たらこ唇を治す6つの方法と原因とは!?

唇が厚くてふっくらしていると色っぽく見えたり、優しい雰囲気を感じることが多いですね。
また「唇が厚い人は情が厚い」とも聞きますよね。
でも、その唇が厚すぎると「たらこ唇」などと表現されて、ちょっとコンプレックスに感じている方も多いんじゃないのかなと思います。
たらこ唇は遺伝などによる先天的な原因と後天的な原因があるそうですが、この記事では、たらこ唇の原因や治す方法などをまとめてみました。
あなたが気になってることはありますか?
誰でも出来る!たらこ唇を治す6つの方法
たらこ唇を治す方法ですが、本当に唇そのものが厚いのか、それとも唇が見える範囲が広くて(唇の裏側など)厚く見えてるのかの違いもありますが6つの方法を紹介しますね。
治す方法1.歯並びを良くする
歯並びが悪い場合ですが、良くすることで唇が薄く見えるようになった方も多くいるそうです。
例えば歯が出ている「出っ歯」が原因で「たらこ唇」の方は、歯が前に出ているので、口も前に押し出されたような形になり同時に唇も押し出されてしまいますよね。
そうすると口を閉じるために、唇の裏の部分の面積まで使うことになり、真正面から唇を見るとたらこ唇のように見える場合があることから、歯並びを良くすることで本来の唇の大きさになる可能性があると言われています。
ただ遺伝の可能性のたらこ唇の場合は、歯並びを良くしても残念ながら薄い唇にはならないことが多いそうです。
ちなみに歯並びの矯正方法の1つは、出っ歯矯正の場合は歯を奥に引っ込めるために歯を抜いてスペースを作り矯正装置をつけて、時間をかけて動かしていくそうです。また、マウスピース矯正という方法もあるそうです。
治す方法2.鼻呼吸を意識する
鼻で呼吸をしているか口で呼吸をしているかということは、普段あまり意識していませんよね。
でも、もし口呼吸がクセになっていて知らぬ間に1年、5年、10年と時間が経っていった場合、乾燥や外部の刺激によって、気づかないうちに唇が厚くなっている可能性があるようです。
その為に、ぜひ鼻呼吸を意識しましょう。
ではまず、自分が普段どちらの呼吸をしているかを知ることから始めてみましょう。
・いつの間にか口を開いていることが多い
・朝起きると喉がかわくことが多い
・唇がよく乾燥してしまう
・いびきをかいてると言われる
・歯並びがよくない
・口臭が気になる
・口の中が乾きやすい
・1年中、鼻がつまっていることが多い
・上の唇が上の方向へ、下の唇が下の方向へ反り返っている
このような内容にあてはまる場合、他の原因ももちろんありますが口呼吸の可能性があるそうです。また、幼い頃に口を閉じるようにとあまり注意をされていない場合、口呼吸を今もしている可能性があるそうですよ。
次に、口呼吸の原因の可能性で治せるものは治していきましょう。
例えば、鼻詰まりですが「アレルギー性鼻炎や花粉症」などは、耳鼻科に相談してみましょう。治るまでの間は、口角を上げることを意識してみましょう。
またいつの間にか口が空いてしまうのは、口のまわりの筋肉が衰えていることが原因の1つだと言われています。例えば加齢だったり、やわらかい物しか食べていなかったりと噛む力が弱い場合があります。
その場合ですが口のまわりの筋肉、口輪筋を鍛える動画を紹介しますね。
舌を回すエクササイズとペットボトルを使った方法です。また、好きな曲を口笛で10分ぐらい吹くことも鍛えることができるそうですよ。
「口輪筋のチェックはペットボトルで」
次に鼻呼吸を意識して習慣にしていく方法ですが、まずは口が開いていることに気づいたら、毎回、毎回とにかく鼻呼吸を意識することが大切です。
また、1日の中で少しの時間でも、鼻呼吸を意識する時間を作ってみましょう。
例えば「通勤通学の場合に歩く時は、必ず鼻呼吸を」「朝起きたら3分は鼻呼吸を意識する」など、忘れないように時間を決めてみましょう。
あとガムを噛むこともおすすめです。ガムを噛んでる時は鼻呼吸に自然になっているそうです。
また寝ている時など特に口呼吸になる方も多いそうですが、枕の高さも高すぎず低すぎずの枕を使うことが大切なので、高さを調整してみましょう。
