口臭9つの原因と簡単な口臭対策11選!

人とお話しする時などに口臭が気になることありますよね。「臭いと思われてたらどうしよう…」なんて不安になることありませんか?
自分の口が臭いのには、なかなか気づくことができないので、知らず識らずのうちに不快な思いをさせてしまっているということもあります。なので日頃からしっかり口臭対策しておくことが大切です!
今回はそんな口臭対策についてまとめました。
あなたが気になってることはありますか?
口臭とは?
口臭とは、口から吐く臭い息のことを言います。
口臭は他人のものはよくわかるのですが、自分のものにはなかなか気づくことができないことが多く、知らない間に人を不快にさせてしまっていることがよくあります。
口臭は、
・食べ物や飲み物、嗜好品による「外因的口臭」
・病気が原因の「病的口臭」
・思い込みによる「心理的口臭」
などに分けられます。
口臭の原因をチェックする方法はあるの!?
口臭は原因によりにおいが違うと言われているので、臭いで口臭の原因をチェックすることはできます。なのでまずは口臭をセルフチェックする方法をご紹介するので、自分の口臭が気になる方は一度チェックしてみてください。
オキシドールで口臭があるかをチェック
口臭はオキシドールを使ってチェックする方法もあります。
オキシドールを水で薄め、うがいをして吐き出します。
吐き出したものに細かい泡が出ていると、口臭がある可能性があります。
オキシドールは飲んでしまわないように注意してください!
息を閉じ込めてニオイをチェック
自分の口臭をチェックしたいときは、コップやナイロン袋に息を吐き、吐いた息を閉じ込めてニオイを嗅いでチェックします。
起きた時や食後などに何度かチェックして見てください。
歯垢をニオイをチェック
自分の口臭は、歯垢でチェックする方法もあります。
糸ようじや歯間ブラシをつかい歯の隙間などを掃除して歯垢を取り、ニオイをチェックしてみてください。
マスクをしてニオイをチェック
自分の口臭はマスクでもチェックできます!
マスクをして吐いた息を嗅いでみると、自分の口臭がわかることがあります。
口臭はどこから発生するの?
口臭は、舌や歯などの口内から発生することがほとんどなので、口内からしか発生しないものだと思われがちですが、口臭は口内からだけではなく、胃や腸、腎臓などの内臓からも発生するため、いくら口内のトラブルがなくても、病気などが原因で内臓から悪臭が発生すると、吐く息が臭くなり口臭がしてしまいます。
9つの口臭の原因
口内や内臓から口臭が発生するということがわかりましたが、どのような原因で口臭は発生してしまうのでしょう。
口臭を発生させないようにするためにも、まずは口臭の原因を知りましょう。
胃腸が原因
口臭の原因は、胃腸のトラブルによるものである可能性があります。
口は胃とつながっているため、胃腸が食べ過ぎや病気などで不調になると、口内トラブルがなくても口臭がしてしまいます。
考えられる病気は、
胃がん
胃がんは胃のがんで、命に関わる病気です。
急性胃炎
急性胃炎とは、刺激物や飲み薬、感染症、アレルギーなどにより起こる胃の炎症のことです。
慢性胃炎
慢性胃炎とは、食生活の乱れ、ストレス、喫煙、飲酒などにより慢性的に起こる胃の炎症のことです。
胃潰瘍
胃潰瘍とは、ストレスなどによる胃酸過多やピロリ菌などの影響で、胃の粘膜がただれたようになり潰瘍ができる病気です。
十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍ては、胃と腸をつないでいる十二指腸というところが胃酸によりただれたように潰瘍ができる病気です。
などです。
胃腸の病気の場合、肉が腐ったような匂いがします。
病気が原因
口臭による胃の病気についてはご紹介しましたが、胃以外の病気が原因で口臭が発生することもあります。
肺や気管支などの呼吸器系の病気
肺ガン、肺結核、肺腫瘍、気管支拡張症、などの呼吸器系の病気は、肉の腐ったよたいなニオイの口臭がします。
