7号食ダイエットとは!?そのやり方や効果について!

ダイエットを始めるのにはなかなか勇気がいるものですよね…。
先の見えないダイエットになかなか結果をだすことができず、挫折した経験のある人は多いのではないでしょうか。
これまで色々なダイエットを試しては続けられず挫折してきた人でも「7号食ダイエット」なら続けられるかもしれません。
7号食ダイエットなんて聞いたことすらなく、どのようなダイエットなのかさえわからないという人もいるでしょう。
聞きなれない名前のダイエットではありますが、多くの方がご存知のあるものだけを食べて健康的に痩せるダイエットのことで、空腹を我慢するのが苦手な方にもおすすめなので一度試してみてください。
あなたが気になってることはありますか?
7号食ダイエットってなに?
7号食ダイエットとは、玄米だけを10日間食べるダイエットのことです。
10日間で4kg痩せることもあるほどダイエット効果が高いそうで、短期間で健康的に、大幅なダイエットをすることができます。
ダイエットといえば空腹がつきものだと思われがちですが、7号食ダイエットはそんな心配はなく、期間中は玄米であればいくらでも食べることができ、空腹を感じるということはありません。
今まで空腹のせいでダイエットに挫折してきた人にもオススメのダイエット方法です。
また、玄米だけ食べるなんて栄養が偏ったりしないの?と思う方もおられるかもしれませんが、玄米はビタミンやミネラルなどの栄養素がたっぷり含まれているため、健康や美容に効果があり「完全栄養食」「スーパーフード」であると言われています。
白米を主食にした場合は、肉や魚、野菜などあれこれ食事に取り入れていかないとバランスの整った健康的な食生活をすることはできませんが、玄米は白米よりも栄養価が高いため、玄米だけでも十分な栄養素が摂取でき健康を維持することができるそうです。
7号食の意味とは?
玄米を10日間食べる7号食ダイエットの「7号食」の意味をご存知ですか?
ご存知ない方も方が多いのではないでしょうか。
食事には8段階の食事スタイルがあると言われていて、それぞれ食べられるものが違い、7号食というのは7番目の食事スタイルのことを言います。
☑1号食
1号食とは、自分の好きなものを、好きなだけ、好きな時に食べる食事スタイルのことです。
脂質や糖質などが多くなりがちで、栄養のバランスも悪く、ガンや心臓病、脳卒中などの病気を引き起こす危険性が高い食事です。
☑2号食
2号食とは4種類と多くのおかずがある食事スタイルのことです。
一見良い食事スタイルのように思えますが、2号食を続けていると生活習慣病などのリスクが高まると言われています。
☑3号食
2号食が4種類のおかずであるのに対し、3号食は3種類のおかずがある食事スタイルのことです。
いい食事スタイルのように思えますが、食事療法としては、まだおかずの種類が多めであるとされています。
☑4号食
4号食は理想の食事スタイルであると言われていて、主食は玄米、野菜のおかず2品で、お魚がついてもいいそうです。
☑5号食
5号食は、病気の療養食として使用されることが多い食事スタイルです。
主食は玄米でお味噌汁にお漬物、野菜のおかずが一品つきます。
☑6号食
6号食は、主食は玄米で、お味噌汁とお漬物のみの食事スタイルです。
これだけあれば十分だという方もいると思います。
☑7号食
7号食は7号食ダイエットの食事スタイルで「玄米のみ」の食事のことです。
デトックス効果など様々な効果を得ることを目的としています。
☑8号食
食事なしのことです。
「7号食」は2番目につらい食事スタイルともとれますが、ダイエットにおいて空腹を我慢しなければならないということがないというのはすごくうれしいですよね!
7号食ダイエットの正しいやり方と期間は?
