引っ越しに必要な赤ちゃんや子供に関連する4つの手続き!

今回は引っ越しするときに必要な赤ちゃんや子供に関する手続きなどを中心に紹介します。
引っ越しの手続きは様々な分野に渡ってする必要があるので、子供に関する児童手当から幼稚園・保育園・小学校・中学校などの手続きを一つ一つ書き出して必要なものも事前にチェックしておきましょう。
あなたが気になってることはありますか?
①引っ越しに必要な子供関係の手続き
まず、引っ越しに必要な赤ちゃんや子供関係の主な手続きは次の4つです。
☑児童手当(旧住所:児童手当受給事由消滅届・新住所:児童手当認定請求書)・医療証・予防接種など
☑幼稚園の転園手続き
☑保育園の転園手続き
☑小学校・中学校の転校手続き
②引っ越しに必要な児童手当・医療証・予防接種などの手続き方法
赤ちゃんや子供の児童手当・医療証・予防接種の手続きは必要なものが重なることもあるので同時に行いましょう。
また、母子手帳は全国共通なので、母子手帳に関する住所変更の届出は必要ありません。
・児童手当の手続き
☑同じ市区町村内の引っ越し:児童手当を受給してくれるところは変わりがないので、住所変更届を提出するだけ
☑他の市区町村への引っ越し:引き続き引っ越し先でも児童手当を時給する場合は、今住んでいる市区町村の役所へ「児童手当受給事由消滅届」を提出します。さらに、引っ越し先でも児童手当の請求を行うために「所得課税証明書」を発行してもらいます。
☑必要なもの:請求者の印鑑・受給事由消滅届(市区町村によってはホームページからダウンロードできる場合もあります)
なお、所得課税証明書では本人の確認書類が必要な場合があるので事前に確認してから行きましょう。
引っ越し先で児童手当を受給する場合は、「児童手当認定請求書」の提出が必要です。
☑届出期限:転出予定日から15日以内(できれば引っ越し前に提出しておきましょう)
☑必要なもの:印鑑・請求者名義の普通預金通帳・請求者の健康保険証のコピー・所得課税証明書など
*各市区町村で必要なものなどが違う場合があるので、役所に行く前に確認します。
引っ越しに必要な医療証の手続き
赤ちゃんや子供の医療証や予防接種の手続きは市町村によって必要なものや申請方法が違う可能性があるので、事前に確認しましょう。
最低限用意しておくといいものは下記のとおりです。
☑必要なもの
・印鑑
・赤ちゃんや子供の保険証
・住民税の課税証明書(前住所の)
・母子手帳・病気などで助成を受けている場合はそれに関する書類
・申請する赤ちゃんや子供の名義の銀行の口座番号が確認できるもの
などとなっています。
引っ越しに必要な予防接種の手続き
赤ちゃんや子供の予防接種の手続きは、法律で決まっている予防接種で無料で予防接種を受けられる券を発行してもらえます。
また、すでに予防接種が終わっているものに関して確認されることがあるので、手続きには予防接種の記録が書かれている母子手帳は必ず持参しましょう。
③引っ越しに必要な幼稚園の手続き
転園する幼稚園が決まったら子供が現在通っている幼稚園に報告し、いつまで子供が在園していつ退園するか伝えます。
そして転園先の幼稚園に住民票と合わせて提出します。
☑幼稚園の転園に必要なもの
・入園願書様式・誓約書様式
・在園証明書
・住民票
④引っ越しに必要な保育園の手続き
引っ越し先の保育園が決定したら、必要な書類を各市町村の窓口に提出します。
また、市区町村や保育園などで必要なものが違う可能性もあります。
⑤引っ越しに必要な小学校・中学校の手続き
引越し前の転校手続きの流れ
1.引っ越しする場所が決まっていなくても、引っ越しすることが確実なら、1か月前には子供の小学校の担任の先生へ報告しましょう。担任の先生に在学証明書や教科書給付証明書等の書類を作ってもらう必要があるためです。
2.小学校・中学校に「転校届」を提出しますが、用紙は学校にあります。このときに印鑑が必要です。
3.学校から「転校確認書」が発行。
4.転校確認書を持って役所で「転出届」の手続きを行う。
5.役所から「転出証明書」・「転出学通知書」が交付される
6.今まで通っていた学校から「在学証明書」・「教科書給付証明書」が発行される。
引っ越し先の転校手続きの流れ
1.役所に「転入届」(14日以内に届け出)を提出します。その際に、子供が転入する小学校を教えてもらいます。場合によっては、教育委員会に出向く必要がある場合もあります。
2.「在学証明書」と「転出証明書」を提示します。
3.「転入学通知書」をもらう。
4.転校する学校に電話連絡します。その際に必要なものを聞いておきます。子供が転入に必要な用品などを購入できるお店など、体操着などの取扱店を教えてもらいましょう。
5.転校する学校に次のものを提出します。
・在学証明書
・教科書給付証明書
・転入学通知書
これで小学校・中学校の手続きは完了します。
引っ越しするときの子供にとってのベストなタイミングは?
