二重あごの原因は解消できる!顔痩せの方法

小顔になりたくても、二重あごのせいでフェイスラインがぼやけ「小顔になれない!」と悩んでいる方はいませんか?二重あごは脂肪だけが原因と思いがちで「体は太っていないのになぜ?」と、不思議に思う方も多いと思います。
実は、脂肪だけが二重あごの原因というわけではありません。
二重あごは、普段の姿勢と顔の筋肉が大きく関わっているので、痩せている人でも二重あごになります。つまり、姿勢を正したり顔の筋肉を動かしていかないと、ダイエットだけではなかなか顔痩せにつながりません。
そこで、姿勢や顔の筋肉を使った顔痩せの方法を中心に、二重あごの原因と解消方法について紹介していきます。
あなたが気になってることはありますか?
二重あごになってしまう原因は?
二重あごは、太って見えるだけではなくフケてみられるなどのデメリットがありますよね。
食べ過ぎが原因で肥満になり、顎の周囲に脂肪がつくのは仕方がありませんが、太っていなくても、顔周りは特に脂肪がつきやすいです。
顔に脂肪がつくと脂肪が垂れて二重あごができやすいんですが、二重あごは、それだけではなく他にもいくつかの原因があります。この原因を知っておかないと、なかなか顔痩せにはつながりにくいかもしれません。
表情筋の衰え
二重あごの原因の一つに、表情筋の衰えがあります。表情筋は、笑ったり泣いたり表情を作る筋肉のことです。私たちの顔は、目・口・鼻などそれぞれの部位を動かすための筋肉が、約60種類もあることをご存知ですか。
筋肉と皮膚が直接つながっている顔は、この多くの筋肉があるからこそいろんな表情を作ることができるわけです。
実は、日本人は表情が乏しいといわれていて、全体の約6割も表情筋を使うアメリカ人に対して、日本人はわずか2割程度の表情筋しか使えていないといわれています。
それでなくても顔の筋肉は、年齢を重ねていくうちに少しずつ衰えます。そうなると、二重あごやたるみの原因となって表れるようになっていきます。
噛む回数が少ない
普段の噛む力と噛む回数は、二重あごの原因に関係します。
現代人はあごの力が落ちているといわれ、その原因が噛む回数が減っている事といわれています。
さらに、柔らかい物ばかり食べていると、噛む回数が少なくなるのでますます二重あごの原因となっていきます。
また、左右の歯を均等に使っていないことも二重あごの原因につながるといわれていて、例えば、虫歯があったりすることで、片方だけの歯で噛もうとすることでアンバランスとなりあごに影響を与えます。
姿勢が悪い
最近、何かとスマホやパソコンを見る時の姿勢が話題になっていますが、姿勢が悪いことも二重あごの原因になります。
前のめりになった姿勢を長時間続けると、余分な脂肪が首の前に集中して二重あごの原因につながります。痩せている人でも二重あごになってしまうのは、この姿勢が悪いことが関係しているといわれています。
肥満
肥満してくると、顔周りにもしっかり脂肪がつくので二重あごの原因になります。
ただ、皮下脂肪の原因での二重あごであれば、ダイエットなどで解消することは可能です。
むくみ
肌の下にある細胞と細胞の間に水分や老廃物が溜まるむくみですが、むくみが原因で二重あごになってしまう方も多いです。
顔のむくみは、塩分や水分の摂り過ぎが原因になっていますが、通常は、時間の経過と共に顔のむくみも解消されていくものです。
ところが、むくみが日常化してそのままにしていると、むくみが定着して二重あごの原因になってしまいます。特に寝起きに顔のむくみを感じる人は要注意です。
二重あごダイエットの方法は?
