乾燥ニキビと普通ニキビの見分け方!見分ける6つの肌の特徴とは!?

そもそも自分の肌って乾燥肌なのか脂性肌が、イマイチよくわからないと思うことがありますよね。
だって、乾燥肌の割にはテカリがあったり、脂性肌かと思っていたら顔を洗った後につっぱる感じがあったりするからです。
特に、自分にニキビができてしまうのは、脂性の肌だからと思っている人も多いはず。
実は、ニキビには、乾燥肌の人ができる乾燥ニキビもあるんです。
となると、自分のニキビは乾燥ニキビなのか、普通のニキビなのか気になりますよね。
そこで乾燥ニキビの見分け方とその原因や対策など、改善方法などまとめました。
あなたが気になってることはありますか?
乾燥ニキビも普通のニキビと同じ皮脂が詰まってできてしまうニキビ
ニキビができてしまう肌は、脂っぽい肌になって毛穴が詰まっているイメージがありますよね。
ニキビができてしまうのは洗顔で汚れが取り切れなかったりすると、余分な皮脂や角質が毛穴に残っての毛穴に皮脂が多く分泌されてニキビにつながります。
これが普通のニキビです。
反対に乾燥ニキビは、必要以上に洗顔しすぎてしまってニキビができると言われております。
乾燥肌といえばシワやシミの原因になりますが、ニキビの原因にもなるんです。
乾燥ニキビの対策は、クレンジングと洗顔のスキンケアの見直しが一番の改善方法です。
乾燥ニキビができる原因も毛穴の詰まり
ニキビの原因は毛穴に皮脂がたまってしまうことで毛穴がつまってしまう現象です。
特に、肌の乾燥を何とか補おうとして、必要ない皮脂までが過剰に分泌されてしまうような脂性肌は、その分毛穴がつまりやすくてニキビになりやすい傾向にあります。
一方、乾燥ニキビの場合は、その皮脂自体はもともと少ないのに、やっぱり毛穴がつまってしまってニキビができてしまいます。
その原因は、肌の皮脂の分泌が少なすぎて、もともと肌にある天然のバリア機能の皮脂膜がちゃんと作られないことが原因の一つのようです。
バリア機能のある皮脂膜の量が少なくなってしまった肌は、角質層の水分がたくさん蒸発してしまうようなんです。
そうなってくると、水分が足りていない角質は固くなって古くなっていきます。
そして、毛穴さえもどんどん細くなって弱ってくるそうなんです。
それでなくても毛穴はちょっとした皮脂でもつまってしまうものなのに、ますます細くなってしまった毛穴には、さらに皮脂がつまりやすくなるわけなんです。
ということは、乾燥ニキビができる原因も普通のニキビと同様に、皮脂が毛穴に詰まってしまうからニキビができやすいんですね。
乾燥ニキビの見分け方は6つの肌の特徴でわかる
そもそも自分の肌は乾燥肌なのか脂性肌なのか、悩む人も多いんじゃないでしょうか?
化粧品などを購入するときには、「私はニキビができやすいから脂性肌!」とはいえないかもしれません。
さて、自分の肌にできるニキビは乾燥ニキビなのか普通ニキビなのかどちらなのかの見分け方は、本来、自分の肌が乾燥肌なのか、脂性肌なのかを知ることである程度見分けられるようです。
その見分け方は、6つの肌特徴から見分けられます。
乾燥肌の6つの特徴
■カサカサしている、かゆみあり
■ムズムズしている、かゆみあり
■パリパリしていて、ひび割れあり
■肌感がザラザラしている
■粉がふくことがある
■洗顔すると必ずといっていいほどつっぱる
脂性肌の6つの特徴
■いつもテカリやすい
■ベタつく
■ネチネチしている
■ビニールの表面のようやツヤがある
■保湿をするとどちらかというとベタつく
■ニキビができやすい
また、どちらにも共通する肌の特徴が、化粧が崩れやすかったりノリが悪いことです。
さて、上記の6つの肌特徴で思い当たることはありましたでしょうか。
特に顔を洗ったときにつっぱり感が感じられたら自分のニキビは乾燥ニキビかもしれないと思ったほうがいいかもしれません。
そもそも乾燥肌になってしまうのは、肌のうるおい成分のセラミドが極端に少なかったり、気候や温度、湿度などや体調など様々な原因が考えらえますが、原因の特定は難しいようです。
乾燥ニキビを作ってしまう要因
過度な洗顔
