インナードライ肌を改善する7つの方法!顔のテカりはオイリー肌じゃなく乾燥だった!?

肌がてかてかしているのでオイリー肌の対策をしているのに、ちっともよくならないなんてことはないですか?その肌は本当にオイリー肌なのでしょうか?実は、乾燥肌なのかもしれません。
肌の表面はオイリーでも内側が乾燥している、インナードライ肌の方が増えてきているようです。
ここでは、そんなインナードライ肌にお悩みの方のために、インナードライ肌の原因と改善方法について説明したいと思います。
あなたが気になってることはありますか?
インナードライ肌ってどんな肌!?
あまり聞いたことのない方もいるかもしれませんが、インナードライ肌は肌の表面は皮脂でテカテカしてべたついているのに、実際は肌の水分量が少なく、肌の内側が乾いている状態の肌のことを言うそうです。
よく言われる乾燥性脂性肌と言えばわかりやすいかもしれません。この状態は本当は肌の水分をこれ以上減らさないために、肌が一生懸命皮脂を分泌している状態なのだそうです。
オイリー肌だと思って皮脂をとる対策ばかりしていると、余計に内側の乾燥がひどくなり、悪循環になってしまうと言われています。
インナードライ肌かどうかのチェック方法
肌がオイリー気味でテカテカなのに、ツッパリ感などを感じたら、インナードライ肌かどうかチェックしてみましょう。
デパート等の化粧品コーナーでチェックしてもらう
デパートや専門店の化粧品カウンターで、肌の水分量や油分量をチェックしてもらうことができるそうです。ただ、外気の状態やメイクの影響でも水分量は変わりますので、一度で決めつけずに定期的に何度か通い、チェックして確認すると良いでしょう。
洗顔して20分後に肌の状態をチェックする方法
自宅でもインナードライのチェックをすることができるそうです。まず、洗顔後にスキンケアをせずに15~20分程度待ちます。
その後、皮脂が浮いてきたのに、ツッパリ感がある状態になるようでしたら、インナードライ肌の可能性が高いと考えられます。
オイリー肌の場合は、短時間で肌がテカテカした状態になり、起床時もテカリがあるそうです。その点を踏まえて、自分の肌がインナードライ肌なのかどうかしっかりチェックしましょう。
☑全体的にテカテカする、べたつく → 脂性肌
☑Tゾーンはべたつくが頬などはカサカサしている → 混合肌
☑表面はテカテカしてべたつくのにつっぱる → インナードライ肌
インナードライ肌の人が起こりやすい肌のトラブル
インナードライ肌になると過剰に皮脂が分泌されるため、肌のトラブルも増えると言われています。
ニキビ、吹き出物、毛穴の開きなど皮脂が多いことによるトラブルや肌のかゆみ、かさつき、ツッパリ感など乾燥肌のトラブルも起きるようです。
インナードライ肌の2つの原因は!?
インナードライ肌になる原因は大きく分けて2つあると言われています。
原因1.肌の乾燥によるもの
まず、インナードライ肌の原因として挙げられるのは肌の乾燥だと言われています。
何らかの原因で肌が乾燥し、そのために肌がこれ以上の乾燥を防ごうと皮脂を過剰に分泌する状態がインナードライ肌の特徴だそうです。
肌の乾燥には体の内側、外側からさまざまな要因があると言われています。
原因2.スキンケアを間違っている
肌のテカリをオイリー肌と勘違いし、オイリー肌対策のスキンケアをしていると、余計に乾燥が進みインナードライ肌が悪化すると言われています。自分の肌の状態を正確に知り、対策をとることが大切なようです。
インナードライ肌を改善する7つの方法
インナードライ肌の改善のためにはオイリー肌対策をしないことと乾燥させないことが重要なようです。
1.あぶらとり紙やテあぶらとりティッシュで皮脂を取らない
皮脂を落とし過ぎることは、インナードライ肌にとって最も良くないと言われています。皮脂は汗と混ざって皮脂膜を作るための大事な材料でもあるそうです。
顔の表面の皮脂をあぶらとり紙やあぶらとりティッシュなどでふき取る行為は、肌から必要な水分を奪い、さらに摩擦で肌を傷めてしまう恐れがあります。また、皮脂をとることでさらに皮脂の分泌が増えると言われていますので注意しましょう。
2.洗顔をしすぎない
