乾燥肌で目立つ毛穴の開きは厳選8つのケア対策!

乾燥肌なのに顔の毛穴が開いて「ファンデーションが毛穴の中に落ちてしまう!」・「毛穴が黒ずんでる!」など毛穴の開きってほんと困りますよね。
毛穴の開きが目立つのはオイリー肌の独特のものと思っている方も多いようですが、乾燥肌の人も毛穴の開きには注意が必要です。
この記事では、乾燥肌タイプなのになぜ毛穴の開きが目立つのか、乾燥肌と毛穴について調べました。
あなたが気になってることはありますか?
乾燥肌で目立つ毛穴の開きについて
意外にも乾燥肌にも見られる毛穴の開きですが、毛穴は皮脂の詰まりが原因であることから、乾燥肌の場合は皮脂の分泌が少ない分毛穴の詰まりが少なそうに感じますよね。
毛穴の開きが目立ってしまう原因は水分と毛穴の形に関係しているようです。
乾燥肌の毛穴の開きが目立つ原因
年齢を重ねていけば重ねていくほど、肌の水分不足から肌のハリはどんどん失われていきますが、乾燥肌のタイプの人も肌の水分量が十分に足りていないことから、肌のハリなどが低下していることがほとんどです。
どちらの原因にしても結果的に、肌にハリがないので「重力」に負けてしまいたるみになってきます。
たるみができるということは、その分肌も伸びているということなので、毛穴も肌の伸びと一緒に伸びて開くことになるんです。だから乾燥肌の毛穴の開きが目立ってくるようになるわけです。乾燥肌の毛穴と水分には深い関わりがあったんですね。
乾燥肌の毛穴の大きさ
乾燥肌の毛穴の大きさは、毛穴が開いているといっても毛穴自体の大きさは変わっているわけでありません。もともと毛穴の大きさは生まれつきのもので変わることはありません。
体が成長することである程度は大きくなってもそれ以上大きくなることもなければ、逆に小さくなるようなこともないんです。
ただ、急に毛穴の開きが目立ってきているのは、毛穴自体が大きくなったわけではなく、毛穴の入り口が開いているために毛穴が大きく開いているように見えているんです。
乾燥肌の毛穴の開き
どんな人の毛穴も大きく目立って見えるか小さく見えるかは毛穴の入り口の大きさ次第になります。横から見ると穴の根本の大きさは同じですが、肌に近づくにつれラッパ状の穴になっていくので大きくなって見えます。
これが乾燥肌の人だった場合は、乾燥肌がひどければひどいほどこの入り口の毛穴の開きがよりはっきり見えます。
これは花壇の土に例えられるかもしれません。土が十分に水を含んでいる状態なら、表面の土はデコボコとはしてはいませんが、土が乾いてくれば土に穴が開いてきてデコボコしてきます。
それと同じで、肌も水分が足りなくなってくると肌表面が乾いてきて痩せるようになってきます。そうすると毛穴の入り口が開き目立ってしまうわけです。
もう一つ乾燥することでターンオーバーが乱れてしまうことから、古い角質がそのまま堆積してしまいます。この古い角質の堆積が毛穴の周りに積もって、より毛穴の入り口が大きく目立つように見えてしまうことになります。
乾燥肌の毛穴と角栓の詰まり
普通に考えると毛穴に開きががあった場合、穴が大きくなっているのでゴミなどが入りそうですよね。実はその通りで本当ならもう少し閉じているはずの乾燥肌の毛穴の開きがある場合は、当然古い角質が毛穴に落ちて詰まりやすい状態になります。
そこにスキンケアの化粧品の成分やファンデーションの油分などが沈着していきます。そうなると皮脂と混ざって角栓が作られてしまうことになります。つまり乾燥している肌は角栓も詰まりやすいんです。
角栓で詰まりになってしまうと毛穴はますます大きく広がっていくようになります。そんなときにアクネ菌の活動が活発になればその毛穴部分にニキビができて炎症が始まります。
炎症が進むと角栓と一緒になって毛穴の壁の細胞までを破壊してしまうんです。こうなってしまうと自力では治せるレベルではない毛穴の開きになってしまいます。つまりは、乾燥肌の毛穴の開きはそのまま放っておくと治らない毛穴タイプに悪化してしまう可能性があるということになります。
乾燥肌の毛穴の黒ずみ
乾燥肌は、乾燥から肌を守ろうとする機能が働き角質部分が厚くなって毛穴が詰まりやすくなっています。さらに、肌の水分量も不足しがちなために、皮脂腺がより刺激されて過剰に皮脂が分泌されてしまいます。
