赤ちゃんが一瞬で泣き止む方法15選

赤ちゃんは、何をしても泣き止まないことがあって「もう~どうしたらいいの!?」とこっちが泣いてしまいたいと思うときもありますよね。
電車や公共施設の中なら、周囲の人の冷たい視線が気になるし、反対に「赤ちゃんは泣くのが仕事」の一言で片づけられることもあります。
ミルクもたっぷり飲んで、おむつも替えてあげて、熱もあるわけではなさそうだし。眠いのかと思って寝かしつけようとしても寝てくれない!?
そこで、この記事では今話題になっている赤ちゃんが泣き止むという方法と、身近な物や音を使った方法など赤ちゃんが一瞬で泣き止むといわれる方法についてまとめました。
あなたが気になってることはありますか?
効果的な赤ちゃんが泣き止む6つの方法
赤ちゃんが泣き止まないと思わず「私の方が泣きたい!」と口にしてしまうママさんもいますよね。赤ちゃんがなぜ泣くのかは、ママさんに何とか自分の気持ちを泣くことで伝えようとしています。
でも「お腹空いた?」、「おむつ?」、「ゲップ?」と思いつく理由を確認しても、それでも泣き止まないので困ってしまうことがよくあります。場合によっては、泣き止まない原因がママさんのイライラが伝染することもあるとか。そんな時には、試してほしい赤ちゃんが泣き止む方法があります。
その方法は大まかに6つの方法があげられます。
効果的な方法なので、赤ちゃんの体調が悪いのでなければ、まずは試してみてはどうでしょうか!?
1.「the hold」の抱き方をすると一瞬で効果あり!?
赤ちゃんが泣き止まない!とオロオロしているのは、日本のママさんだけではありません。まずは、動画を見てください。
今話題になっているアメリカ人の小児科医のロバート・ハミルトンさんが紹介している「“The Hold“ How To Calm A Crying Baby(“ホールド“どのように泣いている赤ちゃんを落ち着かせるか)」の動画です。
ロバート・ハミルトンさんは約30年もの間何千人という赤ちゃんと接してきて、ここ数年この方法でどの赤ちゃんも泣き止むという効果的な抱っこの方法を紹介しています。
実際、「the hold」の方法を学んだママさんが、「the hold」の抱き方をすると、赤ちゃんは一瞬で泣き止んだそうです。方法は、それほど難しくなく誰でもできるものです。
「the hold」は、動画を参考にしながらやってみてください。
「the hold」の方法
●ステップ1●
泣きじゃくっている赤ちゃんを抱えます。
そして、赤ちゃんの両手をつかんで、赤ちゃんの胸の前で交差させるようにします。
●ステップ2●
片手を使って、赤ちゃんの手を交差させた部分と赤ちゃんのアゴ部分を支えます。もう片方の手は、おしりをつかんでおきます。
この状態で、体全体を斜め45度の姿勢に傾けます。
●ステップ3●
斜め45度に抱いた赤ちゃんを、手首を使いながらおしりをクラクラと揺らし、体を上下・前後・左右とあらゆる方向にゆっくり優しく揺らしてあげます。
この方法をやると、赤ちゃんが一瞬で泣き止むのでママさんも思わず苦笑いしてしまうようですよ。
「the hold」の3つの注意点
「the hold」の注意点は2つあります。
注意点1
抱くときに、指が赤ちゃんの首の隙間に入ると呼吸ができなくなるので注意してください。
注意点2
「the hold」は、生後2ヶ月や3ヶ月後の赤ちゃんのためのもので、これ以降の赤ちゃんだと、体が重すぎるため抱えられなくなるとロバート先生が注意を促しています。
2.赤ちゃんのお腹を人差し指で軽くつく
赤ちゃんを抱っこしていて「やっと寝てくれた!」と、おそるおそるベッドに乗せたとたん、また泣いてしまうことがありますよね。そんな時に使える効果的な方法です。
やり方は、赤ちゃんのお腹を両手の人差し指で軽くつっつく方法で、北斗の拳をまねて「ア~ッタタタタタタタ」とやってあげます。
このユニークな方法を実践しているママさんによれば、一瞬で泣き止むようですよ。
最初はちょっと驚くかもしれませんが、ママのノリに赤ちゃんも思わず笑ってくれるはずです♪
3.眉間をグルグル撫でる
眉間をグルグル撫でる方法は、保育園でもよく使う方法でこれでお昼寝するようにさせているようです。
この方法が泣き止むのに効果的な理由は、眉間部分を撫でると反射的に目を閉じるので、自然に眠気が起きて寝かしつけることができるからです。
グルグル撫でる部分は、眉間から額の真ん中のあたりです。
