ニキビの芯って何?取れないニキビの芯と取れる白黒ニキビの芯の取り方は?

顔にニキビができてしまうと、早く取り除きたいという気持ちから、自分でニキビの芯を取ったことがある人も多いんじゃないでしょうか?
それによって、ニキビが悪化してしまうような経験を持つ方もいますよね。
そもそもニキビの芯っていったい何なんでしょうか。
また、ニキビの芯は自分で取れるならいいですが、取れない芯もありますそんなときはどうしたらいいんでしょう。
ここでは、ニキビの芯を中心にまとめました。
あなたが気になってることはありますか?
比較的ニキビの芯が取れるのは白ニキビや黒ニキビ
そもそもニキビの芯は何のかご存知ですか?膿のようなもの?
と思ってしまいがちですが、正確にいうと皮脂のようです。
またニキビの芯は自分で取れる種類のニキビもあれば、自分で取れないニキビもあります。
自分で取れるニキビでも雑菌などが入らないように素手触らずに、面皰圧子という道具を使ってやる取り方がいいようです。
ニキビの芯って何?
そもそもニキビの芯は正確にいうと毛穴から外に排出されなかった「皮脂の塊」なんです。
排出されなかった皮脂が酸化して硬くなります。
そしてニキビの芯になります。
ニキビの芯があるということは、毛穴から皮脂や老廃物がスムーズに外に排出されずに、そのまま毛穴に残って詰まった状態です。
ニキビの周りをグッと圧力をかけて押すと、ニュウっと出てくるのが芯です。
比較的取れるのは白ニキビと黒ニキビの芯
ニキビの種類は、<白ニキビ>・<黒ニキビ>・<赤ニキビ>・<黄ニキビ>があります。
1.<白ニキビ>:角質が硬くなってしまったことなどが原因で、毛穴から皮脂が排出できなくなって、皮膚が盛り上がります。
2.<黒ニキビ>:出られなかった皮脂が毛穴の出口で酸化して黒ずみます。
3.<赤ニキビ>:アクネ菌が以上に繁殖したために炎症起きるときにでる現象で、痛みを感じることもあります。
4.<黄ニキビ>:赤ニキビが悪化してしまい黄色い膿が出来た状態のことです。
この4つのニキビの種類の中で、比較的自分でニキビの芯を取れるのが<白ニキビ>・<黒ニキビ>になるようです。
一般的には炎症しているニキビは触らないようにするのが基本ですが、白ニキビと黒ニキビに関しては、自分でメンポウアッシを使ってやってもいいいといわれているようです。
やり方がわかると、簡単に取れることもあるのでその方が治りも早いようですよ。
ただ、芯を取る方法などを間違えてしまうと、その部分から細菌が入ってしまい更に炎症を起こすような場合もあるので、注意は必要です。
また、やってはいけないのが<赤ニキビ>です。
赤ニキビは、自己判断で潰さないほうがいいという話もあるほどのようです。
白ニキビや黒ニキビの芯の取り方
さて、白ニキビや黒ニキビの芯を出す時には「面皰圧子(めんほうあっし)」という道具を使う必要があります。
面皰圧子という道具は、片側は丸い形をしています。
丸いほうは肌に押し付けても痛みはないです。
反対側の方は三角形のようになっていて、この三角形の方はかなり固くできているので、肌に当てるとかなり痛いです。
面皰圧子はドラッグストアや百貨店などで売られていて、300円ほどです。
売り場は美容系のものが置いてある売り場などにあります。
もしくは、ネットでも手に入れることもできます。
ニキビの芯を自分で出す場合は、指を使って潰すようにして芯を取ろうとすると、雑菌がニキビに入りこんでしまったり、力が分散してしまうために潰しにくかったりします。
自分でニキビの芯を出すならこの面皰圧子を使いましょう。
ニキビの芯を取る方法
1.芯が出せるニキビなのか見極める
まずは、自分で芯を取れるニキビは白ニキビや黒ニキビです。
特にニキビの芯が今にも飛び出すような、すぐにでも取れるような状態のニキビのことです。
まだ、はっきりとしたニキビになっていなくて皮脂の状態のニキビなど、鼻の角栓になっているようなニキビは、無理やり芯を出すのはよくありません。
