知らなかった!?首にしわができる11の原因と対策とは!?

首のしわは年齢が出るといわれていますが、年代に関係なく20代・30代の方でも首のしわができることがあります。
お顔ばかりチェックしているうちにいつの間にか首のしわがしっかり刻まれていたりすることもあるようです。
首のしわは浅いうちならまだケアすることで改善できるようですが、そもそも首のしわって何でできるんでしょうか?
この記事では年齢に関係なく首にしわができてしまう原因とまだ間に合う首しわ対策についてまとめました。
あなたが気になってることはありますか?
首のしわの11の原因について
顔のしわは、笑ったり怒ったり喜怒哀楽の表情が出るのでしわができるのはわかりますがなぜ首にしわができるのか。
それは大まかにいうと11の原因あります。
原因1.皮膚が薄いため
首の肌はとても薄く、顔の肌の半分から3分の2ほどの薄さといわれています。
その薄い首で重たい頭を支えているだけではなく、首があちこちに動くことで首はかなり運動量が多いパーツです。
そのため、衰えやすくたるみやすい部分でもあります。たるみがでれば当然しわも増える原因になります。
原因2.加齢によるもの
皮膚の薄い首にしわができてしまう原因は、年齢を重ねることでコラーゲンが不足してしまうからです。
加齢によってコラーゲンが減少してくると肌の弾力がなくなり、少しずつしわが刻まれていきます。
問題は首のしわは深いしわになりやすいことです。
顔と首を比較すると首の汗腺は顔の汗腺よりも3倍ほど数が多いといわれているので、汗でべたつきやすいですが、顔のように乾燥しても小じわはあまり目立つほどではありません。
ところが、その代わりに加齢によって肌の弾力を維持してくれるコラーゲンやエラスチンが減少すると深いしわとして表われやすいです。
原因3.姿勢の悪さによるもの
首の皮膚は薄いので、前かがみになった姿勢の悪さでしわになりやすくたるみやすいです。
首のしわができやすい具体的な姿勢は、
・ほほ杖をつくクセがある
・猫背が癖
・長時間デスクワークやスマホを見るために下を向いている時間が多い
など、姿勢が悪いと首のしわができやすい原因になります。
また、寝ているときの枕の高さが自分に合っていないと首にしわができやすく刻まれやすいといわれています。
原因4.紫外線によるもの
今は紫外線は夏だけではなく季節に関係なく注意する必要がありますが、夏は首回りを大きく開けるファッションにしがちなので、紫外線による肌へのダメージで首にしわができてしまうのも大きな原因の一つです。
原因5.アトピーによるもの
首のしわの原因にアトピーもあげられます。
アトピーの方の皮膚は敏感なので自分で治すことはむずかしいため、医師の指示のもとで自分でどこまで対策できるのか相談するしかないかもしれません。
原因6.皮膚の衰えによるもの
紫外線もそうですが、皮膚は様々な外的刺激を受けて衰えていくのも首のしわの原因です。
肌のターンオーバーは、年齢と共に乱れがちです。
新陳代謝がスムーズにいかなくなると肌の生まれ変わりもすんなりといかないので、首のしわがより刻まれていくようになります。
原因7.産まれた時からある
年齢がいっていても人によっては首のしわがあまり目立たない方もいますが、反対に生まれつき首にしわができやすい方もいます。
生まれつきの方は、首だけではなく体が可動する部分にしわができやすいようです。でも、生まれつきでもしわができないような対策をとったり、普段の姿勢や生活を心がけることでも改善される余地はあるようです。
原因8.生活習慣の乱れによるもの
肌の環境のトラブルに必ずついてまわる生活習慣の乱れですが、首のしわも生活習慣やストレスなどが原因なりやすいです。
生活環境が乱れたりすると肌全体の乾燥を起こしたりターンオーバーを狂わせてしまいます。
ストレスなどや疲れがあると顔に出るのと同じで首の下のしわとして表われ年齢を感じさせるような首になってしまいます。
原因9.乾燥によるもの
顔と同じで首元も乾燥するとしわができる原因になります。
普段、顔と同じく首の保湿などのケアをしていないと首のしわが定着して目立ってきます。
首は汗もかきやすいですが、放っておくと乾燥もしやすいパーツです。
原因10.表情筋の低下によるもの
表情筋と首のしわには深い関係があります。
表情筋をあまり使わないとどんどん筋力が低下していくわけですが、顔と首はつながっているので顔のたるみはそのまま首の下に落ちてきます。
そうすると、首の下もたるみになって余分なところは首のしわとなります。
加齢によって顔のたるみが目立ってくると、首の下のしわが深く刻まれている方が多いんですね。
原因11.首の筋力の低下によるもの
