眉間にしわができる6つの原因と簡単に治す13の方法

そんなつもりはないのに「なんか怒ってる?」と聞かれてしまうようなことはありませんか?
眉間のしわが少し刻まれ始めると無表情でも怒っているように見えるので、無意識の中で眉間にしわを寄せているかもしれません。
そもそも眉間のしわは人相学でも悪い相といわれて不幸を呼び込むといわれるほどです。
眉間のしわが刻まれると不機嫌にみられることも多いのでいいことはありません。
そこで、眉間のしわの原因を中心に眉間のしわをなくすあらゆる方法を調べました。
眉間周りのマ
あなたが気になってることはありますか?
眉間にしわができる原因
眉間のしわをなくすには眉間のしわとなる原因を知っておく必要があります。
眉間のしわができてしまう原因は普段の生活の中にあります。
①スマホなどの見すぎ
携帯やスマホなどをじっと長い時間見つめていることでも眉間のしわの原因になります。
携帯やスマホを何とか見ようと無意識に目を細めてみているからです。
これは、携帯やスマホを見続けると目が疲れてくるのでつい無意識で目を細めています。
他にも何かに集中して考え込んだりしているときにも、自然と眉間にしわを寄せている可能性もあります。
また、無表情のままいると顔の筋肉を動かす機会が減って筋肉がゆるみ眉間だけではなく他のパーツもしわになりやすくなります。
②乾燥によるもの
しわは主に肌の表面の乾燥が招くしわです。
肌の作りは表面の「表皮」、そして肌の奥に「真皮層」でできていますが、肌の表面の水分が不足することで乾燥すると、浅いしわが刻まれるようになります。
最初は浅いしわですが、その時点で乾燥のケアをしていかないと徐々に眉間のしわが深くなっていきしっかりとしたしわになっていきます。
③横向きに寝ている
日本人の女性の60%が横向きで寝ているといわれていますが、実はこの横向きで寝る癖も眉間のしわの原因になります。
その理由は、下側になった体半分に重さが加わって皮膚がたるむために、眉間のしわやほうれい線などができやすくさらに深くしわが刻まれやれやすくなります。
④コラーゲン不足によるもの
肌の表面の表皮が乾燥することでも眉間のしわの原因になりますが、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが破壊されることでも額の眉間のしわの原因になります。
肌の真皮層に存在するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は、肌の弾力やハリを与えてくれるものです。
この弾力やハリを与えてくれる成分が破壊されてしまうと、眉間のしわは深く刻み込まれてしまう原因になります。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は、加齢と共にグッと減少してしまうので年齢が額の眉間に出やすいです。
⑤表情の癖によるもの
普段の生活の中で怒りや悲しいなどの気持ちが表情にすぐ出てしまう方では要注意です。
怒りやストレスなどを感じると無意識に眉間にしわを寄せている可能性があります。
この無意識でやっている表情の癖を繰り返していくと、しっかり額に眉間のしわとして刻み込まれて、表情が普通に戻っても眉間のしわだけが戻らず固定されてしまいます。
⑥化粧によるもの
化粧は身だしなみの一つとしてほぼ毎日しますよね。
化粧することは間違っていませんが、毎日繰り返し化粧をすることで少なくとも肌には負担を与えています。
化粧をすれば必ずクレンジングなどを使って落としますが、そのときにしっかり化粧を落とそうとして力を入れると、その摩擦が肌の刺激となり皮膚が硬くなってしわができやすくなります。
また、アイメイクをアイメイク専用のリムーバーで使わずに化粧と一緒に落とそうとすると、つい力が入って目元付近のしわの原因になります。
自分でできる眉間にできたしわをなくす11の方法
目尻のしわは愛嬌で済みますが、眉間のしわはマイナスイメージしかありません。
眉間にできたしわは、まだ深くならないうちに対策をとっておかないとますます固定されてしまいます。
眉間のしわの基本は表情の癖を治すことが大切です。
そこで、家で自分できる眉間にできたしわをなくす11の方法を紹介します。ぜひ実践してみてください。
①口角を上げるようにする
口角と眉間はつながっているように口角を上げると眉間が自然と離れます。一度試してみてください。
口角を上げると表情も和らぎます。
そんなちょっとしたことを癖にすることでも眉間のしわをなくす効果が期待できます。
また、口角を上げるとほうれい線の予防にも期待できます。
