顔のテカリが気になる!そんなあなたに15の防止策と6つの原因について!

時間と共にテカる顔に「恥ずかしい!」とあぶら取り紙を使ったり、洗顔を念入りにしたりケアに力を入れてもあまり改善されなくないですか?
それは、テカリは脂性肌だけが原因ではないからです。
この記事では、そんな改善されにくい顔のテカリを防止する方法を中心に、テカリを防止する正しいケア方法なども紹介します。
あなたが気になってることはありますか?
顔のテカリの6つの原因
顔のテカリを何とかしようとケアを十分してもなかなかテカリが改善されませんよね。
顔のテカリの原因は脂っぽい肌だけが原因ではありません。
顔のテカリには脂性肌も含めて大まかに6つの原因が挙げられます。
自分の肌の状態や生活状況と見比べてみてください。
①乾燥によるもの
顔のテカリは脂性肌の独特の現象と思われがちですが、実は乾燥することでもテカリになりやすいです。
肌は乾燥し始めると、何とか肌を守ろうとする防御反応が働き過剰に皮脂が分泌されるようになっています。
そのため、乾燥肌の人でもテカリはあるので「自分は乾燥肌なのになぜ?」と感じるわけです。
②ホルモンバランスの乱れによるもの
ホルモンバランスの乱れはテカリを起こしやすいです。
私たち女性の中にも男性ホルモンの一種であるテストステロンが存在します。
顔のテカリになる皮脂の分泌に関わっているのがこのテストステロンです。
もう一つ皮脂に関わりがあるのがアンドロゲンです。
この二つのホルモンが何らかの理由で乱れてホルモンが過剰に分泌されると、皮脂が増えていき脂性肌になるといわれています。
思春期に皮脂が過剰に分泌されてニキビができるのはこのホルモンバランスが影響しています。
③油性肌によるもの
油性肌、脂性肌は生まれつきのもので遺伝の影響を強く受けているか可能性も否定はできません。
日本人で先天的に肌の体質が脂性肌という方は4割ほどといわれています。
また、体質的に毛穴の数が比較的多い方や毛穴そのものが大きいという方は、必然的に皮脂が分泌される量が多くテカリになりやすいと考えられているようです。
④生活習慣の乱れによるもの
皮脂が多く分泌されてテカリになるのは、生活習慣の乱れも原因の一つです。
例えば、運動不足や寝不足したり喫煙などはテキメンに顔に現れます。
運動不足
日常の中で運動をする機会がない方は皮脂が大きく分泌されるといわれています。
睡眠不足
ゴールデンタイムといわれる夜の22:00~2:00の間たっぷり睡眠をとっていないと、肌のターンオーバーが乱れ肌の水分と油分のバランスが悪くなります。
喫煙
たばこは、血管を収縮する作用があり血行が悪くなることは確実です。
血行が悪くなると肌に必要な栄養分が行き渡らなくなり代謝が悪くなるといわれています。
代謝が落ちると皮脂の調整ができなくなって過剰に皮脂が分泌されテカリになります。
⑤ストレスによるもの
日頃からストレスにさらされている方も要注意です。
ストレスはイライラしたりもやもやしたりする不満や不安が募ったものです。
ストレスで過食になったり寝不足になったりすると即効で肌のトラブルとして現れます。
そのため、ストレスによって肌のコントロールが乱れてテカリを発生しやすいです。
⑥間違った洗顔方法をしている
悪者扱いされてしまう皮脂ですが、皮脂が分泌されるのは肌を保護しようとする防御でもあります。
皮脂にもしっかり肌を守る役割があります。
ところが、顔のテカリを防止するために念入りに洗顔フォームを使ったりすると、逆に乾燥を招いてそれが顔のテカリになります。
乾燥からくるテカリは肌の防御反応なので、間違った洗顔方法は逆に顔のテカリの原因になります。
顔のテカリの生活習慣で対策する4つの方法
