幸せ効果が得られる!?「セロトニン」を増やす7つの方法と6つの効果

幸せオーラがでるといわれている物質がセロトニン。
セロトニンは人間の体から放出し幸せ効果が得られるというのですがご存知でしたか?
そこで今回は、幸せ効果が得られる「セロトニン」についてご紹介していきたいと思います。
今回の記事でわかることは、、、
☑セロトニンの効果について
☑セロトニンが不足する原因
☑セロトニンを増やす方法
これらがわかります。是非参考にしてみてください。
あなたが気になってることはありますか?
セロトニンって一体何!?
健康や体のケアについて興味のある人はよく耳にすることがあるセロトニン。
そんな、セロトニンって一体何なのでしょう?
知ってる人も、知らない人も聞いたことはありますよね。
そんな、セロトニンってどんなものなのかというと、セロトニンは5-水酸化トリプタミンというアミン系の化合物のことをいうそうですが、なんだか難しそうな名前ですよね。
アミンとは、モノアミンとよばれる伝達物質のことで、ドーパミンやノルアドレナリン、アドレナリンや、ヒスタミン、セロトニンがあげられでいるんです。
その中でも、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンは三代伝達物質とよばれ、気持ちをコントロールする大切な役割だといわれているようです。
そして、なんといってもセロトニンは「幸せ物質」ともいわれていて、気分が落ち込んだり、悲しんだりすることを抑え、ワクワクしたり良い気分になったり、「あー。幸せだわ!」と幸せを感じる物質なんですよね。
セロトニンの6つの効果とは!?
さて、そんな幸せ物質とよばれているセロトニンですが、セロトニンがあるといったいどんな効果があるのでしょう。
1.体内時計を調節してくれる
幸せ物質セロトニンは幸せな感情だけではなく体内時計の調整もしてくれるそうです。
セロトニンは、トリプトファンというアミノ酸の一種から作られるといわれています。感情をコントロールする物質ですね。
そのセロトニンからさらに、生成される睡眠を司る物質がメルトリンという睡眠ホルモンだといわれています。
セロトニンがあることで朝しっかり活動し、メルトリンのおかげで夜はきちんと眠るというサイクルができるわけなんです。
そのためセロトニンは体内時計の調整を行ってくれることで、規則正しい生活ができていることになるんでしょうね。
2.痛みを緩和してくれる
セロトニンは、痛みを緩和してくれる効果もあるともいわれているんですよね。
セロトニンが、分泌される脳の海馬には、疼痛を抑える下行性疼痛抑制系と呼ばれる神経があり、その神経は、ノルアドレナリンとセロトニンが分泌されるといわれています。
どこかに傷がついてしまったり、どこかが痛んでしまうと、脳に伝達されますよね。下行性疼痛抑制系からきちんとノルアドレナリンやセロトニンが分泌されていると、傷が治るとともに痛みも緩和されます。
例えば、精神的な疾患にかかっている人は、セロトニンやノルアドレナリンの分泌が、潤滑におこなわれてないことが多く、痛みに対する感覚が他の人に比べて多いことがあるようです。
痛みは傷そのものが原因ではなく神経が過敏になっているあまり、痛みを強く感じてしまうこともあるみたいですね。
3.ストレスに強くなる
やる気や集中力または、不安や恐怖心などがおこるといわれてるノルアドレナリン、興奮や喜び、意欲的になるドーパミンの両方が過剰にですぎないようコントロールする役割りのセロトニン。
ストレスによる不安感や、恐怖心がでたときはノルアドレナリンが多く分泌している証拠。
そんなときは、不安感を消す喜びや楽しさを感じるドーパミンを出すよう指示し、ストレスをうまく乗り越えるよう調整したりする役割りを担っているのが、セロトニンなんですよね。
4.感情の浮き沈みをおさえる
イライラしたり、落ち込んだりしたかと思えば、急に楽しい気分なったりするときは、ノルアドレナリンとドーパミンの分泌のバランスが崩れているときだと考えられています。