こうなってくると油分と水分のバランスが崩れてしまうので、毛穴に皮脂が溜まって酸化してしまい毛穴の黒ずみとなっていきます。肌に水分が不足してしまうと肌細胞が縮んでくる仕組みになっているため、毛穴が引っ張られてしまい乾燥するとますます毛穴が開いてきます。
乾燥肌の毛穴の開きは黒ずみにもなるので、毛穴の黒ずみを解消するには正しい洗顔と保湿のケアが必須になります。
乾燥肌の毛穴と保湿
乾燥肌を何とか改善しようと普通に保湿化粧品を使っている方は多いんじゃないでしょうか。ところが、保湿化粧品には様々なものがたくさんでています。
そのため、あれやこれや試してみると実際はそれほど保湿の役には立ってないということもあります。しっかり保湿として作用しているならば当然毛穴だって目立たなくなるはずですよね。保湿は肌の表面をしっとり湿らせるというものがほとんどです。ということは、肌の表面は潤っている者の肌の中にまでは染み通っていないことなんです。
肌表面の乾燥だけではなく、内側の角質層から乾燥しているから毛穴が開いていきます。そのために一般的な保湿ケアではとても改善までいかないんですね。
乾燥肌の毛穴の開きの8つのケア対策
乾燥肌の毛穴の開きは正しい洗顔やケアをすることで対策できます。
そこでここからは8つのケア対策を紹介します。
①メイクはきれいに落とす
まず、メイクを落とす時には、アイメイクと口紅だけをクレンジングシートで落として、そのあとにファンデーションを落とすようにしましょう。アイメイクや口紅とファンデーションを別に落とします。
そしてファンデーションを落とすときには、少しの水で肌を優しくなでて、白く濁るまで乳化させてから洗い流すとすっきりメイクを落とすことができます。肌の負担が気になる方は洗顔不要のクレンジングでもOKです!
②洗顔方法
乾燥肌の毛穴の開きは皮脂が溜まったり汚れが溜まって酸化して黒ずみます。毛穴の黒ずみは洗顔で取り除くことができます。とはいっても、洗顔しすぎることで肌の水分を保つ力に関わっている角質層の脂肪間脂質や天然保湿陰士や皮脂などを洗い流してしまうと、肌に必要な水分がキープできなくなります。
乾燥肌の毛穴開きなどや黒ずみはしっかりケアするためにも正しい洗顔をしましょう。
洗顔方法は次の二つのポイントに注意しながら洗顔しましょう。
☑乾燥肌の人は、朝の洗顔を水やぬるま湯ですすぐ程度にすること
☑Tゾーンなどの皮脂が多めの部分だけを、洗浄力の弱い洗顔料などで洗う。
正しい洗顔方法
1.洗顔料や石鹸はよく泡立てて、肌には直接触らず泡のだけで洗うようにする。
2.洗い始めはTゾーンから洗い始めましょう。乾燥しやすい目元や頬は最後に軽く泡を乗せる程度で洗います。
3.洗顔は肌に負担がかかっています。洗顔は短い時間で終わらせて洗顔料などが肌に残らないようにすすぎます。
4.柔らかいタオルで押さえるように水分を拭き取る
③毛穴にはクレイや酸素が含まれた洗顔料
さて、乾燥肌の毛穴の開きなどのケアに適している洗顔料があります。それがクレイ;泥や酵素が含まれている洗顔料です。
クレイや酵素入りの洗顔料は、毛穴の汚れを吸着させて効果的に取り除くという作用があります。いちごの肌で悩むならぜひ取り入れてみてほしいです。
クレイは海藻やプランクトンが数千年という年月をかけて海底につもって出来上がったもので、天然ミネラルを豊富に含む泥で、クレイには5つの特徴があります。
1.20-30ミクロン単位の泥が毛穴の奥にまで侵入して汚れを除去します。普通の洗浄やパックでは落ちにくい毛穴の黒ずみや汚れもきれいに取り除けます。
2.毛穴をきれいにした後は、毛穴を引き締めるという働きもあります。
3.泥の細かい粒子が余分な皮脂や角質や老廃物を取り除きます。そのためニキビや吹き出物なども防ぐといわれています。
4.メラニンが沈着してしまった肌を再生するため美白効果が期待できる。
5.泥の微細な粒子が汚れに吸着して落とすので肌に負担がかからない。
そして、酵素入りの洗顔も乾燥の毛穴開きの洗顔には適している洗顔料です。
酵素には皮脂や古い角質となったタンパク質などを分解するような作用があります。
その作用を洗浄に活かしたものが酵素入りの洗顔料です。
④保湿成分が入っているスキンケア用品
先ほども紹介したように、乾燥肌の毛穴の開きと保湿には大きく関わりがあります。肌を乾燥させずに適度な潤いを保てる商品を探す必要があります。肌の表面だけではなく肌の内側から保湿できるようなスキンケア用品を選ぶことです。
