塩洗顔の効果がすごい!正しいやり方とその頻度について

『マンマ・ミーヤ』などで有名なハリウッド女優のアマンダ・セイフライドさんが美肌のために実践していることで有名になった「塩洗顔」。
様々な美容効果があることで大注目されているのでご存知の方も多いと思います。
塩洗顔は、その名の通り塩を使用した洗顔なのですが、正しいやり方をしないと肌荒れなどの肌トラブルを起こしてしまう原因になるので注意が必要です。
正しいやり方や頻度をしっかりと理解し、安全に美容効果を得るようにしてください。
それでは、塩洗顔の効果や正しいやり方、頻度などをご紹介していきます。
あなたが気になってることはありますか?
塩洗顔とは!?
塩洗顔は、塩を使って洗顔をすることで、ハリウッド女優のアマンダ・セイフライドさんが美肌のために週に1回行なっている美容法であることで話題になりました。
塩洗顔は、ニキビやニキビ跡、シミやくすみ、毛穴の黒ずみなど女性の多くが抱えている肌の悩みを改善する効果があると言われています。
塩はとても身近なもので、とても安く手に入れることができるため、お金もかからず手軽に美容効果を得ることができます。
どんな塩を使用すればいいのか?
塩洗顔に使用する塩は、洗顔専用のものでなくてもスーパーなどで購入できる普通の塩でOKだと言われています。
でも、より効果を得るためにいくつかの選ぶポイントがあります。
塩には2種類、「天然塩」と「精製塩」があります。塩洗顔に使用する塩は、ミネラルが豊富な「天然塩」を選ぶようにしてください。
精製塩には、「塩化ナトリウム99.5%以上」などの表記があり、天然塩にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが表示されているので確認してみてください。
また、塩のザラザラ感が気になる方はなるべく粒子が細かいものを選びましょう。
塩洗顔をやる前にはパッチテストをやる!
どこの家庭にでもある塩があればすぐに行うことができる塩洗顔ですが、中には塩の刺激により赤くなったりできものができたり、肌荒れが起きてしまう方もおられるようです。
なので塩洗顔を実践する前には、必ずパッチテストを行ってください。
パッチテストのやり方をご紹介します。
①塩を水で溶かしたものを作ります。
②作ったものを腕の内側に塗ります。
これでピリピリしたり、赤くなったりかゆみが出るようなことがなければ、塩洗顔を行うことができます。
異常が現れた場合は、すぐに洗い流し塩洗顔はしないようにしてください。
念のため翌日までは様子を見るようにしてください。
塩洗顔の正しいやり方とは!?
塩洗顔は、塩を直接肌に塗って洗顔するようなイメージですが、口にしても安全なものとはいえ間違ったやり方をすると肌荒れの原因になってしまいます。
正しいやり方を知り実践するようにしてください。
塩洗顔には「塩ペースト」と「塩水」の2つのやり方があります。
塩ペーストでの正しいやり方
塩ペーストを使った塩洗顔は、普通肌〜脂性肌の方向けで、皮脂や汚れなどを除去する効果が高いので、どちらかというと刺激は強めです。
用意するもの
✅塩
✅ぬるま湯
✅タオル
①小さじ1杯程の塩を手のひらに乗せます。
②ぬるま湯をほんの少し加えてペースト状にします。
③肌に伸ばして優しくくるくるとマッサージします。この時擦らないように気をつけてください。
④全体をマッサージできたらぬるま湯で優しく洗い流し、タオルで抑えるようにして水分をとります。
塩ペーストを使った洗顔のポイントは、絶対に強くこすったりしないことです。
強くこすったりしてしまうと、刺激によりメラニン色素が生成されて色素沈着をおこしてシミができたり、肌が傷つく原因になります。
塩ペーストはぬるま湯の代わりに、卵白やオリーブオイル、ベビーオイルなどを使う方法もあります。乾燥が気になる方は、オイルを加えてみてください。
塩水での正しいやり方
塩水での塩洗顔は、刺激が少ないため肌が弱めの方におすすめです。
塩ペーストに比べると効果は穏やかですが、刺激に弱い方は塩水での塩洗顔を選びましょう。
用意するもの
✅塩
✅38度くらいのぬるま湯
✅洗面器
✅タオル
①38度くらいのぬるま湯を洗面器に入れて、小さじ1杯ほどの塩を入れてよく溶かします。
②作った塩水を肌を撫でるように優しくつけて洗います。皮脂が取れてくると肌にぬるつきがでます。
③最後はぬるま湯で洗い流し、タオルで抑えるようにして水分を除去します。
塩洗顔に限らずどのような洗顔でもそうですが、洗顔するときはゴシゴシ肌をこすったりして肌に刺激を与えないようにしてください。
塩水での洗顔は塩ペーストに比べると低刺激ではありますが、こすったりすることのないように気をつけてください。
塩洗顔した後の正しいケア方法は!?
