ふくらはぎのむくみが痛いときの8つの解消法

ずっと同じ体勢で居たらふくらはぎがむくんだ、長時間たち仕事をしているから足がむくんで痛いという経験をした事はありませんか?
足がむくんで靴がきついと感じる人も多いのではないでしょうか?
そんな、ふくらはぎのむくみが痛いときの原因と解消法を調べてみました。
あなたが気になってることはありますか?
簡単にできるむくみのチェック方法
自宅で簡単にむくみチェックができたらいいですよね?
どんなチェック方法があるのか調べてみました。
ふくらはぎを押すチェック方法
むくみが気になる部分を5秒間押して離したときに指の跡が残っていればむくんでいる証拠です。
靴下を履くチェック方法
靴下を履くのではなく脱いだときにゴムの跡が残っていればむくんでいる可能性があります。
出かける前には、ゆとりをもって履けた靴下が家に帰るころにはパンパンにきつくなっている事はありませんか?それはむくんでいる証拠です!
生活習慣で見るチェック方法
生活習慣がむくみの原因になっている方が多いようです。
どんなセルフチェック方法なのか調べてみました!
☑お風呂はシャワーでずっと座ったままが多い
☑便秘気味
☑運動はしない
☑しょっぱいもの、辛い物など刺激物が好き
☑甘いものが好き
☑冷たいものを良く飲む
☑水分を摂らない
☑お酒を飲む
☑肩こりが酷い
☑コーヒーを良く飲む
☑カフェインの入ったお茶を飲む
普段、運動をあまりしない人やデスクワークで動く事がない人は血行が悪くなり、血行が悪くなるとリンパの流れも悪くなるのでむくみやすくなります。
塩分、カフェインの摂りすぎ、お酒の飲みすぎもむくみの原因となります。
ふくらはぎのむくみの9つの原因
ふくらはぎはどうしてむくむのでしょうか?
むくみが原因でいつも履いている靴などが履けなくなったら嫌ですよね?
むくみにならない為に原因を知っておきましょう!
①長時間同じ姿勢でいる
デスクワークや車など同じ姿勢で長時間居るとむくみの原因となります。
長い時間足の筋肉を使っていないので、血行が悪くなり水分や老廃物がどんどん脚に溜まってしまうのでむくみが起こります。
②カラダが冷えている
特に冬場などは、体が冷え血行が悪くなります。血の流れが悪くなることによって、水分が脚に溜まりむくみの原因となります。
常に基礎体温が低いという方は、ストレス、食事、睡眠不足なども原因と言われています。
③生活習慣の乱れ
足のむくみの原因となるのは、主に食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足と言われています。
④塩分の高い食事
体内の塩分濃度が高くなると水分を溜めようと体内で調節するのでむくみの原因となります。
塩分の過剰摂取は注意が必要です。
⑤筋力、新陳代謝の低下
デスクワークなどずっと同じ姿勢でいると足の筋力が低下し、血液の流れが悪くなり水分が送れずどんどん足にたまった結果むくみがおこります。
血行が悪いと新陳代謝も悪くなります。
⑥肥満によるむくみ
肥満はむくみだけでなく多くの病気を招く可能性があります。
肥満によって心臓への負担が大きくなり、血液を心臓に届ける力が弱くなってしまいます。
静脈血の正常な流れを止めてしまうのでむくみに繋がります。
⑦低血圧によるむくみ
低血圧だと血液を押し上げる力が弱くなり、脚のほうへと水分が溜まってしまいます。
水分が溜まることによってむくみが起こります。
⑧ビタミン、ミネラル不足
ビタミンとミネラルは体の中で作る事ができないので食事で積極的に摂る必要があります。
ビタミンB1が不足すると体の中の老廃物が回収できなくなるむくみに繋がります。
ダイエットをしている人は、ビタミンやたんぱく質が不足しがちなのでサプリメントなどで補ってあげることをおすすめします。
⑨ホルモンバランスの影響
ホルモンバランスが乱れると自律神経も乱れ疲れがとれない、睡眠障害といった原因となります。
新陳代謝も悪くなることによってむくみが起こります。
簡単に家でできるふくらはぎのむくみの8つの解消法
家で簡単にむくみが解消できたら楽ですよね?!
痛くなる前の早めのケアをしましょう!
