仕事帰りの足が臭い!!パンプスの臭いの4つの対策と7つの消し方

。毎日入浴をして足の裏も足の指もちゃんとボディーソープでしっかり洗っているのにも関わらず、仕事が終わる頃に足の臭いが気になることってありますよね。
特に仕事が終わって飲みにいった先がお座敷だったりすると、「自分の足が臭っていないか」とても不安になってしまう場合もあると思います。
また、忘年会シーズンなどお店がお座敷の場合も多いと思いますが、前もってわかっている場合は、替えのストッキングを準備することも出来ますが、パンプスそのものの臭いだとお手上げ状態になってしまいますね。
そこで今回はパンプスの臭いの対策と消し方についてまとめてみました。
あなたが気になってることはありますか?
簡単にできるパンプスの臭いを消す7つの方法
ウォーキングシューズなどと違って、パンプスのにおいって独特な感じがしますよね。少しでもにおいを消す方法を7つ紹介しますね。
1.重曹を使う方法
「お肉の臭みを取ったり、柔らかくしたり」「お掃除」「美容」など、様々な使いみちが出来る重曹ですが、「消臭・吸湿」の効果も高いと言われています。
それは臭いの原因の1つに酸が含まれていて、重曹はアルカリ性なので、中和されて臭いが消えるという仕組みです。
パンプスの臭いを解消するための重曹ですが、まず通気性がよいストッキングや靴下など袋状になるものを用意しましょう。
その中に「重曹」を100gほど入れ、こぼれないように結び、パンプスの中に置いておくだけです。
家に帰ってきたら、すぐに袋状に入った重曹を置き、翌日の朝出かける前に取り出しましょう。2ヶ月~3ヶ月経ったら、新しい重曹に取り変えて下さいね。
また袋状の重曹でも、なかなか臭いが取れない場合は、パンプスの中に直接「重曹」をたっぷり入れて、パンプスをビニール袋に入れ2~3日置いておきます。
そして取り出した後、重曹をしっかりと払いおとして下さいね。だいたいの臭いは取れると言われています。
ただ重曹には殺菌作用には期待できませんので、毎日履くパンプスは、どうしても足の汗などで湿気がこもり、菌が繁殖してしまうことによって臭いが発生するので、重曹を入れた袋を毎日置きましょう。
2.10円玉で臭いを消す方法
2008年にアメリカで「銅の抗菌効果」が認定されたそうですが、10円玉は95%が銅で出来ているため、消臭効果が期待されています。
銅は水分に反応して出来る成分が、臭いの元になる雑菌を分解することにより、臭いを消すことが出来るという仕組みですが、湿気がこもりやすいパンプスなどにとても適していますよね。
使い方ですが片方のパンプスに5枚以上10枚程を入れておき、一晩置いておきます。
その場合ですが、パンプスの中に広げて置くこと、つま先の部分は特に湿気がたまりやすいので、多めに10円玉を置きましょう。
あと、なるべく新しい10円玉の方が消臭効果アップに期待できます。
ただ、10円玉の臭いがパンプスにうつってしまう場合もあるので、10円玉の銅の臭いが苦手な方は違う方法を試してみましょう。
3.冷凍庫に入れる方法
冷凍庫には消臭作用があるそうですが、そうはいっても冷凍庫にパンプスを入れることは、ちょっと抵抗がありますよね。
でも、なかなか臭いが取れない場合は、試してみる価値があるかもしれません。
まずパンプスを日光でつま先の部分まで、天日干しをします。
次に、ジップロックなどの密閉した袋にパンプスを入れて、一晩冷凍庫に置きます。
臭いの元になっている雑菌などが、冷凍庫の温度で臭いを消してくれるそうですよ。
もし、それでも臭いが取れない場合は、パンプスに重曹を広げて置き、ジップロックなどに入れて、もう一晩冷凍庫に置いてみましょう。
4.靴用の乾燥剤を入れる
パンプスなどの臭いの原因の1つは、密閉された中で汗や皮脂、アカなどが雑菌のエサになって分解されたことによる臭いですが、防ぐには湿気を押さえることが大切です。
雑菌は、高温多湿の場所が大好きなこと、足の裏には汗の線が多いことで蒸れやすいく、湿気がパンプスなどの中にたまりやすいですよね。
また、足の裏は角質層が厚いので摩擦ではがれると、雑菌の多くのエサになり臭いやすいので、靴用の乾燥剤を入れて一晩置き、湿気を防ぎましょう
5.消臭グッズを使う
消臭グッズですが、「除菌・消臭スプレー」や「パウダータイプの消臭スプレー」は、即効性があるので、急にパンプスを脱ぐ必要がある場合に便利ですね。
また、パンプスなどの靴を乾燥させる商品もあります。