二重あごの原因で思い当たることはありましたか?原因がわかったら、さっそく顔痩せするための、二重アゴのダイエット方法を見ていきましょう。
顎の筋肉であるオトガイ筋を鍛える
二重アゴを解消して、顔痩せするには顎の筋肉であるオトガイ筋を鍛えるのが効果的です。
オトガイ筋とは、顎の形に深く関係している筋肉で口の下にある筋肉のことです。
ここにできるシワは、梅干しシワなどと呼ばれることもあります。ここの筋肉が衰えると、あごの筋肉を支えにくくなりたるみの二重あごやたるみの原因になります。
二重あごを解消して顔痩せするには、まず、この筋肉をしっかり鍛えましょう。
オトガイ筋鍛え方その1
1.口を大きく縦に開けます。この状態で、下唇を内側に巻き込むようにします。さらに、上唇も内側に押し込むようにします。
2.上記の状態にできたら、左右の口角を後ろにグッと引き込むようにします。コツは咀嚼筋に力を込めて行います。
3.次は上記の状態をキープしながら、人差し指であごの出っ張った部分にあてます。この状態で、下唇を戻したり内側に巻き込んだりを繰り返します。これを10回以上行います。
4.疲れたら、下唇を内側に巻き込んだ状態で30秒キープします。
この流れを朝と夜2回行いましょう。
オトガイ筋鍛え方その2
こちらの動画で紹介しているオトガイ筋の鍛え方もおすすめです。簡単なので気づいた時に意識してやってみましょう。
1.両手を胸の前で交差して方の上に乗せます。
2.そのまま天井を見上げて、舌を思いっきり出します。この状態で5秒間キープします。
3.5秒経過したら舌を戻して顔を正面に戻します。
これを5回繰り返します。
小顔にも効果的!舌回し運動
顔痩せや二重あごの解消には、口の中での舌回し運動が有効です。小顔にも効果的でとても簡単なので続けやすくおすすめです。
1.口を閉じた状態で、歯の表面に沿うようにして舌を20回回します。
2.反対回りでも同じく20回回しましょう。これをそれぞれ3回繰り返します。ポイントは、しっかり口を閉じて行うことです。こうすることでオトガイ筋を強化します。
歯磨きや歯茎マッサージ
むくみが原因となる二重あごには、むくみを解消するのが顔痩せにつながります。顔のむくみ解消には、血流の流れを良くさせる歯磨きや歯茎マッサージが効果的です。
歯磨きや歯茎マッサージで刺激すると、血行の流れがよくなるのでむくみ解消につながり、あごラインをすっきりさせますよ。実は、歯茎周辺の血行の流れを良くすることは、顔全体の代謝アップも促します。
つまり、むくみが解消されることで脂肪燃焼効果にもつながります。
夜寝る前に歯磨きしながらマッサージをする
1.最初に、いつも通りの寝る前の歯磨きを終えておきます。
2.歯磨きを終えたら、歯ブラシの毛先を歯と歯の隙間に当てます。
3.その状態で歯ブラシを小刻みに動かしながらマッサージします。
歯ブラシでのマッサージは、歯茎を傷つけてしまう可能性もあるので、マッサージ用に柔らかい毛先の歯ブラシを用意しておくのがおすすめです。
歯茎に直接指をあててマッサージをする
1.こちらも、最初に歯磨きを終えておきます。
2.マッサージする前に、手や爪の間もきれいに洗っておきます。
3.人差し指を歯茎にあてて、指の腹で円を描くようにしてゆっくりとマッサージします。
4.頬の内側にも人差し指をあてて、ほうれい線を伸ばすようにして引っ張りましょう。
歯茎マッサージは、お風呂の中でやると習慣にできやすいです。お湯で暖まった体は、より血行の流れがいいタイミングなので顔痩せには効果的です。
どんな効果?姿勢を正して体の歪みを改善
長時間デスクワークが多い人は、なかなか表情筋を使う機会がないですよね。
表情筋は、二重あごやたるみの原因にもなり、顔痩せにはマイナスでしかありません。できる限り笑顔を作りましょう。
それと同時に、姿勢を正して体の歪みを改善することも二重あごの顔痩せの効果につながります。
いつも姿勢が悪いと、体はバランスと取ろうとして他のところの筋肉に負担がかかるものです。それが原因となり、血流の流れが悪くなり老廃物も排出しにくくなります。
姿勢を正すことは、体のバランスを整え、歪みを改善して結果的に顔痩せの効果となっていきます。
二重あごを招く猫背
二重あごを招くのは猫背です。猫背は、あごや肩を突き出した状態なので、首の後ろの筋肉が縮んでしまう一方で、前側の筋肉は引き伸ばされた状態が続いていることになります。
この状態が長時間続くと、皮膚にたるみが見られるようになり二重あごが起こりやすいです。
猫背にならない習慣をつける
猫背が習慣になっている人の特徴には、
・長時間デスクワークをしている
・長時間スマホをいじっていることが多い
・座っている時の姿勢が悪い
などがあげられます。まずは、猫背にならない習慣をつけることが二重あごの解消になります。筋肉は、疲労がたまると正しい姿勢をキープしにくいです。
その為、長時間デスクワークをすることが多い人は、最初は意識していても少しずつ悪い姿勢になりがちです。そこで、30分~1時間に1回は、背中を伸ばすなどしてストレッチをしてみてください。
スマホを長時間見る人は、スマホをできるだけ顔の高さに近づけることを意識して、うつむき姿勢にならないように意識します。
また、座っている時の姿勢が悪い人は、しっかり背もたれを使えるように、深く腰掛けで背筋を伸ばして座るようにしましょう。姿勢が悪い状態が当たり前になると、背中の筋肉は少しずつ衰えてくるのでさらに猫背が進んでしまいます。
短期間でできる方法はある?
