ニキビとタバコは関係ないの?タバコがニキビの原因になる3つの理由

近年国内でも禁煙ブームが高まり、喫煙者も減少してきていますが愛煙家にとってはタバコはストレス発散に欠かせないアイテムともなり、なかなか辞めることが出来ないという方も多いのではないでしょうか?
愛煙家の方で現在ニキビに悩んでいる方がいれば、それはタバコの辞め時なのかもしれません。
今回はタバコとニキビの関係や身体の中でニキビができやすい部位についてご紹介していきます。
あなたが気になってることはありますか?
タバコとニキビは関係ない?タバコがニキビにつながる3つの理由とは?
結論から言うと現在タバコを吸っていてニキビに悩んでいるとしたら、タバコを辞めるべきです。
タバコとニキビは関係ないんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、タバコはニキビの原因になると言われています。
大きく分けて3つの理由があるので順番にみていきましょう。
1.ビタミンCが大量に消費される
ビタミンCは美肌に欠かすことの出来ない成分ですが、タバコを吸うとビタミンCが大量に消費されてしまいます。
ニキビを改善するにはビタミンCと言われるほど、ビタミンCにはニキビの炎症や皮脂の過剰分泌を抑えたり、抗酸化作用といった素晴らしい作用が期待できると言われています。
またコラーゲンを生成しお肌の新陳代謝を活性化し内側からお肌を修復していくという働きもありますが、タバコを吸うことで大量に消費されてしまうためニキビが治りにくくもなります。
2.血行不良となりやすい
タバコを吸うと毛細血管が縮小するため血行が悪くなると言われています。
血行不良になるとターンオーバーの周期が遅れ、ニキビが出来やすくさらに治りにくいお肌に近づいてしまいます。
美肌を保つために必要な栄養分もお肌に届きにくくなるため、肌荒れの原因につながる可能性があります。
3.美容の大敵である活性酸素が大量発生する
活性酸素はお肌の老化を早める原因といった、いつまでも若くいたいという女性にとってまさに大敵といえます。
そんな活性酸素がタバコを吸うと大量に発生するのをご存じでしょうか?
タバコを吸っているのは自分ではないから関係ないと思っていませんか?
タバコは本人だけでなく周りの人にも副流煙と呼ばれる悪影響を与えると言われています。
家族の中に喫煙者がいる場合は、周りの人もニキビができやすいお肌になってしまうため注意が必要です。
ニキビは改善したいけれどタバコを止めることが出来ない場合の対処法
タバコとニキビが関係ないわけじゃないということは理解したけれど禁煙できない。
しかしニキビは改善したいという場合の対処法をご紹介します。
正しい洗顔方法やスキンケアと合わせて、以下のことを心がけるようにしましょう。
タバコを辞めないかぎり根本的な解決にはなりませんので出来るだけ禁煙するようにしましょう。
ニキビが一時的に悪化するのは好転反応
タバコを辞めるとニキビが一時的に悪化する場合があります。
この症状は一般的に禁煙ニキビと呼ばれるもので、タバコを吸っていたことで今まで体内に蓄積されていた毒素や有害物質を外に排出している好転反応と呼ばれるものです。
1ヶ月ほどで落ち着いてくると言われているので、タバコは関係ないと再び吸い始めないようにしましょう。
ビタミン類を積極的にとる
ニキビとタバコは関係ないわけじゃないけれど、禁煙出来ないという場合はとにかくビタミンCを積極的にとるようにしましょう。
前述した通り、ニキビケアにビタミンCはとても重要な栄養素ですが、タバコを吸うと大量に消費されてしまいます。
そのためニキビを改善するためにも、レモンやアセロラ、パセリといったビタミンCを豊富に含んでいる食材をとることが大切です。
またビタミンC以外でも抗酸化作用が期待できるビタミンEもニキビケアにはおすすめの栄養素ですので、合わせて摂取するようにしましょう。
ニキビとタバコは関係ない?身体にニキビができやすい6個の部位とは?
