1. TOP
  2. 5000円以内に!!冬の一人暮らしの電気代の平均と節約術

5000円以内に!!冬の一人暮らしの電気代の平均と節約術

電気代 一人暮らし 冬

寒い冬の時期、一人暮らしの人はストーブよりもエアコンやホットカーペットを使う場合が多いのでは無いでしょうか。

「夏のほうがエアコンを使っていたのに、なぜ、冬の電気代は夏より高くなるのか?」と疑問に思う人も多いのでは無いでしょうか。

この記事では一人暮らしをしている人の電気代はどのくらいで、どうしたら電気代を節約することが出来るのか考えてみたいと思います。


冬の時期の一人暮らしの電気代の平均は?

電気代 一人暮らし 冬 平均

一人暮らしの電気代は夏場はおおよそ2000~5000円冬場になると3000~8000円と冬場のほうが高くなる傾向があるようです。夏場と冬場ではこれほどはっきりと差が出ているようです。

季節によってこれほど電気代に差が出てくるのですね。

しかし、感覚的には夏場のほうがエアコンを効かせているため電気代が沢山かかるのでは?と思う人が多いのでは無いでしょうか。

 

冬の方が夏よりも高い理由

電気代 一人暮らし 冬 高い 理由

ではなぜ、夏場よりも冬場のほうが電気代は沢山かかるのでしょうか。

実際には夏場のほうが電気をより多く使っているような気がしますが、冬場に電気代がかかる理由を考えてみました。

理由1.冬の方が家にいる時間が長い為

冬になると外が寒いためどうしても家に閉じこもりがちになりませんか?

夏であれば朝も早起きして行楽に出かけるなど、外出する機会が多いのではないでしょうか。

一方、冬では朝も寒くなかなか布団から出ることが出来ず、そのままダラダラと家の中で過ごしてしまうことが無いでしょうか?

さらに夜、暗くなる時間も早いため帰宅も夏より早くなっていませんか?

家で過ごす時間が増えれば、どうしても電気を使ってしまいます。

電気を使う時間が長ければ必然的に電気代も上がってしまうと思います。

理由2.エアコンの温度と外の温度の差が冬の方が大きい為

冬場のエアコンの設定温度は大体何度くらいに設定していますか?

25℃に設定したとして、外気温との差を考えて見ましょう。

冬場は夜になると外気温は0~5度。場合によっては0度以下にまで落ちますよね。

しかし、室温を25度に設定しておけば、その差は20度以上の差があることになります。

でわ、夏の場合はどうでしょう。

エアコンを27度設定にしても、外気温は35~40度ほどではないでしょうか?

その差は8~13度程度と冬場の半分ほどです。これだけの温度差を作るために、エアコンは夏場よりも冬場のほうが頑張っています。

この結果、電気代が多くかかってしまう可能性があります。

理由3.洗濯の回数が増える為

冬場は夏場に比べて汗もかかないため、洗濯の回数が減ると思っている人はいませんか?

実は冬場は洗濯の回数が増えるのです。その理由は寒さを凌ぐために厚着をするからです。

何枚も重ね着をするため、洗濯の量が増えて、夏場は一日1回だった洗濯が、それでは収まらなくなってしまうのです。

また、冬場は渇きが悪くなるため乾燥機を使うなんてこともありませんか?

夏場なら2~3時間、しかも夏服は薄いので乾くのが早いのに対し、冬場は一日中干してもちゃんと乾いた気がしないなんてこともよくあるのではないでしょうか。

理由4.冬の方が暖房器具が多い為

夏場の冷房器具といえばエアコンと扇風機くらいでしょうか?

しかし、冬場ではエアコンにコタツ、ホットカーペット、オイルヒーターと多くの暖房器具が活躍してしまいます。

一度に多くの暖房器具を使えばそれだけ電気代も増えてしまいます。

 

冬に使う電気製品の電気代の比較(コタツ、ホットカーペット、電気ヒーター、エアコン)

電気代 一人暮らし 冬 電気製品

冬場に活躍する暖房器具で、その種類によって電気代は変わってくるのでしょうか。

いくつか例に出して比較してみましょう。

日本の冬には欠かせないコタツは、1時間当たり4.6~2.2円のようです。

ホットカーペットになると1時間当たり8.5~6.2円ほどになるようです。

手軽な電気ヒーターは1時間当たり27~12円くらいになるようで、最も多く使われていると思われるエアコンは1時間当たり2.8~53.5円ほどと機種によって差が大きくなるようです。

 

一人暮らしでできる電気代の節約方法

電気代 一人暮らし 節約

冬場の電気代が増加することはわかっているけれど、少しでも電気代を節約したいと思うはずです。

そこで、どうしたら電気代を節約することが出来るのでしょうか?

