美白の天敵!?日焼けに効果的な対策とは!?

テレビでも雑誌でも、「美白には日焼け対策!」とさかんに言われていますね。
なぜ日焼けが美白の天敵のようにいわれているのかしっかり理解して、しっかり美白キープにはげみましょう!!
あなたが気になってることはありますか?
美白のための日焼け対策とは!?
美白美人は、まさに「シミ」「シワ」のない少女のような肌をもつ女性。
そうなれたら最高ですね!!
それには、「シミ」「シワ」をつくらないことが大切です。
シミやシワは年をとればでてくるもの、という常識は最近の研究からも覆されてきているそうです。
確かに、50代、60代の方でも30代くらいの肌をキープしている方がたくさんいらっしゃいます。
自分の体で考えても、二の腕の内側と手の甲では、肌の状態がかなり違うと思いませんか?
これは、紫外線にどれだけあたりやすいかの差がでているからなんですね。
自分の体でも教えてくれている紫外線のおそろしさを、いつも二の腕の内側をみながら思い出すようにして、毎日日焼け対策を怠らないことが美白キープには欠かせないということが納得できますね。
美白は「シミ」、「シワ」がない肌のこと。
ということは、「シミ」、「シワ」を作らないようにすればいい、ということですね。
私たちは、太陽の光を受けないで生きていくことはできません。
太陽の光をあびることは、骨をつくったり、睡眠のリズムを整えたりと、とても大切な「太陽からのめぐみ」です。
でも、肌にとっては、太陽の光にふくまれる紫外線によってシミの原因のメラニン色素がどんどん作られてしまうのです。
もちろん、人によってメラニン色素を作りやすい人、つくりにくい人に分かれます。
黒人の方は、メラニン色素を作りやすい。白人の人は作りにくい。
だから、肌の色がちがってくるのですね。
これは、生まれつきなのでしかたありません。
「私は、日にあたるとすぐ黒くなっちゃう」という女子は、このメラニン色素が作られやすい体質だということになりますね。
ここで勘違いしてしまいがちなのが、メラニン色素が作られやすいからシミができやすい!と思っちゃうこと。それは間違いです。
メラニン色素をどんどん作っても、お肌にどんどんたまらず、体の外にでていってくれれば、いつまでもお肌はきれいなのです。
毎日お掃除していればお部屋はいつもきれいですが、怠けるとどんどん散らかって汚れていきますね。
それと同じです。
外からの原因でメラニン色素が大量にお肌で作られても、ちゃんとでていってくれれば、また元通りになるのです。
日焼けによる「シミ」対策は、紫外線により大量につくられたメラニン色素をちゃんとためずにだすことが大切なことになります。
「シワ」のできる原因の80%は紫外線と言われているそうです。
日焼けしてしまった、ということは紫外線もそれだけたくさん肌にはいっていってしまった、ということになります。
紫外線は、体の中で活性酸素を大量に作って肌のきれいな構造を壊してしまいます。
少しずつ壊されていった積み重ねが、5年後、10年後には深いシワとなって肌にきざまれてしまうのです。
できるだけ日焼けをさけて、紫外線を肌にいれないことが「シワ」をつくらない一番大切なことになります。
美白に良い食べ物で日焼け対策
日焼けをすると活性酸素が大量につくられます。この活性酸素が「シミ」や「シワ」をつくる一番の原因といわれています。
大量に発生した活性酸素をやっつける作用(抗酸化作用)のあるビタミンに、ビタミンA,ビタミンC,ビタミンEがあります。
これらのビタミンを多く含む食べ物を日頃からとるように心がけておくと、日焼けによる肌へのダメージは少なくてすみますね。
シワの原因は、紫外線によるお肌の構造を破壊することでしたが、ビタミンCにはお肌の構造再生にかかせないコラーゲンやエラスチンをどんどんつくらせる働きや、シミやそばかすの原因となるメラニン色素が作られるのを抑える働きがあり、ビタミン剤のなかでも特にお肌にとっては重要なビタミンになります。
なんと紫外線を吸収させやすくしてしまう食べ物があることを知っていましたか?