耳鼻咽喉系の病気
咽頭ガン、副鼻腔炎、副鼻腔ガンなどの耳鼻咽頭系の病気の場合も、肉の腐ったような口臭がします。
肝臓の病気
肝硬変や肝臓ガンなどの肝機能障害が原因である場合、口臭がアンモニアのような刺激臭になります。
腎臓の病気
腎臓が機能しなくなってしまう腎不全などの腎機能障害が原因の場合、魚の腐ったようなにおいやアンモニアのような口臭になります。
虫歯・歯周病が原因
口臭は虫歯や歯周病が原因の場合があります。虫歯になると歯に穴があき、そこに食べかすなどが詰まりやすくなるため、穴の中で食べ物が腐るため口臭が発生します。
また、虫歯が悪化していくと神経が死んでしまい腐るため、強烈な口臭がするようになってしまいます。
歯周病は、知らない間に進行してしまうことが多く、歯磨きなどをしただけで歯茎がすぐに出血してしまいます。悪化してしまうと膿が出るため、強烈な口臭になります。
タバコ・お酒・食べ物が原因
タバコやお酒、食べ物が口臭の原因になることもあります。
タバコを吸うとニコチンやタールにより、口臭が発生してしまいます。
お酒などのアルコールも口臭が発生し、歯周病の悪化にも繋がるといわれています。
食べ物は、ニンニクやネギなどニオイのきついものを食べるときつい口臭が発生してしまいます。
生理的口臭が原因
口臭の原因は、生理的口臭である場合もあります。
生理的口臭は、誰にでもあるものなのであまり心配する必要はないと言われています。
ですが生理的口臭は、朝起きた時や、お腹がすいたり緊張したりした時に、唾液が減少したりすると強くなるそうです。
臭い玉(濃栓)が原因
口臭の原因は臭い玉かもしれません。
臭い玉とは、膿栓と呼ばれることもあり、白血球の死骸や歯周病菌や大腸菌などの細菌が固まったもののことです。
喉の奥の扁桃腺の隙間にくっつき、どんどん硬くなり強烈なニオイがするようになるため、口臭の原因になります。ドブのようなニオイと言われることもあります。
舌苔(ぜったい)が原因
舌苔が原因で口臭が発生することがあります。
下にくっついている苔のような白いものを舌苔といいます。
舌苔は、口呼吸や消化器系の病気、細菌などが原因で舌の角質が伸び、そこに細菌や汚れなどが溜まることによりできます。
原因がわからないこともありますが、口臭の原因になってしまいます。
免疫力の低下が原因
免疫力の低下が口臭の原因になることがあります。
加齢、ストレス、冷え症、睡眠不足、食生活の乱れなどは免疫力の低下を招き、病気になりやすかったり、風邪をひきやすくなります。
免疫力が低下すると、下に白い舌苔というものができやすくなるため、口臭が発生してしまうそうです。
無理なダイエットが原因
無理なダイエットが口臭の原因になることがあります。無理なダイエットは空腹感を感じることが多いと思います。
ダイエットにより空腹を感じると唾液の分泌が少なくなり、口の中で細菌が繁殖しやすい状態になってしまうため口臭が発生します。さらに、空腹時は膵臓で膵液が分泌されるそうです。
この膵液は、本来食べ物を消化するためにあるものなのですが、空腹で何も食べていないと胃に食べ物がないため、膵液は胃で分解されます。分解される時にガスが発生してしまうのですが、このガスが口臭の原因になります。
口臭対策11選
口臭はスムルハラスメントといって人を不快にさせる厄介なものです。
なので日頃から口臭対策はしっかりしておくことが重要です。
それでは口臭対策11選をご紹介していきます。
デンタルフロスを使う
口臭対策には、デンタルフロスを使うことがおすすめです。
毎日の歯のケアは、歯ブラシでブラッシングするだけの人が多いですが、口臭を対策するためには、デンタルフロスなどで歯と歯の隙間などもしっかり掃除しておくことが大切です。
歯と歯の間には食べかすや歯垢がたまりやすいため、口臭が発生してしまいます。
日頃からデンタルフロスを使って掃除するようにし、食べかすや歯垢が詰まったままにならないようにしましょう。
正しい歯磨き
忙し毎日ですが、歯磨きが適当になっていませんか?