治す方法3.よく笑うようにする
笑うと顔の筋肉をよく使いますが、普段の生活であまり表情を変えることがなかったり、笑う時間が少ないと、表情筋がゆるんでしまって筋肉と使うことが少なくなってしまうようです。
そうすると口の周りの筋肉の口輪筋を含め、他の筋肉も衰えてきて無意識に口が開いた状態になり、自然と口呼吸になってしまうこともありますので、よく笑い顔の筋肉を動かしましょう。
治す方法4.表情筋を鍛えるトレーニングをする
顔全体には表情を作る時に使う筋肉が20種類以上ありますが、ある調査ではアメリカ人はその表情筋を約60%程使っていますが、日本人は平均20%程しか使えてないことがわかったそうです。
表情筋をあまり使わなくなると、口周りなどがたるんできて、口角も下がり、唇のまわりや唇にもハリがなくなるので、たらこ唇が目立ってしまいます。
そこで普段の生活でも、表情を豊かにすることを心がけたり、表情筋を鍛えるトレーニングをしてみましょう。
①あいうえおトレーニング
あいうえおトレーニングですが、表情筋の簡単なストレッチも含まれている動画を紹介します。
・目を閉じ、口先をとがらせます。そして鼻先に顔のパーツすべてを寄せて5秒間キープします。
・次に寄せたパーツを開き、5秒間キープします。そして目を閉じ眉と目を眉間に寄せて5秒間キープします。
・眉と閉じた目を上に寄せて5秒間キープします。そして目を開けましょう。
・今度は、口を大きく開け、ゆっくりとあ・い・う・え・お・の形を作ります。
・次に頬を上げて口を横に開けて5秒間キープします。
・口を縦に大きくあけて5秒間キープしましょう。次に口を思いっきり膨らませて5秒間キープしましょう
・口をすぼめて5秒間キープしましょう。次に微笑むように口を横に広げて5秒間キープしましょう。
・ここまでの流れを3回繰り返しましょう。
② 唇を軽く噛んで持ち上げる方法
たらこ唇の場合、唇の見える範囲が広いという場合もあることから(唇の裏側など)本来の唇の厚さへと戻せるようなトレーニング方法です。
・まず口を軽く閉じますが、その場合上の唇と下の唇を口の中へ巻き込むように閉じます。巻き込み部分は、唇の3分の1から半分程にしましょう。
・次に巻き込んだ唇を軽く甘噛みしてみましょう。そして、両手で頬に手をあてて、そのまま口角を斜め上へ持ち上げるように引っ張ったあと、さらに口角を自分で上げているイメージを持ちましょう。(にっこり笑っているように)
・今の流れを10秒~20秒ほどで行い1セットとすると、1日に3セット行ってみましょう。
治す方法5.唇を薄くするメイク方法
唇が少しでも薄く見えるようなメイク方法です。
①コンシーラーを使って消す
・まずリップクリームを縦に塗ります。
・そしてスティックタイプのコンシーラー消したい部分の唇に塗ります。
・最後に唇と肌の境目にも塗り少しぼかした後、綿棒などにフェイスパウダーを取り塗りましょう。
②唇と肌の境目をぼかす
・まずファンデーションを肌と唇の境目の部分に塗ります。
・次にリップコンシーラーを(肌色の口紅)先程塗ったファンデーションとの境目の部分と唇全体を塗ります。(唇の内側)
・最後に唇の中央部分に口紅をのせて、それを広げる感覚で口紅を塗っていき完成です。
・ポイントは、不自然にならないように本来の唇よりも薄くすることは、2㎜以下にしましょう。
③唇以外のメイクを目立たせる
アイシャドウの色味を変えたり、アイメイクやチークなどで唇以外に目がいくようなメイクを心がけてみましょう。
その場合ですが、口紅は赤などの濃い色ではなく、ベージュピンクなど抑えた色を塗りましょう。
目元の印象が変わるアイライナーの引き方やチークのつけ方など、2つの動画を紹介しますね。
「5パターンのチークの付け方でなりたい顔へ」
治す方法6.こまめにリップを塗って保湿する
たらこ唇の場合ですが、外気にふれる部分が広いので乾燥しやすくなるそうです。
また唇が乾燥してますと、縦ジワなどが目立つようになり、唇全体も目立ってくることから、こまめにリップクリームを塗って保湿しましょう。
たらこ唇の6つの原因
唇が厚く見える、たらこ唇になってしまう原因ですが改めて6つに分けてみました。