7号食ダイエットは、玄米だけを10日間食べるだけのシンプルなダイエットです。
玄米であればいくら食べてもいいのですが、より効果を出すためには1日600g程度を目安にしたほうがいいと言われています。
食事の回数には制限はなく何度食事しても構いません。
玄米は、水につけたあと土鍋や圧力鍋で炊くと美味しく炊けるのでおすすめです。
最近では炊飯器に玄米炊きの機能がついているものもあるので利用するといいでしょう。
玄米は、たくさん炊いておいてラップなどで小分けにして冷凍保存しておくのがおすすめです。
7号食ダイエットの注意点
7号食ダイエットの効果を最大限に引きだし、安全に行うためには、いくつかの注意点やルールがあります。
7号食ダイエットは痩せるだけでなく健康になることも大切です。
痩せるばかりではなく健康を意識することも忘れないようにしてください。
玄米は無農薬のものを使う
お米が作られる際に使われる農薬は、玄米の表面についている糠や胚芽の部分に多く溜まりやすいと言われています。
玄米だけを食べる7号食ダイエットでは、健康と安全のためにできるだけ無農薬の玄米を使うようにしてください。
炊く前に水につける
玄米は、炊く前に水につけておくようにしてください。
夏場の暖かい時期は2時間以上、冬場の寒い時期には6時間以上浸けておくといいでしょう。
しっかり水につけておくことで柔らかく美味しく炊けます。
また、消化にもよいので7号食ダイエットを効果的に行うことができます。
よく噛んでゆっくりたべる
7号食ダイエットでは、玄米をよく噛んでゆっくり食べることが大切です。
よく噛んでゆっくり食べることは消化にもよく、満腹中枢がしっかり働くため満腹感を得ることができます。
一口に50回~100回くらいを目安にしっかり噛むようにしてください。
ごま塩ならOK
7号食ダイエットは、玄米だけが基本なのですが、つらくなってきた場合は、ごま塩をかける程度であれば許されています。
もしも他のものが食べたくて我慢できないという場合は、無農薬の梅干し、沢庵一切れまでであればOKです。
うまく利用して10日間乗り切れるように頑張りましょう。
飲み物は水やノンカフェインのお茶
7号食ダイエット中の飲み物は、水またはノンカフェインのお茶であればOKです。
お酒はもちろんジュースやコーヒーなどは飲まないようにしてください。
禁煙する
7号食ダイエットは、ダイエットだけでなく健康のことも考えるようにしてください。
できればタバコを吸わないようにすることも大切です。禁煙できるのであれば禁煙するようにしてください。
食事後4時間は寝ない
7号食ダイエットを効果的に行うためには、食事した後4時間は眠らないようにしましょう。
食事後4時間程度は内臓が消化活動を行っているため、寝てしまうと内臓も休もうとしてしまうため、うまく消化されなくなることがあります。
食べて4時間は起きておくようにし、寝るなら食べないようにしましょう。
10時間食べない時間をつくる
7号食ダイエットは、痩せることだけが目的ではなく健康になることも大切です。
内臓をしっかり休ませて内臓の働きが活発になると血流も良くなり、健康的な体になります。
ダイエットのためにも、できれば1日10時間は食べない時間を作るようにして、しっかり内臓を休ませてあげるようにしましょう。
好転反応がでたら…
7号食ダイエットを始めると好転反応というものが起こることがあります。
好転反応の原因は、7号食ダイエットによる「排毒作用」で、老廃物が外に出るために血液中をめぐるために体がだるく感じたり眠くなってしまいます。
他にも日頃糖分を取りすぎていたことが原因で、7号食という突然血糖値の上昇が穏やかな食事になると、ふらふらしたり、イライラしたり頭痛がすることがあります。
このような好転反応が出た場合は、玄米甘酒を少しいただくのがおすすめです。
ウォーキングを取り入れる
7号食ダイエットは、玄米を食べるだけでもいいのですがウォーキングなどの軽い運動を取り入れることでより効果的に痩せることができます。
乱れた自律神経を整える効果もあるので7号食ダイエット中の気分の沈みの予防にもなります。
回復食も大切!
7号食ダイエット後は、回復食をしっかり摂ることが大切です。
体がびっくりしてしまうのでいきなりふつうの食事に戻さないようにしてください。
回復食はリバウンド防止や健康のために重要なものなのでしっかり実践してください。
7号食ダイエットハーフってなに?そのやり方と期間は?