両方がバランス良く分泌するのは調整役のセロトニンの役目です。セロトニンは、感情の浮き沈みをおさえ心地よく過ごせるように、指示してくれるようですね。
5.若返りの効果
若返りの効果が期待されるともいわれているセロトニン。
幸せホルモンといわれているセロトニン、ドーパミンによりドキドキしたり気持ちが高揚したり楽しい気分になったりすることは人をどんどん若返らせるともいわれています。
特に恋愛などのドキドキは気持ちだけではなく、お肌や内臓、筋肉までも活性化し若返ることが期待できるみたいですね。
いつまでもときめきを持っている人は、セロトニンがたくさん分泌している証拠なのでしょうね。
6.便秘などの腸の悩みが減る
セロトニンが分泌するのは脳内だけだと思っている人は大きな間違いのようですよ。
実は、セロトニンは脳内だけではなく腸内で生成されていることがわかっています。
腸は第2の脳とも呼ばれているように、腸と脳の伝達神経は繋がっているともいわれています。
何かストレスを感じると、お腹がキリキリ痛むのもそのせいなんでしょうね。
セロトニンが、潤滑に分泌していると腸内の環境が乱れることがなく、便秘などの症状の改善が見込まれると考えられています。
セロトニンが不足するとどうなる?
セロトニンが体にとってさまざまな影響を及ぼしていることはわかりましたよね。
では、体にとって大切なセロトニンが不足するとどうなるのでしょう?
疲れやすくなる
セロトニンは、ストレスをうまく乗り越えるようにノルアドレナリンとドーパミンを調整する役目を果たしてくれるといわれてますよね。でも、セロトニンが不足してしまうことで、どちらかに比重が傾いてしまい、強いストレスを感じてしまうことになります。
ストレスを感じすぎると、体は神経や内臓が疲れてしまうそうです。
しっかり寝られず消化吸収が悪くなり、体が疲れやすく病気がちになることもあるようです。
不眠になる
セロトニンが不足してしまうと、夜になっても眠れなくなることがあるといわれているんです。
不安や恐怖、イライラなどのノルアドレナリンや、高揚感や興奮した感情などのドーパミンが大量にでてしまうことがわかっています。
特に夜寝るときにこのように、感情の制御がうまくできなくなると寝られなくなり、不眠になってしまうことが考えられます。
老けやすくなる
幸せホルモンと呼ばれているセロトニンが不足してしまうと、ときめきやドキドキ、感動などの幸福感が薄れてしまいます。
ときめきやドキドキは、若さを保つエッセンスのようなものだといわれていますよね。
素敵!嬉しい!楽しい!などの感情がでることは、ドーパミンがたくさん放出していることなんです。
セロトニンが指令を出さなくなるとドーパミンも出なくなり、幸せな気持ちにもなりません。
そして感動が乏しくなると、どんどん老けやすくなってしまうんですよね。
姿勢が悪くなる
セロトニンと姿勢なんて関係あるの?!なんて思っている人も多いでしょうが、セロトニンと姿勢は実はとっても関係があるようなんです。
セロトニンは、脳からの指令により、背中、腰、おしり、足などの姿勢を支えているといわれてる筋肉、抗重力筋に働きかけています。
セロトニンが不足することは、抗重力筋へ脳からの伝達がいかなくなってしまい、姿勢がガタンと悪くなってしまうことが考えられます。
イライラしてキレやすくなる
セロトニンが不足すると、ノルアドレナリンとドーパミンのバランスが崩れてしまい、興奮したり、イライラしたり感情の昂りがコントロールできなくなるといわれてしまいます。
そのため、ちょっとのことで腹が立ちキレやすくなることもあるようです。
依存症になりやすくなる
セロトニンの不足は、依存症もひきおこす可能性があるともいわれています。
セロトニンが調整しているノルアドレナリンとドーパミン。
ノルアドレナリンは適度に分泌するのは、ストレスを解消したり、集中力が出て前向きに物事を考える力を発揮してくれますが、過剰に分泌するといろんなものへの依存症になってしまうことがあるといわれています。
