二の腕のブツブツの6つの原因と8つの治す方法!?

気がつくと二の腕にブツブツが…という経験をされた方はいませんか?特に女性は、気にすると思います。
二の腕の出る服は着れないし、夏は水着も着れないなんて思いをしている方は多いのではないでしょうか?
おしゃれも楽しみたいし、夏は海で水着も着たいですよね?!
この記事では二の腕にブツブツができる原因を知り8つの治す方法についてご紹介します。
あなたが気になってることはありますか?
二の腕のブツブツの6つの原因
どうして二の腕にブツブツはできるのでしょうか?
6つの原因についてご紹介します。
原因1.ターンオーバーの乱れ
皮膚の生まれ変わりが正常に行われなくなる原因は生活環境の乱れ、年齢、体質、季節の変化などいろいろな理由があります。
年齢によって皮膚の生まれ変わりが行われるサイクルは違いますが、だいたい28日周期で行われるそうです。
28日周期でしっかりと行われると肌にしっかりと水分が保たれ強くてきれいな肌を作ることができます。
皮膚の生まれかわりが正常に行われないと古い角質が落ちなくなり毛穴のつまりなどの原因となります。
原因2.ホルモン代謝によるもの
妊娠、出産などでホルモンバランスが乱れるとブツブツがでてしまうことがあるようです。
生活習慣の乱れやストレスなどもホルモンバランスを崩す原因となり二の腕のブツブツを誘発してしまう可能性があります。
原因3.遺伝によるもの
二の腕のブツブツは、毛孔性苔癬というもので一般的な皮膚疾患の一つで毛穴に角質が詰まると起こるものです。
はっきりしたことはわかっていませんが、遺伝的なものが多く早い人は子供の頃から発症し、女性だけでなく男性にも見られる症状だそうです。
原因4.ビタミン不足によるもの
偏った食事やダイエットなどで食事を抜いているとビタミンが不足してしまい新陳代謝が悪くなってしまいます。
新陳代謝になると皮膚の生まれ変わりが正常に行われなくなり腕のブツブツが起こる可能性があります。
原因5.睡眠不足によるもの
皮膚の生まれ変わりは寝ている間に行われています。
寝る時間が短いと皮膚の生まれ変わりが行われるのが短くなってしまい、疲労も溜まりブツブツに繋がっている可能性もあります。
栄養が十分に二の腕に行かなくなるので角質が溜まりやすくなってしまうと言われております。
原因6.腕のムダ毛の自己処理によるもの
ムダ毛処理が直接的な原因になっている訳ではないようですが、カミソリによる自己処理は毛孔性苔癬を悪化させてしまう可能性があります。
ブツブツは皮膚がもりあがっているこが原因でカミソリが盛り上がった部分を削り取ってしまうので肌が傷つき炎症を起こしたり、色素沈着の原因となります。
二の腕のブツブツがかゆい場合
ブツブツができるだけの人や中には痒みを生じる人もいるのではないでしょうか?
そんなときどうしたら良いのか対処法をご紹介します。
ブツブツのかゆみの原因と対処法
一般的にできるブツブツは古い角質が毛穴に詰まる毛孔性苔癬というものですが、これは痒みはありません。
痒みが生じた場合のブツブツは違う皮膚トラブルを併発している可能性があります。
肌が乾燥するとバリア機能が低下し痒みを伴います。
二の腕は水分を保ちやすい場所なので乾燥することはあまりありませんが、デリケートな部分なので服の摩擦などで痒みを生じる場合があります。
その他、ダニ、ノミなどの感染症の場合もあります。
〈対処法〉
一番の対処法はかかないことです。かいてしまうとさらに痒くなり悪化させてしまう可能性があります。
でも、かかないなんて無理ですよね?