顔のテカリはあぶら取り紙だけではなかなか追いつきません。
顔のテカリは日頃の生活習慣を見直すだけでも改善する可能性は十分あります。
その生活習慣でテカリを防止するための対策方法は4つあります。
①ビタミンを取る
ビタミンB2とビタミンB6には、皮脂の分泌を抑制する働きがあります。
なので、ビタミンB2とビタミンB6を積極的に摂り入れてみるのもテカリ防止につながります。
ビタミンB2を含む食べ物
納豆・レバー・うなぎ・乾燥海苔
ビタミンB6を含む食べ物
納豆・レバー・玄米・カツオ・マグロ・葉菜類など
さらに、肌のキメを整える働きがあるビタミンCを摂り入れましょう。
ビタミンCを含む食べ物
赤ピーマンと黄ピーマン・パセリ。アセロラジュースなどに多く含まれています。
②油っこい物や糖質を控える
顔のテカリを防止するなら脂っこいものや糖質はなるべく控えましょう。
特に脂質の多い食べ物で
・牛バラ肉
・バター
・マヨネーズ
・ポテトチップス
・オイル類
・チョコレート菓子
・ピーナッツ
などは、顔のテカリをエスカレートさせるので注意してください。
③しっかり睡眠時間を取る
夜寝ている間も体の中では細胞の修復や新陳代謝などの機能が働きます。
寝不足になってしまうと肌の修復機能もうまく行われません。
特にゴールデンタイムは、肌の水分と油分をうまく調整するためには大切な時間です。
寝不足は皮脂のバランスが崩れるので、顔のテカリの防止のためにも睡眠時間はしっかり摂りましょう。
④ストレス発散をする
ストレスは、確実に肌に現れるものなので意識してストレスを発散するように心がけてみましょう。
自分の好きなことをしたり一日の終わりにはリラックスするなど、自分がやりやすいストレス発散方法が見つかると、肌のテカリ防止だけではなくターンオーバーなどの促進にもつながります。
顔のテカリをスキンケアで対策する3つの方法
顔のテカリは、生活習慣の見直しと一緒にスキンケアで対策するのが基本です。
テカリやすい肌の体質に合わせたスキンケア方法を行っていきましょう。
顔のテカリを防止するスキンケアの対策の3つの方法を紹介します。
①洗顔方法を見直す
顔のテカリが気になる方は洗顔方法も見直した方がいいかもしれません。
特に脂性肌の方は、脂分を落とそうとじっくり洗顔する方が多いです。
洗顔はギシギシするほど洗顔するのではなく、たっぷりの泡を使って泡でやさしく洗顔することが基本です。
正しい洗顔方法は乾燥やテカリを防止します。
ミルクかクリームタイプでクレンジング剤を使う
洗顔と同時にクレンジング剤にも注目しましょう。
メイクをしっかり落とすためにオイル系のクレンジングを選んでしまいがちですよね。
特にテカリになりやすい人は、油分の少ないオイルではなく、ミルクかクリームタイプのクレンジングがおすすめです。
また、メイクの落とし残しは、肌のトラブルやくすみの原因になるので注意してください。
②洗顔料の選び方と洗い方
顔がテカリやすい人は、余分な皮脂や毛穴の汚れを落とすことを考えて作られた洗顔料を選びましょう。
比較的に配合されている成分がシンプルで油分の配合が少ないものがベストです。
また洗顔料での洗い方ですが、顔の皮脂は洗剤や手の力で落とせるものと思いがちですが、実は皮脂はたっぷりの泡が落としてくれます。
洗顔するときにはきめ細かい泡を作って泡で洗顔しましょう。
◇洗い方◇
1.最初に32度~34度前後のぬるま湯で顔を洗います。ぬるま湯は毛穴の開かせて汚れを落としやすくしてくれます。
2.洗顔料でたっぷりと泡立てます。ちなみに、泡立てるためのネットを使うとキメの細かい泡が作れます。
3.最初は皮脂が多く分泌されるTゾーンに泡をつけてT字で広げます。そのまま泡を転がして円を描くようになぞっていきます。