年齢を重ねてくると徐々に首にしわができてくるのは、首の皮膚だけではなく首の筋力の低下も原因の一つです。
頭の重さは体重の1割ほど占めるといわれているわけですから、首はその頭を常に支えているので負荷がかかっています。
ところが、少しずつ首の筋力が衰えてくると頭も下がり気味になり、若いころの頭の位置とは少しずれて固定されるようになります。
首はそのギャップを埋めようとしてしわがよりできやすうなるわけです。
首のしわの11の対策について
首のしわの原因を見て思い当たるようなことはありましたでしょうか。
首のしわは、デコルテ部分にも影響しますが、深く刻まれる前に自分でできることがあります。
そこで、首のしわの11の対策を見ていきましょう。
対策1.汗をこまめに拭く
首のしわの対策には首の汗をこまめに拭きましょう。それでなくても、首の皮膚は乾燥しやすい部分です。
首は汗をかきやすい場所ですが、汗をそのまま放っておくと汗で肌の表面の水分を奪われてしまいます。
そうなるとより乾燥を促してしまうんです。乾燥は肌をしぼませて細かいしわを作ります。
対策2.枕の高さを変える
首のしわ対策には、長く寝ている時間、しわができないような姿勢で寝ることが大切です。
私たちは一生のうち3分の1は横になって寝ています。
その長い時間、自分にあった枕にすることで首のしわを軽減させることができます。
特に枕の高さは変えましょう。あまり高い枕にしていると、あごを引くような姿勢で長時間横になってしまうので、自然と首にしわができます。ただ、枕は高くするか低くするかは個人差があります。
若い時から首のしわを気にしている方は、枕をしないで寝る方もいますが、首のしわ対策だけで枕を選んでしまうと、質の高い睡眠が得られないので注意してください。
寝ているときの理想の姿勢は、立っているときと同じように背中・首・頭の位置がまっすぐの状態が好ましいといわれていますが、一般的に3センチから5センチほどの高さが適度といわれています。
対策3.紫外線対策をする
首のしわに対策には首の紫外線ケアが必要です。紫外線から首の皮膚を守るためにも首にも日焼け止めをつけることをおすすめします。
紫外線には2種類(A波とB波)ありますが、B波(UVB)は、エネルギーが強いので首を保護しないと肌の奥まで届いて肌の細胞を壊します。
首には保湿も紫外線対策も、顔と同じようにしましょう。顔の日焼け止めを塗って余った分を首筋に塗ってもいいかもしれません。
対策4.しわ予防の効果がある食事をする
年齢と共に失われていくコラーゲンは首のシワの原因になります。
コラーゲンは食品でも摂ることができるので意識してしわ予防の効果がある食事をとるのも対策になります。
◇コラーゲンが含まれる食品
手羽先・鳥の皮・モツ・豚足・フカヒレ・魚の皮・うなぎ・エビ・くらげ・ゼラチン・ゼリープリン・アンニン豆腐
コラーゲンが含まれる食品は意外と多いです。ただ、コラーゲンは高カロリーの物が多いので注意してください。つけ加えると、コラーゲンの吸収をスムーズにしてくれたり、コラーゲンを安定させてくれるのがビタミンCなので上記の食品と一緒に取ると効果的と言われております。
対策5.姿勢を正しくする
普段からパソコン操作が仕事だったりスマホをよく操作している方は、姿勢に注意しましょう。
長い時間前のめりの姿勢で過ごすことは確実に首に負担がかかってしわの原因になります。
姿勢を正しくすることは首のしわの予防や対策になります。
自分がどんな姿勢になっているのか鏡にうつしてみるなどして正しい姿勢を心がけましょう。
対策6.首のリンパマッサージをする
首のリンパマッサージは、首のしわ対策にはかなり効果的と言われております。
顔のマッサージをするついでに必ず首のリンパマッサージをするようにしてみてください。
マッサージするときには、首をこすらないようにクリームをつけて優しく指を滑らすようにマッサージするのがコツです。
リンパマッサージは血行を良くして老廃物や余分な水分を排出するのでむくみが解消されて、デコルテラインもきれいになる効果に期待できます。
やり方
マッサージの位置がわかりにくいときは動画を参考にしてみてください。
1.最初に両耳の下のくぼんでいる部分を両手の中指で押してください。
2.次に、指先全体を使って耳の下→鎖骨へ5回さすりましょう。
3.今度は、鎖骨下のくぼみに指4本をあてて、そこから肩へ向かって5回さすります。反対側も同じように5回やります。
4.最後は、鎖骨から脇の下まで4本の指で5回さすります。反対も同様に行います。
対策7.首のエクササイズをする
リンパマッサージと共に効果的なのは首のエクササイズです。
首の筋肉を刺激して首のしわやたるみの改善と対策になります。