例えば、アルコール依存症や買い物依存症、ギャンブル依存症など何かから逃れるために他のものへ依存し逃避してしまうことも考えられるようです。
下痢や便秘になりやすくなる
セロトニンが不足することでおこるのは、下痢や便秘などの症状もあげられます。
腸内に存在しているセロトニンが腸内環境を整える役割を果たしているのはご存じの通りですよね。
そんな調整役のセロトニンが不足すると、腸内は一気にバランスを崩してしまうことになるでしょう。
便秘や下痢を繰り返したり、腸内には悪玉菌が発生し生活習慣病の原因を作る可能性だって考えられますよね。
セロトニンが不足する4つの原因
体のいろんなところに影響を与えてしまうといわれているセロトニンですが、セロトニンが不足してしまう原因は何なのでしょう。
次は、セロトニン不足の4つの原因について調べてみました。
原因1.日光を浴びていない
セロトニンが不足するのには日光を浴びていないことも原因のひとつだと考えられています。
朝は起きて夜はしっかり眠るという体内時計の調整をしているセロトニンですが、そんな体内時計の調整には日光が大きくかかわっていると考えられているんです。
朝の日光を浴びることで体が覚醒し、運動モードに切り替わります。でも、日光を浴びずに朝晩逆転の生活をおくっているとセロトニンが分泌しにくくなるといわれています。
日光を浴びることはセロトニンの分泌には欠かせないというわけですね。
原因2.偏った食生活
偏った食生活もセロトニンの分泌を悪くしてしまうようです。
油ものや炭水化物中心の食生活、または手軽なインスタント物や加工品などの食生活はセロトニンを生成しなくなるといわれています。
原因3.運動不足
運動不足もセロトニンの生成を滞らせてしまう原因のようですね。
運動することは、体全体を活性化するといわれています。もちろん、セロトニンの分泌にも大きくかかわっています。
運動不足になると筋力や内分泌機能も弱ってしまい、セロトニンの分泌がしにくくなってしまうようですね。
原因4.コミュニケーション不足
人とのコミュニケーションは、人の感情を豊かにすることがわかっています。
人との関りの中では、感情が昂ったり、沈んだり、またストレスを感じてしまうこともあるでしょう。でも、その中で、いろんな刺激によって感情の幅が広がることも認められているんです。
喜びや楽しさ、幸せな気持ちなどコミュニケーションにより感じられる感情を得ることができるのでしょう。
コミュニケーション不足は感情が動くことがないため、セロトニンの分泌が衰えていくことが心配されています。
生活習慣を変えてセロトニンを増やす7つの方法
セロトニンは日々の生活を少し気に掛けるだけでも、増やすことが可能だと考えられています。
それでは、生活習慣を改善してセロトニンを増やすための7つの方法についてご紹介します。
1.日光をよく浴びる
セロトニンを増やすためには、日光の光を良く浴びることでしょう。
朝にきちんと起きてしっかり日光の光を浴びることで、眠りから覚醒し、体が始動し始めます。
体を動かし運動機能がはたらくことでセロトニンの分泌が促進されると考えられています。
2.生活のリズムを整える
生活のリズムの乱れは体のいろんな機能の低下につながってしまうことはわかっていますよね。
脳や腸内に存在している伝達物質セロトニンも、生活リズムが乱れると分泌が滞ってしまうようです。
朝晩逆転の生活や、ストレス過多などが続くと自律神経系の機能が悪くなり、セロトニンの分泌も悪くなってしまうことが否めないようです。
朝起きてきちんと体を動かし夜はきちんと寝るようにすることで、潤滑にセロトニンが生成し分泌するといわれているのです。
3.食生活を見直す
食生活を見直すことでセロトニンの生成が正しく行われることに繋がってくるそうです。
セロトニンの生成がしやすい食べ物を取り入れることも大切だといわれています。
トリプトファンを含む食材
トリプトファンは、アミノ酸の一種でより良い睡眠を施すための食材としても認識されていますよね。
