誰でもできる!サメ肌の9つの治し方と3つの原因

「肌がザラザラ!これってサメ肌?」こんな症状に悩んでる人は意外にも多いのではないでしょうか。
なぜサメ肌になるのか?どうやって治すのかなどわかりませんよね。。。
そんな方の為に、この記事では
・サメ肌の症状、原因、治し方
・赤ちゃんのサメ肌の改善方法
についてご紹介します。
サメ肌だからといって諦めることはありませんよ!自分でも簡単にできるサメ肌の治し方をマスターして、キレイな腕を出してみてはいかがでしょう?
あなたが気になってることはありますか?
サメ肌ってどんな症状!?
サメ肌とは一言でいうと肌がザラザラとキメか荒くなる状態で、まさにサメの肌のようなことからそのように呼ばれているようですね。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)、尋常性魚鱗癬(じんしょうせいぎょりんせん)とも、呼ばれ肌が角化した状態のことをいうようです。
また、サメ肌は皮脂が詰まり皮膚表面が盛り上がり赤みを帯びて炎症を起こす場合などもあるため、ただの皮膚の角化として放っておくといつまでも治らず、酷くなってしまうこともあるようです。
サメ肌の症状が出る場所は人によって様々です。腕や肘、膝、ふくらはぎ、おしりなどにみられますが、一番目立ってしまうのは腕などにできてしまうことでしょう。
特に女性の場合はノースリーブなどの腕を出す服を着る夏場などの季節になると、サメ肌を気にする人も多いといわれています。
せっかく、お洒落なノースリーブのブラウスやTシャツを着ても、腕がブツブツのサメ肌になっていると、一気にトーンダウンしちゃいますものね。
サメ肌の3つの原因
サメの皮膚のように固くザラザラしているサメ肌。
そんなサメ肌の3つの原因について触れていきたいと思います。
1.乾燥によるもの
腕やおしり、ふくらはぎなどに出てくるサメの表皮のような肌の症状のサメ肌。
一番目立ってしまう腕がサメ肌になってしまうと、夏場など腕を出す服を着るのも躊躇してしまう人もいると言われるくらい気にしている人も多いようです。
そんなサメ肌の原因として考えられるのが、乾燥でしょう。乾燥するとサメ肌でない人でも肌表面が硬くなったり、カサカサしたり肌のキメが荒くなってしまいますよね。
サメ肌の人の場合、肌が角化し魚の鱗のように、触ると肌の表面がザラついた状態になっています。そのため、乾燥すると肌の表面が硬くなったり、毛羽立ったようになってしまいサメ肌がよけい目だってしまうようです。
また、乾燥すると肌のターンオーバーが正常に行われなくなり、いつまでも古い角質が残ってしまうことでサメ肌が目立ってしまうともいわれています。
2.遺伝によるもの
ザラザラしたり、ブツブツできたり、肌表面が硬くなってしまうサメ肌は遺伝による場合も考えられます。
確かに、肌質や肌の色などは遺伝する場合が多いことはわかっています。両親や親戚にサメ肌の人がいる場合は同じようにサメ肌になってしまうことは考えられます。
サメ肌は、肌のバリア機能のひとつであるフィラグリンという物質が生まれつき少ない体質の人は、サメ肌になりやすいともいわれており、遺伝的に肌のバリア機能が弱いため常に水分不足のような乾燥肌になってしまいサメ肌になってしまう人もいるようです。
遺伝的にサメ肌になってしまう原因ははっきりとはわかりませんが、アトピー体質の人やアレルギー体質の人もサメ肌になってしまう人も多いということはわかっているようです。
3.栄養不足によるもの
サメ肌になってしまう原因は栄養不足なども考えられます。
健康な肌を生成するには肌に良いといわれる栄養素を摂取することはわかっていますよね。
肌は良質のたんぱく質をはじめとする様々な栄養素をバランスよく摂取することでつくられています。
それらがきちんと摂取できていなければ、キレイな肌にはなれないということです。
サメ肌になってしまうのは、たんぱく質やビタミン類、アミノ酸などがバランスよく摂取できていない場合が多く、特に皮膚や粘膜組織を生成するといわれるビタミンAなどが不足していることも大きな原因の1つなのかもしれません。
サメ肌の9つの治し方
腕だけでなくおしりや足にまでできてしまうサメ肌。
今年こそはキレイでツルツルの腕を出したい!そんな人のために、サメ肌の9つの治し方をご紹介します。
意外にも簡単にできてしまうから、すぐにでも実践してみてくださいね。