塩洗顔した後は、しっかりアフターケアすることも大切です。
塩洗顔をすると余分な皮脂や角質を除去する効果があるため、化粧水や美容液の成分の浸透力はとても良くなるのでスペシャルケアをするチャンスでもあります。
それと同時に、肌が乾燥しやすくなるため、しっかり保湿することが大切です。
なので、保湿効果の高い化粧水などを使ったスキンケアをしっかりし、スペシャルケアとして肌悩みにあったフェイスパックをするのもおすすめです。美白を目指している人はビタミンC誘導体などが配合されたものがおすすめです。
塩洗顔の注意点
塩洗顔を実践するにあたっていくつかの注意点があります。
注意点をしっかり守って行わないと、肌荒れなどを引き起こす原因となります。
塩洗顔は注意点をしっかり守り美容効果を得るようにしてください。
塩洗顔をやる頻度
塩洗顔は、古い角質を除去するピーリングと同じ効果があります。
そんな美容効果の高い塩洗顔ですが、塩洗顔をしすぎてしまうと肌に大きな負担がかかってしまいます。
なので塩洗顔は、週に1回の頻度をしっかり守るようにし美容効果を得るようにしてください。
敏感肌な時
塩洗顔は、生理前やムダ毛処理後など肌が敏感になっている時はなるべく避けたほうがいいと言われています。
肌が敏感な時は、塩洗顔をすると肌が塩素に敏感に反応してしまい肌トラブルなどを起こすもとになります。
肌が敏感になっている時は、塩洗顔しないようにし、塩洗顔を行うときは肌の状態をしっかりチェックしてください。
肌に炎症がある時
肌に傷ができたり、ニキビができたりして炎症を起こしている状態の場合も、塩洗顔はしないようにしてください。
塩洗顔は炎症が起きている肌には刺激が強いため、炎症が悪化し化膿してしまったりする可能性があります。
塩洗顔は肌の炎症が治ってからにするようにしてください。
塩洗顔の際に力は入れない
塩洗顔はピーリング効果があるため、力を入れてしまうと肌に傷がついてしまったり、肌トラブルの原因になります。
また、無駄な刺激はメラノサイトを刺激しメラニン色素が生成されてしまうため、シミなどの色素沈着の原因にもなります。
綺麗になりたい気持ちはわかりますが、力を入れて洗顔するようなことのないように気をつけるようにしてください。
水分補給
塩洗顔は、お肌が水分不足になりやすいため、塩洗顔後のお肌の水分補給は大変重要です。
保湿効果のある成分が配合されたものを使い水分補給をしっかりしてください。
塩洗顔はでは、脱水症状を起こしたりするようなことはほとんどありませんが、塩風呂などであれば体が水分不足になりやすいので、しっかり水分を摂取することが大切です。
塩洗顔の効果とは
塩洗顔には様々な効果があり、いろいろな肌悩みを改善するのに役立ちます。
それでは塩洗顔はどのような美容効果を得ることができるのかご紹介していきます。
ピーリング効果?
化粧のりが悪く肌がゴワゴワすることはありませんか?
肌は、古くなった角質が剥がれ落ち、新しいものに生まれ変わるターンオーバーが正常に行われることにより健康に保たれています。
ターンオーバーは加齢や生活習慣などで乱れがちになり、古い角質がいつまで剥がれ落ちず、くすみや肌荒れなどの肌トラブルを起こすことがあります。
塩洗顔は、塩の粒がスクラブのような役割をしたり、塩に含まれているマグネシウムやナトリウムが肌の余分なものを取り除いてくれるため、優しいピーリング効果があると言われております。
毛穴に詰まった角栓に効果的?
