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日焼けで湿疹や痒みが!日光皮膚炎の5つの種類別の症状と対策について

 2018/04/06 美容・健康
この記事は約 12 分で読めます。
日光皮膚炎

日焼けをしてしまうと湿疹や痒みがでる人がいますが、実はこのような症状は日光皮膚炎の可能性が考えられるようです。

今回の記事では、

・日光皮膚炎について

・日光皮膚炎の症状と治療法    

・日焼けした場合の対処、予防法

についてわかります。

日光皮膚炎について悩んでる人には必見の内容ですよ!


日光皮膚炎って何が原因でおこるの?

日光皮膚炎 原因

日光皮膚炎なんてあまり聞いたことない人もいるかもしれませんが、日光皮膚は日焼けによっておこる皮膚炎で、湿疹がでたり痒みなどの肌トラブルを引き起こしてしまうといわれています。

紫外線の種類

日光皮膚炎は色んな要因でおこると考えられていますが、一番多い原因だといわれているのが紫外線のようです。

紫外線は、太陽の光の中では、波長かとても短いといわれています。

紫外線には、UV-A波、UV- B波、UV-C波の3種類があります。

その中でも、UV- C波はもっとも危険な紫外線だといわれていますが、地上に到達することはなくオゾン層で吸収されといるといわれています。

生活紫外線といわれているのは、UV-A波UV- B波となります。

UV-A波は、真っ赤や真っ黒に日焼けしたり、目に見えた日焼け「を感じませんが、実は肌の表面ではなく、もっと奥の方まで浸透するといわれているためシミや色素沈着、肌内部の組織機能まで破壊してしまうこともあり、肌荒れや、コラーゲンの減少など深刻な状況になりやすいともいわれています。

いっぽうUV-B波は、日焼けすると肌の表面が赤くなったり、黒くなったりしますが、UV-A波よりも浸透力が弱く肌の奥にまでは影響を及ぼさないとも考えられているんです。

体質や遺伝によるもの

日光皮膚炎は、外から日焼け予防をしていても体質的に日光にあたると反応してしまい炎症をおこすことがあるようですが、このような場合は体質や遺伝が原因だといわれています。

日光にあたることによる光線アレルギーともいわれており、日光にあたると肌が痒くなったり、肌が赤くただれたり、水ぶくれになったり、ひどくなると熱がでてしまったりすることもあるようです。

体質や遺伝的な原因のため、投薬などですぐに改善することが難しいともいわれているため、長い目での体質改善などを行うケースが多いようですね。

使っている薬などが紫外線に反応したため

日光皮膚炎になるのは、使っている薬などが原因でなってしまうこともあるといわれています。

その人自身は日光にはアレルギー反応がないのに、使っている薬に反応して日光皮膚炎をおこしてしまうこともあることが検証されています。

例えば、皮膚に使っている日焼け止めやファンデーションの成分に日光があたり炎症をおこしてしまうケースや、鎮痛剤、風邪薬、抗生物質、ステロイドなどの飲み薬を飲んだことによりその薬の成分と日光が反応してしまいアレルギー反応がおこってしまうこともあるのです。

また、普段は大丈夫なのにたまたま体調が悪くその結果日光にあたり反応し日光皮膚炎になってしまった、なんてこともあるようです。

そうなると、なかなか自分では判断しにくいため、症状が悪化し長引いてしまうこともあるようです。

日光皮膚炎の5つの種類別の症状

日光皮膚炎 種類別 症状

日光皮膚炎は日光にあたってしまうことで肌が赤くなったり、痒みがでたり、水ぶくれになってしまうこともあるといわれてる厄介な皮膚の炎症です。

そんな日光皮膚炎ですが、日光皮膚炎には種類があり、種類によって症状も違ってくるようです。

症状を理解した上で治療などの判断をおこなうことで少しでも早く、症状が改善されるといわれています。

1.多型日光疹

多型日光疹は、日光にあたるとアレルギー反応が出てしまう光線過敏症の一種だといわれ、紫外線にあたると敏感に反応してしまい、色々な皮膚トラブルの症状がでることがわかっています。

多型日光疹の症状がでるのは、顔をはじめとする、手足など日光が直接あたる部分にでてきます。

赤い発疹がでたり、ボコボコを浮腫ができたりして痒みを伴います。

確かな原因はわかっていないのが現状ですが、今まで大丈夫だったのに急に多型日光疹になってしまった、という人も多いようです。

治療方法は、先ずは紫外線のアレルギーがあるかどうかのアレルギー検査がおこなわれた後、ステロイドなどで炎症を抑えるという対処療法がとられることが多いようです。

このあたりは、ほかのアレルギーの治療法と同じようになりますが、あとは免疫力を高め体質改善をしたり、日光にあたらないよう工夫するなどの方法が今のところ有効だといわれています。

