧水でケアする
日サロでキレイに焼くには、保湿とクールダウンもしっかり行うことです。日焼けした後は、マイルド成分が配合されている化粧水やボディクリームをしっかり塗って保湿します。
塗るときは、こすらないようにして優しく塗ることを意識してください。また、化粧水を使う場合は、メントール成分が入っていない化粧水でケアすることです。
夏によく使われるメントール成分のローションなどは、アルコールも入っているので、アルコールが肌の水分を奪います。メントール成分が入っている化粧水などは、日サロで日焼けした後の肌には刺激が強すぎるので使わないようにしましょう。
日サロでシミができない対策方法は!?
日サロを初めて利用する方には、日サロでシミができないか心配ですよね。一般的に、日サロではシミができにくいとよく聞きます。
日サロで使われている日焼けマシンは、紫外線を人工的に作っていて、パワーや光の具合を調節できるようになっています。そもそも紫外線には、UVBとUVC、UVAという種類の波長があり、有害な紫外線はUVBとUVCといわれています。
その為、日サロで用意している日焼けマシンは、UVAだけを照射するような作りになっています。つまり、日サロは、自然の太陽光とは違って、メラニン生成に必要な紫外線だけを照射するようになっています。
ただし、メラニン色素を増やさないと日焼けができないので、UVAであったとしてもメラノサイトへの働きはあります。まったく無害ということにはなりません。なので、肌に負担はかかっていることに変わりはありません。だからこそ、日サロでシミができないように対策をしっかりしておく必要があります。
1.日サロ前オイルやジェルを塗る
日サロでの焼き方の基本は、日サロ前にオイルやジェルをしっかりまんべんなく塗ることです。
ムラに塗ってしまうと、焼け方もムラになりますが、塗れていないところが直接紫外線に当たってシミになってしまう場合もあります。
オイルやジェルの光沢は紫外線を受けやすいので、ムラをなくしてキレイに焼くことができます。
2.強い力で一気に焼かないようにする
日サロは、有害な紫外線はカットはされていますが、肌に負荷をけるのでメラニンは生成されています。
早く小麦色の肌になりたくても、強い力で一気に焼くような過度な日焼けは、確実に肌にダメージを与えます。先ほども紹介したように、小麦色の肌の下地を作って徐々に日焼けさせましょう。
3.日サロ後クールダウンをしっかりする
日サロ後は、火照った体のクールダウンをしっかりするのも大切なことです。
肌のクールダウン用のジェルなどを使ってクールダウンは必ず行っておきましょう。
4.日サロ後しっかり保湿をする
日サロでシミができないようにする対策でとても大切なのが保湿です日サロ後は、ボディクリームなどでしっかり保湿をしておきましょう。
保湿には、クールダウンと保湿の1本二役をこなしてくれるケア用品などもあるので、それを使ってもいいかもしれません。
まとめ
太陽光で日焼けするのも健康的でいいですが、自然の太陽でキレイに焼くには、日サロと同じで1回だけというわけにはいきません。それも、毎回天候によって日差しが強かったり弱かったりするので予想の色にするのは難しいです。その点調整がきいて、自分好みの色にできる日サロは便利ですよ。
では、ここで紹介した記事をおさらいしてみましょう。
☑日サロの流れ
1.タンニングジェルを塗りムラをなくす
2.タンニング中は目を閉じる
3.時間置いて焼きます
4.終わったらジェルを洗い流す
5.日焼け後は、保湿する
☑必要な物は日サロで設置されている
☑時間や回数、強さは地黒か色白か、日焼けするときのタイプなどによって異なる
☑下地作りとして15分~20分程度からスタート。72時間空けて、2回~3回繰り返す
☑本焼きは、自分の好みで調整
☑顔は顔専用マシンで。髪はしっかりまとめる
☑日サロのマシンの種類
・ベッドタイプ→体勢を変えながら焼く
・スタンディングタイプ→腕や足の内側も意識する
☑日サロで焼く際のコツや注意点
・化粧は落とす、コンタクト、アクセサリーは外す。ピアスに注意
・オイルやジェルをムラなく塗り、こまめに体勢を変える
・アフターケアは、メントール成分の入っていない化粧水
☑シミができない対策方法
・オイルやジェルをしっかり塗る、一気に焼かない
・日サロ後は、クールダウンをし、ボディクリームなどでしっかり保湿
日サロ後のアフターケアは、その後の肌の状態も左右するのでクールダウンと保湿はしっかり行って、キレイな小麦色の肌でたっぷり夏を楽しんじゃいましょう!