顎のしわの10の対策と梅干しシワを隠すメイクの方法とは!?

口元の印象を変えてしまう顎のしわ。顎にできてしまうしわは、クシュとした梅干の表面をイメージするようなしわですよね。
意外に目で目立ってしまう顎のしわですがそのまま放置する人も多く気がつけば口の周りに印象を大きく変えてしまっている場合も多いようです。
今回はそんな顎のしわの対策と梅干しシワを隠すメイクの方法についてご紹介いたします。
あなたが気になってることはありますか?
顎にしわができる2つの原因
顎にできてしまったしわを改善したいのなら、まずは、顎にしわができる原因をつきとめなくてはなりませんよね。
骨格の問題
顎にクシュっとしたしわができてしまうのは、骨格が原因の場合があると考えられます。
顔の形が人それぞれのように、顎の形も人によって違ってきます。顎の骨格が普通の人と少しでも異なることで、顎にはしわができてしまうようですね。
出っ歯の人
顎にしわができやすい人は出っ歯の人が多いといわれています。
出っ歯とは、反っ歯ともいい、前歯が前に突き出した状態のことをいいますよね。
茶化したり、中傷したりするときにつかわれたりしますが、正式には、上顎前突出症という上顎が出ている症状のことをいうようです。
出っ歯の人が顎にしわができてしまうのは、出っ歯になると口を閉じるときに下唇と上唇を合わせる距離が出っ歯でない人に比べると長くなってしまいます。
出っ歯の人は物を噛んだり口の開閉のとき、下唇から顎にかけて伸びてるオトガイ筋という筋肉に力が入ってしまうため、顎に梅干ししわといわれるしわができてしまいます。
下顎が上顎より後退している人
オトガイ筋は、下顎をあげるときにサポートしてくれる筋肉です。
でも、下顎が上顎より後退している人は、下顎が後退していることで、上げるときにオトガイ筋が普通の顎の人に比べて強い力を出さなくてはならないため、顎にも力が入り梅干しのようなしわができるようです。
口呼吸をしている
口呼吸をしている人も顎に梅干しのようなしわができてしまうようです。
口呼吸は、鼻炎などにより鼻で呼吸をするのが困難になってしまうことで、常に口を開けて呼吸する口呼吸が習慣になっている人のことをいいます。
口呼吸をすると、顎にしわができてしまうのは、口を常に開いたまんまの状態が続くとそのことで、下唇を支えているオトガイ筋が衰えてくると考えられています。そしてオトガイ筋の衰えてくると、口を閉じようとしたときにオトガイ筋が頑張りすぎ緊張状態になってしまい、顎にしわができてしまうようです。
確かに出っ歯や下顎が後退していなくても、噛みしめたり、口元に力をいれると顎の先端が梅干しのようにしわだらけになってしまうのもわかります。
自分で簡単にできる顎のしわの7つの改善方法
顎にできてしまう梅干しのようなしわを、改善するためには毎日のケアが大事なんです。自分で簡単にできる顎のしわの改善方法を行うことで、老け顔にも見えてしまう梅干のしわのような顎のしを改善することができるんです。
それでは、自分で簡単にできる顎のしわの7つの改善方法についてご紹介しましょう。
顎のしわ改善方法1.口角を上げるようにする
顎のしわを改善したいなら口角を意識するようにしましょう。口角が下がっていたら下唇から下顎に向かって、垂直に出ているオトガイ筋もダラリと下がってしまうでしょう。そこで、オトガイ筋を上げ、口角も上げるように意識します。
口角を上げるための運動はネットなどでもたくさん紹介されていますよね。仕事の合間夜寝る前のリラックスタイムを使って口角を意識し上げるように努力すると良いでしょう。
例えば、普段鏡を見る時数分でもいいので鏡に向かって思いっきり「ニィー」と笑ってみましょう。
「ニィー」と笑うことを習慣つけることで、自然と笑顔が身に付いてきます。笑顔でいる時間が長くなると、知らず知らずの間に口角も上がってくるといわれています。
顎のしわ改善方法2.ペットボトルを使ったエクササイズをする
梅干のしわのようなしわが顎にできてしまうと、老けた印象に見えてしまうため、何とかして改善したいものですよね。そこで顎にできてしまったしわを改善するのに手軽で効果的だとされる方法がペットボトルを使ったエクササイズ方法です。