二重あごを短期間で解消して顔痩せにつなげるなら、ガムを噛むのもおすすめです。
ガムなら、一日何度でも噛むことができるので、噛みながら知らず知らずのうちにエクササイズとなります。
1.ガムは、粒状のものなら2~3個口に入れます。板ガムなら1~2枚にしましょう。
2.ガムが少し柔らかくなったら、口を大きく開けて奥歯で10回噛みます。10回目は、噛んだ状態で力を入れ5秒キープします。左側でも同じようにします。
さらに、奥歯と前歯の中間と、前歯でも同じように噛んで5秒キープします。
3.最後に口を大きく開けて10秒キープして終わりましょう。
舌を回す?
先ほども紹介したように、舌を回すことは二重あごや顔痩せには効果があります。なぜかというと、舌を回すことは、顔や首の筋肉にも効くため小顔に効果があるとされています。
舌を回すと口周りが疲れますが、これをすることによって顎の下にあるぜい肉も引き締まりますよ。
解消するマッサージ方法は?
二重あごを解消するマッサージや、顔痩せや小顔に効果的とされるマッサージは方法がいろいろあります。
基本的に顔のマッサージをすることで血行の流れが良くなり、老廃物の排出もスムーズさせるリンパに重点を置いたマッサージが効果的です。
もちろん、脂肪を燃焼するようなマッサージも有効ですが、顔の血行の流れが悪ければ、なかなか二重あごや顔痩せの効果につながりにくいです。ここで紹介するマッサージ方法は、顔のマッサージ感覚でできるので習慣にしやすいですよ。
1.両手の人差し指と中指を、鎖骨のくぼみ部分にあてて円を描くように5回さすりましょう。
2.次は、耳の下に両手の人差し指と中指をあてて5回さすります。
3.今度は、こめかみに両手の人差し指と中指あてて5回さすります。
4.次は、口角に指をおいてそこから耳のしたに5回さすります。
5.次は、小鼻の下から耳の下へ5回さすります。
6.今度は、額の中心からこめかみへと5回さすります。
7.額の中心に指を置いて、そこからこめかみへ5回さすります。
8.最後は、こめかみ→右下→鎖骨へと5回さすって終わりましょう。
咀嚼回数を増やすこと
食べ物を食べてよく噛んで咀嚼回数を増やすことは、二重あごの解消や顔痩せ効果につながります。ついつい早食いになっている人も多いかと思いますが、早食い習慣が当たり前になっている人は、肥満度が高いということも分かっているほどです。
顔の筋肉をよく使って噛むことが、フェイスラインをすっきり引き締める効果になるんですね。また、咀嚼回数を増やすことは、顔痩せ効果だけではなくダイエットにも効果が期待できます。よく噛むことで満腹感が味わえるので、食べ過ぎの防止になり結果的にダイエットにつながります。
よく噛んで食べるとういうことは、体全体のダイエットになりメリットが大きいんですよ。さらに、しっかり噛めば、その分消化吸収が良くなるので便秘の解消にもなります。
もう一つ大切なことは、柔らかい物ばかりを食べない事です。よく噛むには、ある程度弾力や硬さがあるものを食べるのも咀嚼回数を増やすコツです。
例えば、硬い根菜類のごぼうやれんこん、玄米などをプラスするのもおすすめです。ブロッコリーなどは、あまり茹ですぎないで歯ざわりを残すように硬めに茹でるのもいいですよ。
まとめ
あごのラインがすっきりしていると、顔の輪郭がはっきりするのでより小顔に見られますよね。
まずは、表情筋を意識的に使って、あごのエクササイズやマッサージなどをやりながら小顔をキープしていきましょう。では、この記事をもう一度振り返っておきます。
・表情筋の衰え:表情筋を使っていない
・噛む回数が少ない:回数が少ないとあごの力が落ちる、左右の歯を均等に使っていない
・姿勢が悪い:スマホやパソコンを前のめり状態で見ている
・肥満:肥満すると顔周りにも脂肪がつく
・むくみ:老廃物が溜まるとむくみになり二重あごに
✅二重あごダイエット方法
・顎の筋肉であるオトガイ筋を鍛える
・小顔にも効果がある舌回し運動
・歯磨きや歯茎マッサージは、歯磨きを終えてから
✅姿勢を正して体の歪みを改善
・猫背は、首の後ろの筋肉を縮め、前側が引き伸ばされる
・猫背にならないように、デスクワークの人は30分~1時間1回は背筋を伸ばす。スマホは顔の高さで。座る時は深く腰掛ける
✅短期間で改善するならガムもおすすめ
✅舌を回すことは、顔の様々な筋肉を使うので効果的
✅二重あごの解消マッサージは、リンパの流れを良くすることから
✅咀嚼回数を増やすと、二重あごの解消や顔痩せ効果とダイエット効果に期待ができる
・柔らかい物ばかり食べない
・ごぼうやレンコンなど硬さがある物で咀嚼を増やす
二重あごを解消して、首筋まですっきりきれいに見えるフェイスラインを手に入れましょう!