赤ちゃんが泣き止まない時はそ~っとグルグルしてあげましょう。最初は落ち着かないかもしれませんが、少しずつ落ち着いて泣き止んでくれるかもしれません。
4.背中をリズム良く叩く
次は保育士さんや助産師さんなどがすすめている泣き止む方法で、あかちゃんの背中をリズムよく叩いて泣き止ませる方法です。
やり方は、トントンするようにするのではなく、手の平を少し丸めて水をすくうような形にして、リズム良くボスボスと少し音が感じられるくらいにつく方法です。
その状態で1分簡に80回~100回数ほど押します。
これは赤ちゃんがお腹にいた胎児の頃に聞いている音と似ていることから、泣いている赤ちゃんが安心して眠ってくれるので効果は期待できます。
最初はなかなか赤ちゃんが泣き止まなかったりテンションが上がってしまうかもしれませんが、少しずつ静かになってくることも多いので試してみましょう。
回数はあくまで目安なので、力加減も含めて赤ちゃんの反応を見ながらやってみましょう。赤ちゃんの体格や年齢によっては、臓器への影響も心配ならおしりでも構いません。
5.頭からじゃなく丸い姿勢で寝かせる
赤ちゃんにとって自然な姿勢は、背中を丸くして猫背状態といわれています。
そこで授乳クッションなどを利用して、赤ちゃんを頭からじゃなく、お尻から寝かせるようにして丸い姿勢にして静かに寝かせて泣き止むようにする方法です。
この方法は効果的で少しずつ落ち着いてそのまま寝入る赤ちゃんも多いですよ。
6.ベビーマッサージをする
いつまでたってもぐずぐずしていて泣き止まない時には、ベビーマッサージでスキンシップしながら泣き止むようにさせるのも効果的です。
ベビーマッサージは、おむつを替える時と同じように服を脱がせて寝かせます。その状態で、手や足、お腹などをスリスリとマッサージをします。
ベビーマッサージは夜泣きなどを防ぐ場合にも効果的で、泣いていない時でも赤ちゃんとのスキンシップの一つとしてやってあげるといいですよ。
音で赤ちゃんが泣き止む4つの方法
生後3ヶ月ほどの赤ちゃんは、お腹の中にいた時の環境と同じようにしてあげると、落ち着いて泣き止むことが多いといわれます。その一つが「音」です。
胎内にいる赤ちゃんは、しっかり音を聞いているので胎内音を聞かせると赤ちゃんが泣き止んだり落ち着くといわれます。その為、赤ちゃんを泣き止ませるグッズアイテムとして売られているものもあります。
でも、赤ちゃんが泣き止む方法として胎内音だけではなく他の音で使えるものもあるんです。
その方法は4つあります。実際、他のママさんたちが実践している方法なのでぜひこちらも試してみてくださいね。
1.ビニール袋のガサガサ音を聞かせる
赤ちゃんがどうしても泣き止む気配がないなら、ビニール袋のガサガサ音を聞かせるのも効果的されています。
ビニール袋をガサガサさせた音は、ママさんのお腹の中にいたときの音に似ているようで、音を聞かせたとたん急に赤ちゃんが泣き止むことがあります。
やり方はビニール袋に少し空気を入れて結び、そのまま音を聞かせるか赤ちゃんにガサガサさせます。この方法は、お座りができるぐらいの月齢の赤ちゃんにおすすめの方法です。
2.水の音を聞かせる
これは、赤ちゃんが聞くと泣き止むといわれる水の音です。実際、赤ちゃんに聞かせたら、驚くほど一瞬で泣き止んだという口コミがみられます。
水音は、胎内の血液が流れる音に近いことから効果的とされています。赤ちゃんが泣き止む水の音は、アプリなどもあるので一度試してみてはどうでしょうか。
3.掃除機やドライヤー等の家電製品の音を聞かせる
赤ちゃんに音を聞かせて泣き止ませるなら、掃除機やドライヤー等の家電製品の音も効果的です。
掃除機やドライヤー等の家電製品の音を聞かせると、ピタッと泣き止むことがあります。
こちらも、家電製品の音が血液の音に近いことから赤ちゃんが安心するとか。ずっと同じ音ではなく強弱を使いながら音を聞かせてみましょう。
4.子守唄を歌う
赤ちゃんの子守歌は、昔から子供を寝かしつける時に歌われてきたものです。
これは日本だけではなく万国共通で、マザーグースやララバイ、ベルスーズなど地域によって名前は違いますが、世界中で子守歌は親しまれてきたものです。
赤ちゃんがグズって泣き始めたら、抱っこしながら体を揺らし手上げると、赤ちゃんはママの心音とぬくもり、そして心地良い揺れと子守歌で安心して眠りにつけるといわれています。
赤ちゃんは、高い高周波の音が心地よく聞こえるといわれて泣き止むといわれています。さらに、赤ちゃんの場合は、大人よりも高い音を好むという傾向にあるといわれています。