2.日光蕁麻疹

日光蕁麻疹も、日光にあたることによって発症する蕁麻疹です。

蕁麻疹は何かを食べたり、何かの刺激によって反応してできることが多いといわれ、日光蕁麻疹は物理的蕁麻疹の一種だといわれています。

日光蕁麻疹は、日光を浴びるとできてしまうため、日差しが強くなる春先から夏にかけて発症する人が多い蕁麻疹です。

日光蕁麻疹は紫外線に反応するのではなく可視光線に反応するといわれているため、室内でも可視光線があるところで反応し蕁麻疹ができてしまう人もいるようです。

日光蕁麻疹の症状は、日光を浴びると数分で痒みがでて、蚊に刺されたような膨らんだ膨疹があちこちにできはじめます。

日光蕁麻疹は特別な治療法はなく、膨疹がでたら冷たいタオルなどで体をひやしたりするか、涼しいところに入るようにすると1時間程度で治まるようです。

それでも、突発的に顔などに蕁麻疹がでるのは辛いものです。夏の暑いときにむず痒くなるのはイライラしてしまいます。

日光蕁麻疹がでたら医療機関で受診しアレルギーテストなどを受けるようにし、少しでも不快感が軽減できるようにしましょう。

3.光接触皮膚炎

日光皮膚炎の中には、光接触皮膚炎というものもあります。

光接触皮膚炎とは、接触性皮膚炎の一種だともいわれていますが、肌に接触したものが太陽の光に反応しておこる症状だと考えられており、その人そのものが太陽の光には反応しているわけではないようです。

光接触性皮膚炎の原因は、日焼け止め、ファンデーション、香水、クリーム、湿布薬など普段誰もが使う化粧品や薬品などに日光があたる箇所がアレルギー反応をおこしてしまい炎症がおこるといわれている皮膚炎です。

光接触性皮膚炎は、原因は特定できませんが、たまたま体調が悪く免疫力が低下していたり、使った化粧品や薬が古かったりしてもおこることがあるようです。

治療は、光接触で反応があったものを特定できたら使うときは、光にあたらないように注意するようにしましょう。

4.光線過敏型薬疹

光線過敏型薬疹は、外に塗った薬品や化粧品に光があたり反応する光接触皮膚炎とは違い、体内にある飲み薬に反応しておこる皮膚炎です。

光接触皮膚炎のように薬品や化粧品がついている箇所が反応するのに対して、体の色々な場所にできるのが特徴だといわれています。

そのため、どこにでるのかわからず不安になる人も多いようです。

5.慢性光線性皮膚炎

慢性光線性皮膚炎は、光線皮膚炎の症状が一過性ではなく慢性的に光があたると炎症がおこってしまう状態です。

光線があたりやすい時期だけではなく、慢性的に炎症をおこしてしまうため、改善にはとても 厄介な症状なのです。

慢性光線性皮膚炎は、降圧剤や糖尿病などの薬、抗生物質、消炎剤などにも反応するといわれていますが、必ずしもそれらの薬で反応するとは限らないようです。

慢性光線性皮膚炎も特別な治療法は残念ながらないのが、現状ですが何の薬剤に反応しているかを特定しておくことは必要でしょうね。

日焼けした場合の自分でできる3つの対処法

日光皮膚炎 対処

太陽の光を浴びて日焼けしてしまった場合自分でできる対処方法があります。

日焼けをしたら早い対処をすることで、少しでも不快な日光皮膚炎の症状を軽減することができます。

濡れタオル等で冷やす

日焼けをしたら、とにかく冷すことが良いといわれています。簡単で手軽な方法は濡れタオル等で冷やすことです。

日焼けは軽いやけど状態になっていると考えられているため、冷すことで熱をとり除き、ほてりをとってあげることが最優先されるようです。

濡れタオル等で冷やす方法は、日焼けをした場所を集中的にすると低音火傷をしてしまうこともあるため、体全体をゆっくり冷してあげるようにしましょう。

水分補給をしっかりする

日焼けをすると外から体を冷やしてあげることと、もう一点忘れてはいけないのが水分補給することですよね。

日焼けすると体内の水分も失われるといわれています。

お肌だけでなく、水分をしっかり体内に補給することで、日焼けの回復も早くなるともいわれているんです。

あまり冷たい水をガブガブ飲むのではなく、温めの保水液やスポーツドリンクなどを飲む方が吸収も早く体の中から潤いを感じることができるかもしれませよね。

化粧水や乳液で水分を補う

しっかりほてりをとって、体内にも水分を補給したなら最後の仕上げは肌への水分補給です。

日焼けしてしまった肌は、肌組織の奥まで乾燥していることが多いといわれています。

そのため、しっかり肌に浸透する化粧水や乳液を使って水分補給することがとても重要だと考えられているのです。

日焼け後の化粧水はカーマインローションなどがほてりもとるので良いといわれていますが、乾燥が気になる人はもっと保湿力の高い化粧水でコットンパックをするのも良いかもしれません。