1万円台の商品が多いですが、例えば「ナノテクノロジーの力で除湿・脱臭」という商品は、ナノテクノロジー技術によって臭いを中和して消臭するスピードが、とても早いそうです。
また「光触媒を使って脱臭」「紫外線照射を使ってバイ菌・細菌を除去」そして「内蔵ファンヒーターで湿気の除去」の3種類を使える乾燥機もあります。
ちなみに、光触媒は光を使って化学反応を起こし、物質を分解させて、臭いを取る方法で、紫外線照射は、紫外線の中で除菌に効果のある紫外線を照射することで、除菌できるそうです。
濡れたパンプスでなければ、10分から30分程でパンプスの乾燥や除菌ができる商品が多いようですよ。
6.パンプスを消毒する
臭いの原因の1つ、雑菌やバクテリアなどの菌を殺菌・除菌するために、パンプスを消毒してみましょう。
ドラッグストアーなどでも売っていて、インフルエンザ予防などにも使用されている「消毒用のエタノール」を使用します。
500mlで500円~1000円程です。
消毒用エタノールを、コットンに染み込ませて、パンプスの中を拭きます。つま先側を念入りに拭きましょう。
次に、スプレーを作る方法もありますが、エタノール100ml、水を20ml程を空のスプレーに入れて、よく振り混ぜます。
そして、パンプスの中に4回~5回ほどスプレーをして、一晩置いておきましょう。
最初からスプレータイプの「消毒用のエタノール」も売っています。
あと、消毒用エタノールですが、濃度が高ければいいというものでもないことと、殺菌ができるからといって足に直接使わないようしましょう。
また、エタノールには引火性があるので、日光が当たる場所に保存しないようにしましょう。使用する場合は、説明書をしっかり読んで気をつけて使いましょう。
7.足の角質を取る
足の角質ですが、臭いの元になる雑菌などのエサになっているので、角質を取ることによって臭いを押さえることができると言われています。
肌には表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つで構成されていますが、「表皮」の部分の一番表面が「角質層」です。
角質は、ターンオーバーという新しい細胞が生まれて、肌を守る役目が終わったら剥がれていくという、約1ヶ月のサイクルで動いている中の、最後の部分で、老廃物などと一緒に剥がれていくそうです。
でも、ターンオーバーが正常なサイクルでなかったり、他の原因から角質が剥がれずに溜まってしまうことがあります。
そこで角質は、雑菌にとって有り難いエサになることと、足の裏が蒸れることで、さらに雑菌が住みやすい環境になり、臭いの元となってしまいます。
足のかかが硬くなっていたり、黄色になっていた場合「足の角質」を取ることによって、臭いを減らせる効果に期待できます。
角質の取り方ですが、「かかと落としクリーム」「足裏の角質パック」など足の角質専用の商品が売っていますので、説明書をしっかり読んで使いましょう。
臭くなる前に!パンプスの臭いの4つの対策
パンプスの臭いも、時間がたてば経つほど臭いがとれにくいので、なるべくその前に対策をしたいですね。
1.ストッキングを変える
ストッキングですが、足が蒸れやすい素材が多く、雑菌の繁殖の原因になると言われています。
また足の裏は汗の線が密集している為に、1日にコップ1杯ほどの汗が出ることによって、余計に蒸れやすく、またパンプスの中は密閉状態なので、雑菌がさらに繁殖してしまうそうです。
そこで、臭いの対策におすすめのストッキングを2つ紹介しますね。
五本指ストッキング
五本指ストッキングは、指の間のすきまの部分の汗を吸収してくれたり、サラサラに保つので、蒸れや臭いを防いでくれる効果に期待できます。
また、最近は素材なども消臭効果のある素材を使っている商品もあるそうですよ。
消臭ストッキング
消臭ストッキングですが「消臭剤を練り込んだポリウレタンの糸」を使用したストッキングが販売されていていますが、洗濯をしても消臭効果が消えないと言われています。
消臭機能があるストッキングですが、1足当たり300円~600円程の値段のストッキングが多いようですよ。
2.通気性のいいパンプスを履く
通気性のいいパンプスですが、「アッパー」という足の甲の上を覆っている部分に(つま先部分まで)、メッシュなどの通気性のよい素材を使い、足の蒸れを軽滅してくれます。
ただ商品によっては通勤の時に、距離を長く歩く人にとって少し歩きづらいという意見もあるようなので、会社内で履き替えて使用するのもいいかもしれませんね。