顔の皮脂が気になるからと言って洗浄力の強い洗顔料で念入りに顔を洗ったり、一日の洗顔回数を増やしたりすると肌の内部の乾燥が悪化すると言われています。
また、合成界面活性剤の含まれている洗顔料は角質の保水機能を下げると言われていますので注意しましょう。
3.洗顔方法を見直す
肌が皮脂を過剰に分泌している状態のインナードライ肌は、過度の洗顔をしがちだと言われています。
まずは、スキンケアの基本である洗顔から見直してインナードライ肌を改善していきましょう。
30~35度のぬるま湯で洗顔する
洗顔時のお湯の温度が高すぎると、肌の脂を抜き切ってしまう恐れがあるようです。この洗顔を毎日繰り返していると、肌の保水機能が低下してしまうと言われています。
洗顔時は少しひやっとするくらいのぬるま湯、30~35℃くらいの温度で洗顔を行うようにしましょう。また、シャワーを直接顔にかけるのは刺激が強すぎるので控えたほうがいいでしょう。
顔を拭くときもタオルで擦るのではなく、水分を吸わせるように優しくふくように注意しましょう。
刺激が少ない洗顔料に変える
油っぽい肌もさっぱりと洗い上げる洗浄力の高い洗顔料は、刺激が強い成分が含まれていると言われています。
使い続けることで細胞間脂質などが刺激され、角質の保水機能が低下してしまうそうです。特に合成界面活性剤であるクレンジングは、かなり刺激が強く保水機能が著しく低下してしまうと言われていますので、肌が弱っているときは使用を控えたほうがいいでしょう。
また、オイル系のクレンジングは、皮脂を落とし過ぎてしまうので避けたほうが良いと言われており、インナードライ肌の改善には、アミノ酸系界面活性剤のクレンジングが良いと言われています。含まれている成分に注意して、刺激の少ないものに切り替えていくと良いですね。
乾燥肌や敏感肌用の優しい洗顔料も刺激が少ないので、肌への負担も軽くなるようです。
洗顔料の使用を夜だけにすると言うのも効果があるようです。メイクの汚れなどが残っていると肌に負担があるので、しっかりメイクを落とすために夜は刺激の弱い洗顔料を使用し、朝はぬるま湯だけの洗顔にすると良いと言われています。
アルコールが入っていない化粧水をハンドプレスで行う
インナードライ肌には、アルコール(エタノール)の含まれたものは刺激が強すぎると言われています。ノンアルコールやアルコールフリーと記載されたものを選ぶようにしましょう。
また、化粧水をつける時にコットンを使用すると肌を摩擦し、過剰に皮脂をふき取ってしまうことがありますので、両方の手のひらに化粧水をとり、手を肌に押し当てるようにしみ込ませるハンドプレスで行うのが良いと言われています。
美容液を使う
化粧水には保湿成分も含まれていますが、化粧水の成分の70%以上は水分だと言われています。
化粧水をつけて肌の表面に水分を与えただけでは、その水分が体温によって蒸発する際に、肌にもともとあった水分も一緒に蒸発してしまう過乾燥が起こってしまう恐れがあります。
このため、インナードライ肌の改善のためには、化粧水だけでなく、保湿力の高い美容液を使用したほうが良いそうです。
インナードライ肌におすすめの保湿成分
プロテオグリカン、セラミド、NMFの成分であるアミノ酸、アミノ酸を豊富に含むプラセンタエキス
以上のような成分の含まれた美容液を選ぶと効果があると言われています。
ただし、使い過ぎは逆効果になることもありますので注意しましょう。
乳液や保湿クリームで蓋をする
過剰に皮脂が分泌されるのは、水分の蒸発を防ぐためだと言われているわけですから、あらかじめ油膜で蓋をしてしまえば皮脂の過剰な分泌は自然に収まると考えられます。
ですから、化粧水や美容液が乾ききる前に、乳液や保湿クリームでしっかり蓋をすると潤いを閉じ込めることができるそうです。べたつきが気になるようであれば、ごく薄く塗るようするといいようです。
スキンケアの時間を短くする
時間をたっぷりとって、丁寧なスキンケアを心がけている方もいると思いますが、インナードライ肌の場合はスキンケアの時間を短くすることも改善につながるようです。
時間を短くとは言っても、雑にスキンケアをするのではなく、洗顔から化粧水、化粧水から美容液の間の時間が開かないようにすることが重要だそうです。間の時間が空いてしまうと、体温などによってせっかくの水分が蒸発してしまう恐れがありますので、間を開けないようにスキンケアをするようにしましょう。