そんな時は、かゆい部分を冷やすことが大切です。
濡れたタオルを痒い部分におくとよいですが、乾燥の場合は逆に痒くなってしまうので、冷蔵庫で冷やした化粧水や乳液などで保湿するのも効果的です。
それでも痒みが収まらない場合は、冷蔵庫で冷やした痒み止めを使っても良いです。尿素が入ったクリームも効果的と言われてますが、それでも改善しない場合は別の皮膚トラブルも考えられるのでそんな時は皮膚科に行くことをオススメします。
かゆいブツブツが増える原因と対処法
二の腕のブツブツを治すために市販の薬を使っていませんか?市販の薬を使ったらブツブツが増えたという方もいるのではないでしょうか?痒いブツブツが増える原因の一つとして市販の薬があげられます。
二の腕のブツブツは、乾燥し毛穴に角質が詰まることで起こります。市販で売られている薬は、角質を柔らかくする効果はありますが逆に副作用もありそれが痒みとして起こります。
そのほかに市販で売られているものには尿素が含まれており、刺激が強い成分なので痒みとして現れる場合があります。
〈対処法〉
痒みのあるブツブツを治すには尿素の入っていない保湿クリームがオススメです。
痒みを引き起こすことなくブツブツを治すのに効果的なのは保湿クリームが一番と言われております。
二の腕がブツブツの時に絶対やってはいけない5つの事
二の腕にブツブツができた時にはなるべくいじらない方がよいですが、絶対にやってはいけないことがあります。
その5つのやってはいけない事をご紹介します。
NG1.ゴシゴシ洗う
ゴシゴシ洗えば治ると思っているひともいるようですが、いくらゴシゴシ洗ってもブツブツは治らず逆に悪化する可能性があります。
ナイロン製のタオルも刺激を与えてしまう可能性があるので柔らかい綿素材のものを使うことをおすすめします。
NG2.丘疹を潰す
ピンセットや押してつぶしている人もいるのではないでしょうか?つぶすことで悪化し色素沈着を起こす原因となります。
つぶすと肌へのダメージも大きく一度色素沈着を起こしてしまうと完全に治すには時間がかかってしまうそうです。つぶすという行為はやめるようにしましょう!
NG3.保湿不足
肌は乾燥すると皮膚の生まれ変わりが乱れ、悪化する可能性があります。
年齢とともに自然と完治することもありますが、完治しないことのほうがほとんどなので乾燥させないことが大切です。
NG4.カミソリなどで除毛する
カミソリを使うと毛と一緒にブツブツまで取り除いてしまいます。
皮膚に刺激を与え悪化させてしまう原因となります。
NG5.日焼けをする
日焼けでどうしてブツブツができるの?と思う方もいるようです。二の腕にブツブツができる人には特徴があります。色が白くて紫外線を浴びても日焼けしにくい人がブツブツになりやすいそうです。
日焼けすると肌の水分が失われ乾燥してしまいます。乾燥すると痒みを生じるのでつい掻いてしまいブツブツを悪化させてしまう可能性があります。そのまま放置してしまうと色素沈着も起こします。
二の腕のブツブツを治す8つの方法
二の腕にブツブツができる原因は沢山ありました。
対策がわからないからと放置してしまうと悪化させてしまう可能性があります。
そうならないための治す方法をご紹介します。
1.石鹸で洗う
二の腕のブツブツを治す石鹸としてアレッポ石鹸というものがあります。
オリーブオイルとローレルオイルを元に作られ、合成界面活性剤、保存料、着色料、発泡剤など余計なものは一切使用していません。
無添加の石鹸なので、敏感肌の方や赤ちゃんでも使うことができます。
2.ドクダミ茶やハトムギ茶を飲む
ドクダミは昔から治療薬として使われてきました。沢山の効果が期待できデトックス効果、高血圧予防、冷え性予防、アトピー性皮膚炎などアレルギー予防、ニキビや吹き出物対策などがあると言われております。
市販で売られているハトムギ茶は、ブレンドしてあるのでそこまでの効果は期待できないそうです。
ハトムギは、医療用語でヨクニンといわれイボや皮膚トラブル、むくみ、鼻炎、皮膚炎などにも効果が期待できるそうです。
3.ダイエット
ダイエットって逆効果じゃないの?と思う方も多いのではないでしょうか?
