ブリーチによる髪の傷みに悩む人へ!!ブリーチ後のケア方法6選

黒髪にカラーをするよりブリーチをしてから髪を染めた方が色が染まりやすいからといってブリーチをしている人もいるようです。
元々の色を抜くという行為なので髪の毛は傷みやすくなり、傷んでしまうと絡まったり切れたりといった原因にもなるようです。
髪の毛が伸びるたびに何度も行っていれば髪が抜けたり、切れたりということが増え薄くなってしまう可能性もあるようです。
この記事では、ブリーチをするとどうして髪は傷むのか、その原因と傷みを減らすケアについてご紹介します!
あなたが気になってることはありますか?
ブリーチをすると何で髪は傷むの?
ブリーチをするとどうして髪は傷むのでしょうか?
ブリーチ剤が髪の毛に大きなダメージを与えていることが考えられます。
水分が保たれなくなってしまうので傷みの原因になっている可能性があります。
ブリーチの仕組み
ブリーチは脱色、漂白という意味があり黒髪の色を抜き、その後に自分の好きな色に染め上げます。
ブリーチは髪の色を抜くだけなので色を染めるものではありません。
日本人の黒髪にはメラニン色素という成分が含まれていますが、ブリーチをすることによってメラニン色素が破壊して色を抜き髪を明るくします。
黒髪をただカラーする人もいますが、色を抜いてから色を染めることによってきれいな色に染め上げることができます。
傷む原因
ブリーチはメラニン色素を破壊し、髪の毛を明るくする薬剤ですが髪への影響は大きく、髪だけでなく頭皮についてしまうと痛みや痒みを感じたり脱毛の原因となる場合があります。
ブルーやレッドなど濃いめの色に染めたい方は、ブリーチをしてから染めた方がきれいに染め上げることができます。
ブリーチを何度も使用している人は髪の毛の栄養分がなくなってしまい、乾燥しぱさつきの原因となります。何度も繰り返すことによって髪にダメージを与え続けキューティクルがはがれ落ちてしまいます。
市販のブリーチ剤を使う人は注意が必要です。市販のものは、誰が使っても効果が現れるように強力な薬剤をしようしています。
髪の毛が強い方は市販のブリーチを使用してもいいですが、髪の毛が弱い方や傷んでいる人が市販のブリーチ剤を使うと切れ毛や傷みを悪化させてしまう原因となるので美容院でプロの手に任せることをおすすめします!
自分でブリーチを行っている人の中には頭皮についてしまう人もいるのではないでしょうか?
ブリーチ剤は強いアルカリ性なので頭皮についてしまうと炎症を起こし、毛穴に詰まると毛細血管にダメージを与え薄毛や脱毛の原因になることがあります。
何度もブリーチを行い、そのたびに頭皮に薬剤が付着すると深刻な症状を引き起こす原因にもなるので注意が必要です!
傷みやすい人と痛みにくい人の違い
癖毛で悩んでいる人もいますが、癖毛の人は髪が細い人が多く水分量が保つ事ができないため、乾燥しやすいそうです。乾燥しやすい髪は直毛よりも傷みやすいと言われています。
太い髪と細い髪のどちらが傷みやすいのでしょうか?
髪の太い細いは、たんぱく質の量で決まります。細い髪の毛の人は、元々たんぱく質の量が少なくダメージを受けやすくなり、ダメージヘアになると元々少なかったたんぱく質が流れてしまい内側がスカスカになると言われております。
傷みやすい髪のチェック方法
カラーやブリーチ、スタイリング剤などで傷んだ髪をチェックするには、手触りや指通り、ぱさつきなどを毎日確認しましょう!
洗髪後にヘアダメージをチェックする方法もあります。
髪を洗った後に濡れた髪を指に巻き付けた時に、たんぱく質がたっぷり詰まっていれば手を放すとすぐに元に戻ります。傷みが酷くコシがない髪は指に巻き付いたままで元に戻りません。
髪を1本両側から引っ張った時に、伸びなければ傷んでいない健康な髪ですが、引っ張ったときに伸びる場合にはダメージを受けている可能性があります。
毎日ダメージヘアチェックをし、早めにケアすることをおすすめします。
ブリーチの丁度いい頻度
髪の毛はどのくらいの頻度でブリーチを行えばよいのでしょうか?
気をつける事についてもご紹介します!