乾燥ニキビを作ってしまう一つの理由としては、洗顔を念入りにしすぎたりしてしまうと、肌の乾燥が起きて乾燥ニキビになりやすいことです。先ほども紹介したように、乾燥肌の原因は様々で特定は難しいですが、乾燥ニキビの主な要因は洗顔が多いといわれています。
「でも、そんなにゴシゴシ洗ってないけど?」という人は、クレンジングや洗顔料に入っている成分を気にしたほうがいいかもしれません。洗顔料には界面活性剤という物質が含まれています。
界面活性剤は、肌を守ってくれる反面、必要な皮脂までを除去してしまう性質があります。なので、必要以上に洗顔料などを使って洗うことは肌に負担がかかると思ったほうがいいかもしれません。
Check①☞ニキビを悪化させる7つの原因と正しい洗顔方法についてはこちら➹
肌のターンオーバーの乱れ
乾燥しがちな肌は、ターンオーバーのリズムが乱れてしまうことも多く、古い角質が残ったままになることもあります。
古い角質の上にさらに角質が重なって、ますます毛穴に老廃物から皮脂まで詰まることになります。
普段から乾燥がしっかり感じ取れる人は乾燥ニキビの可能性があるかもしれません。
天然のバリア機能が弱る
先ほども紹介したように肌にある天然のバリア機能である皮脂膜は、乾燥肌には少ないことから、水分が保てずにますます乾燥につながり、乾燥ニキビになる可能性があります。
乾燥ニキビの対策や改善方法は?
ここまでで乾燥した肌が乾燥ニキビを作る原因はわかっていただけたかと思います。
乾燥ニキビ対策や改善方法は、乾燥を作らない潤いのある肌をキープできるようなスキンケアが必要です。
特に角質まで乾燥させないようなクレンジングや洗顔を選ぶことが大切です。
クレンジングでも洗顔でも汚れはとれても保湿はキープできるようなしっかりとした乾燥対策ができるケア用品を選んで、日頃から乾燥ニキビを作らないようにしていきましょう。
乾燥させないクレンジング
クレンジングには、ミルクタイプやクリームタイプ、オイルタイプなど様々なタイプのものがありますが、普段のお化粧の濃さや肌のタイプにも合わせて購入したいですよね。
肌の乾燥を防ぐタイプのクレンジングは、オイルクレンジングと思いがちですが、オイルタイプのクレンジングは、きれいに化粧を落としてはくれるものの、必要な肌の皮脂まで取り除くタイプもあります。
適度な保湿を残したがクレンジングなら、クリームタイプやミルクタイプがおすすめです。
クリームタイプやミルクタイプのクレンジングは、手の温度で温めながら使うことで、乳化しながら化粧を落とすことが可能なようです。
また、クリームタイプやミルクタイプには、拭き取りながら落とすこともできるので、必要以上に肌を乾燥させないという面でもおすすめです。
乾燥しにくく潤いキープの洗顔料
普段、深く考えずに洗顔料を購入している人は特に気を付けてほしいのが、必要な皮脂まで落としてしまうような洗顔料です。
洗顔料は、肌に負担がかからずに、毛穴の汚れをしっかりおとせる洗顔料を選びましょう。
おすすめなのが泡タイプの洗顔料や、クレイタイプの洗顔料です。
特に保湿成分が配合されているような洗顔料は、洗い上がりも肌のしっとり感は残したままなので、肌のごわつきやツッパリ感を加減してくれる傾向にあります。
たっぷりと泡を立てて、手で洗う感覚ではなく、泡だけで肌を滑らせるように洗うと洗い上がりの顔の潤い感が全然違いますよ。
まとめ
乾燥ニキビを作らせないようにするには、毎日使うクレンジングや洗顔料はとても大切なアイテムです。
化粧品や乳液などには保湿剤が入っているかどうかは気にしていても、クレンジングや洗顔料は、深く考えずに購入している人も多いんじゃないでしょうか。
クレンジングや洗顔料はニキビを作る原因にもなる化粧を落とすだけじゃなく、保湿までにも気を配った製品がいろいろあります。
もちろん、その効果を高めるためにも基礎化粧品も見直して、じっくり選んで乾燥ニキビができない肌作りを基礎からつくっていきましょう。
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