1.こまめに保湿をする
サメ肌にとって乾燥は大敵だといわれています。もともとサメ肌体質の人はもとより、サメ肌体質でない人も乾燥すると肌表面が角化しザラつきを感じてしまうんです。
「あれ!?なんだかお肌が乾燥気味かも!?」そんなふうに感じたら乾燥サインが出ている証拠でしょう。こまめに保湿をするようにしましょう。
①顔の場合はセラミド入りの化粧水を使う
顔がサメ肌になってしまうときの保湿には、セラミド入りの化粧水を使うと良いでしょう。
セラミドは人の肌の角質層にあり乾燥を防いだりする保湿成分であるため、セラミド入り化粧水は肌にトラブルがある人にも吸収しやすく安心して使えると言われております。
顔が乾燥しやすい人は、セラミド入り化粧水をたっぷり塗って保湿を心がけましょう。
②体の場合はクリームや入浴剤を使う
体がサメ肌になってしまっている人は、乾燥を防ぐためにクリームや入浴剤で保湿するようにしましょう。
体など広範囲にわたっての保湿は、全体にすり込めるクリームタイプのものか、保湿成分が含まれている入浴剤などを使って全体に保湿が行き届くようにすることがサメ肌のケアにつながります。
2.徹底して紫外線対策を行う
サメ肌を治すためには、紫外線対策にも気をつけることも大事です。
紫外線を浴びてしまうと、肌のバリア機能が低下してしまい乾燥などの肌トラブルが起こりやすいと考えられるからです。
紫外線の影響で、赤みや痒み、湿疹などの炎症を起こすこともあり、ザラザラブツブツなどのサメ肌が悪化してしまうことも考えられます。
3.入浴方法を改善する
ザラザラブツブツのサメ肌を治す方法で気をつけたいのが入浴方法です。
入浴は毎日することが多いため、間違った入浴方法はそれだけ肌に負担をかけてしまうこともあるそうです。
①洗い方
入浴方法を改善したいのは、洗い方でしょう。
サメ肌が悪化するのは強い刺激を与えてしまうことも原因の1つだといわれています。
サメ肌になると乾燥しやすく、乾燥によるかゆみをともなうこともあります。そのため、入浴時に血行が良くなりゴシゴシと擦ってしまいがちです。
ナイロン系のスポンジや、健康タオルなど硬い素材のもので洗うことは避け、綿タオルなどの天然素材なものを使い洗うようにしましょう。
ボディーソープは弱酸性や天然成分配合で、保湿成分が配合された石鹸などがおすすめです。
②時間と温度に気をつける
入浴方法は、時間や温度にも気をつけることですね。
サメ肌の人はあまり長い時間お風呂に浸かったり、熱い温度のお湯に浸かるのも避けた方が良いようです。
熱い温度のお湯や長時間浸かることで、肌の油分が抜けてしまい乾燥肌になり、サメ肌が悪化することも考えられます。ぬるめのお湯で短時間の入浴をおすすめします。
4.ビタミンAが含まれている食材を食べる
サメ肌を治すためには、肌に良い栄養素を取り入れることも大切でしょう。
肌の再生を促進させ、キレイな肌を生成してくれるといわれるビタミンAを摂取することもサメ肌を治す方法だと期待されています。
ビタミンAの入った食べ物は、豚肉、ウナギやレバー、にんじん、モロヘイヤ、ケールなどが代表的です。
バランス良くビタミンAが入った食材を取り入れることでサメ肌の改善に、繋がると良いですよね。
5.睡眠の質を良くする
キレイな肌を作るには睡眠は大きなカギだといわれています。
寝不足になった途端に肌の調子が悪くなる人も多いでしょう。
睡眠10時から夜中の2時頃は、ホルモンの分泌が盛んになるといわれ、その間に良質な睡眠をとることで肌のターンオーバーが正常におこなわれ、サメ肌の改善に繋がると言われております。
6.適度な運動をする
運動することで、肌の活性化に繋がることは知られています。
適度に体を動かすことは、代謝を良くしたり、汗をかくことで毛穴のお掃除ができることも運動の良いところですよね。また、運動する血行が良くなり肌のターンオーバーが促進するため、硬くなったサメ肌の表皮がめくれ新しいキレイな肌に生まれ変わることができるんです。
さらに、運動することでストレスが発散できるため自律神経の働きが整うため、キレイな肌が生成されたりもします。適度な運動をすることは肌だけでなく体全体を元気にするわけですね。
7.長時間エアコンに当たらないようにする
サメ肌を治すには、乾燥する環境を作らないようにすることです。
肌の乾燥は空気の乾燥も影響してしまいます。
エアコンの季節は特に肌が乾燥しやすくなりがちです。