正しい歯磨きをすることも口臭対策の1つです。
歯をしっかり磨いておかないと、虫歯になったり歯周病などの口内の病気になりやすくなります。
また、歯垢や食べかすが腐敗しニオイを放つ時もあるので日頃からしっかり正しい歯磨きをしましょう。歯は朝、昼、晩、食事をした後は磨くようにしてください。
しっかり隅々まで正しい歯磨きをするようにしてください。
鼻呼吸をする
口臭対策には、鼻呼吸をするようにすることも大切です。
口で呼吸している人は、口の中が乾燥しやすく、細菌などが繁殖しやすくなるため虫歯や歯周病になりやすくなり、口臭がすりようになってしまいます。
口呼吸はできるだけ避け、鼻呼吸をするように心がけてください。
空腹を避ける
空腹は、唾液の減少したり、胃でガスの発生することにより口臭がきつくなります。そのため、口臭が気になる場合はできるだけ空腹にならないように気をつけるようにしてください。
ダイエット中でも、無理な食事制限はしないように、しっかり食事を摂るようにして、健康的にダイエットするようにしてください。
胃腸の調子を整える
口臭が気になる場合は、胃腸の調子を整えるようにしてください。
胃腸の調子が良くないと口臭がきつくなる原因になってしまいます。
暴飲暴食などをしないようにしたり、アルコールや刺激物の摂取も控えるようにし、胃腸の調子を良くするようにしてください。
唾液を出す
口臭が気になる場合は、できるだけたくさん唾液を出すようにしてください。
唾液には自浄作用といって口の中に残った食べかすなどを掃除し、きれいに保つ役割があります。
また口の中が酸性に傾き、虫歯や口臭のもとになるのを防いだり、口臭の原因につながる細菌の繁殖を抑制してくれます。
キシリトールガムを食べる
口臭が気になる場合は、キシリトールのガムを食べるのもおすすめです。
キシリトールには虫歯を防ぐ効果が期待できるため、虫歯予防に期待できます。
またガムを噛むことで唾液の量が増えるため、口臭を予防したり、虫歯も予防することができます。
水を飲む
口臭が気になる場合、水を飲むのもおすすめです。
口の中が乾いていると、細菌が繁殖しやすい状態になり、口臭が発生する原因になります。
こまめに水を飲むようにして口の中が乾かないようにすることも大切です。
うがい
口臭対策にはうがいをすることもおすすめです。
口臭の原因になる臭い玉(膿栓)は喉の奥にできてしまいます。
臭い玉ができないようにするためにもうがいをするようにしてください。
定期健診
口臭対策には定期検診を受けることも大切です。口臭は、口内や内臓から発生します。
なので口臭が発生しないようにするためには、口内や内臓が健康でなければなりません。
健康を維持するためにも、定期検診を受けるようにしてください。
サプリメント
口臭対策にはサプリメントを飲むのもおすすめです。
口臭を対策してくれるサプリメントはたくさんあります。
虫歯などがある場合は、サプリメントの効果は期待できませんが、サプリメントで体の中からケアするようにしてください。
まとめ
「口臭9つの原因と簡単な口臭対策11選!」についてまとめてみました!
☑口臭は自分ではなかなか気づくことができない
☑口臭をチェックする方法はある
☑口臭は、発生する原因によってニオイが違う
☑口臭は、口内と内臓から発生する
☑口臭の原因はたくさんあり、病気の場合もある
☑口臭は、スメルハラスメントといって人を不快にさせてしまう
☑口臭予防には、しっかり口内や内臓を健康に保つことが大切
☑口臭予防には、唾液を出すようにしたり水を飲み、口の中が乾燥しないようにすることが大切
口臭は病気であるサインかもしれません。
口内のケアでもなかなか改善されない口臭の場合、病院を受診することも大切です。口臭はしっかり対策して予防するようにしてください!