乳輪にできるブツブツ「モントゴメリー腺」を目立たなくする3つの方法

女性にとっては気になる胸のこと。形や大きさだけでなく、乳輪の形や細部のことも気になりますよね。
いくらナイスバディーでも、乳輪がブツブツだらけだったら、台無しになっちゃいますからね。
そこで今回は、乳輪にできるブツブツ「モントゴメリー腺」を目立たなくする3つの方法について調べてみました。
記事の内容は、以下のとおりです。
・モントゴメリー腺って何!?
・モントゴメリー腺を目立たなくする3つの方法
・モントゴメリー腺は大きくなる!?
・モントゴメリー腺の4つの悩みについて
・モントゴメリー腺を手術で除去したい
について、ご紹介したいと思います。
あなたが気になってることはありますか?
モントゴメリー腺って何!?
なんだか可愛い響きのモントゴメリー腺っていったい何なのでしょう?
モントゴメリー腺とは、乳首にあるブツブツとしたもので、乳首や乳輪を守るために皮脂を分泌している皮脂腺といわれています。
このモントゴメリー腺からでている皮脂のおかげで乳首や乳輪は乾燥や外からの紫外線などからも守られているといわれ、モントゴメリー腺はとても重要な役割を果たしていると考えられています。
因みに、どうしてこんな名前がついているのかというと、このモントゴメリー腺を発見したのが、アイルランドの医師、ウィリアムフェザーモントゴメリー氏だったためこのような名前がつけられたようです。
モントゴメリー腺の数や大きさには個人差がある!
このモントゴメリー腺は、女性なら誰でもあるようですが、すごく目立つ人とあまり目立たない人と個人差があるみたいですね。
大切な役割を果たしてくれるモントゴメリー腺ですが、女性同士でお風呂に入ったりしてもあまり目立たない人の方がキレイに見えてしまうため、モントゴメリー腺の数が多かったり、大きすぎたりすると恥ずかしいと思ってしまう女性も多いようですね。
モントゴメリー腺は一般的には20粒前後で、大きさも1ミリから2ミリ程度だといわれていますが、乳輪の大きさや胸の大きさなどによってもかわるようです。
また、遺伝的な理由や食生活、お手入れなどによっても目立つこともあるんですよね。
モントゴメリー腺の2つの役割
乳輪にできるブツブツ、モントゴメリー腺は乳首や乳輪を保護する役目と出産し赤ちゃんが生まれたときのおっぱいをあげるのに、授乳しやすくする役割があるともいわれています。
モントゴメリー腺の構造はどのようになっているのか気になるところですね。
乳首や乳輪を守ってくれる
モントゴメリー腺の役割のひとつ、乳首や乳輪を保護する役割があるということはどういうことなのでしょう?
モントゴメリー腺は、見た目はあまり良くないですが、このモントゴメリー腺のブツブツからはたくさんの皮脂がでています。皮脂は他のお肌からでている皮脂と同じ成分で、乾燥や汚れや紫外線などから守る役目があります。
デリケートな乳首や乳輪もモントゴメリー腺からでている皮脂によって保護されているため、乾燥で乳首や乳輪がひび割れたりただれたりしないようになっているんですね。
赤ちゃんが授乳しやすい
そして、もうひとつモントゴメリー腺は大切な仕事をしてくれているんです。
それは、モントゴメリー腺からはフェロモンのような匂いがでているといわれ、このおかげで授乳中の赤ちゃんがおっぱいを飲むことができるといわれています。
確かに、生まれたてで目が見えていないはずの赤ちゃんは、迷うことなくおかあさんのおっぱいを飲みますよね。それは、モントゴメリー腺から発する匂いのおかげだったんですね。
モントゴメリー腺を目立たなくする3つの方法
乳首や乳輪を守るだけでなく、赤ちゃんにおっぱいを飲ませるときにも役だっているといわれているモントゴメリー腺。大切なのはよくわかりますが、やっぱり目立ってしまうのは見た目的にもちょっと……。
そんな、女性のためにモントゴメリー腺を目立たなくするための3つの方法があるようなんです。
1.便秘を解消する
モントゴメリー腺を目立たなくするための簡単な方法のひとつが、「便秘を解消すること」のようです。
便秘を解消するだけでどうしてモントゴメリー腺が目立たなくなるのでしょう。
便秘をすることは、体にとってはデメリットなことが多いのはご存じですよね。
便秘によって腸内にはガスが発生し有害物質を発生させてしまうといわれています。
有害物質はモントゴメリー腺から出る皮脂と一緒に排出されることもあるようなんです。
皮脂だけではなく余分なものも一緒にでることで、モントゴメリ―線は大きくなったり増えたりすることもあるみたいなんですよね。そのため、便秘にならないよう繊維質のものを食べたり、運動したり、腸活することをおススメします。
2.食生活を改善する
便秘の解消でもお話したように、食生活を見直すこともモントゴメリー腺を目立たなくする方法だといわれています。
毎日の食生活を見直し、少し気をつけるだけでもモントゴメリー腺が少なくなりキレイな胸になれるかもしれないんですよ。
油っこい食べ物は控える
モントゴメリー腺を目立たないようにするには、油っこい食べ物は控えるようにしましょう。
油っこい食べ物を食べすぎると、体内で吸収されなくなった油分が皮脂から分泌されやすくなるといわれています。と当然、モントゴメリー腺からも皮脂の分泌が多くなってしまうと考えられます。そうすると、モントゴメリー腺が大きく膨らみ目立ってしまうんです。しかも、油分がモントゴメリー腺に詰まり強い匂いがすることもあるようですよ!