入浴や洗顔を行う前に、スキンケアに使用する化粧水や美容液を手元に用意しておくとスムーズにスキンケアができますよね。髪の毛や体を拭く前に、とにかくスピーディーにスキンケアすることが大切だと言われています。
4.エアコンをつけすぎない
インナードライ肌に良くないと言われるのが、過度なエアコンの使用だそうです。
エアコンは快適な温度に調節ができますが、部屋の湿度を下げてしまいます。ですから、エアコンの効いた室内に長い時間いると、夏場の暑い時期でも冬場の寒い時期でも乾燥肌になると言われています。
ただ、夏場にエアコンを使用しないと健康に害がある恐れがありますので、加湿器などで部屋の湿度を上げたり、こまめに保湿行ったりして対策をとるようにしましょう。
部屋に水の入ってボウルなどをおくだけでも効果あると言われていますし、ペットボトルを利用したリーズナブルでコンパクトな加湿器もありますので利用してみるのも良いでしょう。
5.日焼け止めや帽子で紫外線対策をする
肌のケアの基本である紫外線対策は、インナードライ肌の改善にも効果があると言われています。紫外線による活性酵素は肌にダメージを与え、乾燥を促進させるそうです。それによって、肌の防御機能が働き皮脂が過剰に分泌され、インナードライ肌を悪化させると考えられます。
紫外線が強いと言われる夏場だけでなく、冬場でも必ず日焼け止めや帽子などで紫外線を防ぐ対策をするといいでしょう。また、紫外線を浴びてしまった後はビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどが配合された保湿クリームを使用すると回復が早まると言われています。
6.6~8時間は睡眠時間をとる
睡眠時間をしっかりとって、肌のターンオーバーを促すこともインナードライ肌の改善に有効だと言われています。
肌の内側が乾燥していると肌のバリア機能も低下してしまい、肌荒れが起きやすくなるそうです。
質の良い深い睡眠は成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバーも促進させるそうです。なるべくリラックスして6~8時間の睡眠をとるように心がけ、インナードライ肌を丈夫で健康な肌に改善していきましょう。
7.ストレス発散をしてホルモンバランスを整える
女性はストレスなどで,ホルモンのバランスが乱れやすいと言われています。
ホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンの影響を受けやすくなり皮脂量が増えてしまうことがあるそうです。ですから、休日などにストレスを発散させ、体をリラックスさせることが重要だそうです。
美味しいものを食べたり、買い物を楽しんだりして、できる限りストレスをため込まないように心がけましょう。
疲れたときは体を休めることも重要だと言われていますが、寝てばかりではストレスの解消にはならないそうです。軽い運動などはストレスの解消にとても良いそうですので、挑戦してみてはいかがでしょうか?
また、紫外線は肌に悪影響を与えると言いますが、太陽の光を浴びることはストレスの解消にもホルモンバランスを整えることにも効果があるそうです。紫外線対策をしっかりして外で軽い運動をするのもインナードライ肌改善のためには有効なようです。
まとめ
表面はオイリーで、内側の乾燥したインナードライ肌はとにかく乾燥させないように保湿をすることが重要なようですね。
オイリーでべたつくのに保湿するなんて、考えてもみなかったと言う方もいるのではないでしょうか?
今回の記事のように毎日しっかりケアすれば、改善につながると言われていますので、できるところからケアしていきましょう。
それでは、ここで今回の記事のポイントをおさらいしてみましょう。
☑洗顔料は刺激の少ないものを使い、優しく洗顔する
☑化粧水だけでなく、美容液、クリームなどでとにかく保湿する
☑保湿はスピーディーに行う
☑ストレスを減らしリラックスして睡眠をたっぷりとる
潤いのあるきめの整った肌を目指して、インナードライ肌を改善しましょう。