Point1
髪の中には、たんぱく質が詰まっていますがブリーチをする事によってどんどんたんぱく質が抜けていき、やりすぎると髪の毛が溶けてしまう可能性があります。
ブリーチは熱を加える事で髪の毛を明るくします。
髪全体を染めようと頭皮の近くまで染める人もいるようです。
頭皮付近は、体温の熱があるので毛先に比べて金髪になってしまったという経験はありませんか?
自分でブリーチをする場合は、中間~毛先に付けて、明るくなってきたら頭皮に付けるという感じで染めればきれいに染めることができます。
ブリーチ剤が頭皮についてしまうと毛穴つまりの原因になったり、頭皮にダメージを与え抜け毛、脱毛にもつながってしまうので、自信のない方は美容院に行く事をおすすめします。
Point2
ブリーチを2回以上行うと髪にダメージを与えてしまう原因となります。
1回目のブリーチでは、だいたい2~3割程のたんぱく質が抜けますが、ほとんどのたんぱく質が残っています。
2回目のブリーチを行うと、たんぱく質は6~7割程抜けてしまい髪にダメージを与え傷みが酷くなり、それ以上行った場合は髪の毛が溶けて無くなってしまう可能性もあります。
ブリーチをして好きなカラーに染める人がほとんどだと思いますが、新しい髪が生えてきたからといってまたブリーチをし、それを何度も繰り返すと髪の毛が溶けてなくなってしまうのですべて生え代わってからブリーチをすることをおすすめします。
ブリーチを2回目以降は行わないようにしましょう!
ブリーチによる髪の傷みを減らす6つのケア方法
ブリーチやカラーを行っている人は多いのではないでしょうか?
髪質によっては、1度のブリーチで傷み切れ毛や抜け毛になってしまっている人もいるようです。
おしゃれしたいけど、傷みを減らしたい・・・
そんな悩みを抱えた人のために傷みを減らす6つのケア方法についてご紹介します。
ケア方法1.傷んだ毛先を美容室で切ってもらう
美容師によると傷んだ髪は元に戻らないということでした。傷んだ髪をそのままにしておくと栄養が傷んだ部分に取られてしまうので、伸びが悪くなってしまいます。
傷んだ部分の髪を切った方が伸びが良くなり、美容室でカットしトリートメントをしてもらえばきれいな髪を取り戻す事ができます。
ケア方法2.ドライヤーを当てすぎないようにする
髪を濡れたまま放置するとダメージを受けやすくなるので正しいドライヤーをかける必要があります。
ドライヤーをかけるといってもかけすぎは、逆にダメージを与えブリーチで傷んだ髪がさらにボロボロになり、抜け毛、切れ毛などの原因となるのでドライヤーのしすぎには注意しましょう!
ドライヤーのかけ方
1.ドライヤーをする前に根本からしっかりととかしておきます。
2.タオルドライします。
3.毛の流れにそって上から下へと風を送っていきます。
4.根本は一番乾きにくい部分なので根本から乾かしていきます。
5.根本が乾いたら中間~毛先の順に乾かしていきます。
ケア方法3.ヘアカラー用シャンプーで洗う
シャンプーの中に界面活性剤が含まれていると洗浄成分が強く、頭皮や髪の毛にダメージを与える原因となるのでなるべく入っていないものを選ぶようにしましょう!
傷んだ髪を補修するために、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、加水分解、CMCなどの補修成分が含まれたシャンプーを選ぶことをおすすめします。
ケア方法4.トリートメントでケアをする
トリートメントで傷んだ髪を補修することはできるそうです。
トリートメントには、シャンプーの後に傷んだ毛先に付け栄養を補給する洗い流すタイプのトリートメントとタオルドライ後に紫外線やドライヤーなどの熱から髪を守り潤いを逃がさないようにコーティングしてくれる洗い流さないタイプのトリートメントがあります。
より効果を実感したい方は、洗い流すトリートメントで栄養補給をし、その後に洗い流さないタイプのトリートメントでコーティングしてあげることをおすすめします!
◆トリートメントの効果・役割
トリートメントで傷んだ髪を修復することはできませんが、補修することはできます。
トリートメントをしても一時的に補修するだけなので、そのままにしておくと髪の伸びも悪くなり栄養も傷んだ髪に取られてしまうので傷んだ部分を切ることをおすすめします!