②紫外線対策をする
紫外線は、眉間のしわだけではなくすべての皮膚のしわを作る原因になります。
紫外線は肌を乾燥させるだけではなく、真皮層の奥深くまでダメージを与えてしまうので紫外線対策は必ずしておきましょう。
UVカット用のクリームやファンデーションのUV効果のあるものを使って完全防備が基本です。
③頭皮のマッサージをする
頭皮と眉間の皮膚はつながっています。つまり、頭皮をマッサージして鍛えることは眉間のしわをなくすことにもつながります。お風呂上りなどにリラックスして行ってみてください。
頭皮のマッサージ法
1.中指が頭頂部にくるように両手を置いて、ゆっくり外側に円を描きながら3回ほど回します。ポイントは、回すときにおでこのしわを引き上げるように意識します。
2.次は、こめかみに移動して4本の手をあて親指は耳の後ろにあてます。この状態で上に引き上げます。
3.今度は、耳の上に4本の指をあて親指をまた耳の後ろにもっていき、こめかみを通して上に引き上げるようにして3回まわします。
4.次は、手のひら全体でこめかみを挟んで上にグッと押して、目が吊り上がるように上に引き上げます。
5.拳を作って首の付け根のへこんでいる部分にあて外側に向かって3回まわします。そのままアゴを上に上げて、へこんでいる部分を親指で押し上げるように押してみましょう。
④眉間周りのマッサージをする
頭皮のマッサージと併用して眉間周りのマッサージも行っていきましょう。
1.まず、こめかみに手のひらの中心がくるように押さえておでこが動かないように固定しておきます。
そのままの状態で目をいっぱい開いて5秒キープします。
2.今度は、そのままゆっくりと薄めにして5秒キープしておきます。それぞれ10回ずつ繰り返しましょう。
⑤コンタクト等の視力を調節する
視力が弱い方は、無意識に目を細めるのが癖になりやすいです。
視力が悪いと物を見ようとして、まるで悩み事があったような気難しい顔になってしまいます。
今使っているコンタクトやメガネが視力と合わずに見づらいと感じているなら一度調節したほうがいいかもしれません。
⑥サージカルテープを張る
サージカルテープは医療の現場で使われている包帯などを止めるためのテープです。
このテープを眉間のしわに貼ってしわがよらないように固定することで眉間のしわを薄くすることが可能です。
実際、サージカルテープを使われている方は家にいる間はずっとやっている方もいます。
サージカルテープを使う時には次の2点に注意してください。
☑肌をしっかり保湿してから使う
☑2枚のテープをクロスするとより効果に期待
特に、乾燥した肌に使ってしまうと逆にしわが深くなってしまうので肌が柔らかくしっかり保湿して状態で使用しましょう。
⑦ヒアルロン酸が入った化粧水を使う
眉間に深く刻まれつつあるしわは、真皮層にあるコラーゲンが減少していることが原因です。
特に、コラーゲンとエラスチンは加齢と共に確実に減少するので、化粧水などでサポートしていかないと肌の持っている力だけでは潤いや肌のハリをキープしきれなくなります。
肌の保湿ではヒアルロン酸が優れています。
「眉間のしわがまだそこまでじゃないから・・」と持っている化粧水だけに頼っていると確実にしわが刻まれてしまいます。
眉間のしわが固定される前から、ヒアルロン酸配合の化粧水を積極的に使っていきましょう。
また、化粧水で水分を補ったら、ホホバオイルやオリーブオイル、アルガンオイルなどで水分が蒸発しないようにするのもおすすめです。
⑧ツボ押しをする
眉間のしわをなくすなら眉間のしわに効果のあるツボ押しも有効です。
しわに効果があるとされるツボは、額にある「額中(がくちゅう)」と「印堂(いんどう)」です。
この二つのツボを刺激するのが効果的といわれています。
ツボを押す時には、人差し指と中指をあてて、円を描くようにやや強目に気持ちいいと感じる程度の力で押してもみます。
5秒押して、5秒ゆるめるという流れで5回ほど繰り返します。
額中(がくちゅう)
眉頭から少し上の額の中央部分にあるツボで、しわの軽減や目の疲れに有効。
印堂(いんどう)
眉頭と眉頭のちょうど真ん中で、しわを目立たなくして弾力やハリのある肌を作るのに有効。
⑨ローラーを使う
眉間のしわには眉毛の上でローラーを転がすのもおすすめです。
コロコロ転がすことでマッサージ効果があり血行の流れも良くなってコリがほぐれます。
血行が良くなると肌も活性して眉間のしわをなくすのに効果的と言われております。
ローラーがなければ、100均などで売られているものでもOKです。
⑩しわ対策用美容液を使う
マッサージやツボ押しをして安心していることはできません。