長い時間エアコンがついている部屋にいると肌の水分が奪われてしまい、肌が乾燥しサメ肌も悪化してしまうようです。
エアコンの部屋に長時間いるときは加湿器などを置くか、時々部屋から出て肌が乾燥しないようにしましょう。
8.下着は肌に優しい素材を選ぶ
サメ肌の人は下着の素材選びにも気をつけたほうが良いでしょう。
ポリエステル生地などの下着は、肌と触れることで乾燥を進めてしまうこともあり、それによってかゆみなど炎症を起こしてしまう人もいるようです。
下着を選ぶときは天然素材のものを選び肌に負担をかけないように心がけると良いでしょう。
9.美容皮膚科で治療する
症状が酷いサメ肌を治すのには、自分では限界があります。そこで症状がひどいサメ肌の場合は、美容治療を皮膚科ですることをおすすめします。
美容皮膚科では、低刺激のワセリンなどの塗り薬や保湿力が高いプロペストなどの塗り薬を処方してくれるようです。
乾燥でかゆみが出てしまうと、知らない間に掻きむしったりして、サメ肌を悪化させてしまうため、とにかく保湿を重視した治療法をしてもらえる皮膚科で相談するのも良いかもしれません。
赤ちゃんのサメ肌の改善方法
サメ肌は大人だけではなく赤ちゃんにもおこる症状だと言われています。
赤ちゃんがサメ肌になってしまうのは、ほとんどが遺伝が原因だといわれています。両親のどちらかが乾燥肌やアトピー性皮膚炎の場合は生まれた赤ちゃんはサメ肌の場合が多いこともあるようです。
そんな赤ちゃんのサメ肌の改善方法をご紹介していきます。
ワセリンで保湿する
赤ちゃんのサメ肌の場合も乾燥を防ぐことが第一です。
赤ちゃんの肌は大人に比べるととてもデリケートです。
そのため、乾燥を防ぐための塗り薬も低刺激のものでなければいけません。
そこで赤ちゃんのサメ肌の時に使う塗り薬は低刺激で保湿力の高いといわれるワセリンなどを使うのが良いようです。
ワセリンは匂いも刺激もないので赤ちゃんに使っても安心だと言われております。
赤ちゃんの乾燥を防ぐお風呂の入り方
赤ちゃんのサメ肌の改善にはお風呂の入り方にも気をつけてあげなければなりませんよね。お風呂に入る事は体を清潔にするという、メリットもある反面体の油分を洗い流してしまうデメリットもあると言われています。
そこで、赤ちゃんの乾燥防ぐお風呂の入り方について説明しておきましょう。
低刺激な石鹸を使う
赤ちゃんの乾燥を防ぐお風呂の入り方で、気をつけてあげたいのが体を洗う石鹸です。
赤ちゃんは体温も高く、オシメの中などはかなりの汗をかいています。毎日お風呂キレイに洗ってあげなくては、汗疹やオムツかぶれを起こすこともあります。しかし、洗浄力の高い石鹸などで洗うことは避けましょう。
乾燥の少ない低刺激の石鹸でさっと洗ってあげるだけで充分汚れは落とせます。また、ゴシゴシこするのはやめてください。
柔らかいガーゼに低刺激の石鹸をつけて泡立て洗ってあげることで、サメ肌の改善に期待できます。
入浴5分以内に保湿をする
赤ちゃんのサメ肌の改善は、お風呂の時間にも気を配ってあげないといません。
長くお風呂に浸かると乾燥しやすくなることは大人と同じです。
サメ肌の赤ちゃんの場合の入浴は5分以内にして、入浴後はしっかり保湿してあけるようにしましょう。
赤ちゃん用のローションや、ワセリンなどを上手に使いわけると良いかもしれませんね。
小児科に行く
赤ちゃんのサメ肌は放っておくと炎症が酷くなってしまうことがあります。柔らかい肌の赤ちゃんの場合は、サメ肌になると余計目立ってしまって可哀想です。
そこで、赤ちゃんのサメ肌は自己判断せず、小児科などを受診し対処方法を教えてもらう方が良いでしょうね。
かゆくて寝られなかったり、ぐずついたりしたら早めの受診をおすすめします。
まとめ
誰でもできる!サメ肌の9つの治し方と3つの原因についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したサメ肌の治し方は誰でもできる方法ですから、是非試してみてくださいね。
それでは、今回の記事のおさらいです。
✅サメ肌の原因は乾燥、遺伝、栄養不足
✅サメ肌の治し方は紫外線や入浴による乾燥を防いで保湿すること
✅サメ肌の治し方は運動、睡眠、肌に良い栄養素を取り入れること
✅サメ肌の治し方は下着の素材も大事
✅赤ちゃんのサメ肌はワセリンを使ったりお風呂の入り方で改善する
などです。
サメ肌に悩まずキレイな手足を出したファッションを楽しみたいですよね。