タバコとニキビは関係ないわけではなく、タバコを吸うことでお肌にニキビができやすくなることが分かりました。
ニキビというと顔にできるイメージが強いかもしれませんが、ニキビは顔だけではなく身体全体にできる場合もあります。
そこで顔以外にニキビが出来やすい場所と対策をご紹介していきます。
1.頭皮
頭皮は日頃髪の毛で隠されている部分のためニキビに気付きにくいという特徴があります。
頭皮の汚れをしっかり落としたいからと洗浄力が強すぎるシャンプーを使用していませんか?
あまりにも洗浄力が強すぎるシャンプーは必要な皮脂まで取り除いてしまい、頭皮が乾燥してそれが原因でニキビができやすくなります。
髪の毛を洗った後にしっかりと乾かさないで寝てしまうのも同様です。
髪の毛を乾かすことはニキビと関係ないと思う方もいるかもしれませんが、髪の毛をしっかりと乾かさずに頭皮が濡れた状態だと代謝が低下しニキビができやすくなると言われているので、美しい髪とお肌に近づくためにもきちんと乾かすようにしましょう。
2.髪の生え際
髪の生え際にニキビができやすい場合は、洗顔がしっかりと出来ていなかったりシャンプーやリンスのすすぎ残しといったことが考えられます。
またストレスをため込みすぎでニキビが出来やすい場所でもあります。
タバコを吸うことでストレスに弱くなる場合もあるため、ストレスを感じている場合はリフレッシュ出来るようなものや打ち込める趣味を見つけるようにしましょう。
シャンプーやリンスのすすぎ残しがないように日頃の洗い方を見直してみることも大切です。
3.Tゾーンから鼻のライン
Tゾーンから鼻にかけてのラインは皮脂の分泌が盛んな場所のためニキビができやすいと言われています。
特に鼻は毛穴の数が多く皮脂が詰まりやすい場所でもあります。
毛穴の汚れや雑菌が付着してニキビができやすくなっている場合もあるため、前髪が当たらないようにおでこを出すヘアスタイルにしたり、正しい洗顔を心がけましょう。
鼻を触る癖がある方は手についている雑菌が原因の場合もあるため、できるだけ鼻に触れないようにすると良いでしょう。
4.フェイスライン
フェイスラインのニキビはホルモンバランスの乱れに特に影響しやすい場所でもあります。
フェイスラインの中でも特にあごのニキビは冷え性やストレスといった内面的な理由もあります。
タバコはホルモンバランスを乱しやすく、血行不良も招くため冷え性になりやすくなると言われています。ニキビとは関係ないとは思わずに出来るだけタバコを控えるようにしましょう。
洗顔後に髪の毛を洗う習慣がある方は、シャンプーなどがフェイスラインに付着しそれがニキビの原因になっている可能性もあります。
髪の毛を洗ったあとに洗顔というように順番を変えてみると良いでしょう。
5.口元
口元のニキビは暴飲暴食の表れとも言われています。
美肌に必要な栄養素がとれていなかったり、ホルモンバランスの乱れや乾燥も原因の1つです。
タバコを吸っている場合はビタミンCが大量に消費されるため意識的にビタミン類を摂取するようにしましょう。
栄養バランスのとれた食事が難しい場合は、サプリメントなどを利用してみるのも良いでしょう。
また、乾燥しやすい場所でもあるのでしっかりと保湿を心がけることも大切です。
6.デコルテ
デコルテは皮脂分泌も活発で汗もかきやすい場所です。
皮脂分泌が活発な分、毛穴も詰まりやすくニキビができやすい場所でもあるので、日頃から常に清潔にしデコルテを魅せるようなファッションが出来るようにしておきましょう。
紫外線はニキビの悪化につながるため関係ないと思わずにデコルテ部分もしっかりと日焼け対策をすることも大切です。
まとめ
タバコとニキビは一見関係ないように思えるかもしれませんが、タバコを吸うことでビタミンCが大量に消費されたり、血行が低下するなどニキビができやすいお肌になることが分かりました。
タバコは本人だけでなく、周りの人にもその影響が出ます。
ニキビが気になるのであれば、出来るだけタバコを辞めるようにしましょう。
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