①マッサージを行う
足がすっきりすると体調も良くなる効果も期待できるそうです。
<準備>
※滑りを良くするためマッサージオイルやクリームを用意する
1:老廃物が流れやすくするためにコップ一杯の水を飲む。
2:両手の親指を使って、足裏を指の付け根からかかとに向かってさすりリンパを流します。
3:一本ずつ足を指を回す。
4:片手で足首をもってグルグルと回し柔らかくします。
5:足首の裏側から浦にあるリンパ筋までを両手でこすってリンパを流します。
6:両手を使って足首からひざまで雑巾を絞るようにねじります。
7:膝裏に詰まったリンパを押していきます。
8:太もものリンパマッサージ、両手で太ももをつかみ親指以外の太ももの裏側にくるようにし膝裏から付け根にかけてさすっていきます。
9:太ももの裏は冷えやすい場所なので入念にマッサージする。
10:最後に足全体をマッサージしておわりです。
②ストレッチやヨガを行う
ヨガとストレッチで1日の足のむくみを解消しよう!
<ダウンドッグのポーズ>
溜まった老廃物を流しむくみで解消してくれます。
2:域をゆっくり吐きながら、お尻を天井に向かって突き上げます。辛い時は膝を曲げてもOKです。
3:自分のへそをみるようにし30秒間大切をキープします。これを3回行います。
<サギのポーズ>
血行を良くし、脂肪が付きやすい部分のシェイプアップや引き締まった美脚へと導いてくれます。
2:右膝を立てて土踏まずを両手でつかみます。背中は床に対して垂直にする。
3:息を大きく吐きながら、立てていた右足を顔の位置まで上げて10秒間キープします。
4:足を元の位置に戻して終わりです。30秒キープを3セット行う。
<むくみ解消ストレッチ>
足首は冷えたり、凝る場所なので十分にケアしてあげることが大切です。
2:足の指の間に手の指をいれて、足と手をつなぐようにする。
3:指を入れたまま足首を10回右回り、左周りする。各3セットずつ行う。
③むくみに効くツボを押す
ふくらはぎのむくみに効くツボはどういった場所にあるのでしょうか?
名前とやり方について調べてみました。
湧泉
足の裏の真ん中より少し上にあるツボです。
むくみ改善の他に血行を良くし、疲れ、冷え性などの効果も期待できます。
2:押すのをやめ約3秒間待ちます
3:両足の湧泉を各5回ずつ押します
足三里
膝のお皿の外側から下に4本分下がったところにあるツボです。
むくみだけでなく足の疲れにも効果があると言われているので立ち仕事などの人におすすめのツボです。
親指で5秒間押すのを2~3回行うだけです。
委中
ひざ裏の真ん中にあるツボでむくみ、腰痛、溜まった老廃物を対外にだしてくれる効果が期待できます。
承筋
委中の下でふくらはぎの太い部分にあるツボです。
むくみ改善、老廃物が溜まるのを防ぐ効果が期待できます。
太谿
足の内くるぶしとアキレス腱の間にあるツボです。
むくみ改善、老化防止、足の冷え、血行促進などの効果が期待できます。
親指でもむように押して片足3~5分間行います。
心臓
心臓に効くツボは、右足にはなく左足の小指のあたりの3~4センチ下の部分にあります。
10回程度気持ちいいと感じるくらい押します。
心臓のツボを押すことで血流が良くなります。
足心
足裏の中心にあるツボでむくみ解消に高い効果が期待できると言われています。
腎臓の働きを高めてくれるので、むくみの原因と言われる水分の量を調節してくれます。
中心部分を強めに5秒間押して両足3~5分行います。
④足湯、入浴をする
しっかりと疲れた部分を温める事で血行不良を改善、冷え性を改善、新陳代謝をよくしてくれるのでむくみ解消効果が期待できます。
熱いお風呂に入るより38~40℃のぬるま湯の方が徐々に身体が温まり血行が良くなります。
長すぎず、短すぎない15~20分浸かるのがよいです。
⑤栄養バランスのいい食事をする
むくみ解消にこうかのある食べ物はどんなものがあるのでしょうか?