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日光皮膚炎の治療方法

日光皮膚炎 治療法

日光皮膚炎になってしまうと、外出していても赤みや水ぶくれなど見た目にも悪く、特に女性の場合顔にでるとそれだけで気分がオチテしまいますよね。

しかも、あの不快な痒みを少しでも改善するならやはり、専門機関で何とかしてもらうことも考えた方が良いでしょうね。

検査方法

日光皮膚炎の症状がでたら専門機関で検査をしてもらいます。

検査方法は紫外線に肌が反応するかどうか調べる方法です。

紫外線を肌の一部分にあてます。どのくらいの光の量や波長で反応が出るかなどを調べます。

日焼けの診断

日光皮膚炎の検査では、実際に光によって肌が反応するかどうか調べるほか、日焼けの状態も判断しなければなりません。

赤くなるだけなのか、水ぶくれになるのか、痒みや炎症の度合いなどもチェックします。

体質などによって日光皮膚炎になっても赤みだけでしばらくすると戻る人や、炎症をおこし水泡などが潰れて化膿してしまう酷い状態になる人もいるため、日焼けの診断は重要だと考えられているんです。

治療方法

日光皮膚炎と診断されたなら次は治療方法を決めていきます。

肌の状態、体質などに合わせて治療方法が決められるようです。

1.ステロイド外用か内服

日光皮膚炎を完治する薬は残念ですがありません。

治療方法は、症状を軽減したり改善する対処療法が一般的です。

その一つは、ステロイドが入った塗り薬や内服薬を処方されることが多く、不快な痒みや痛みなどを取り除いてあげることが第一だと考えられています。

2.抗ヒスタミン剤内服

抗ヒスタミン剤内服薬は、日光を浴びたことで大量のヒスタミンが血管から出て発疹や膨疹が体のいろんなところに出てしまう日光皮膚炎。そのため、専門機関では抗ヒスタミン内服薬を処方し、症状を抑える方法をとることが一般的だといわれています。

自分でできる日焼けの3つの予防法

日光皮膚炎だということが確定したら、普段の生活の中で自分でも気をつけることも大切ですよね。

ちょっとしたことで、軽減できるなら自分でもケアしないと。

紫外線をカットするサングラスを使う

日焼けしないためには、紫外線を防ぐことが大切ですよね。

体への紫外線ケアはもちろんですが、目の紫外線対策も忘れないようにしましょう。

目の周りの皮膚はとてもデリケートです。サングラスをすることで紫外線はかなりカットされるといわれています。

また、目から入った紫外線を脳が感知し、体がメラニンを大量に生成するということもあるということがいわれています。

ソラレンが入った食材に気をつける

ソラレンとは、光毒性物質といい、紫外線があたると活性化してしまう物質といわれています。

そして、ソラレンが入った食材を食べると日焼けしやすいともいわれているんです。

ソラレンが入った食材は、ビタミンCが豊富だといわれるレモンやミカンなどの柑橘類、ブロッコリーの茎やセロリ、パセリなどにも含まれているといわれているため、朝出かける前に食べるときは注意が必要ですよね。

日焼け止めをこまめに塗る

日焼けしないためには、やっぱり日焼け止めを小まめに塗ることでしょう。

肌が弱い人は、オイルフリーのものや天然成分配合の肌に優しい日焼け止めなどを使い肌の守ることが大事ですよね。

そして、気をつけたいのが日焼け止めは必ず新しいものを使うようにしましょう。

古いものは酸化をしてしまい、接触性皮膚炎の原因にもなるようです。

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まとめ

日焼けで湿疹や痒みがでる日光皮膚炎について種類や症状対策について、説明しましたがご理解していただけましたか?

それでは、もう一度おさらいです。

☑日光皮膚炎は紫外線や体質、化粧品でもおこる

☑日光皮膚炎の5つの種類別の症状

☑日焼けした場合はとにかく冷す、水分補給、保湿

☑日光皮膚炎の治療方法はステロイドや抗ヒスタミンなどの対処療法になる

☑自分でできる日焼け予防は、サングラスや日焼け止め、そしてソラニンの入った食材に注意

日光皮膚炎のことを理解した上でケア方法を試していきながら日光皮膚炎とお付き合いすることが現状のようです。

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