首のエクササイズはカンタンなのでできれば毎日やっていきましょう。
1.顔を上に向けます。このときにアゴを上に向けることを意識します。
2.さらに、上を向いている状態で首をしっかりと伸ばしてください。首のところに力が入るのを感じるはずです。
3.上記の状態で、ゆっくり口を開けて、ゆっくり口を閉じます。閉じるときに、首の筋肉が引っ張られるような感覚を意識しましょう。
たったこれだけのエクササイズですが、何回か繰り返していくと首の筋肉が鍛えられます。エクササイズは、ゆっくり負荷をかけていくものです。テレビのCM中にやるなどして毎日続けていきましょう。
対策8.首もスキンケアと同様に保湿をする
顔ばかりにスキンケアを使っている方は、首にも同様に保湿をするなどケアをしっかりすることをおすすめします。
首には首専用のネッククリームといったものがあります。
ネッククリームは、保湿効果が高く乾燥してカサカサしがちな首すじに潤いを与えるので首のしわ対策にはおすすめです。
対策9.サプリメントを活用する
コラーゲンを含んでいる食品はたくさんありますが、自分で摂るとなると毎日はちょっときついです。
そんなときに役立つのがサプリメントです。
サプリメントには、コラーゲンの他にも肌の美容にいい成分が配合されている商品も多いのでより、効率的に肌の栄養素を摂り入れることができます。
ただ、あくまでもサプリメントを摂り入れる対策は補助的な役割なので、できる限り食事で栄養素を摂り入れるようにしましょう。
サプリメントは、体質によって合わないなどもあるのでどんな成分が入っているのかじっくり検討してみてください。
対策10.美容成分の入ったクリームを塗る
首のしわが定着するまではいかなくてもかなり気になるようになってきたら、今からでも美容成分の入ったクリームを塗ってケアすることをおすすめします。
美容成分の入ったクリームは、しわ解消のために作られているので、質の高い成分が配合されているためより確実に首のしわ対策に効果的です。首のしわに有効といわれている美容成分を見ていきましょう。
ビタミンC
美白や美肌には欠かせないビタミンCですが、より肌の奥までにビタミンCを浸透させるのがビタミンC誘導体です。深く刻まれた首のしわにまで浸透するのでビタミンC誘導体の美容液はかなり効果が高いです。
レチノール
レチノールはビタミンAのことをいいます。レチノールは、アンチエイジング美容製品によく配合されている成分です。紫外線やストレスなどでダメージを受けた肌には不足しやすい成分で、コラーゲンの生成を促進して肌を整える効果が期待できます。
ナイアシン
ナイアシンはコラーゲンの生成を助ける働きがあり、低刺激なので肌への負担が少なく、それでいて肌の代謝を促す作用があります。ビタミンC誘導体の美容液などを敏感肌のために使えないという方は、ナイアシンが含まれている美容液がいいかもしれません。
対策11.美容整形をする(レーザー、注射、ネックリフト)
しっかり刻まれてしまった首のしわを美容整形で目立たなくすることも可能です。
首のしわの施術方法は、レーザー・注射・ネックリフトなどがあります。
レーザー
レーザーは、痛みやダウンタイムが少ない首のしわの治療方法です。レーザーで古い肌を破壊して、肌を再生する薬剤などを塗って首のしわを改善させるようです。レーザーは回数で値段が違います。1回13,000円~17,000円前後です。
注射
注射は、ヒアルロン酸を支部部分に注入してしわを盛り上げて目立たなくさせる施術方法です。こちらもクリニックによって値段がかなり異なります。1本38,000円~60,000円前後が相場になりそうです。
ネックリフト
ネックリフトとは、耳の後ろあたりの余分な皮膚を取り除いて、たるんだ皮膚を引き上げて首のしわを目立たなくさせるものです。外科手術になるので1時間~3時間程度かかるようです。料金の相場は、350,000円~630,000円前後とかなり高額ですが効果が持続しやすいようです。
まとめ
顔や雰囲気だけでは年齢の判断がつきにくいときがありますが、首のしわを見ると年齢がわかるといいます。とはいっても、実際の年齢であればいいですが上の年齢に見られるのはショックですよね。
では、この記事で紹介した大切なポイントをチェックしておきましょう。
☑枕を変えてみる
☑首にもUVケアを!
☑首のしわにはコラーゲン
☑普段の姿勢を意識する
☑しわは食事・サプリメントを活用
☑しわ対策成分が配合された美容液がおすすめ
首のしわは早い段階から対策することで改善に期待できます。
首のケアと首の筋肉を鍛えるようにしてみてください。
しっかり頭を支える力が出れば首のしわやたるみの解消につながります。