◆トリートメントでのケア方法
洗い流すトリートメントでケアする方法をご紹介します!
2.髪の毛の中間から毛先に抜けってなじませるようにつけます。
3.手でとかしながら全体になじませていきます。
4.目の洗いくしを使ってさらに細かい部分までなじませていきます。
5.熱いお湯にタオルをつけしっかりと絞り3~5分間頭を包みます。
6.流しすぎないように頭をすすぎます。
トリートメントが頭皮についてしまうと毛穴が詰まる原因となるので頭皮についてしまった場合には、しっかりと洗い流してください。
コンディショナーやリンスもしたいという方は、トリートメントの後に行うことをおすすめします!
ケア方法5.洗い流さないトリートメントを使う
洗い流さないトリートメントは、髪をコーティングしてくれるのでダメージから髪を守ってくれる効果が期待できます。
◆洗い流さないトリートメントの効果・役割
洗い流さないトリートメントには3つの効果が期待できます。
どんなトリートメントを選べば良いのかについてもご紹介します!
1:ダメージ補修効果
洗い流すトリートメントに比べて洗い流すことがないので、その分髪の内側まで浸透し毛髪補修作用が働き、傷んだ髪を健康な状態に近づけてくれます。
ハリやコシを回復する効果が期待でき、40代以降の方で髪の悩みを抱えている人は女性育毛剤と併用して使うことをおすすめします!
2:保湿効果
トリートメントの多くは、保湿力が高いものが多く売られています。ドライヤーをかけると髪の水分が飛んでしまい水分量が減り、乾燥やぱさつき、うねりなどの原因となってしまいます。保湿力が高いものを使うことによって乾燥などから予防できる可能性があります。
3:外部のダメージから髪を守る
ドライヤーの熱や紫外線、ホコリなどのダメージから髪を守る効果が期待できます。何もケアをしていないとダメージを受けやすくごわつき、ぱさつきなどの原因となってしまいます。洗い流さないトリートメントをすることで1日中髪の毛を守ってくれるので外部のダメージから髪を守る効果が期待できます。
◆トリートメントの選び方
朝と夜使えるもの
濡れた髪にも乾いた髪にも使えるものを選ぶことをおすすめします。
朝と夜のトリートメントを買うのは大変なので兼用のものを選ぶようにしましょう!
頭皮に優しい成分配合
頭皮に付けてしまうと毛穴つまりの原因となるのでなるべく毛先に付けるのが理想ですが、完全に頭皮につかないようにというのは無理だと思いますので、なるべく頭皮に優しい成分のトリートメントを選ぶことをおすすめします!
洗い流さないトリートメントのケア方法
2.手のひらでトリートメントを取り、温めます。
3.髪の毛を半分に分け、毛先から中心に塗っていきます。
4.手の平に残ったトリートメントを髪全体に付けなじませていきます。
ケア方法6.美容室でケアをしてもらう
美容室では髪の毛に栄養分や油分などを補給してコーティングするという方法がほとんどです。
トリートメントをすることで髪の毛を健康な状態に戻し、薬剤で髪の毛が傷むのを抑える働きがあると言われております。
自分でやると頭皮についてしまったり、ムラができたりなど傷みやすくもなるので、美容室でトリートメントケアをしてもらうことをおすすめします。
まとめ
おしゃれのためにブリーチをしている人は多いのではないでしょうか?
ブリーチをしてカラーをしたりすると髪の毛は傷み、絡まったり、切れたり、抜け毛で悩んでいる人も多いようです。
今回の記事でご紹介したことをもう一度まとめてみます。
✅メラニン色素を破壊し、髪を明るくする
✅髪の毛のたんぱく質が少ない人は傷みやすい
✅髪の毛を指に絡めて元に戻らない人は傷んでいる証拠
✅2回目のブリーチは傷む原因
✅髪の毛が傷んでいると新しい髪が伸びにくい
✅タオルドライしドライヤーの時間を短くする
✅トリートメントで傷んだ髪を補修する
✅トリートメントで外部の刺激から髪の毛を守る
髪の毛が傷むと新しい髪が伸びにくい、切れ毛、抜け毛、ぱさつくなどの原因となることがわかりました。
傷んだ髪を修復することはできず補修することはできるので傷んできたと感じたら早めにトリートメントなどでケアすることをおすすめします。