ペットボトルを使ったエクササイズはお金もかからないため人気の方法なです。
やり方はシンプルで、500mlのペットボトルを1本用意します。
まずは、ペットボトルに水を100ml程度入れて下を向いて口に加えます。
唇を突き出すようにして、歯で噛んだりしないようにすることがポイントですね。
そしてペットボトルを加えたまんま頭を持ち上げて、10秒カウントします。
それを1日3セットやるだけ。
簡単だけどしっかり口の周りの筋肉を鍛えることができるトレーニングですね。
顎のしわ改善方法3.あいうべ体操をする
こちらも口の周りの筋肉を鍛え、顎のしわを改善するのに効果的だといわれているあいうべ体操というトレーニングです。
また、あいうべ体操は、舌の筋肉を鍛えて口呼吸をやめて鼻できちんと呼吸することにも効果が期待されていて、健康的なトレーニング方法だと考えられています。
あいうべ体操のやり方は、本当に簡単です。簡単なのに大きな効果が期待できることで話題のトレーニング方法です。
「あ」と口を大きくあけます。「い」と口をおもいきり横に伸ばします。「う」と口を丸く縮めます。「ベー」と舌をおもいきり下に伸ばします。
この動作を1日30セット程度おこなうだけで、顎にできる梅干ししわといわれる顎のしわの改善に繋がります。
顎のしわ改善方法4.口をすぼめる体操をする
顎のしわを改善するといわれる次のトレーニング方法は口をすぼめる体操です。
口をすぼめる体操なんて、簡単すぎて効果があるの?
なんて思われる人も多いかもしれませんが、実はこの口をすぼめるという動作は口の周りの筋肉を鍛えるのにとても有効な方法だということがわかっているんです。
口をすぼめる体操は、ペットボトルを加える運動と同じで口の周りの口輪筋という筋肉を鍛えるため、口元が鍛えられると、顎の下にできる梅干ししわが改善されるといわれています。
口をすぼめる体操のやり方は、上唇と下唇を笛を吹くように丸く縮めてそのまま10秒から20秒ほどそのままキープします。
その動作を朝晩数セットずつやるだけの体操です。
口をすぼめる体操をやった後は、口や頬の辺りが筋肉痛のような状態になりますが、これが筋肉にアプローチされたという証拠なので、続けると効果が期待される体操だとのことです。
顎のしわ改善方法5.EMS美顔器を使う
自分でおこなう顎のしわの改善方法で、機械を使っての方法も試してみても良いかもしれませんね。顎のしわを改善するために、使ってみたいのはEMS美顔器というものです。
EMS美顔器とは、聞いた人も多いかと思いますが、EMS美顔器とはElectrical Muscle Stimulationの略で、電気によって筋肉を刺激する機械という意味のようです。
EMS美顔器は、深層部という筋肉の奥深くまで低周波の電流を送り込んで、筋肉にアプローチする機械のことで、血流が良くなり、お肌が活性化したり、筋肉が活発に動くため張りがでたり、しわやたるみなどを改善するために使われている美顔器だといわれています。
EMS美顔器は、口の周りに充てることで、口周辺の筋肉にアプローチし、顎にできてしまうしわを改善することに効果が期待されているようですね。
顎のしわ改善方法6.エイジングケア化粧品で保湿をする
顎のしわを改善するためにやってみたら良いのが、エイジングケア化粧品で保湿をおこなうことでしょう。
シワは乾燥により、お肌の乾燥は角質細胞間脂質や天然保湿因子といわれる物質が少なくなり角質層の水分が減少している状態だといわれています。
そのため、お肌に弾力が無くなってしまい、しわができやすくなってしまいます。もちろん、顎のしわも乾燥には弱いです。
そこで、エイジングケア化粧品によって保湿ケアをすることが良いわけです。
エイジングケア化粧品には、人由来のセラミドや、コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されているため、しわの予防や改善に効果が期待されているといわれています。
顎のしわ改善方法7.鼻呼吸を意識する
顎のしわを改善したいのなら、鼻呼吸を意識することも効果的だといわれています。