7号食ダイエットは、玄米のみ10日間食べた後、6日程度の回復食が必要です。7号食ダイエットは短期間でダイエットすることができるといわれていますが、16日間も続ける自信がないという人もいると思います。
そんな場合は、「7号食ダイエットハーフ」がおすすめです。
7号食ダイエットハーフとは、その名の通り半分の5日間で行います。
そうすると回復食も半分の3日間になるので合計8日間の期間で行うことができます。
半分の期間でも7号食ダイエットの効果を実感することができるので、まずはハーフにチャレンジしてみるのもおすすめです。
7号食ダイエットでの効果は!?
7号食ダイエットは、ただ体重が減り痩せるだけではなく、様々な嬉しい効果を得ることができます。
便秘の解消
7号食ダイエットで食べる玄米には、白米の5倍もの食物繊維が含まれているので便秘を解消する効果があると言われております。
しかし玄米に含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維といって腸内で水分を吸って膨らみ、その刺激で腸の働きを良くして便秘解消するものなのですが、腸内の水分が少ないと固まり、逆に便秘になってしまうこともあります。
水分をしっかり摂り、良く噛んで食べるようにしてください。
美肌効果
7号食ダイエットには美肌効果も期待できます。
玄米には、ビタミンEやカリウム、たんぱく質、食物繊維など美肌になれる成分が豊富に含まれています。
美容ビタミンとも呼ばれている抗酸化作用のあるビタミンEは、活性酸素を抑制しシミやシワなどの老化を防止してくれます。
カリウムにはシワを予防する効果もあり、たんぱく質は肌の生まれ変わりであるターンオーバーをサポートしてくれます。
食物繊維は、便通を良くしてくれるので肌荒れの予防効果に期待ができます。
肥満や糖尿病を予防
7号食ダイエットで食べる玄米は、食べても血糖値の上昇が緩やかなため、インスリンの分泌を抑えることができます。
インスリンは食事からとったエネルギーを脂肪に変える役割があるため、たくさん分泌してしまうと肥満や糖尿病の原因になってしまいます。
7号食ダイエットは、インスリンの分泌を抑えることにより肥満や糖尿病を予防することができると言われております。
高血圧の改善
7号食ダイエットで食べる玄米には、抗酸化作用のあるビタミンEが白米の約4倍も含まれています。
ビタミンEは、血管の老化を防いで血流を良くする効果があるため高血圧を改善、予防する期待がもてます。また動脈硬化の予防にもなると言われております。
むくみ改善
7号食ダイエットで食べる玄米にはカリウムが含まれています。カリウムは利尿作用があり、余分な水分を排出し、むくみを改善する効果があります。
ただし効果には個人差があり、10日間だけではなかなか効果が得られない方もいます。焦らず少しずつ体質を改善して行くようにしてください。
7号食ダイエットのリバウンドしない回復食とは!?
10日間の7号食ダイエットを終えた後は、いきなり普通の食事に戻してしまうと体に大きな負担がかかり、下痢をしたりリバウンドをしてしまう原因になります。
なので普通の食事にもどすまでの6日間程度は回復食を食べるようにしてください。
☑11日目〜13日目の回復食は、今まで通りの玄米に具のない味噌汁をプラスします。
☑14日目〜16日目の回復食は、玄米に野菜をたっぷり入れた味噌汁をプラスします。ただし動物性のものはまだ避けるようにしてください。
これで回復食は終わりですが、その後もバランスの良い食事を心がけるようにしてください。
まとめ
7号食ダイエット挑戦してみようなと思われた方も多いと思います。このダイエットで一番大変なのは玄米を炊くことだと思います。
炊飯器に玄米だきの機能がついて入ればボタン1つで美味しい玄米をたくことができるのですが、土鍋などの場合は失敗してしまうこともあり、初心者には少し難しいかもしれません。
ダイエット自体はシンプルで簡単なものなので、ルールを守り、回復食までしっかり続けてみてください。