3.中敷を敷く
臭い対策として、パンプスの中に入れる中敷きがありますよね。
中敷きは、足の疲れを軽滅してくれたり、汗を吸収してくれますが、最近の中敷きは「ひんやりジェル付き」「香り付き」などもあります。
また、メッシュ構造で通気性がよいものや、備長炭を使った中敷きだったり、銀を使って臭いの軽滅対策をする中敷きもあるそうです。
まずは臭いの対策として、足が蒸れないように、足裏の汗を直接吸い取ってくれたり、抗菌効果によって雑菌が繁殖しづらいような効果にも期待できます。
中敷きは日干しすることで、長い期間使えるものもありますが、臭い対策のためには、説明書を読んで替え時期にも気をつけてみましょう。
4.何足かパンプスを用意して毎日履き替える
毎日、同じパンプスを履いていると、どうしても臭いがこもってしまいますよね。
そこで、何足かパンプスを毎日履き替えることによって、履いた後のパンプスを1日休ませることができるので、こもった湿気が乾燥して、菌の繁殖を押さえることができると言われています。
できるなら会社用に2足は用意をして、毎日履き替えて臭いの対策をしましょう。
パンプスが臭くなる3つの原因
パンプスが臭ってしまう原因ですが、改めて確認をして気をつけていきましょう。
1.ペディキュアによるもの
ペディキュアをした足は、すごくキレイですよね。
ただ、ちゃんとケアをしない場合、パンプスが臭ってしまう原因にもなるようです。
それは、ペディキュアをするために、爪を伸ばすと思いますが、足の爪にアカなどがたまってしまい、臭いの元になる雑菌のエサになってしまうからです。
足の爪のアカは、古くなった角質のことが多く、また足は汗の線も多いことから蒸れてしまい、さらに雑菌が繁殖してしまいます。
そうならないためにも、足の爪の部分ですがボディーシャンプーなどで泡を立てて、ブラシで(歯ブラシなど)爪の部分を洗い汚れを取りましょう。
爪や皮膚を傷つけてしまうので、つまようじなどではアカを取らないようにしましょう。
2.足の蒸れによるもの
パンプスも様々な素材の種類がありますが、どうしても長い時間履いていると、蒸れてしまうことってありますよね。
足には汗線が密集していることから、暑い日ではなくても、1日にコップ1杯分の汗をかくと言われています。
密閉状態のパンプスの中で足が蒸れてしまうことによって、臭いの元になる雑菌が繁殖してしまいます。
そこで、まず足が少しでも蒸れないように、通気性をよくすることが大切ですよね。
もしも出来るなら職場では密閉状態にならないような、メッシュの素材などのパンプスに履き替えることも1つの対策です。
また足用の汗を押さえる制汗剤だったり、足の指だけの靴下や、中敷きなど汗を吸い取ってくれる商品を利用して、足が蒸れてる状態をなるべく減らしたいものですね。
3.ストッキングによるもの
ストッキングの主な素材は、ナイロンやポリウレタンですが弾力があり伸縮性が強いという特徴があります。
でも、ストッキングは細い繊維で作られているので、汗を吸収しづらく、汗が乾きにくくなり湿気をどんどん溜め込んでしまうようです。
そして、通気性がわるいパンプスの中で、どんどん蒸れてしまい雑菌が繁殖することと、さらに蒸れると足の裏の部分がふやけてしまい角質がはがれてしまいます。
雑菌のエサになる角質が、分解されて臭いの元になります。
そこで、消臭機能があるストッキングや、消臭・抗菌スプレーなどを使用して対策をしましょう。
まとめ
パンプスが臭う原因や対策を知ることができましたが、もう一度この記事で紹介したポイントをまとめてみますね。
☑10円玉の銅には消臭効果を期待
☑臭いの元になる雑菌を冷凍庫で死滅できる
☑パンプスの湿気を防ぐために乾燥剤を
☑パンプスの乾燥機は脱臭や抗菌作用の効果も
☑消毒用のエタノールでパンプスの中を殺菌
☑通気性のいいパンプスを
☑毎日同じパンプスを履かずに1日乾燥を
☑五本指や消臭機能のあるストッキングの利用
☑足の角質は雑菌のエサになるのでケアを
パンプスの臭いは様々な原因が重なって臭ってしまうことがわかりましたが、まずは足の部分の通気性をよくすることや、そのためにパンプスの素材や、中敷きの種類を選ぶことは、すごく大切なことがわかりました。
また、パンプスの中を乾燥させるために、靴専用の乾燥機にも非常に興味を持ちました(笑)
パンプスを脱ぐ時に、足の臭いを気にせずに過ごせるように、いろいろ試してみたいものですね。