4.小鼻の脇など皮脂が詰まって黒ずんでいる鼻の周囲は、マッサージするようにして洗います。
5.頬の部分は基本的に泡をクッション代わりにして洗う感じで洗いあげましょう。
6.泡を落とす時にもぬるま湯を使うのがベストです。タオルを使う時には、ポンポンと水分を吸い取るように使います。
③保湿効果の高い化粧水、乳液を使う
洗顔後には保湿をしますが肌の保湿には、保湿効果の高い化粧水や乳液を使いましょう。
肌は、いつでも同じ状態ではありません。
肌の質に合わせて保湿効果の高い物を使うのがおすすめです。
保湿効果の高い成分
保湿成分の高い成分は、セラミド・コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などです。
セラミド:保湿成分の中では上位を誇る効果があるといわれています。
コラーゲン:肌の真皮に存在するコラーゲンは、肌の弾力を保ちます。
エラスチン:角質層の保湿成分として知られています。
ヒアルロン酸:高い保湿効果があるヒアルロン酸は、肌の奥の真皮に存在しています。
ヒアルロン酸とエラスチンは粧品で浸透させるのは角質層までといわれていますが、この二つは、肌をふっくらさせてくれる成分です。
収れん化粧水を使う
収れん化粧水も顔のテカリでは使ってほしい化粧品です。
皮脂をコントロールして肌を引き締める効果が期待できます。
時間があるときには、収れん化粧水をコットンに含ませて3分ほど肌にのせてパックするようにすると、皮脂量が抑えられある程度顔のテカリを防止します。
顔のテカリをメイクで対策する5つの方法
スキンケアで顔のテカリの防止対策をしたら、メイクでもしっかり対策していきましょう。
メイクなどで対策する方法には大まかに5つの方法があります。
①ティッシュで余分な皮脂を取り除く
顔のテカリにはあぶら取り紙と思っている方がほとんどかと思いますが、1日に何度もあぶら取り紙を使うと、必要な皮脂までもが除去されます。なので皮脂を取り除くならティッシュがおすすめです。
ティッシュは、余分な水分だけを吸い取ってくれます。軽くポンポンと押さえつけるように皮脂を吸い込ませましょう。
②オイルフリーの化粧下地を使う
メイクの下地はファンでを顔になじませる役割をしますが、テカリの防止にもなるので必ず使ってほしいメイクアイテムです。
さらに、化粧下地はオイルフリーのものを使うと顔がテカリにくくなります。
化粧下地はいきなり塗らずに、手のひらや指にのせて人肌程度に温めて使うのがおすすめです。
③ファンデーションに乳液や日焼け止めを混ぜる
普段リキッドファンデーションを使って保湿に気を使っている方は、ファンデーションに乳液や日焼け止めクリームを混ぜて使うのがおすすめです。
こうすることで保湿力が高まって乾燥を防ぐこともできて、乾燥からくるテカリの防止に期待できます。
④ベビーパウダーを使う
ベビーパウダーはメイクの崩れやテカリを防止してくれる効果が期待できます。
水分や皮脂を吸着する働きがあるのでメイクで使うと肌がサラサラします。
ベビーパウダーに入っているコーンスターチは消炎作用や抗菌作用、皮膚軟化作用もありテカリやすい夏場などかなり使えます。
使い方はコットンにベビーパウダーをとって、皮脂が出やすい部分を押さえるようにして使ってください。
⑤メイク直しのときも保湿をする
メイク直しのときもちょっとした工夫をすることで保湿できてテカリを防止することが可能です。
ブラシにパウダーファンデーションをつけてメイク崩れをしている部分やテカリがある部分に優しくのせていくと厚塗りも防げて自然な仕上がりにできます。
その他の顔のテカリを対策する3つの方法
①皮脂をおさえるサプリメントを使う