塩洗顔は毛穴に詰まった角栓にも効果を発揮します。
毛穴は皮脂の過剰分泌などが原因で、皮脂汚れがつまり固くなり角栓ができます。
角栓は詰まったままにしておくと酸化して黒くなり、黒ニキビになり目立つようになったり、アクネ菌という常在菌の繁殖により炎症を起こして化膿しニキビ跡が残る原因にもなります。
塩洗顔で使う塩に含まれるナトリウムイオンにはたんぱく質を溶かす働きがあるため、たんぱく質でできた皮脂を溶かしだして毛穴に詰まった角栓を綺麗にしてくれます。
ニキビや毛穴汚れが気になる場合は、塩ペーストを作るとき水の代わりに卵白を加えてパックをするのもおすすめです。
卵白には皮脂汚れを除去する効果や、リゾチームやアルブミンなど殺菌効果や保湿効果のある成分が含まれています。
ニキビ跡に効果的?
塩洗顔は、ニキビ跡にも効果的です。
ニキビは悪化し炎症を起こしてしまうと色素沈着などを起こしニキビ跡が残ってしまうことが多いです。
ニキビ跡はできてしまうとなかなか消えず、とても気になります。
中にはクレーターのようになってしまうものもあり、お化粧をしてもなかなか消えないことも…。
ニキビ跡をケアするためには、ターンオーバーを促進し古い角質を落とすことが大切です。
塩洗顔はソフトピーリング効果にくわえ血流を促進する効果もあるため、肌のターンオーバーが促進されニキビ跡に効果があると言われております。
定期的に継続して続けることが大切です。
殺菌作用がある?
塩洗顔には、殺菌作用もあります。
汗疹ができた時海水浴をするといいと聞いたことはありませんか?
ニキビは皮脂の過剰分泌などで毛穴に皮脂がつまってしまい角栓ができ、アクネ菌という皮脂を好む常在菌が皮脂を食べて大量に繁殖することにより炎症を起こします。
塩には毛穴に詰まった皮脂を溶かして除去するだけでなく、アクネ菌などを殺菌する効果があるため、繁殖を抑制してくれる効果がありニキビなどの予防に効果が期待できます。
シミやくすみに効果的?
シミやくすみは、紫外線や外部刺激から肌を守るためにメラノサイトという細胞がメラニン色素を生成し色素沈着を起こすことでできてしまいます。
ちょっとしたシミやくすみは、肌のターンオーバーにより薄くすることができます。
塩洗顔には古い角質を取り除き、血流を良くすることで肌のターンオーバーを促進する効果があるのでシミやくすみを薄くすることもできます。
一度や二度の塩洗顔で薄くなるというわけではありませんが、継続することが大切です。
またシミやくすみは、塩洗顔だけで完全に消すことは不可能なので美白効果のあるスキンケアなどでしっかりケアしたり、紫外線対策するようにしてください。
むくみ改善、小顔効果も?
顔のむくみが気になるという人は、血流が悪く肌に老廃物が溜まっていると考えられます。
塩にはデトックス効果があるため、塩洗顔をすると血流が良くなり老廃物などを排出しやすい状態になり、余分な水分が排出されることでむくみを改善することができます。
むくみが改善されると顔のラインもすっきりするので小顔効果もあるといわれています。
顔以外にも効果はあるの?
様々な美肌効果を得ることができる塩洗顔ですが、顔以外にも効果を発揮することが出来ます。
例えばかかとやひじなど固くなった古い角質が気になる部分や、足などのむくみが気になる部分に塩洗顔をするのがおすすめです。
方法は塩洗顔と同じで、角質が固くなった部分などには塩ペーストを使うのがおすすめです。
また、湯船に塩を入れるだけの塩風呂もおすすめです。
塩風呂はデトックス効果があり、体の中に溜まった毒素や老廃物を排出する効果があり、美肌効果以外にも、肩こりやむくみ、疲労感などにも効果が期待できます。
まとめ
塩洗顔の効果、正しいやり方や頻度についていかがでしたか?
塩洗顔は効果の高い美容法ですが、やり方を間違えたりすると逆効果になってしまいます。
正しいやり方で頻度を守り実践するようにしてください。
また、パッチテストで異常がなくても塩洗顔で肌荒れが起きてしまう場合もあります。
そのような場合は、すぐに中止し必要な場合は皮膚科で相談するようにしてください。
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