カリウム
むくみの原因の1つである塩分を体外にだし、水分の量を調節してくれる働きを持っていると言われております。
海藻類、ナッツ類、豆類、イモ類などに多く含まれています。
サポニン
悪玉コレステロールを体外に排出してくれる効果に期待できます。
大豆、スイカ、きゅうり、ニンジンなどに含まれています。
食品で摂る事ができない人はサプリメントもおすすめです。
ポリフェノール
植物に多く含まれている成分で血液をサラサラにする効果が期待できます。
ブルーベリー、大豆、緑茶、カカオなどに多く含まれています。
バランスの良い食事をすれば自然に摂取する事ができる成分です。
がん治療中の場合は、ポリフェノールの摂取量に注意が必要です。
ビタミンB1
糖質を分解し、血液をサラサラにする効果が期待できます。
豚肉、豆腐、ごぼう、ほうれん草などに多く含まれています。
ビタミンB6
タンパク質の分解を助けてくれます。
ホルモンバランスを助ける働きもあり、むくみや憂うつ症状にも効果があると言われています。
大豆、にんにく、マグロ、カツオなどに含まれています。
⑥軽く足をあげて寝る
ずっと立ちっぱなしだったり動き回った足はパンパンになっていると思います。
血行が悪くなっており、足を上げて寝るだけでむくみ解消の効果が期待できるそうです。
足にクッションを置いて高くして寝るだけで、朝起きたらむくみが解消されているはずです。
⑦適度な水分補給をする
水分を摂りすぎても不足してもむくみは起きてしまいます。
正しい水分補給をしてむくみを予防しましょう!
1:がぶ飲みしない
のどが渇いたからといって水をがぶ飲みしてしまうとその時だけ体内の水分が増加してしまいます。
腎臓の働きによって水分量を調節してくれます。
働きが追い付かなくなってしまうので、むくみが起こりやすくなります。
2:寝る前には水分を摂りすぎない
寝る前は、腎臓機能が低下しているので水分を摂りすぎるとそのまま体内に溜まってしまい朝起きるとむくんでしまいます。
寝る前の水分補給は、コップ一杯の水をゆっくり飲むことをおすすめします。
3:冷たいものを飲みすぎない
夏場は、冷たいものを飲みがちですが体が冷えてしまうので血液の流れが悪くなってしまいます。
むくみの原因となるので、常温が11~15℃ぐらいの飲み物がオススメです。
4:利尿作用のある飲み物に注意
カフェインのはいったコーヒー、緑茶、アルコールなどは利尿作用があり、すぐに体外にでてしまうので脱水状態になってしまうこともあります。
水分補給をする際は水を飲むことをおすすめします。
⑧湿布を貼る
足の裏にはむくみに効果的なツボが沢山あるので湿布を貼ることで足の疲れやむくみを改善してくれます。
湿布の前にツボを刺激してあげればより効果が期待できます。
ふくらはぎのむくみの病気
むくみが1週間以上解消されない場合は病気の可能性があるそうです。
どんな病気が潜んでいるのか調べてみました。
ネフローゼ
ネフローゼの症状の1つとして体重増加があります。
その他に血液中のたんぱく質が減り、いろいろな症状があらわれてしまいます。
ネフローゼの最初の症状が体全体のむくみです。
体の中に水分と塩分が溜まってしまうのでむくみが起こってしまいます。
心不全
心臓のポンプとしての働きが弱くなり全身に血液が送られなくなることです。
心臓のさまざまな病気を引き起こしてしまいます。
心不全の症状としてむくみ、息切れ、呼吸困難などがあります。
腎不全
いろいろな症状がありますが、1番の自覚症状としてむくみがあります。
むくみの1つの原因として腎臓機能の低下があげられます。
腎臓には毒素の成分など必要ないものだけを体外へとだしてくれる大切な役割を果たしています。
下肢静脈瘤
下肢静脈瘤という病気を聞いたことはあるでしょうか?
足の血管の病気でこぶのように膨らむ病気のことです。
命に関わるものではなく、足のだるさ、むくみなどの症状がでるそうです。
深部静脈血栓症
血管に血の塊ができてしまう病気です。
ふくらはぎ、足の表面に固まりができても心配はありませんが、太もも、膝の中心を通る深部静脈にできると重症になる可能性があります。
ふくらはぎが赤く腫れあがったり、痛みがでることもあるそうにです。
橋本病
症状の1つとしてむくみがあります。
普通のむくみと違って、ふくらはぎを指で押して戻る粘液水腫が特徴のむくみです。
バセドウ病
バセドウ病でも足はむくみます。
甲状腺のホルモン量が低くなることによってむくみが起こるそうです。
市販の道具を使った足のむくみ解消法
多くの方がむくみを経験していると思いますが、マッサージ行くのはお金も時間もかかるという方は自宅で簡単に解消できたら楽ですよね?