顔のテカリを防止するなら、肌表面からだけではなく体の中からもケアすることも効果的です。
サプリメントには、皮脂をおさえたり皮脂を防止成分が配合されているものがあります。
皮脂をおさえるサプリメントは、皮脂を抑制する効果があるとされパントテン酸、乾燥肌による過剰な皮脂の分泌に有効なプロリンや皮脂の分泌を促してしまう男性ホルモンを抑えるようなサプリメントがおすすめです。
こうした皮脂をおさえるサプリメントには、他にも体が必要とする栄養素もたっぷり含まれていることも多いので、自分の肌に合わせたものを選べるのがメリットです。
②皮膚科に行く
皮膚科で行う顔のテカリ対策の施術は、服用でのケアと皮膚の表面にとどまっている古い角質を除去するピーリング治療などや、余分な皮脂腺を焼いて皮脂を抑えるなどを行います。かなり効果が高いといわれていますが3回~5回程度通う必要があります。
また、ケミカルピーリングは、ビタミンCイオン導入と併せて行うことも多いようです。
料金は顔全体の施術1回で3,000円~50,000円前後です。
皮膚科での施術は数回通うだけでは効果がなかった!という方もいるようなので肌の改善具合で通院する回数が増えるかもしれません。
③エステに行く
エステでのテカリ対策の施術方法は、化粧品を使ったり美顔器やマッサージなどで肌の潤いや保湿、肌本来の機能を取り戻すような施術方法です。
エステでは、1回の施術ではなかなか改善までには至らないので、2週間に1回~2回程度通う必要があります。
料金はコースなどや施術法で変わってきます。
1回の料金は数千円程度でも数回通うとなると数万円~100,000円ほどかかる場合もあります。
まとめ
肌には水分が必要でも脂分はテカリになってしまうので困りものです。
水分と油分のバランスが崩れないように日頃の生活はしっかり見直しましょう。
では、ここで紹介したポイントをまとめました。
・乾燥すると防御反応で皮脂が多く分泌されるため
・ホルモンのバランスが崩れ皮脂が増える
・遺伝からくる油性肌
・寝不足・運動不足・喫煙の生活の乱れ
・ストレスは肌のコントロールが乱れる
・洗顔で乾燥させると皮脂が増える
✅顔のテカリを生活習慣で対策する4つの方法
・ビタミンB2とビタミンB6は、皮脂の分泌を抑える
・脂っこいものやチョコレートなどの甘いものを控える
・睡眠をとって肌の修復機能を働かせる
・自分に合うストレス発散方法を見つける
✅顔のテカリをスキンケアで対策する3つの方法
・洗顔は泡を使ってやさしく洗顔
・クレンジングは、ミルクかクリームタイプ
・洗顔料は、油分の配合がすくないもの
・洗い方は泡立ちを良くする(泡が皮脂の汚れを落とす)
・保湿効果の高いのはセラミド・コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸
・収れん化粧水は、コットンに含ませて3分ほどパック
✅顔のテカリをメイクで対策する5つの方法
・皮脂はティッシュで
・化粧下地はオイルフリーで人肌程度に温めて使う
・ファンデーションに乳液や日焼け止めを混ぜると乾燥が原因のテカリを防止
・ベビーパウダーはコットンを使う
・メイク直しはブラシがおすすめ
✅その他の顔のテカリを対策する3つの方法
・サプリメントは、パントテン酸・プロリン、男性ホルモンを抑制するもの
・皮膚科は、3回~5回程度通う必要がある。1回3,000円から50,000円前後
・エステ2週間に1回~2回、数千円程度~100,000円かかることも
肌は、普通に生活していても水分が蒸発して失われているといわれているので、保湿などを目的とした美容液は、テカリ防止だけではなく、肌の本来の機能にプラスする要素もあるので毎日使っていきたいですよね。