常に鼻が詰まっていたりすることで、口呼吸をしてしまいます。口呼吸ばかりをすると下唇を開閉するときに使うオトガイ筋が衰えてしまい、口を閉じようとするたびオトガイ筋に力が入ってしまい、顎にしわがよってしまうことがわかっています。
そのため、意識的に口呼吸から鼻呼吸に切り替えていくよう心がけていきましょう。
顎のしわをなくす2つの方法
「顎にしわがいくのがイヤ!」「自分でしわ改善をやったけど効果が見られなかった。」って人は専門医などを受診することも検討してみても良いでしょうね。
1.歯の矯正をする
顎にしわができてしまうのは、噛み合わせなども原因のひとつだとされています。
歯の噛み合わせは咬合ともいれ、上の歯と下の歯がうまく接触しない状態のことで歯の噛み合わせが悪いことは、顎のしわの他に顔のたるみ、肩こり、頭痛なも起因となることが確認されています。
歯の噛み合わせが悪いと、物を噛んだりするときに顎や周りの筋肉に負担がかかってしまいます。
特に下唇を上げる時噛み合わせが悪いとオトガイ筋を始め唇の周りの筋肉が緊張してしまい、しわができる原因になってしまうようです。
歯の噛み合わせが悪いと言う事は歯並びが悪いということになるため、歯の矯正をすることをおすすめします。
歯の矯正することで噛み合わせが良くなり噛むときに余分な力を使うことがなくなり顎のしわができにくくなるといわれているんです。
2.美容整形をする
顎のシワができてしまうは、歯並びの他に、顎が歪んでいたり、極度の受け口などにより噛み合わせが悪くなってしまい顎に負担がかかり深いしわができることもあるといわれています。
また、マッサージや美容クリーム、口元の筋力を高めるトレーニングをしてもどうにもならない深い顎のしわの場合もあります。
普通に口を閉じているだけでも目立ってしまうような深い顎のしわは自分ではどうすることもできませんよね。そこでそんな直すことのできない深いシワの場合は専門医等による美容整形をすることもひとつの手段だと思います。
美容整形による顎のしわ取り手術で手軽で簡単で人気の高いと言われているのがボトックス注射による手術です。
ボトックス注射はボツリヌストキシンという物質を注射により、顎に射ち、筋肉と神経を一時的に遮断させ、筋肉が動いたことでできるしわを伸ばす方法だといわれ、顎のしわだけではなくおでこのしわやほうれい線などにも効果があると言われている方法です。
顎のしわをメイクで隠す方法
女性の場合は顎のしわを隠すのには、メイクによってしわを隠す方法です。
あまり深くないような顎のしわの場合はメイク次第で上手に隠すことができます。
コンシーラーを使う
メイクによって顎のしわを隠すときに使われるのはコンシーラーです。
コンシーラーは目の下のくまやくぼみや、ほうれい線など女性が気にする部位をうまく隠してくれる化粧品ですよね。
シミやそばかすニキビ跡なども、このコンシーラーが上手に隠してくれるため女性たちの愛用品となっているんです。
しわなどを隠そうとしてファンデーションをベタベタと厚塗りしてしまうと余計目立ってしまうものです。
その点コンシーラーは、気になるシワやシミなどの部分に塗るだけでその上からパウダーを叩くとカバー力もあり、しかも自然な仕上がりになるため、顎のしわにお悩みの人にも、もってこいのメイク方法かもしれませんよ。
ナチュラルメイクが流行っている最近では、隠したいところはコンシーラーで隠し全体的に薄付きのファンデーションを使うことが主流になっているようなので、是非コンシーラーの使い方をマスターして顎のしわを克服できたら良いですよね。
まとめ
顎のしわの10の対策法!梅干しシワを隠すメイク方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
顏の中心にある顎にしわができてしまうと何かと目立ってしまいますよね。そこで、今回は顎のしわの対策法と、メイク方法についてご紹介しました。
今回の記事のあさらいです。
☑顎のしわの対策は、口角をあげるよう意識する
☑顎のしわの対策はペットボトル体操をしたり、あいうべ体操、口をすぼめるエクササイズをする
☑顎のしわの対策は、鼻呼吸と保湿化粧品やEMP美顔器も効果的
☑顎のしわは歯の矯正、整形などの専門家による施術で改善する
顎のしわで悩んでいる人は自分に合った方法を試してみることをおすすめします!