そんなニキビの芯を無理やり出すのは控えましょう。
2.お風呂に入って、毛穴を柔らかくする
ニキビの芯を出す前に、お風呂に入りましょう。
お風呂に入って肌がふやけることで毛穴が柔らかくなります。
そうなると、ニキビの芯も取り出しやすくなるからです。
3.芯を出す前に洗顔を終えておく
お風呂から上がったら、洗顔料を使って肌を清潔な状態にしてあげます。
洗顔料はピーリング作用があるもので洗うと、芯の周りの角質も取れやすくなりニキビの芯も出やすいようです。
このときに、面皰圧子もしっかり洗っておきます。面皰圧子は清潔にしてから使いましょう。
4.面皰圧子をニキビの芯に当てて取る
最初は面皰圧子の丸いほうを使って芯を出します。
お風呂に入ってからやるなら、軽く肌にあてれば、ニュッと芯が出てくるはずです。
もし、丸い方でニキビの芯が取れないようなら、三角のほうを押し当てて芯を出すようにしてみましょう。
5.芯を出したあとのぽっかり毛穴のケア
うまく芯を取ることができたら、取ったあとの皮膚にはぽっかりと穴が開いているはずです。
この状態のままで指で触ったりしてしまうと、雑菌が入ってしまう可能性があるので素手では触らないでおきましょう。
芯をうまく取れたら、その部分を水で軽く洗い流します。
念には念をいれて、芯が取れた部分にアルコール消毒をしておきたいところです。
もしくはエタノールを含んでいるニキビ用の化粧水などを使ってもいいかもしれません。
化粧水を使用し、ニキビ跡のケアをしたら2日~3日ほどで芯があった部分の皮膚も少しずつ目立たなくなっていきます。
注意点
ニキビの部分の芯を取ろうとして、指で無理やりつまんだり、爪を押し当てて取ろうとするのはやめたほうがいいようです。
指や爪で触ってしまうと、雑菌が入ってしまったり化膿してしまう原因にもなります。
そうなると、ニキビ跡ができてしまう可能性があります。
また白ニキビや黒ニキビは芯を取ろうとしなくても、肌のターンオーバー作用で自然に芯が落ちることもあります。
それを待ってもいいかもしれませんよ。
取れないニキビ芯は?
ニキビの芯でやっかいなのが毛穴の奥深くに芯が埋まっていたり、ニキビ自体が硬くて、触るとシコリのように残っているような、なかなか芯が取れないニキビです。
この状態のニキビの場合は、少し触れただけでも痛くて炎症したニキビのときが多いので、自分で芯を出すとなると気持ちはいいとしても、跡が残ってしまったり悪化してしまう可能性があります。
ニキビが硬くてシコリのようになっているニキビは、面皰圧子を使ったとしても、ほとんどは芯が出ないようです。
こんなときには、ニキビ部分にトレチノインを塗って皮脂が排出されるように促して取る方法もあるようです。
いくら芯が出てこないといっても、面皰圧子をあまり強く肌におしつけてしまうと、肌を傷つけてしまう原因を作ってしまう可能性もあります。この場合は、時間が経てば、ニキビの芯が表面に出てくるようになるので、それまで待った方がいいかもしれません。
ニキビの芯が皮膚の表にくっきりと出てくるのを待って、それから面皰圧子で取ります。
注意したいのは、炎症が残っているようなニキビは触らずにしておくことです。
シコリのようなニキビは、クレーターになってしまうリスクもあるようなので、ここは判断が難しいところですが、無理して潰してしまうことはやめたおいたほうがいいかもしれません。
まとめ
自分で取れないニキビの芯や自然と待っても取れない芯は、皮膚科などの専門家の手にかかれば、ニキビ跡も残らずきれいに取り除いてくれることもあるようです。
ニキビが頻繁にできてしまう場合は、毎回毎回、自分で潰したりして取ろうとすると、ニキビの跡が残ることもあります。
ニキビの芯を自分で取るときには、十分に注意して自分で取れるニキビなのかどうなのか、ニキビの状態をしっかり見極めましょう。
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