20代でも油断禁物!若い女性に多い薄毛の原因は?

20代なのだからまだまだ身体は元気で悪い所なんてない!
そう思っていてふと鏡を見て、頭頂部が薄いな、と感じたことはないでしょうか?
20代だからといって安心できることはありません。
場合によっては20代前半も10代さえも薄毛で悩んでいることはあるのです。
特に若いうちだと人との交流も多く、女性の場合は異性を意識して行動を起こしたりする方もいるので薄毛がひどいと人前に出る自信もなく、せっかくの出会いの機会も台無しになってしまいますね。
ここでは若い女性に多いと言われる薄毛、そしてそれを改善するための方法を紹介していきます。
20代の若いうちに徹底した対策をしておけば、将来の髪の不安を減らしていけるかもしれません。
あなたが気になってることはありますか?
20代と若くても薄毛になる、その原因とは?
若くても薄毛になる。
その理由は遺伝的なものもありますが、大体は生活習慣によるものである場合もあります。
20代はまだまだ身体を変えやすい状態です。
薄毛になる原因を知り、対処をしていけば他の世代よりも効果に期待が持てるでしょう。
20代に多いと言われる薄毛の原因を以下の6項目に分けさせてもらいました。
①ダイエット
若いうちは体型も気になるものですが、ダイエットをすることは身体に必要な栄養の摂り入れができていない可能性もあります。
絶食してしまうダイエットがその例です。
人間の身体は絶食など食べ物を全く食べないでいると、残された栄養で命を維持しようとし、栄養はそのためだけに使われることになります。
命に関わりのない髪の毛の栄養が行かなくなってしまい、栄養不足を引き起こすことで髪が細くなったり、抜け毛となったりしてしまう可能性があるのです。
②ストレス
女性、男性に関わらず仕事や学業によるストレスは多いものです。
また女性には女性ホルモンのバランスに乱れが生じる月経というものがあります。
この月経の前後はホルモンが乱れやすく、イライラしやすい性質になってしまいます。
それについては時間の経過で解決をしてくれますが、ストレスがずっと溜まった状態が続くと自律神経も乱され、常に交感神経のみが元気に働くことになってしまいます。
働き過ぎる交感神経はそのうちに血液が流れる仕組みを疲弊させてしまい、血液の流れを悪くしてしまうのです。
結果、血行不良となって栄養を髪へ運ぶことができず、髪は栄養不足となって薄毛に繋がってしまうのです。
③睡眠不足
若いうちはついつい夜更かしをしてしまい、十分な睡眠が取れない状態になることもあります。
夜中にいつまでも起きているのは、寝ている間に行われるはずの髪や頭皮のダメージ回復を邪魔してしまうことになります。
一番細胞が回復していると言われる10時から2時の時間帯で睡眠を取ることで髪の発育が促され、太陽の紫外線でダメージを受けた髪の修復をすることができるでしょう。
④飲酒、喫煙
アルコールやタバコに含まれているニコチンは髪にとっては有害であり、薄毛に繋がると言われています。
アルコールにある毒素が肝臓での解毒段階で大量にアミノ酸やビタミンを使用してしまい、大事な髪の栄養素が失われて薄毛に繋がってしまうのです。
また喫煙によるニコチンの摂取もニコチンがビタミンを破壊したり、髪の元となる毛母細胞の活動を邪魔したりするということがあるため、薄毛に繋がる原因と言われています。
⑤女性ホルモンの影響
女性は月に一度訪れる月経の前後は女性ホルモンのバランスが乱れ、イライラしてしまいがちです。
また男性ホルモンは薄毛を併発しやすいものですが、実は女性ホルモンにも同じような影響があります。
特に妊娠と出産を迎えた時には大きく上下し、抜け毛が増えることがあります。
⑥経口避妊薬の使用
妊娠をしないために服用する経口避妊薬(ピル)は女性ホルモンバランスをコントロールすることで妊娠しない身体を作れます。
服用をしていないと抜け毛がなく、服用をすると抜け毛がしやすくなるとも言われています。
女性ホルモンの影響以外はなんとか自力で解決できそうなものです。
食事をよく食べ、睡眠をしっかり取ってアルコールやタバコはほどほどにというところでしょう。
20代の女性の薄毛はどこが薄くなりやすい?それはなぜ?