はっきりと二の腕のブツブツが治るという根拠はありませんが、治る可能性はあります。
治すためには、皮脂の量と代謝が大切になります。
まず皮脂の分泌を下げるためには、分泌が増える食べ物は控え、皮脂の分泌を抑えてくれる食べ物を食べることが大切です。
皮脂の分泌を増やしてしまう食べ物は揚げ物などの脂っこいもの、乳製品、ごはん、パン、ケーキなどの甘い食べ物は血糖値を上昇させてしまうので、皮脂の分泌量も増えてしまいます。
そういった皮脂の分泌を抑えてくれる成分としてビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6、食物繊維などがあげられます。
その次に代謝です。ダイエットをする人の中には食事制限をする人もいるのではないでしょうか?ただ食事制限をすると代謝が落ちてしまい、痩せた体型にみえるけど体脂肪率は高いといったことに繋がります。代謝を良くするには、運動を取り入れることをオススメします。
4.低刺激のものでケアする
低刺激のものってどれ?って思いますよね?CMでも宣伝しているメンソレータムザラプロというものがあります。
ザラプロは、肌の生まれ変わりをサポートし、血行促進効果が期待できます。
そのほかに、詰まった角栓を柔らかくする効果、炎症を抑える効果が期待できます。二の腕は、デリケートな部分なので低刺激で子供も使うことができます。
5.ピーリングをする
ピーリングには、自宅で行うものと美容皮膚科などで行う方法があります。
ブツブツができているということは、角質が厚くなっているので古い角質を取り除くことでスベスベの肌になれる方法です。
しかし、皮膚を削るという方法なのでできれば皮膚科などで行うことをオススメします。
自宅で行うピーリングは濃度の低いピーリング剤を使って行います。皮膚科などで行うよりも濃度が低いので長くて1年かかってしまうこともあります。
6.市販の薬を使う
市販で売られている薬はどのようなものがあるのでしょうか?
ニノキュア
尿素が20%含まれているので、水分保持作用が高く角質除去、赤み改善、血行促進効果が期待できるそうです。
クリームタイプの塗り薬です。
7.二の腕のブツブツ専用のクリームやジェルを使う
ブツブツを治すためのおすすめの専用クリーム、ジェルはどのようなものがあるのでしょうか?
ピュアルピエ
二の腕のブツブツを改善するのに一番人気の専用ジェルです。
二の腕のブツブツを治すためだけに作られたジェルで保湿成分がたっぷり配合されています。
合成香料、着色料、鉱山油、石油系界面活性剤、パラベンなどは一切使用していません。
8.美容皮膚科に行く
二の腕のブツブツか悪化した場合には、美容皮膚科へ行くことをおすすめします。
ただし、保険適用外の治療になります。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングという治療法は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
専用のピーリング剤をブツブツのところに塗り、古い角質や毛穴に詰まった角栓を落とすという治療です。
自分の肌にあったピーリング剤を使用し治療を行いますが、フルーツ酸といわれるサリチル酸、乳酸、グリコール酸、リンゴ酸などが含まれたものを使用します。
ダーマローラー
小さな針のついたローラーを使用し、肌に見えない穴を開けます。自然治癒力を引き出し治す方法です。
穴を開けた部分には、成長因子を塗るのでより高い効果を得ることができます。
レーザー治療
レーザーには、アレキサンドライトレーザーとフラクセルの2種類があり、レーザーで取り除くことによって毛穴が詰まりにくくなります。
新しい皮膚に生まれ変わる効果が期待できます。
飲み薬や漢方薬
美容皮膚科でも漢方薬を処方するところもあるようです。ハトムギが含まれたものを処方することが多く、ニキビ予防にも効果が期待できます。
ハトムギにはヨクイニンという成分が含まれており、二の腕のブツブツだけでなくイボ取りにも昔から使われているそうです。皮膚の生まれ変わりを正常に保つ効果も期待できます。
まとめ
二の腕のブツブツは6つの原因があることがわかりました。
ブツブツが恥ずかしくて腕を出す服は着れないという方は多くいるようです。
今回ご紹介した記事についてもう一度まとめてみます。
☑遺伝によってブツブツができる
☑偏った食事によってビタミンが不足している
☑睡眠不足によってターンオーバーが乱れる
☑ムダ毛を自分で処理したことによって起こる
☑乾燥した状態が続くとブツブツが増える
☑乾燥しないよう保湿をしっかりと行う
☑ピーリングで古い角質を落とす
☑治らない場合は美容皮膚科に行く
☑漢方薬でニキビ対策
二の腕にブツブツができる原因は沢山ありその中に遺伝的なものもありました。
遺伝的なものは治すことができないので悪化しないようにケアする必要があります。
多くの原因は乾燥によるものなのでしっかりと保湿するようにしましょう!