原因1.遺伝によるもの
まず遺伝によるものですが、身長や骨格、肌の色や顔など両親や祖父母などから遺伝するものがあありますが、鼻の高さや唇の厚さも遺伝する可能性があるそうです。
ただ歯並びなどは、30%程が遺伝であとは生活習慣の可能性だと言われています。
原因2.歯並びによるもの
歯並びが良くない場合、その分口が押し出されるように前へ出て、そして唇も一緒に押し出されることから唇が見える範囲が広くなってしまい、たらこ唇に見えることがあるそうです。
原因3.口呼吸をしている
口呼吸をすると、口を開いている時間がどうしても多くなってしましまいますよね。
そうすると唇はいつも外気に晒されるために乾燥し、そのダメージから守るために、唇を少しづつ厚くしてしまうことがあると言われています。
もしくは、唇の乾燥によっても厚く見えることもあるそうです。そこで鼻呼吸を意識するようにしていきましょう。
また口呼吸をやめたほうがいい理由は、他にもあります。
喉が乾燥しがちで、のどの炎症や呼吸系の病気になりやすかったり、風邪をひきやすくなったり、また口の中が乾燥しがちで、唾液の分泌が減り虫歯や歯周病になりやすくなるので鼻呼吸に切り替えていきましょう。
原因4.顔のむくみによるもの
むくみは体のどの部分にもあらわれるそうですが、粘膜までむくむこともあると言われています。
顔がむくんでいる場合は、まぶたもむくみ唇もむくみ厚くなることもあるので、余分な水分を溜めないようにリンパマッサージなどもおすすめです。
ただ毎日のように、顔がむくんだり唇もむくむような場合は「 甲状腺機能低下症」の可能性もあるそうなので気になる方は病院へ相談に行きましょう。
他の症状としては、無気力感や全身の倦怠感、眉毛の外側が抜けてくる 低体温、汗の量が減るなどが起こるそうです。
原因5.表情筋の衰えによるもの
表情を作る筋肉の表情筋ですが、特に使う筋肉に口の周りの筋肉の口輪筋は、衰えてしまうと口角が下がったり、口が無意識に開いた状態になります。
他にも大頬骨筋は、口角から耳の近くのかけての筋肉で笑う時などによく使いますが、衰えることで頬がたるんだり、ほうれい線が目立ってくるそうです。
そして、おとがい菌は唇の下から顎の先にかけて伸びている筋肉で、たるむと二重顎になることがあります。
そういった表情筋が、加齢だったり無表情の時間が多かったり、やわらかいものばかり食べていると筋力が衰えていき顔全体もたるんでいくと言われています。
たらこ唇と表情筋の関係ですが、特に口輪筋が衰えると口が無意識に開いている時間が長く、唇が乾燥しだんだんと厚くなってくる可能性から表情筋を鍛えていきましょう。
原因6.顔の歪みによるもの
顔が左右非対称に見える場合、顔が歪んでいる可能性がありますが、特に顎の部分がずれていたり下顎が前にでていると、たらこ唇になる可能性があるそうです。
顔が歪んでいく原因の可能性ですが、毎日の生活の中での何気ないクセが影響を与えていることがあると言われています。
例えば、頬づえをついたり、食べ物を噛む場合、片方だけで噛んでいたり、寝る姿勢が横向きばかりだったり、足を片方ばかり組んでいたりと、色々ありますが、意識して直していきましょう。
まとめ
たらこ唇になってしまう原因や、なるべく唇が薄く見える方法などを知ることができましたが、もう一度この記事で紹介したポイントをまとめてみます。
✅唇の裏側が見えて、たらこ唇に見えることも
✅口が開いていると歯並びが悪くなる可能性
✅口呼吸の習慣がついてると唇が厚くなりやすい
✅口呼吸はやめて鼻呼吸をしましょう
✅表情筋が緩むと口が開き、たらこ唇の可能性
✅よく笑い表情を豊かにし表情筋を鍛えよう
✅コンシーラーやファンデーションで薄い唇を
✅目線を唇からそらすメイクを
唇が厚いたらこ唇はコンシーラーやファンデーションで唇を薄く見せたり、アイメイクを華やかすることで目線をそらせるとことから、色々なメイク方法を試しながら自分に合うメイクが見つかるといいですね。
また、毎日の何気ないクセが顔のゆがみにつながり、唇が厚くなってしまうこともあるそうなので気を付けたいですね。