いくつか方法はあると思います。

代表的な方法として、暖房器具の使い方を改善したり、居住環境を改善することや、電力会社との契約を見直したりと、できそうなことは思いついても、実際どうやっていけばいいのか疑問が多くあるのではないでしょうか。

そんな疑問を解決する方法を少し紹介したいと思います。

 

節約できる!上手な暖房器具の7つの使い方

電気代 一人暮らし 暖房機器 使い方

まず、暖房器具の電気代を少なくするための使い方を考えてみたいと思います。

やみくもに暖房を使わず、厚着することで対処していくことは得策ではないでしょう。

快適な生活をそのまま維持しながら、ちょっとした工夫で電気代を下げることが出来るのではないでしょうか。

工夫1.外出時は早めに電源を切る

外出するとき、皆さんはどのタイミングで暖房器具の電源を切りますか?

家を出る直前に電源を切って、確認してから出るという人が意外に多いのではないでしょうか。

実はこの電源を切るタイミングでは、無駄があることに気付いていますか?

家を出る直前まで暖房器具の前で温まっている人はあまり居ないのではないでしょうか?

また暖房器具の電源を切ったからといって、すぐに部屋の中が外気温と同じにまで下がってしまうことはありません。

外出時、少し早めのタイミングで暖房器具の電源を切ることによって、少しずつですが電気の使用時間が減って、電気代に影響してくると思われます。

工夫2.サーキュレーター等で温かい空気を流す

エアコンをつけて、部屋を暖めますよね。

その時、エアコンだけよりもサーキュレーターを併用すると効果的といわれます。

その理由はエアコンの温かい空気は、部屋の上部に溜まるからです。

実際、部屋の生活空間というと、天井側よりも床側のほうが多く、寒さを感じる場所も顔周辺よりも足元からという人も多いのではないでしょうか。そこでサーキュレーターを使って、部屋の上部に溜まった暖かい空気を循環させてあげるのです。

ちなみに扇風機とサーキュレーターは同じでは?と思うかもしれませんが、実は違います。

扇風機は涼しさを求めるために風を動かすので、広い範囲に風を送るのに対し、サーキュレーターは空気を循環させることが目的なため、直線的な風を遠くまで送るように出来ています。このため、空気の循環を行いたいときにはサーキュレーターのほうが効果的ではないでしょうか。

工夫3.エアコンの温度を少しでも下げる

部屋を快適な空間にするために、エアコンの設定温度はどのくらいに設定していますか?

ほとんどの人が25度前後ではないでしょうか?環境省の推奨温度は20度のようです。

冬の寒い時期にエアコンの設置温度を20度にしている人はあまりいないのではないでしょうか。

実はエアコンの設定温度を1度下げると約10%の消費電力削減になるといわれています。

20度とまではいかなくても、23度など少し低めの設置にするだけでも効果が期待できるのではないでしょうか。

工夫4.弱運転よりも自動運転をする

電気代を節約しようとして、運転モードを弱にしている人はいませんか?

実はこの行動は逆効果の可能性があるのです。

エアコンの電力消費が一番多いのは、室内温度を設定温度にするまでといわれています。

このため自動運転にしておけば室温が温まり、設定温度になるまでは強で運転を行います。

しかし、設定温度に達すると微風になり、一番電力を抑える運転をしてくれるのです。

常に弱運転だといつまでたっても設置温度まで室温が上がらず、電力消費が大きいまま時間が経ってしまうことになるのではないでしょうか。

工夫5.フィルターを定期的に掃除する

エアコンのフィルターが汚れていると、それだけでエアコンに無駄な電力がかかってしまうといわれています。

2週間に一度フィルターを掃除するだけで、暖房時の電力が6%ほど削減できるそうです。

最近では自動お掃除機能が搭載された機種が数多く販売されていますが、説明書をよくみると全く掃除しなくて良いわけではないものが多いようです。

エアコンに無駄な負荷をかけずに運転させることで電力消費の削減。結果的に電気代の節約になると言われております。

工夫6.エアコンとヒーターを使い分ける

エアコンとヒーターを両方とも持っている人も多くいるのではないでしょうか。

そこで、このエアコンとヒーターを使い分けることによって、電気代が節約できるそうです。

エアコンは広い空間を一定の温度に保ってくれます。

一方、ヒーターは広い空間全ても暖めるのには少し物足りませんが、狭い場所であれば、すぐに暖まりますよね。

狭い空間やあまり動きが無いときには、エアコンよりもヒーターを使ったほうが電気代の節約に繋がる可能性があります。

工夫7.コタツや電気カーペットを使う

エアコンが広い空間を暖めるということはわかりました。

また、温かい空気が天井に溜まってしまうことも理解していただいたと思います。

そこで、こたつや電気カーペットを使うことも一つの方法ではないでしょうか。

コタツはきわめて背肺範囲を温める暖房器具です。その為、コタツの中はすぐに温かくなります。

また、電気カーペットであれば足元を暖めてくれるため、とても温かく感じます。

毛布等と一緒に使えば、コタツのようにさらに暖かくなるのではないでしょうか。

電気代も平均すれば安く上がることもあります。

その他の冬の電気代5つの節約方法

電気代 一人暮らし 節約

冬の電気代を節約するために、暖房器具の使い方について考えてみましたが、そもそも電気の単価が安かったり、電気を使わないようにすれば、さらに節約に繋がるのではないでしょうか。

そこで、暖房器具以外のいくつかの節約方法を紹介したいと思います。

節約法1.電気代の契約を見直す

電気料金プランにも、いくつかの種類がある場合が多いです。

たとえば、一人暮らしの場合、昼の間は家にいないため電気の使用が夜に偏っていることが多いですよね?