その為、高音域が出やすい女性であるママさんの声や、オルゴールのような高い音を好む場合が多いです。
子守歌は、同じパターンのリズムやテンポが繰り返されることで、より赤ちゃんの情緒を落ち着かせると考えられるようなので、ぜひ子守歌を歌って試してみてください。子守歌を歌う時には、体を波に揺られるように揺らしてあげましょう。
道具を使った赤ちゃんが泣き止む5つの方法
さて、赤ちゃんの抱っこを工夫したり音で落ち着かせるなど、泣き止む方法を紹介してきましたが、次は道具を使う方法です。
道具を使った赤ちゃんが泣き止む方法には5つあります。
こちらも効果的で身近なもので試すことができます。
1.鏡を赤ちゃんに見せる
赤ちゃんを泣き止ませるには鏡も使えます。小さいお子さんは、鏡に映った自分の顔や、同じ幼い子供の顔を見るのが物珍しいようで大好きです。
鏡を赤ちゃんに見せるとピタリと泣き止むこともあります。鏡を見ながら、ママさんとパパさんと一緒に鏡に映り、鏡を通して赤ちゃんに呼びかけると嬉しそうに笑ってくれるはずです。
2.サングラスを赤ちゃんにかける
サングラスと赤ちゃんがつながらないかと思いますが、サングラスを赤ちゃんにかけるとほとんどの赤ちゃんが泣き止むようです。
これは医学的にいうと「デカラージュ」という現象で、サングラスをかけられた赤ちゃんは、いつもとは違った景色が目の前に現れることで「?」と何が起こったのか必死に探ろうとしています。
これを泣いている時にやると、泣いている場合じゃないと泣き止むようです。
生後1年未満の赤ちゃんでは効果はあまり期待できないともいわれていますが、やってみる価値はありますよね。
3.うちわであおぐ
赤ちゃんがなかなか泣き止まないなら、うちわであおぐと泣き止むこともあります。
この方法は、赤ちゃんが泣き止まないので、本人も暑いだろうと思ってうちわであおいだら、急に泣き止んだという経験を持つママさんが実践しているようです。
やり方は泣き始めたら、もうちょっとで届きそうな距離で、うちあわをパタパタとあおぎます。そうすると、赤ちゃんは物珍しさで夢中になりうちわに集中するのですぐに泣き止みます。
4.バウンサーを使う
赤ちゃんの体を揺らして寝かしつけるバウンサーを使うのも、赤ちゃんが泣き止む方法の一つです。バウンサーは、赤ちゃんを乗せるゆりかごのようなベビーチェアのことです。
バウンサーはロータイプのものが多く、食事で座らせることもできるし、自然に揺らしてあげることであやすこともできます。横になった状態よりも視界が広がりあちこち見たり、心地よく過ごせます。
バウンサーには、おもちゃなどをぶら下げるものもあるので、泣き止ませるだけではなく、ママさんが他の作業をしたい時に役立ちます。
5.泣き止むおもちゃやグッズを使う
赤ちゃんをあやす方法として、泣き止むおもちゃやグッズを使うのも効果的です。おすすめなのが「クマイリー」。
クマイリーは、可愛らしいクマさんのぬいぐるみで、ボタンを押すと自然に出せない効果音や音声が流れるものです。その音や音声は、胎内の血流の音など研究を重ねて独自に音を組み合わせた音を出します。
出産祝いにももってこいと言われるほど人気があり、赤ちゃんを泣き止ませる方法として試す価値はあります。これなら外出先でも泣き止ませることもできますよね。
まとめ
泣いたからといってすぐに抱っこすると、抱き癖がつくと昔からいわれていますよね。ただ、あまり度を越してしまうとママさんも心配になってしまうでしょう。
まずはそれぞれの方法を試して、赤ちゃんに合う方法を見つけましょう!
では、もう一度この記事のポイントをおさらいしておきます。
*首の隙間に指を入れない。
✅北斗の拳をまねてお腹をつっつく
✅眉間を撫でる
✅手のひらを少し丸めてリズム良く背中を叩く
✅背中を丸くした姿勢で寝かせる
✅ベビーマッサージでスリスリする
✅音を使う方法
・ビニール袋に空気を入れてガサガサさせる
・水の流れる音を聞かせる
・家電製品の音を強弱を使いながら聞かせる
・体を波に揺らしながら子守歌を歌う
✅道具を使う方法
・鏡に赤ちゃんに見せる
・サングラスを赤ちゃんにかける
・届きそうな距離でうちわをあおぐ
・バウンサーで自然に揺らす
・クマイリーで音を聞かせる
赤ちゃんが泣き止まないことでママを悩ませるのはわずかな期間です。
何とか工夫してママさんも笑顔になれるような方法をぜひ見つけてくださいね!