真皮の奥にあるコラーゲンやエラスチンは徐々に減っていきます。
いくら対処しても、コラーゲンやエラスチンを補佐してくれる成分を使わないととても追いつくことができません。
しわ対策用の美容液は、まさにしわの改善をするために保湿成分などがたっぷりと配合されています。
保湿成分といえば、セラミド・ヒアルロン酸・アミノ酸が配合されている美容液です。
美容液の優れているところは「浸透力」です。
また、ビタミンC誘導多やグロースファクター、レチノールなども、コラーゲンが生成されるのを促す効果も期待できます。
美容液は、使い続けることで、肌にハリが戻ってフェイスラインも持ち上がるような感覚まで感じることもあります。
眉間のしわが固定される前に美容液は取り入れましょう。
⑪サプリメントを使う
自宅でできる眉間のしわの改善方法にはサプリメントを摂り入れる方法もあります。
しわに効果の高いサプリメントには、プラセンタやヒアルロン酸などが含まれているものがあります。
アンチエイジング対策は、マッサージなどの肌表面からだけではなかなか実感しにくいところもあります。
でも、サプリメントなら体の内側から浸透していくものなのでメイクのノリで違いを感じることもあります。
加齢と共にコラーゲンやエラスチンが減少していくのを補うには、美容液とサプリメントを取り入れることで二重にも三重にも予防につながります。
また、普段の食生活もバランスがとれている食事をとることも眉間のしわの予防にもつながりますよ。
眉間にできたしわをなくす2つの方法
深く刻まれて固定しつつある眉間のしわや固定された眉間のしわは、自分でなくすことがかなり難しくなるので美容クリニックとエステに行くという方法もあります。
①美容クリニックに行く
美容クリニックでヒアルロン酸やボトックスの施術で行う方法もあります。
(1) ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸は、液体を注入してすぐ効果が現れます。
表情を戻してもしっかり眉間のしわが残っているならヒアルロン酸の注入がいいかもしれません。
注射方法は、眉間のしわのへこんでいる部分にヒアルロン酸を注入して皮膚を盛り上がらせます。
一度注入してそのあとに、筋肉の動きを止めるためにボトックスを打つとより効果があるとされています。
ヒアルロン酸は1回の注入で数万円かかります。
(2) ボトックス注射
ボトックス注射は、眉間の筋肉の動きを止めるようなものです。
注入してから3日ぐらいから額が動きづらくなり1週間以上経過すると眉間にしわを寄せようとしてもできにくくなります。
半年ほどもちますが少しずつまた筋肉が動きやすくなるので、その時点でまたボトックスを注入するというケースが多いです。
最初は1年に2回、そのうちに1年もつこともあります。
料金は、ボトックスの注射の種類やクリニックによって異なります。4,000円ぐらいから数万円になります。
痛みを軽減するために、氷で肌を冷やしてやる方法や軽い麻酔を使うクリニックもあります。
②エステに通う
エステでは、眉間のしわだけではなくフェイシャルエステとして肌全体のケアをしてくれます。
プロの手によるものなので、マッサージ効果も高く終わったあとは顔のリフトアップを感じる方も多いようです。
ただ、エステの場合は一回きりで終わるわけではなく2週間に数回通って肌を改善するものなのである程度時間とお金が必要です。
料金はコースなどによってことなりますが、相場は1コース、14,000円~30,000円前後です。
美容クリニックやエステは、かなりコストがかかります。
一番ベストなのは、眉間のしわを固定させないことです。
表情が変わってもすぐに元に戻るようなハリがあって潤いのある肌をキープすることがとても大切です。
まとめ
眉間のしわは、乾燥や潤い不足、そして加齢によるものです。
のちのち改善できないような深いしわにならないように自分の肌にあった美容液を使うことでしわの予防できます。
特に同じ化粧水などをずっと使い続けていても、年齢に沿った化粧水でなければエイジング対策は厳しいです。
眉間のしわが気になったら一度化粧水や美容液を見直しましょう。
では、この記事でのポイントを復習します。
✅目を細めたり無表情になることを避ける
✅眉間にしわを寄せる癖を直す
✅ヒアルロン酸などの保湿成分の高い化粧水を使う
✅美容液は浸透力が優れている
眉間のしわは、普段のお手入れで十分防ぐことはできますが、もう一つ大切なことは、眉間のしわには笑顔が大切です。
気難しい顔をしていると眉間にしわがよりやすいです。口角を上げてよく笑いましょう。