睡眠を促進するといわれるセロトニンやメラトニンの分泌を良くするトリプトファンは、肉類や魚介類、豆類、野菜類、きのこ類、果物類などに多く含まれることが確認されています。
ビタミンB6を含む食材
ビタミンB6を多く含む食材をとることも、セロトニンを増やすといわれています。
トリプトファンからセロトニンが生成するのに不可欠な栄養素がビタミンB6だと考えられているんです。
ビタミンB6を多く含むのは、さんま、さけ、いわし、まぐろ、かつお、いわしなどの魚類、バナナや、豆類、玄米などの食材を食べることで、セロトニンの生成が良くなるといわれているんです。
サプリメントを活用する
セロトニンが増やす方法には、サプリメントを活用することもおすすめです。
食べ物では補えない栄養素が凝縮されているサプリメントを有効的に利用することもセロトニンを増やすことに役立つといわれています。
4.食物繊維を取り入れて腸内環境を整える
食物繊維を含む食材を摂取することで腸内環境が整えられるため、セロトニンの生成が促進されると考えられています。キレイな腸内にはセロトニンもたくさん作られやすくなるんですよね。
5.リズム運動を意識してする
セロトニンを増加させる方法は、リズム運動を意識して行うことなのだそうです。
リズム運動とは、「123、123。」「12、12、12。」などリズムをつけながら運動することはセロトニンを増加することに繋がるようなんです。
ジョギングやスキップ
スポーツ系では、ジョギングやスキップなど、「12、12、12。」のリズムに合わせて行うことでセロトニンの増加に繋がっていきます。
ガムを噛む
ガムを噛むという行動は、リズム運動にもってこいだと考えられています。咀嚼するという行為は顎だけでなく、脳にも刺激を与えるといわれています。
リズムをつけてガムを噛む行為を続けることはセロトニンを増やすことに繋がるといわれています。
呼吸(セロトニンを増やす呼吸法)
呼吸法もセロトニン増加に役立ちます。セロトニンを増やすための方法とされる呼吸法は、丹田呼吸法といわれています。
お腹に呼吸を意識して吐いたり吸ったりする丹田呼吸法はヨガなどでも取り入れられている呼吸法ですよね。
自律神経の働きを整えセロトニンが増える方法のひとつだといえます。
階段の上り下り
階段の上り下りという普段でもできる運動方法もセロトニンが増えるんです。
段差が規則正しい階段の上り下りは、脳に刺激を与えセロトニンの分泌が増える運動だといえます。
階段の上り下りをすることで、脳内だけでなく腸内にも刺激が与えられ、腸が動き活性化し腸内環境が良くなり、セロトニンが生成されやすくなるようです。
6.人とコミュニケーションをとって良く笑う
人とのコミュニケーションは、感情を豊かにするといわれています。
良く笑うことは気持ちが高まり、豊かな感情が芽生えてきます。そうすることで、幸せホルモンといわれるセロトニンを多く分泌するといわれているんです。
7.恋や漫画等でドキドキする
セロトニンを増やすのに効果があるといわれるのが、「恋」でしょう。
恋によるトキメキやドキドキは、もっともセロトニンがでやすいといわれています。
実際の「恋」が不可能な場合でも、漫画等での疑似恋愛だって可能なんです。
セロトニンを増やす方法には「恋」が近道なのかもしれませんよね。
まとめ
幸せ効果が得られる!?「セロトニン」を増やす7つの方法と6つの効果についてご紹介しました。
セロトニンを増やすためには簡単な方法から、ちょっとした努力でできる方法まで様々あるようですね。
今回の記事では、
✅セロトニンは、若返りや便秘解消効果もある
✅セロトニンが不足すると不眠になり疲れやすくなる
✅セロトニンが不足すると依存症になったりすることも
✅セロトニンを増やすには、生活リズムや食生活を整える
✅セロトニンを増やすには、リズム運動などをする
についてご紹介しました。
幸せホルモン、セロトニンを増やしいつまでも元気で美しくいたいですよね。