乳輪のブツブツは目立つ上に、匂いまでしたら女性としては辛くなってしまいますよね。
ビタミンを含まれた物を食べる
モントゴメリー腺を目立たなくするために食べたいのはビタミンが豊富に含まれたものを食べることでしょう。ビタミンを摂取することは、皮脂の分泌を抑え、皮脂腺を引き締める効果が期待されています。
また、ビタミンを摂取することは、皮脂の分泌を多くしてしまう便秘の解消にも繋がるといわれているためビタミンの含まれた食べ物を食べるようにすると良いのではないでしょうか。
3.保湿ケアをする
乳輪にできるブツブツ、モントゴメリー腺が目立ってしまって困る!という人におススメなのは、保湿を徹底することでしょうね。
他のお肌と同じように、乳首のまわりや乳頭も乾燥することが多いといわれています。
ブラジャーによる摩擦などや、服の上からでも注がれている紫外線などの影響で乳首や乳輪も実はお肌と同じくダメージを負っていることが多いようなんです。
ダメージを負うと、モントゴメリー腺のブツブツが皮がめくれたりただれたりしてしまい目立ってしまいます。
そこで、乳輪や乳頭の周りをしっかり保湿しケアしてあげるようにしましょう。
ボディーローションやベビーローションなど、デリケートゾーンにも付けても大丈夫な保湿力のあるローションなどをつけることで、乳輪にできるブツブツモントゴメリー腺が目立たなくなるようです。
モントゴメリー腺は大きくなる!?
乳輪にできるブツブツモントゴメリー腺は、人によって大きさやブツブツの数も違うことがわかっていますが、モントゴメリー腺は何かのタイミングで大きくなることもあるといわれてるんです。
ただでさえ、目だって欲しくないモントゴメリー腺なのに、大きくなるのはどんなときなのでしょう?
大きくなる時期
モントゴメリー腺は普段は大きくなったりすることはないといわれていますが、時期によって大きくなることもあるようです。
乾燥している時期
モントゴメリー腺が大きくなるといわれているのが、乾燥している時期です。
春先や冬場など、空気が乾燥している時期は、お肌も水分を失いやすくなり乾燥肌に悩まされる人も多いでしょう。
そんな、乾燥している時期になるとモントゴメリー腺が痒みがでたりすることが多く、無意識に掻いたりするとモントゴメリー腺が刺激を受けて反応し大きくなったりするといわれているんです。
また、掻きむしった後から雑菌がはいったりして腫れてしまい大きくなってしまうこともあるため、乾燥している時期には注意しなくてはいけないですよね。
妊娠している時
乳輪のブツブツモントゴメリー腺は妊娠しているときも大きくなるといわれているんですよね。
それは、モントゴメリー腺の役割のひとつ「授乳するため」が原因です。
赤ちゃんが生まれると女性ホルモンの活動が活発になります。おっぱいが張り、赤ちゃんがおっぱいを飲みやすくするため、モントゴメリー腺からは独特の匂いがでてくるといわれています。
また、おっぱいが張ることで、乳輪や乳首が大きくなり、モントゴメリー腺も一緒に膨れ上がり大きくなってしまうようですね。
でも、おっぱいを飲ませる授乳期が終わるとまた、もとの大きさに戻るようなので心配しなくても大丈夫なんですよ。
モントゴメリー腺の4つの悩みについて
たいていの人にあるといわれてるモントゴメリー腺。
だから、乳輪がブツブツしていてもあまり気にしない方が良いようですが、それでもどうしても気になる悩みもあるようなんです。
悩み1.かゆみがある場合
モントゴメリー腺の気になる悩みの中でも特に多いのがかゆみ。
乳輪がかゆいのか乳頭がかゆいのかとにかくかゆい。でも、外でボリボリ掻くこともできず困ってしまったことありますよね。
モントゴメリー腺のかゆみの原因は、女性ホルモンのバランスが大きく関係しているそうですよ。
女性ホルモンのエストロゲンが活発になるとお肌の調子が良くなったり、気分が落ち着いたりするのにたいして、プロストロゲンが活発になるとお肌が乾燥したり、皮脂分泌が多くなったりするといわれています。
もちろん、そんなときはモントゴメリー腺の周辺も乾燥や皮脂分泌の多くなりかゆみがでてしまうこともあるみたいです。
また、ブラジャーなどの繊維に反応したり、アレルギーにより皮膚が敏感になっていることもかゆみを引き起こす原因になるようです。
悩み2.ニキビが出来た時って潰していいの!?