そんな食べ物を知らずにどんどん食べていたら大変ですね。
「ソラレン」という成分が含まれている食べ物が日焼けしやすくさせてしまうそうです。
ただ、ソラレンは体に入ると、2時間くらいで体の中にいきわたり、その後は体の中から減っていきます。
ソラレンを含む食べ物は、紫外線があたらない夜に食べれば問題ないようです。
具体的にはレモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類やキューリ、セロリ、パセリ、シソ、他にはキウイ、アセロラ、イチジクなどです。
食べる時間を考えなきゃいけない食べ物、ということでおさえておきたいですね。
日焼け対策におすすめの食べ物
トマト
トマトにはビタミンCがたくさん含まれていますが、ビタミンA,Eも豊富に含まれています。
ビタミンCは熱に弱いので、朝から生のトマトやジュースでとるといいですね。
アセロラ
抗酸化作用のあるビタミンを多く含みます。
ビタミン以外にもポリフェノールのアントシアニンが多く含まれていて、これも抗酸化作用があり 両方でメラニン色素がつくられるのを抑えてくれる心強い食品です。ジュースで大丈夫です。
ただ、先程説明した「ソラレン」を含んでいるので、日焼けをした夜にのみたいジュースですね。
レモン・グレープフルーツ
こちらはビタミンCの代表核ですね。
でも、これにもソラレンが含まれています。
日焼けした夜におすすめします。
ナッツ類
こちらはビタミンEを含む食品です。
カボチャ・ニンジン
β-カロチンを多く含み、体に入ってからビタミンAにかわり抗酸化作用をしめしてくれます。
美白に効果的な日焼け対策
日焼け対策で一番大事なことは、できるだけ紫外線にふれる時間を短く、できるだけ受ける紫外線の量をへらすことです。
日傘を使う
若い人はなかなか使っていませんが、一番有効なのは、外出時の日傘です。
日焼け止め用のクリームや化粧品を使っていても、紫外線を直接カットすることの方が、より強力にシミ、シワを防ぐ効果はあります。
色は黒っぽいほど紫外線を吸収してくれるので、黒をお薦めしたいのですが、黒は熱を吸収する働きもあるので、暑い夏は、白っぽい傘を使うことをおすすめします。
ストールやUVカットシャツなどを使う
顔は皆さん意識しがちですが、首や腕、足なども顔と同じように紫外線からのダメージはずっと受けています。
外出時間が長い日などは、UVカット素材のシャツをきたり、手袋、ストールなどをうまく利用してできるだけ紫外線カットをしてあげることも大切なことです。
日焼け回復をするための美白洗顔方法とは?
肌にけてる化粧品は、時間がたてば肌の表面上で酸化してしまい、かえって刺激を与えてしまいます。
肌は常に生まれ変わっています。毎日作られる古い角質層を洗顔することで、しっかり取り除いてあげることもとても大事なことになります。
しっかり洗い落としてあげることは、そのあとの、肌に浸透させたい化粧水や美容液の効果を高めるためにもとても重要です。
クレンジングクリームやオイルで油性成分はしっかり落としてあげたあと、洗顔クリームをしっかり泡立てて、あわで優しく洗ってください。
ゴシゴシ洗うことは、お肌をいためてしまうことになります。
赤くなるほど日焼けしているときは、敏感肌用の洗顔クリームを使うことをおすすめします。
固形石鹸・・使用素材が少ないので、肌への刺激も少ない
洗顔フォーム・・保湿成分や美容成分をふくんでいたり角質を柔らかくする成分がふくまれていたり、はだの状態に合わせて選べます。泡立てやすく、使いやすい。
泡タイプ・・泡立てる必要がないので手間がはぶけますが、つかいすぎる傾向があります。すすぎは一番念入りにする必要があります。
パウダータイプ・・粉末状の洗顔料で、角質を取り除くなどピーリング効果の高い洗顔としてよく使われます。
美白のためには、フルーツ酸、サリチル酸の入ったピーリング効果の高い成分や、植物性酵素やクレイなど、毛穴の汚れや黒ずみを取り除く成分が入った洗顔剤を選ぶことがおすすめです。
美白維持!日焼けを止める方法!?