市販ではどのようなむくみ解消道具が売られているのか調べてみました。
サプリメントを飲む
むくみ取りのサプリメントで有名なものは「メリロート」、「Y-トコフェノール」があります。
コンビニなどで手頃に購入できます。
※メリロートは、大量摂取によって腎臓機能への副作用が報告されているので注意が必要です。
着圧ソックスを履く
むくみが気になる女性は使用している人も多いのではいでしょうか?
足を締め付ければ締め付けるほど効果があると思っている人も多いようですが、むくみが軽い人は着圧度が低いものを選ぶなど自分に合ったものを選ぶことが大切です。
ボディローラーを使う
100円ショップにも売られていますが、正しく使う事でより高い効果が期待できます。
<正しい使い方>
1:コップ一杯の白湯を飲む
お風呂に入る前にコップ一杯の白湯を飲む。白湯を飲むことでリンパの流れを良くしてくれる効果が期待できます。
2:お風呂に入る
15~20分程お風呂にはいって体を温めます。お風呂に入ることによって血行がよくなります。
3:ゴキブリ体操
体が冷える前に体操を行います。
仰向けになり足は曲げて上に、両手も伸ばして上にあげてぶらぶらするだけです。
30秒間を1セット行います。
4:コロコロローラーを使います。
漢方を飲む
漢方薬を飲むことでむくみ改善効果が期待できます。
漢方薬には、即効性があるものと長く飲み続けて解消していくものの2種類があるので、漢方専門医と相談し自分にあった漢方薬を使用することをおすすめします。
効果が期待できるといわれる漢方薬は、防已黄耆湯、五苓散、当帰芍薬散などがあります。
市販されている漢方薬には、アンチスタックスがあります。血行を良くし体の中に溜まってしまう水分をなくす作用があるそうです。むくみ、足のだるさ、痛みなどが改善される可能性があるそうです。
まとめ
今回は、ふくらはぎのむくについて調べてきました。
毎日立ちっぱなしで足がむくんだ、仕事で動き回って足がむくんだといった経験をされた方は少なくないと思います。そういった時簡単に自宅で解消できたらいいですよね?原因をしって解消しましょう!
もう一度記事についてまとめてみました。
✅簡単にできるむくみチェック方法
・むくみはふくらはぎを押したとき元に戻らない
・靴下を脱いだ時ゴムの跡が残る
・生活習慣でむくみが分かる
✅ふくらはぎのむきみの9つの原因
・デスクワークなど長時間同じ姿勢でいるとむくみの原因になる
・冷えは血行が悪くなる
・生活習慣が乱れると体全体がむくむ
・塩分はむくみの原因になる
・筋力低下、新陳代謝が悪くなると血流が悪くなる
・肥満によって血液が心臓に届かなくなる
・低血圧によって水分が溜まりやすくなる
・ビタミン、ミネラル不足はむくみの原因になる
・ホルモンバランスが崩れると沢山の症状が現れる
✅簡単に家でできるふくらはぎのむくみの8つの解消法
・道具を使わず自宅で簡単にマッサージできる
・ストレッチ、ヨガはむくみを改善できる
・むくみに効くツボは沢山ある
・足湯、入浴は効果的
・バランスのよい食事はむくみだけでなく身体の健康を保つ
・足を高く上げることで血流改善
・水分は摂りすぎても不足してもダメ
・足裏に湿布を貼ることでツボが刺激される
✅ふくらはぎのむくみの原因
・ネフローゼはむくみの他体重増加がある
・心不全は全身に血液が送られなくなる
・腎不全の最初の症状がむくみとしてでる
・下肢静脈瘤は血管の病気
・深部静脈血栓症は血の塊ができる病気
・橋本病は普通のむくみとは違う
・バセドウ病は甲状腺ホルモンの量が低くなりむくみが起こる
✅市販の道具を使った足のむくみ解消法
・サプリメントでむくみ海鮮
・むくみは着圧ソックスで解消できる
・お風呂あがりのボディローラーが効果的
・自分にあった漢方薬を選ぶ
むくみが酷くなると痛み感じることもあるそうです。
そうならないために、毎日ケアをし1週間以上むくみが治らない方は他の病気も考えられるので病院で診察してもらうことをおすすめします。