乳輪のブツブツモントゴメリー腺だけではなく、さらに乳輪の周りにニキビができた!?
そんな乳輪のニキビは目立ってしまうため潰してしまいたい気持ちがあるのはとうぜんでしょう。
でも、ほかのお肌にできるニキビと同様、潰してしまうことは止めた方が良いといわれています。
何故なら、ニキビを潰した跡に雑菌などが入り炎症をおこしてしまったり、ブツブツが大きくなってしまうこともあるようです。
悩み3.炎症おこして膿が出たり痛い場合
モントゴメリー腺は気になるけれど、触らない方が良いといわれますが、炎症をおこし膿が出て痛いときは放っておくことはできませんよね。
モントゴメリー腺が炎症をおこしたり、膿がでて痛い場合は、良性のポリープだといわれている乳管内乳頭腫や、乳腺症。乳腺のう胞、乳がん、高プロラクチン血症という病気の可能性があるため、放置せず医療機関への受診をする方が良いでしょう。
悩み4.白い液体が出て来た場合
モントゴメリー腺から、白い液体が出て来たら驚いてしまいますよね。
白い液体がでる原因は、皮脂の老廃物や汚れなどが溜まった角栓の場合が多いといわれています。
液体がでること自体ビックリするのに、白い液体となるとますます気になりますよね・・・
白い液体はそんなに気にすることはないと言われておりますますが、医療機関へ受診することをお勧めします。
モントゴメリー腺を手術で除去したい
モントゴメリー腺が大きかったり、多くて見栄えが良くないと思う人は、医療機関で相談の上取り除くことも可能なようです。
モントゴメリー腺の除去方法
モントゴメリー腺を除去するための方法は手術による除去が一般的だといわれています。
手術方法はモントゴメリー腺を切除して傷口を縫合する方法で、10分から20分程度で終わるようです。手術のあとは普通に自宅に帰ることができるため、簡単な手術のようですね。
抜糸は2週間前後で、その後は経過を見せるだけです。
手術費用
モントゴメリー腺の除去手術の値段は病院によって違うようですが、10000円~50000円くらいだといわれています。
モントゴメリー腺の個数と大きさ、状態などによって変わってくるため、病院に確認してから決めるようにすると良いですよね。
また、乳輪を小さくする手術と一緒にすることもできるため、値段も変わってくるようです。
まとめ
乳輪できるブツブツ「モントゴメリー腺」を目立たなくする3つの方法についてご紹介しました。
気にならないブツブツと専門の医療機関に受診しなければいけない場合があるのには驚きましたね。
それでは、今回の記事のおさらいは、
✅モントゴメリー腺は授乳がしやすいように匂いがでている
✅モントゴメリー腺を目立たなくするには便秘解消、保湿、食生活の改善
✅モントゴメリー腺は妊娠や乾燥で大きくなる
✅モントゴメリー腺は大丈夫な場合と病気の場合がある
✅モントゴメリー腺は手術で除去できる
などついてご紹介しました。
大切なモントゴメリー腺ですが目立ちすぎると困ってしまうため、目立たないようキレイなおっぱいをキープしたいものですね。