美白を維持するためには、できるだけシミ、シワを作らないことです。
化粧品のなかで一番になってくるのが、日焼け止めクリーム。
紫外線は、たとえ雨や曇りの日でもふり注いでいます。毎日使う必要があります。
毎日使わなくてはいけない、それもベースとして使うので目的にあった使い分けも、特に肌の弱い人には必要になります。
紫外線の種類
紫外線には、A波とB波があります。
A波は、肌の奥の真皮層にまで達します。
お肌のハリを保つコラーゲンやヒアルロン酸などを作り出す細胞を傷つけてしまうため、シワやたるみをおこす原因になります。
B波は、お肌の表皮の細胞などを傷つけます。
やけどのように赤くなるのは、このB波によるものです。
「SPF」と「PA」
日焼け止めクリームは「SPF」と「PA」の数字が高ければ高いほど日焼け止めの効果は強くなります。
「SPF」はB波を防止する効果の値を表しています。50までの数字で表示されます。50以上のものは「50+」
「PA」はA波を防止する効果の値を表しています。+から++++の4段階で表示されます。
数字や+が増えるほど効果は上がりますが肌への負担も大きくなります。
使う目的に合わせる
買い物など1時間ほどの外出 → SPF 10~30 PA +
運動会やレジャーなどの長時間 → SPF 30~50 PA +++
日焼け止めクリームを上手に使って、紫外線カットを高めましょう!
日焼け後の美白のためのケア方法とは!?
赤みやほてりをとにかくとりましょう!
日焼けを避けることは美白には一番だいじなことではありますが、日焼けをゼロにすることはできませんね。
デートや家族でのお出かけに昼間に日焼けが避けられないという方も多いでしょう。
赤くなったり、ほてるほど日焼けしたときは、肌が軽いやけどと同じ状態になっています。
冷たい水にぬらしたタオルをあてたり、冷たいシャワーをあびたりして、赤みやほてりをとってあげましょう。
ほてりや赤みがひくまでは、いつも使っているクレンジングや化粧水でも刺激が強くなることもあります。
心配な方は、敏感肌用を使うことをおすすめします。
日焼け後の食事
日焼けするほど紫外線を浴びるとそれだけ活性酸素が体の中にいっぱいできます。
活性酸素をやっつける抗酸化作用のあるビタミンA、C、Eを多く含む食べ物や飲み物をとってまずは活性酸素によるお肌へのダメージを少しでも小さくしましょう!!(「美白に良い食べ物で日焼け対策」を参考にしてください)
ほてりがおさまった後は、できるだけできてしまったメラニン色素を外に出す力をサポートしてあげることが大切です。
「出す力」をサポートしてくれる一番大切なことは便秘やむくみの少ない体にしていくことです。
食べ物で考えると、食物繊維の多く含まれる玄米や雑穀米、サツマイモ、海藻類なども大切になってきます。
美白成分を肌にしっかりいれてあげる
美白成分は大きく3タイプに別れます。
シミを予防する・・・アルブチン、トラネキサム酸
シミを薄くする・・・リノール酸
シミを予防、薄くする・・・ビタミンC誘導体
この中でも、ビタミンC誘導体は皮膚科でも一番使われている成分です。
これらの成分の入った美白成分の入った化粧水や美容液で補ってあげましょう!!
まとめ
美白に日焼けが天敵なのは「シミ」「シワ」を作ってしまうから。
外からはできるだけ紫外線を肌に入れないように、食事や着るもの、日焼け止めクリームを上手に使っていきましょう!!
日焼けによって傷んだ細胞を元気にしたり、たくさん作られたメラニン色素をできるだけ外にだしてあげるために、食事や美白成分入りの化粧品などで補ってあげましょう!!
日焼けの炎症があるときは冷やしますが、そのあとの美白ケアにはからだの冷えは大敵です。冷たいものをとり過ぎないことやゆっくり入浴して体を温めることはとても大切になります。