また、化粧水などを使う時にも注意したい点があります。化粧水は洗顔後に一番早く肌につけるものなので、化粧水を肌につけるときには、手のひらで化粧水を肌の奥に押し込むように浸透させましょう。
そして、化粧水が蒸発しないようにしっかり乳液を使って肌に蓋をします。乳液に抵抗がある人は、化粧水をしっとりタイプのとろみのある化粧水などにするといいかもしれません。
⑤乾燥肌にしっかり浸透するスキンケア
前の章で化粧水について紹介しましたが、いったいどんなスキンケアがいいのか悩んでしまう方もいるんじゃないでしょうか。
最近は保湿成分を重視してセラミドが主体となった化粧品やオールインワンゲルなどが最近注目されています。
毛穴のケアのためには、肌にしっかり浸透する本来の乾燥肌ようの美容液を使う必要があります。角質層の貯水についてはほぼ大半はセラミドで賄われているといわれています。だからこそ、セラミドが乾燥肌の毛穴の開きに効果があるといわれているわけなのです。
セラミドはヒアルロン酸やコラーゲンよりも浸透しやすく、いったん肌に浸透すれば出ていきにくいという特徴もあります。ちなみに、毛穴パックは角質まで根こそぎ抜かれていくため、セラミドが流出してしまうので毛穴パックは良くないとされています。
⑥綿棒を使って角栓を取る
乾燥肌の毛穴の開きが黒ズミになって酸化する前に綿棒にオイルをつけて優しくマッサージをしてあげると角栓が取れやすいようです。すでに黒く酸化した角栓は固くなっているのでとることはできないので強くこすらないようにしましょう。
1.洗顔を終えて保湿しておわったら、綿棒にオイルを染みこませて毛穴の上の部分でコロコロ転がすようにマッサージします。
2.綿棒でいろんな角度から毛穴にアプローチしていくとニュッと角栓が押し出されてきます。
3.頑固な角栓については綿棒を二本用意して挟んで押し出すようにしてみましょう。
⑦毛穴のオロナインパックのケア
洗顔をする前にオロナインを毛穴が気になる部分に塗ります。塗ったら蒸しタオルをあてるか、もしくはお風呂の中の湯気にあたるなどして10分ほど放置します。
毛穴が温まって開くので、10分経過したらオロナインを洗い流して、あとはいつも通りの洗顔をしてスキンケアするだけです。
オロナインには、皮膚を柔らかくする効果と毛穴の汚れを取り除きやすくしてくれる作用があります。一度試してみてはどうでしょうか。やるのは1週間に1度ぐらいにしておきましょう。
⑧腸内環境を整える
乾燥肌の毛穴の開きは体の内側の不調でもあらわれます。その一つがお通じです。お通じが悪い状態が続くと肌は敏感に反応します。本来なら排出される老廃物が体の中に留まるので、肌が老廃物を押し出すために皮脂を過剰に分泌します。
そして毛穴が詰まってしまいそこから炎症がおきてニキビや吹き出物になります。毛穴の開きは外からのケアと体の内側のケアも大切。お通じが正常になるように腸内環境を整えましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回の記事で紹介した内容をもう一度以下にまとめました。
・乾燥肌の毛穴の開きと水分量には大きな関わりがあること
・水分が足りなくなると毛穴が開きやすいこと
・乾燥肌の毛穴の大きさ自体は変わるわけではないこと
・乾燥がひどければひどいほど毛穴の開きが目立つ
・乾燥している肌は角栓が詰まりやすく、ニキビや吹き出物などの炎症になりやすい
・乾燥肌の毛穴の黒ずみは、正しい洗顔と保湿
・肌表面の保湿ではなく角質層から保湿する
・ファンデーションは白く濁るまで乳化させてから洗顔すること
・洗顔は朝は水やぬるま湯ですすぐだけにすること
・Tゾーンだけは洗浄力弱い洗顔料を使うこと
・洗顔料はよく泡立てて泡だけで洗うこと
・毛穴にはクレイや酵素入りの洗顔料がおすすめ
・化粧水を手のひらで押し込むように浸透させること
・乳液に抵抗がある人は、とろみのある化粧水を使うこと
・乾燥肌に染みこむスキンケアはセラミドがおすすめ
・綿棒を使ってマッサージして角栓を取る
・オロナインを使って蒸しタオルを温めて10分待って洗い流すこと
・お通じが悪いと肌に影響する
乾燥による毛穴の開きはそのままにしておくと黒ズミが目立ってきます!黒ずむ前に早めにケアすることをおすすめします。
週末は一週間の汚れを取るつもりで毛穴ケアしましょう!