引っ越しは大人にとっても期待やら不安やらでいっぱいになりますが、子供にとっても引越しは精神的な負担がかかります。
子供は大人よりも狭い世界で生活しているので、特に小学校や中学校などで新たな環境と新たな友達作りは子供にとってナーバスになってしまうことも多いです。
少しでも子供の不安を避けるために引っ越しするタイミングの時期を選んであげるのがいいですよね。
さて、どんなタイミングで引っ越しするのがベストなんでしょうか。
①入学のタイミング
引っ越しは小学校や中学校の子供の入学に合わせてする人が多いです。
子供の入学のタイミングでの引越しなら、初対面の子供たちも多くいるので友達が作りやすいですよね。
小学校の入学なら幼稚園が一緒だったという場合もありますが、遠い保育園に通っていた子供なども来るので、知らない子供たち同士が集まるものです。
中学校も、小学校で一緒だった子供たちもいますが、中学校は近隣の複数の小学校から子供たちが来ることが多いので、初対面であることも多いです。
なので、子供にとってのベストな引っ越しのタイミングは、入学のときです。
中学校などは特にグループが出来やすいですが、入学の時点ではまだグループも出来ていません。
学校に馴染むならこのタイミングでの引っ越しが良さそうです。
②新学期や学年が変わるタイミング
入学のタイミングの次に多いのが新学期や学年が変わるタイミングでの引越しです。
新学期や学年が変わると子供たちの気持ちが引き締まることから、新しい学校でのスタートにはいいタイミングとなります。
学力面が心配なようなら新学期よりも学年が変わるタイミングでの引っ越しがいいかもしれません。
③避けたい引っ越しのタイミング
逆に避けた引っ越しのタイミングは⇩⇩⇩
☑学期の途中のタイミング
☑遠足・修学旅行などのイベントのあるタイミング
この二つのタイミングでの引越しは、子供にとってきつくなるかもしれません。
学期の途中だと周囲から目立ってしまうことと、すでに出来ているグループに入ってくのは大変です。
また、学校生活の中で共感しながらやるイベントの後のタイミングでの転校は転校先の友達と共感しあえるものが減るので、イベントの話題に入れないなどになってしまいます。
引っ越しにかかる子供の手続きは二度手間にならにように!
引っ越しに必要な赤ちゃんや子供関係の手続きは、必要な持ち物も重なることが多いので一回で済ませられるように、あらかじめ役所などで確認をとっておきましょう。
また、引っ越しは子供にとって精神的な負担が大きいもの。
都合がつくのであれば、引っ越しは学校などの入学や新学期のタイミングに合わせるのがベストですよね。
まとめ
引っ越し後は手続きなどで落ち着きませんが、子供が幼稚園や学校から帰ってくるときの顔色などや様子を注意深く見てあげましょう。
親が忙しくしていると子供は遠慮したり言いそびれてしまうこともあります。
片づけに忙しくても子供が家に帰ってきたらしっかり顔を見て声かけをしていきましょう。