そんな人には時間帯により、それぞれ異なる電気料金の設定がなされている場合があります。

一日中同じ値段のプランと昼は高いけど夜には安くなるプランがあれば、一人暮らしの場合、後者のほうが電気量を節約できる場合が多いのでは無いでしょうか。

節約法2.冬になったら冷蔵庫の温度を少しあげる

年間通して冷蔵庫の温度設定を一定にしている人がほとんどではないでしょうか。

実は、冷蔵庫の設定温度を冬季の間は少し上げるだけで電気代の節約に繋がるようです。

冷蔵庫は24時間ずっと動いているため、ほんのちょっとの工夫で電気代に影響を与えるでしょう。

設定を少し変えるだけなので簡単ですね。

また、冷蔵庫の中にギュウギュウ詰めにするより、少し隙間があるほうが電気代の節約になるそうです。

一方冷凍庫は、隙間無く詰めるほうが良いようです。

冷蔵庫に入れる際にも一工夫。

温かいまま入れるのではなく、粗熱を取ってから入れてあげるだけでも電力消費に影響するそうです。

節約法3.カーテンの生地と長さを見直す

部屋の気温が暖かくなっても、その熱が外に逃げていってはもったいないですよね。

熱が逃げる場所といえば窓です。窓が閉まっていても、ガラスを伝って熱は外に逃げていきます。

そこで、カーテンを使って外気と遮断してあげると部屋の中の暖かさが逃げにくくなるそうです。

たとえば、厚手の生地に変えてあげることやきっちりとした長さのカーテンにすることで、カーテンの下から逃げていく熱を抑えることができるのではないでしょうか。

床にも厚みのあるカーペットを敷いてあげれば、床から逃げる熱を抑えることもできるのではないでしょうか。

節約法4.窓をしっかりしめる

いくらカーテンを厚手のものにして長さも揃えても、窓が開いていたら全く意味が無いですよね。

当然ですが窓はしっかり閉めましょう。

また、窓だけでなく通風孔も開閉が出来るものであれば、閉めることをおすすめします。

この通風孔は風を通すための穴なので、意外と暖かい空気が逃げていく原因になります。

節約法5.服を厚着する

部屋が暖かいからといって夏のような薄着をしていませんか?

もちろん、部屋の中でコートを着るほど厚着をする必要はないと思いますが、セーターやトレーナーを着て暖房温度を少し下げるようにしてあげると電気代の節約に効果が発揮されるのではないでしょうか。

昔ながらの半纏も風情があっていいかもしれませんね。

まとめ

電気代 一人暮らし 冬 まとめ

一人暮らしの場合、電気代は夏より冬のほうが多いとは意外でしたね。

夏のエアコン使用による電気代より、冬の暖房器具などの電気代のほうが上回るようです。

電気代の増加に関係する項目が次のようなものがありました。

・部屋にいる時間が長くなる
・外気と室内温度の差が大きい
・暖房器具の数が多い

そこで、この電気代を抑えるためのポイントをおさらいしてみます。

✅エアコンだけに頼らず他の暖房器具との併用をし、効率的に部屋を暖める。
✅暖房が必要な時間、場所を理解し快適な空間を作り出す。
✅電気代の単価まで検討し契約を見直す。
✅密閉した空間を作ることで、無駄な熱の伝導を抑える。

ちょっとした工夫で改善できることがたくさんあるようです。

思いついたらまず試してみることが必要かもしれませんね。

\ SNSでシェアしよう! /

lifehack-naviの注目記事を受け取ろう

電気代 一人暮らし 冬

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

lifehack-naviの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

lifehack-navi編集部

おすすめ関連記事♪

  • ガスコンロの頑固な焦げつきの掃除方法とは!?4つの場所別で紹介!!

  • 出産の内祝いはいつまでに贈るの?5つの基本のマナーについて

  • ダイエット中におやつって良いの?我慢しないでダイエットを成功させる

  • 静電気が起きやすい体質とは!?4つの原因と8つの対策について

  • 朝スッキリ目覚めたい!朝が弱い人の5つの原因と12の対策方法

  • 森林浴で期待出来る6つの効果とは!?森林のパワーで健康になろう!!