20代の女性の薄毛は長い髪をまとめたり、引き上げたりすることによる牽引性脱毛症が多いと言われています。
女性は髪を長く伸ばすとポニーテールにしたり、アップヘアにしたりとアレンジを楽しむものです。
しかしこれにより、生え際が無理やり引っ張られることで血液の流れを悪くしてしまいます。
血液が滞ると髪を生成するための栄養がうまく流れていかないために髪の栄養不足が起こってしまい、それが薄毛の一因になってしまうのです。
また髪を引っ張ることによって抜け毛が発生。
無理に抜かれた髪は毛根にダメージを与えてしまい、髪が生えにくくなってしまうこともあるとのこと。
ショートヘアーなら結んだり上げたりする必要がないので安心ですが、ロングヘアーで結んだりする方は牽引性脱毛症にならないように注意が必要です。
引っ張った髪の毛を休ませたり、分け目を変えたりする?
牽引性脱毛症にならないためには、髪の結び方を変えたり、髪の分け目を変えたりするのが効果的と言われています。
頭の片側だけで結んだりしていたなら今度は反対側を使用。
そうすることでいつも結んでいる側の引っ張っていた頭皮が休憩を取れるため、血行不良の改善に繋がります。
また分け目を変えるのが気に入らないという方は夜中に寝ている時だけでも変えてみるのをオススメします。
ほんの少しの間だけ分け目を変えることによって頭皮が硬くなってしまうのを防ぐことになり、薄毛回復の第一歩ともなるでしょう。
血行不良が原因なら温めたり、マッサージしたりもオススメ?
20代に多い薄毛の原因はやはり、栄養不足、睡眠不足、そして髪をまとめていることによる血行不良です。
血行不良の改善は髪型を変えたり、分け目を変更したりすることでも改善できると言われていますが、マッサージでも血行促進の効果が期待できます。
マッサージは洗髪中か浴室で、浴槽に入って身体を温めながら行うのもオススメです。
頭皮のマッサージをする際は強く頭皮を刺激し過ぎず、指の腹で自分が気持ち良いと感じる程度の強さでやっていくことが大事です。
シャンプー中に行えば頭皮の汚れもしっかりと洗い流せるので一石二鳥です。
またツボ押しも効果があると言われています。
同じようにシャンプーをしながら指の腹で頭の各所を刺激することによって、頭皮を柔らかくして血行の促進に役立ってくれるでしょう。
20代だからと油断しないよう、今からできる対策
薄毛を迎えてしまう原因は遺伝の他は生活習慣であることがほとんどです。生活習慣が原因ならば配慮をしていけば改善することは可能でしょう。
ただしっかりとした髪の育成ができるまで改善策は続けていくことが大事です。一時だけ改善策を実施して治っても、また今後悩む時がくるかもしれません。
ならば薄毛が再発しないように、頭皮の状態がいつまでも良い状態であるよう整えていくのが必要でしょう。
血行不良ならばマッサージを毎日続けていくこと。
栄養不足なら食事をしっかりと取ること、食事だけでは栄養が足りていない気がする時はサプリメントの使用もすること。
またストレスも血行不良の引き金となってしまうのでストレスを溜めこむことがないよう、こまめなリフレッシュも心がけるといいでしょう。
まとめ
若いうちから薄毛に悩まされてしまうのはショックですね。
しかし若いうちだからこそ、回復力も高く、薄毛になってもすぐに回復できる可能性があります。
20代で薄毛になってしまった方は「今後は髪が全部なくなるかもしれない」という心配を抱いてばかりおらず、血行不良を改善させるためのマッサージを行い、温かいお風呂などに入ってストレスも解消できるようにくつろいで下さいね。
髪を結んでいる方はたまには髪を下ろしたり、結び目を変えたりして牽引性脱毛症を予防していきましょう。